2020.08.11

夏の花咲く鹿留山へ

B200810a(鹿留山への道すがら)

今年はなんとも長い梅雨でした。おかげでこれから・・・と思っていた山行きが一月以上も空いてしまい、ようやく歩ける天気になったので歩いてきました。結果同じ山になりましたけど(笑)。

今回は前に登った際に気になったお隣の尾根を歩くべく、鹿留山ふたたび。でも少ないながらも夏のお花が思いのほか残っていて、嬉しいというかホッとしたというか、まだまだ楽しみが残っているのを知ったのが収穫でした。

B200810b(登りの尾根、カラマツ植林が続く)

ということで今回も内野から立ノ塚峠みちを辿り、奥まったところから目的の1432m峰の南尾根に取り付きます。

尾根は緩いのでのっけはどこでも歩ける感じ。なので高いところを選びながらせっせと登っていると、今度はしっかりと咲いていたオニノヤガラに出逢えて狂喜してしまいました。まさか、ねえ!なんか幸先いい感じですよ。

B200810c(フシグロセンノウ)

B200810d(オニルリソウ)

ヒノキ植林帯を抜けると、雑木林とカラマツ植林に変わるところは前に歩いたお隣の尾根と同じ感じ。基本曇りも、ときおり日差しが差し込むと緑が一斉に輝いてそれだけで嬉しくなります。

お花は少ないながらもフシグロセンノウ、オトギリソウ、オニルリソウ、アキノタムラソウ、オトギリソウ、ミヤマヤブタバコなどなど。あとシモツケソウがまだいて驚きました。みんな背が低かったけど。そしてマルバダケブキはまだ蕾。

B200810e(時折晴れ間ものぞいていい気分)

B200810f(ミヤマヤブタバコ)

こちらの尾根はピークが低いので急なところも少なく、お花をぼちぼち探しながら登っていけるのがいいですね。ということはここはショートカットとして下りに使えそうだなあ・・・と。

下草がバライチゴからテンニンソウに変わるとさほどの時間もかからずに登山道の通る1432m峰に出てしまいました。着いてみてわかったのは通過が面倒な岩場の下だったこと。まだ山頂まで200m近く残してますからね。

B200810g(さすがに富士は見えませんでした)

B200810h(キンレイカ)

少し休んでから登山道を登りはじめると、やはりここからが岩場のはじまり。面倒だけど登りだからいいか~と思いつつせっせと登っていくと、この辺りが少ないながらもお花の種類の多い区間でした。

岩場の花であるヤハズハハコ、キンレイカ、ウスユキソウ、ママコナ、シモツケソウが途切れず咲いていたのも意外。そして驚いたのがイチヤクソウにミズチドリ、ヤマユリ、シュロソウ、そしてまだ蕾だったけどレンゲショウマもまだ生き残っていたとは!

B200810i(ヤマユリ)

B200810j(レンゲショウマもまだ残っていた!)

岩場ゆえにシカが手を出せず、なんとか生き長らえていたのでしょうね。

ぶっちゃけこれだけシカが増えるとお花はほんとうに期待できないので、ほぼないつもりで歩いていただけにこれは嬉しかった!レンゲショウマなんて山頂付近にいそうだけどやはりというか、今や皆無でしたから。

B200810k(子ノ神の分岐)

B200810l(鹿留山山頂)

登って登って岩場が途切れるとひと登りで子ノ神の分岐。ここはもちろん鹿留山の方へ向かいます。

しかしこちらはほんとうに人が少ない。山頂で休憩してもよかったんだろうけど、のんびりしたかったので北の平地でランチになりました。相変わらず虫は多かったけど、今回はきちんと用意しましたので(笑)。

B200810m(山頂の周囲を散策)

B200810n(ジャコウソウ)

休憩を終えたら、周囲を散策。ほんとうは北の尾根を登り降りする予定でしたが、時間の都合でちょこっとだけ。

山頂付近の樹相をあげるまでもなく、この辺りは狭いながらも素敵な林が残ってますね。こちらもお花は少なかったものの、ジャコウソウはほんとうに久しぶり。バイケイソウもなんとか残っていて匂いを確認できました(笑)。

B200810o(おそらくクマシデか??)

B200810p(帰りしなに見かけたシュロソウ)

十二分に散策したらあとは珍しく来た道をそのまま戻りました。帰り道も新たなお花を発見したりとなかなか楽しい道のり。登りの尾根は下りに使うといろいろ早くて、林相も悪くない。これはかなり使えそうな尾根ですね。

決して花が多いとは言えないけど、この辺りは春から秋までそれなりに楽しめそうですし、ここから忍野の方へ下れば充分お花見にもなる。いろいろ都合もいいので(笑)この辺りはもうちょっとだけ通うことになりそうです。

 

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2020.06.29

若葉から青葉へ変わりゆく鹿留山

B200629a(鹿留山への登りしな)

二週連続で山行くなんてのもかなり久しぶりにような、、、(笑)。行き先はいろいろ迷ったんですけど、お花もちょっと望めそうなのでこの時期に訪れていない鹿留山してみました。

今回は内野から立ノ塚峠みちに入り、途中で左の道に入り尾根に取り付きました。のっけは黒木の植林混じりなものの、いきなり10年ぶりぐらいにオニノヤガラをみかけて狂喜したりとどうやら幸先が良さそうです。

B200629d(ウツギは満開・数も多い)

B200629c(登り尾根は間道?多し)

周囲がカラマツ植林に変わると周囲がパッと明るくなって、ここからが本番。とにもかくにも青葉若葉に覆われた尾根の緑の美しさに驚嘆してしまいます。新緑の時期でも盛夏の時期でもない、今の時期しか見られない瑞々しい緑。

若干蒸し暑く、虫が煩いのですが、この時期になるときれいに晴れ上がるより快適に歩けるのでさほど問題ではありません。

B200629e(カラマツ植林下の花はほぼバライチゴ)

尾根はテンニンソウか、バライチゴやノイバラなどのバラ藪のどちらかが覆う感じで、もちろんテンニンソウの方がいろいろ楽で、どこか深山の雰囲気も漂わせるところも良いですね。

でもバラ藪地帯は足下のバライチゴの花はバンバン咲いているし、お花はほぼ終わりながらサンショウバラもぼちぼち見かけて、歩くのはもちろんしんどいんだけど(笑)これはこれで大いに収穫がありました。

B200629f(アヤメに間に合いました)

まさかアヤメが残っていたとは!

でも野の花は端境期で少なく、ヤマオダマキが一番目立ちました。

B200629g(尾根上部はかなり急で気を遣う)

そんなカラマツ林を抜けると尾根は傾斜を増し、露岩も出てきてこの辺りがこの尾根の核心部でしょう。

いろいろルートはありそうですが、自分は色気を(お花のね)だしすぎて大きく捲いてしまい、かなり時間がかかってしまいました。

B200629h(ヤマツツジ・そろそろおしまい)

B200629i(鹿留山頂稜のひとコマ)

登って登ってようやく稜線に上がると、すぐ先が子ノ神の分岐。ですが、お昼の場所を探さなければいけないので、周囲を散策しながら鹿留山を目指します。

↑↑ここが今回の収穫でしょうか、林の美しさもさることながら、ひさしぶりにミヤママタタビの花も見られてラッキーでした。

B200629j(鹿留山山頂)

B200629k(この辺りも見事)

結局山頂を過ぎた先にいい場所を見つけてランチ。ブナの大木が林立する素敵なところでしたが、ランチ中が一番虫のヒドかった時間でもあり(笑)しかも半袖だったので久しぶりにかなり食われてしまいましたよ。

この日はハッカ油だけではなくディートの虫除けも持ってくるべきでした。北国ならもちろん持参するんですけど、近場だと思って完全にナメてました、、、。

B200629l(サンショウバラは鹿留山頂付近で満開)

そんな環境でもさっさと済ませるのではなく、一時間ぐらいいたのはやっぱり魅力的なところだったわけで、この辺りは枝尾根もくまなく歩かないといけませんね。

ランチを終えたら来た道を戻り、途中でチェックしていたサンショウバラを見に寄ってみると、この標高で満開。数は少ないもののそれなりに咲いていて、今年は十二分に堪能させていただきました。

B200629m(ウスユキソウ)

B200629n(午後になっても富士が拝めました)

分岐からは立ノ塚峠への登山道に入ります。この道を下るのはおそらく20年近くぶりだと思うけど、こんなに急で歩きづらかったっけ?

お花はこの登山道の方が多く、ウスユキソウやコキンレイカ、ヤマオダマキなど夏の花が咲き始めて、もう少し経つとこの辺りも華やいでくると思います。

B200629o(鹿留山方面を振り返る)

B200629p(立ノ塚峠への下りしな)

途中に開けた場所があったことも完全に忘れており、思いもかけず富士を拝むこともでき、山行きで見られるものはすべて見ることができました。立ノ塚峠からのもと林道とおぼしき峠道も周囲の林相が案外よろしく、サンショウバラもちょこっと見られて見直したというか、前歩いたときはいったいなにを見てたんだろう、、、と。

今回も短めのコースではありましたが、なんか久しぶりに山歩きらしい山歩きができたなあと。自分にはこういう要素があった方がより楽しめると改めて感じた山行きでした。とはいえこれから暑くなるのでヤブの多いところはアレなんですけどね(笑)。

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2020.06.22

サンショウバラをたずねて三国山稜へ

B200622a(サンショウバラ・アザミ平~大洞山間で満開)

まさか三ヶ月も空くとは当初は想像もしてなかったけど、ようやく県境を越えた移動ができるようになって久しぶりに歩いてきました!

お目当てはサンショウバラ。当初予定していたコースは自分のミスで朝のはよから予定変更を余儀なくされ、行き先を三国山稜に変えてみたのですが、アプローチでの運休が相次いで籠坂峠からの歩き出しが10時過ぎという、、、(笑)。

B200622b(みどりの中の一本道のよう)

でも短いコースなので遅くてもさほど問題はありません。でも遅れている間に山はすっかりガスに覆われ、ひんやりするぐらい。でも歩くにはこれぐらいの方がいいでしょう。

みどりに覆われた一本道をマスクなしで歩ける喜びと言ったら、、、もうっ!

B200622c(砂礫の道が富士山間近の山って感じですね)

B200622d(ヤマボウシ)

足下は土というよりまだ砂礫でこれも富士山間近の山らしくて新鮮です。足にも優しいですし、湿っても泥だらけにいならないし。

今回ミスったのは掠れかけた岩田さんの道標があったところが立山(たちやま)への分岐だったこと。道標旧くて読みづらかったのでろくに見ないでそのまま左へ直進したら、アザミ平に出てしまいました。

B200622e(アザミ平附近・花は少ない)

B200622f(マメグミ)

これで晴れていれば立山へ登り返したんでしょうけど、この天気ですから早々に諦めて稜線を西へ向かいました。

アザミ平の辺りは広い草原がぼちぼち。でもお花は少なく、盛夏でも今はシカのお好きでない花しか咲かないように見えます。

B200622g(林の緑が美しい)

アザミ平を過ぎると、じきにお目当てのサンショウバラが出てきました。ピンクの大ぶりな花遠目からでもはやっぱり目立ちますね。この辺りで満開やや過ぎた辺りでした。規模は小さいものの御坂と比べれば十二分に楽しめるレベルです。

でも標高の高いこの辺りで満開過ぎとなると、ここより低い鉄砲木の辺りはちょっとマズそうかも??

B200622h(角取神社の奥社へも降りてみました)

角取神社の奥社へも寄って参拝しました。縦走路から3分ほど下った、大岩のたもとに三つの祠。

これらは新旧なのか?おのおの別の神さまを祀ってあるのか?どちらなのでしょうね。

B200622i(ツルシロカネソウ)

B200622j(ブナとオオイタヤメイゲツが目立つ)

縦走路をなおも北へ向かうと、徐々に立派なブナが目につくようにになってきます。

もちろんそんなブナ達もここのは若くて見事なのですが、カエデがほぼオオイタヤメイゲツなんですね。自分が秩父山地で見るのは標高1300m以上なので、この辺りのは下限も下限。それでもこれだけ多いのは地質的なものなのでしょうか?

B200622k(バイケイソウは多い)

バイケイソウはシカさんが食べないので多いのでしょうね。

そおいやコバイケイソウはなかなかの臭いを放ちますが、バイケイソウは花の匂いを嗅いだことがないことに気がつきました。これだけいると逆に興味がわいてきますね。

B200622l(草原に出たら鉄砲木ノ頭は近い)

県道が横切る三国峠は道も駐車場も新しくなって立派になりました。駐車場はかなり広そうなので、ここから鉄砲木ノ頭へでも登ってもらう魂胆なのでしょうかね?

ここからは今までの樹林帯から一変、明るい草原というかススキ原の脇を登っていくようになります。

B200622m(ウツギ)

B200622n(山頂付近のサンショウバラは盛りを過ぎていた)

山頂が徐々に近づいていてくると、ここでようやくサンショウバラとの再開。この季節にはじめて歩いてみて、ここはサンショウバラが多い山なんだってようやくわかりましたよ!

予想通り花の盛りは過ぎていましたけど、蕾も残っていてまだまだ楽しめる状態でした。バラ藪を避けつつ周囲を散策してお花見を楽しんだら、鉄砲木ノ頭の山頂で遅めのランチ。

B200622o(富士も歩いてきた三国山稜もガスの中)

展望はこんな感じでぼんやり。予定では切通峠まで足を延ばすつもりでしたが、天気は今ひとつだし、サンショウバラももう十二分に楽しめたので、この日はここで切り上げて平野へ下りました。

んで平野に着いて帰りのバスでも予約しようと電話したら全便運休って聞いてないよっ!まぁ河口湖行きのバスが何時間待ちでなくあったので助かりましたが、コレって当初の予定通りに歩ききって平野へ戻ったら途方に暮れちゃうヤツですよ。結局ルートを変更したのも、切り上げて下山したもの大正解だったのでした。正直このご時世ナメてました、、、。

 

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2020.03.21

東丹沢に咲く花をもとめて(鐘ヶ岳~不動尻)

B2003200a(不動尻のミツマタ・満開でした)

大山界隈を歩くなんておそらく十数年ぶりのことじゃないかなあ、、、。

ということで先週(03/15)は東丹沢に咲くお花を求めて鐘ヶ岳から不動尻、谷太郎林道を煤ヶ谷起点の周回コースを組んでのんびりとあるいてきました。

B2003200b(△291.5mより・経ヶ岳・仏果山方面)

今回は清川村役場に併設?されている道の駅からのスタート。さっそく鐘ヶ岳の北尾根に取り付くもどうやら正しくなかったようで(笑)それをなんとかこなして北尾根上に上がると、尾根上には普通に明瞭な道が通っていました。

道はどうやら水源管理の一環のよう??でほぼ登山道のようで極めて歩きやすく、一カ所だけ道標もありました。歩き出しはきれいに晴れて暑いぐらい。

B2003200c(キブシ)

尾根は基本植林に雑木林が混ざる感じ。照葉樹が多いのはやはり温暖で海に近いからでしょう。自分にはなかなか新鮮に映ります。春の木の花も咲き始めて、キブシ、ダンコウバイ、アブラチャン、ミヤマシキミにシキミも多いというか大木もあって驚きました。

B2003200d(鐘ヶ岳北の鞍部は「峠」のよう)

鐘ヶ岳北の鞍部は立派な大木が林立し、広がりのある実に峠らしい雰囲気。実際七沢と谷太郎沢を結ぶ道も越えてるし、ここはなんとか峠って名前がついてそうな気がするのですが、、、。

B2003200e(霰降りしきる中、ぐずぐずの急登が続く)

歩きだしは晴れていたのに、標高を上げるにつれて雲がかかり、ガスっぽくなって、とうとう・・・と思ったらなんか音が違うぞ?

そう降っているのは雨じゃなくて霰でした。一時はかなりの勢いで降っていて、霰が降る音もシェルに当たる感触も却って気持ちいいぐらい。近年は特に天気を選んで歩いているので、これはこれで楽しく貴重な経験でした。

B2003200f(シキミ・一瞬、、、に見間違えた)

B2003200g(鐘ヶ岳につく頃には雨に変わっていた)

そんな霰も徐々に雨に変わるとポンと鐘ヶ岳の山頂に飛び出して、ここからは登山道。ハイカーがぼちぼち上がってきます。いちおうここも山城だったようですね。南側に置かれた、どこかひょろが長いお不動さまが印象的。

休んだんだか雨具の準備をしたんだか、あまり休んだ気もしないまま、尾根を西へ下ります。そうそうこの尾根って辿ると大山へ繋がるのですね。

B2003200h(さすが丹沢の山・江ノ島が見える)

下りしな、開けたところから海が見えるのは「丹沢だあ」と思ってしまいます。

B2003200i(ダンコウバイ)

広沢寺の分岐に着いたら、南の広沢寺方面ではなくここから北へ下るのですが、遠回りであるはずのこちらの方に「広沢寺への楽々コース」って書かれれてあった理由を知りたい(笑)。

なので北へ降りれば誰もいないだろうと思っていたのに、ハイカーが続々と上がってきたのはまあわかります。でも林道に降り立ったらあまたの軽装のハイカーが林道を行き来していたのには驚きました。というかこんな所になんでこんなに人がいるのか訳がわからず、お腹も減ったのでとりあえず不動尻へ向かうと

B2003200j(林道は早春の花が花盛り)

B2003200k(ハルユキノシタ)

この林道脇が春の木の花の花盛りでした。ダンコウバイにキブシ、オオバヤシャブシ、フサザクラはほんとうに多いですねえ。そしてもうマメザクラも一部咲き始めていました。低木の芽吹きもはじまり、とても三月半ばとは思えない感じ。

そして山側の湿った斜面にはハルユキノシタの葉っぱがびっしり。でも花はさすがに咲いてないだろうと思っていたら、これも一部咲き始めてラッキーでした。

B2003200l(ハナネコノメ・盛りすぎか)

B2003200m(お初にお目にかかったムカゴネコノメソウ)

そして今年初のハナネコノメにも逢えてホッとしていると、その近くにいたのがムカゴネコノメソウ。今回のお目当てだったのでわかりましたけど、気がないとツルネコノメソウと早合点しそうな感じですね。ぱっと見。

B2003200n(不動尻・人の多さに驚いた)

じきに不動尻に着いて、そこで人の多い理由がわかりました。みんなミツマタ目当てで七沢から来ていたのですね!

植林下に満開のミツマタが咲き乱れる光景をみるのもほんとうに久しぶり。たしかにここのミツマタは量が多く見事です。札掛の辺りもかなり多くてそちらと似てますね。そしてここは昔から花期はこんなに人が多かったのでしょうか、、、。

B2003200o(ミツマタも花盛り)

B2003200p(はるか下まで花が咲いている)

なんとか人のいない場所を見つけてランチにした後は周囲を散策。この辺りもネコノメさんが多いもののハナとムカゴ?のみ?かなあ。

それからミツマタ畑をつづら折れに上がっている道を辿ってみると、これが登っても登っても満開のミツマタが延々とみられるというまさにミツマタトレイル!ミツマタの花見をこれでもかと楽しんで楽しんで、いい加減飽きた頃、不動尻からの唐沢峠へ上がる登山道と合流しました。ここはこういう周回コースが組めるのか。

B2003200q(谷太郎沢はフサザクラばかりで驚いた)

B2003200r(ここは人によっては徒渉かも)

不動尻に戻るともとキャンプ場?の広場も人がまばらになっていて、そのまま来た道を戻り、谷太郎沢の登山道を下ります。

沢沿いの道なので昨秋の台風の影響が気になってましたが(宮ヶ瀬や城山が満杯になって放流したぐらいなので)、道も沢もさほど荒れている感じではなく、倒木累々な奥多摩辺りと比べると印象が違います。

B200320(総じて奥多摩より荒れていない印象でした)

バスの時間を気にしないで良いこともあったんですけど、休憩がてら途中の川原でしばらくボーっとするひとときも、この時期らしい楽しみ。これでPがもう少し近ければ言うことなしなんだけどなあ・・・と贅沢なことを思いつつ帰路についたのでした。
 
・・・・・☆
 
◆ 2020.03.15 (Sun)   晴~霰~雨~曇~晴
道の駅清川 07:30- 鐘ヶ岳 10:30/10:40- 林道に出る 11:25- 不動尻 12:00/13:00-(ミツマタ散策)- 不動尻 14:20- 谷太郎林道終点 15:45- 道の駅清川 16:35

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2019.11.23

紅葉と終わりかけの花を探す杓子山

B191122a(杓子山山頂)

さて先の週末は5月以来の杓子山。諸般の事情により前半はぺたぺた、、、(笑)。後半は高座山経由で直下の草原のお花見?をかねてのんびり下ってきました。

紅葉は麓の吉田や忍野でもすでに見頃。となればそれより上は基本的には盛りを過ぎていて、こちらもカエデの紅がおしなべてよろしくありません。それでもカラマツが案外綺麗でそれなりに楽しめましたヨ。

B191122b(なんの山だっけ?)

B191122c(カラマツは思いのほか綺麗でした)

B191122d(トリカブトの実)

B191122e(ここまで上がるとほぼ落葉)

B191122f(上部は急で、少々藪っぽい)

B191122g(杓子山より・聖から甲斐駒まで南ア全山が並ぶ)

ということで杓子山に上がると、家族連れが多く山頂は埋まっており、事前にランチを済ませたのは正解でした。雲は出てましてけど展望は抜群で、聖から甲斐駒まで南ア全山を一望できるのもこれからの時期の楽しみですね。でも正面の富士もそうだけど雪が少ない。というか今年はこの時期まで紅葉が保っているわけだからそりゃそうか。

周囲の展望を心ゆくまで楽しんだら、5月にも歩いた倉見山への稜線に惹かれてしまう想いを断ち(笑)今回は素直に南の登山道を下ります。

B191122h(イタヤカエデ)

B191122i(イロハモミジ)

高座山への道を歩くのは何年ぶりでしょうか。直下の恐ろしくし滑りやすい箇所に階段がついたのは助かるけど、人が多いところ故にすでにその階段が崩れかけてる・・・(笑)その急な箇所を降りきればあとは歩きやすくなり、徐々に現れてくる紅葉を愛でながらゆるゆる下れます。

綺麗に紅くなったのはオオモミジかと思ったらもうイロハだった(笑)。今年はメグスリノキもまだ見てないよ、、、。

B191122j(岩コブとギャップが続く辺り・富士の手前が高座山)

山頂直下の下りを通過すればあとはのんびり下れるかと思い込んでいたら、こういう所ありましたね!忘れてました。

見た目ほどしんどくはないけど、展望も利くし、良いアクセントですね。

B191122k(コナラ)

B191122l(高座山直下より草原を見下ろす)

そんな岩コブの3つめが高座山で、今回なんでこっちへ下ったかというと、直下の草原のお花の様子を見たかったから。

まぁリンドウはいるだろうけど、今年なら他の花も残っているかも・・・と淡い期待をもって草原のお散歩をはじめてみると

B191122m(残るお花はリンドウのみ)

さすがにリンドウはたくさんいました!嬉しくなっちゃいますね。終いの花とは思えない優美な花。とはいえもう時期が時期なので蕾のまま枯れていたのも多かったし、お花自体は見られてもこの週末までかと思われます。

B191122n(晩秋の光の色合いが好きですねえ)

B191122o(タカトウダイ)

出だしにリンドウが見つかったので期待は高まったけど、他は終わりかけのヤクシソウぐらいで、この草原でもさすがにお花はもうお終いって感じでした。

でも雲一つない空のもとススキの穂がなびく草原では、↑↑タカトウダイのように綺麗に色づいた草も多く、花は少なくても楽しい道のりです。

B191122p(キモチ良いですねえ)

草原を逆Z形に歩いて一時間ほどかな?草原からちょうど紅葉見頃になった雑木林に変わると、すぐ先が鳥居地峠。今はトレランコースと称してその先の稜線も登山道?になっているようですが、ぺたぺたした前半で充分楽しんだので(笑)おとなしく忍野へ下りました。

B191122q(紅葉は鳥居地峠付近で盛り)

でもでもその忍野への下り道の紅葉がなかなかに綺麗で、これは稜線伝いに歩いた方が良かったかなあ・・・と気がついても後の祭り。とはいえもう日は傾いているので、今日はこれぐらいがちょうど良いのでしょうと思い直したのでした。

・・・・・☆
  
◆ 2019.11.17 (Sun)   晴 時々 曇
杓子山 12:10- 高座山 13:05- 鳥居地峠 14:20- 忍野村役場 14:45


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2019.05.12

杓子山からの歩き出しで・・・

B190512a(杓子山山頂)

今回は諸般の事情により杓子山からのスタートです。しかも15時前とか・・・(笑)。杓子山って調べてみたら丸6年ぶりでした。忍野の草原はぼちぼち訪れているので、そんなにあいているとは思ってもいなかったんですけど。。。

ということでGWの後半はに久しぶりに杓子山を訪れたので、これまたかなり久しぶりに倉見山へ繋がる北の尾根を辿り、長らく放置していた堂尾尾根を下って寿駅に出ました。

B190512b (北尾根・下りだしは自然林もある)

B190512c (岩場の箇所はさすがに気を遣う)

杓子山北の尾根を歩くのははなんと18年ぶりのこと。その間に道標が設置され、今はパノラマコースと名付けられるまでに至っております。日の長い時期とはいえ、15時あたりに距離の長い北尾根を歩くこと自体、少々宜しくないのですが。。。

上部の自然林を抜けると、いきなり露岩の急降下を交えます。一応登山道として整備されているので、藪は刈られて歩きやすくはなっていますが、それでも急なことには変わりないですので慎重に。その露岩にいるイワカガミの花芽が少ないのが少々気になります。

B190512d (ミツバツツジ)

B190512e (下るにつれて緑が増えてくる)

その露岩帯をなんとかこなしても、急降下が続くのがこちらのしんどいところ。しかも1292m峰への登り返しもあるので、そこそこタフなコースです。

そおいえば1292m峰への登り返す前に向原への道が分かれていて、これは自分が歩いたときにはなかった道。エアリアにも載ってない?し、この道も気になります。

B190512f (相定ヶ峰へ登り返さなければいけない)

B190512g (登りしなより、杓子山と降りてきた尾根が望める)

降りるにつれて木々の新緑が見事になっていく様子は、本当に見事で元気が出ます。道が急な分、若干不明瞭な箇所もあったりしますが、初心者でなければ判断もつけられるでしょう。

でも下りと決めたときの登り返しは本当にしんどい。。。こちらを下るときは余裕を持って行きましょうね・・・って自分で言うのもなんか変な話ですけど(笑)。

B190512h (相定ヶ峰山頂・道標ができていた)

B190512i (時間切れにより、クマガイソウは断念しました)

相定ヶ峰も道標が設置されていて、時の流れを感じますね。今回は未踏だった西の堂尾尾根を下ったのですが、こちらも放置している間に整備されて、今は立派な登山道になってます。

↑↑の分岐に着いたのは16:45。さすがにこの時間では今が盛りのクマガイソウは断念せざるを得ません。おとなしく直進して富士見台へ向かいました。

B190512j (イカリソウもかなり久しぶり)

B190512k(富士見台より)

富士見台に着く頃にはずっと富士にまとわりついていた雲もとれて、ちょっと嬉しくなっちゃいます。不思議だよね。富士って本当に見飽きない。というかその姿を見るだけで納得してしまうのはなんなんだろう??めちゃくちゃローカルな存在のはずなのに、日本一説得力のある存在。ゆえに日本一のランドマークと言い切っても異論は少ないでしょう。そんなことを改めて、しみじみと思いながら寿駅へ向かったのでした。

 
・・・・・☆
  
◆ 2019.05.05 (Sun)   晴
杓子山 14:40- 1292m峰 15:20/15:40- 向原峠 15:50- 相定ヶ峰 16:10- 富士見台 16:50- 寿駅 17:10

 

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2019.04.14

見どころいっぱい石砂山

B190414a(牧馬大滝に虹がかかる)

この時期の山はお花の咲きぐあいに左右されてしまい、けっこう迷うもの。今回は久しぶりにギフチョウ狙いで、いまだ未踏だった東尾根を絡めて石砂(いしざれ)山を歩いてきました。

三ヶ木からのバスに乗るのもかなり久しぶり。とはいえ今はR413の不通でバスは平丸までのようだけど、今回は青野原で降りるので無問題です。その割にハイカーが多かったのはさすが丹沢!といったところでしょうか。

B190414b(道志川のほとりに降りて、あの釣橋を渡ります)

西丹沢通いで乗り慣れたこのバスも、青野原で降りるのははじめて。ここから道志川のほとりの降りるのもはじめてで、ほとりはキャンプ場になってるんですね。桜も満開でキャンプ場は大盛況。ここでのんびりボーっとキャンプするのも良さそうな、好ましい場所でした。

そのキャンプ場の間にかかる立派な釣橋で道志川を渡り、しばらく登ったところから左手の沢に降り、東尾根に取り付く・・・のではなく、まずは伏流となった沢を行き、牧馬(まきめ)大滝へ向かいます。

B190414c(石砂山東尾根上にあがったところ)

沢はじきに水流が現れますが山靴でも行けるレベルで、途中のナメ滝にはロープが張られています。おおよそ30分ほどで大滝に到着しましたがこれが想像以上に立派な滝!15mはあるのかな?その上、滝に虹が架かって、しかも虹が「全く消えない」という素敵なおまけもついて、ほんとうにラッキーでした。

そんな様子に長居をしてしまい、それから戻って、適当なところから東尾根に取り付きました。

B190414d(フデリンドウ)

B190414e(道中、タチツボスミレが群れ咲いていた)

尾根上はすでに芽吹きが始まり、周囲がふわっとしたような柔らかい感じの雑木林の様子にワクワクしてきます。これから新緑あたりにかけて命のエナジーがあふれる(本当に!)一年で一番いい季節。というか、もうなんべんも云ってますが(笑)この時期は山を歩くだけで元気になれる、自分が一番好きな季節です。

お花もぼちぼち咲き始めていて、タチツボスミレもようやくまともに見られました。というかすでに群れて咲いていて、道中を彩ってました。

B190414f(ギフチョウがこんなに普通に飛んでるなんて!)

B190414g(このあたりは淡い芽吹き)

406m峰に上がった辺りで、蝶が飛んでいたのでなんだろう?と思いつつ、うまいこと蝶をカメラに収めると、なんとギフチョウ!なにこのあっさり見つかる感じは?(笑)こちとらギフ狙いで初回は外して、お次は気温が急降下してくれたおかげで奇跡的に一頭だけ撮れただけなのに。。。

しかもこの先、日向では普通に飛び交っていて、その普通さに笑ってしまいました。ちなみに山頂で話を聞いた事情通さんによると、晴れていることと午前中、というのがギフチョウに逢える条件らしいです。

B190414h(ヤマツツジも咲き始めていた)

B190414i(ミツバツツジは見事でした)

ミツバツツジもヤマツツジも咲き始めていて、特にミツバツツジはなかなか見事な咲きっぷり。今シーズンは期待できそうですよ。

こんな感じで、ほかのツツジも続いてくれると嬉しいんですけどね。

B190414j(最後の登りを前にして)

B190414k(ウグイスカグラ)

東尾根は基本雑木林の尾根ですが、中間に植林帯があって、それを抜けるとギフチョウも再び飛び交うようになって、最後の登りにさしかかります。

ここは急ですが、芽吹きの林を愛でながら登っているとあんがいすいすい行けて、石砂山の山頂(東峰)に飛び出しました。が、お昼時なのに人が少ないのにビックリ。事情通の認識的にはギフの時期は過ぎたと云うことなのでしょうか?以前ギフの時期に訪れたときは大混雑していたのでなおさらです。

B190414l(ヒトリシズカ)

B190414m(石砂山西峰から東峰をのぞむ)

それでもランチは登山等から外れた西峰でとりました。やっぱり静かな方がのんびりできますねえ。

こっちは誰も来ないだろうと思い込んでいたら、片付けをしている間に団体さんが通り過ぎて冷や汗。あぶなかったあ。。。

B190414n(川上ドッケ<499m峰>へのくだりしな)

B190414o(昨年の台風の爪痕か?倒木が多い)

ランチを終えたら、西峰からそのまま北尾根を下ります。こちらも一部急降下があって気を遣いましたが、雑木林が多くて快適に歩けて楽しい道のり。

祠の建つ川上ドッケからは未踏の右の尾根を下り出すと、ここから突然倒木が増えたのは驚きで、おそらく去年の台風の影響なんだろうけど、いままで歩いた箇所とどこに違いがあるのだろう??

B190414p(尾根下部は伐採されて、鉢岡山が丸見え)

B190414q(篠原の大石神社・舞台が回転する)

尾根の末端部は伐採されて周囲が丸見え。その名の通りの鉢岡山を望みつつ、末端近くで主尾根を離れて神社マークの尾根を下ると、うまいこと篠原に降り立ちました。あとはそのまま帰途につくのではなく、集落にある大石神社に寄ってみると、

本殿の前にある拝殿が舞台になっていて、しかも舞台が回転する廻り舞台!かつてはここで村歌舞伎が行われていたとのこと。偶然にも舞台が回るところ見られたのもラッキーでした。

B190414r(またまた渡しに乗ったのでした)

んで、最後は相模湖の渡しにも乗って、この日は偶然が重なったとはいえ最初から最後まで見どころばかりの一日。こんな日も珍しいというか、石砂山でこんなに見どころがあったんだなあ、としみじみ。でもねえ、この渡しは本当に気持ちいいから、ちょっと高いけど本当におすすめです。対岸の観光施設の昭和っぷりも今となっては見どころでしょう!(笑)

 
・・・・・☆
   
◆ 2019.04.07 (Sun)  晴
三ヶ木 06:55→ 青野原 07:05- キャンプ場 07:15/07:35- 牧馬大滝 08:15/08:35- 尾根取付 09:00- 尾根上 09:30- 石砂山 12:10- 西峰 12:30/13:30- 川上ドッケ(499m峰)13:55- 大石神社 14:55

 

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2019.04.10

巨樹に導かれた坂戸沢

B190410a(坂戸沢のひとコマ)

今年の春は不思議と??ちょこちょこお山に入っていますねえ。

この日(03/31)は午後から所用があったので12時リミットの山。ということで以前はっぴーさん(記事はこちら)に教えてもらった鳥屋鐘沢のカツラの巨樹でも見に行こうかと、一月ぶりに訪れた本間橋から歩き出したのですが。。。

B190410b (フサザクラ・本間橋周辺で満開)

B190410c (この二俣の中間の尾根にとりついた)

天気は回復の予報が出ているにもかかわらず、歩き出しは無情のガス。でも山中は鳥の鳴き声が響いて回復しそう?な?雰囲気です。とりあえず坂戸沢沿いにゆるゆる歩いて、30分ほど歩いたところで出た明瞭な二俣を最奥の二俣と思って、中間の尾根を登りました。

急な尾根を登って登って稜線に出ると、稜線もガスガスで周囲もよくわかりません。そこからひと下りでヌタノ丸との分岐のはずなので、ここで尾根を下りはじめると、あれあれ??なんか変だぞー。

B190410d (この辺りに上がり)

B190410e (725m峰)

尾根の向きも変だしなにより早戸川の音が聞こえてきて、あーこれは725m峰へ下っているかもーと気がついた時にはすでに725m峰まで下ってました(笑)。あーあ。。。

この日のリミットは12時なので、このまま登り返してヌタノ丸へ向かうには時間的にかなりしんどくなります。なのでとりあえず分岐は確認しましょうと来た道を登り返したのですが、ここで巨樹の影が見えるので寄ってみません?といわれたので、とりあえず寄ってみると・・・

B190410f (これは・・・)

B190410g (圧倒的な存在感)

これがこれが想像以上の風格を持った巨樹で驚きました。幹周り5mほど。すぐ上で二手に分かれた幹も3m級で、この形を見るとまずはミズナラが浮かぶんだけど枝振りが明らかに違う。

ならばケヤキかもと思うも、落ちずに残っている枯れた葉が全縁なのでブナと判断するのは早計で、

B190410h (樹皮で一目瞭然)

ここはアテになることが意外に少ない樹皮を確認するとイヌブナでした。とするとこれは相当の稀品ですよ!

もともとイヌブナは根元からひこばえのように枝分かれするのが大半で、主幹が太く育つこと自体が稀。なので巨樹クラスのイヌブナ自体が稀なのです。

T_p1000065 (お目にかかれて光栄です)

B190410j(ここが直登路との分岐だったとは!)

おかげで敗色濃厚な雰囲気が一変。これがあるから山歩きはやめられない!!巨樹の存在感に身震いしながらも心ゆくまで共にしたら、興奮覚めやらぬ中、本間橋へ向かったのでした。

 
・・・・・☆
   
◆ 2019.03.31 (Sun)   霧
本間橋 07:30- 二俣 08:00/08:10- 稜線 08:50/09:00- 725m峰 09:35- イヌブナ巨樹 10:05/10:30- 下降点 10:45- 本間橋 11:10

 

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2019.02.22

本間沢を挟む尾根をぐるりと繞る

B190221a
(無名ノ頭北西尾根上部のひとコマ)

早戸川も気がつけば丸6年ぶりだったとは・・・。一月ぶりの山歩きは本間ノ頭を早戸川側から未踏の尾根を絡めた周回コースを組んでのんびりと歩いてきました。

しかし2月だというのに早戸川の奥の丹沢観光センターまで車で悠々は入れてしまうのはありがたいのだけど、雪が一切見当たらないのは少々妙な感じ。駐車スペースにはハイカーの車もぼちぼち止まってて、みなさん蛭ヶ岳あたりへ行かれているのでしょうかね?

B190221b
(780m峰は植林下の平頂)

自分が市原新道歩いたのは「花のひかり」を始める前だったなあと思いつつ、今回の登路は目の前の本間沢の右側にせり上がる無名ノ頭の北西尾根。準備を終えたらさっそく尾根ににとりつきます。

いきなり急登が続くのは急峻な早戸川周辺らしい。じきに植林に入って、広い平頂の780m峰はそんな植林下の緩やかなピークでした。

B190221c
(植林はじきに抜け、二次林に)

B190221d
(蛭ヶ岳と中ノ沢を巡る山稜が懐かしい)

これまた丹沢らしく、途中のナギからは丹沢の高峰が一望できて、うれしいやら懐かしいやら。

左は白馬尾根、右は市原新道の通る蛭ガ尾根でしたよね?市原新道は今歩いたらどう見えるのか興味があります。まぁ初訪時にしてすでにウラジロモミの巨樹がかなり立ち枯れていた記憶があるんですけど。。。

B190221e
(立派なブナも散見されるようになって・・・)

標高を上げると立派なシロヤシオがぼちぼち出てきて、花期の様子を想像してしまいます。ブナもなかなか立派なのをちらほら見かけますし、なにより二次林ゆえに樹勢が確かなのも心強いです。

B190221f
(左から丹沢山・不動ノ峰・鬼ヶ岩ノ頭)

早戸川の上流域で言ったら、大滝新道が未踏なので歩きたいですねえ。なので早戸大滝にもまだお目にかかってないのです。

B190221g
(大きさもさることながらくっついたような あがりこ)

B190221h
(縦走路・雪は多くてもこの程度)

例によってのんびり歩いていたせいで、稜線の無名ノ頭に上がったところでちょうどお昼時。曇ってしまうのが怖かったので、山頂でランチにしたのは結果正解でした。

ランチを終える頃にはまた曇ってきて、本間ノ頭までの短い稜線歩きはどこか寒々しい。ただこちらも雪は少なく、多くて↑↑この程度。。。

B190221i
(本間ノ頭北西尾根・境界尾根との分岐までは尾根が広い)

本間ノ頭に着いたら、今回は北へ延びる北西尾根に分け入ります。右へ境界尾根を分けるまでは尾根が広く、二重山稜状のちょっとゆるゆる歩けるところ。

じきに右へ境界尾根を分けると、道は左の崩壊地を大きく巻いて、再び尾根に復帰してからしばらくがこの尾根のハイライトともいえる気持ちのよいところではないでしょうか。

B190221j
(こちらも基本は二次林)

B190221k
(一瞬の晴れ間を捉え損ねたか・笑)

周囲にはブナやシナノキの大木も散見され、そんな尾根のよいところで大半が曇っていたのは残念でしたが、それでも尾根の様子がわかったのは大収穫。

でもそんな気持ちよさに、危うくヌタノ丸の方へ引き込まれそうになってしまいました。

B190221l
(株はひたすらに急でした・・・)

その分岐点から先は急降下が続いて、滑って滑って大変でした。道もかなり交錯しているので、基本尾根伝いに下るのが無難でしょう。

それにしても途中で左の急斜面へ下って行ったマーキング付きの踏み跡は、そのまま本当に下まで下れるのでしょうかねえ。。。(笑)

B190221m
(もとの丹沢観光センター・初めて見ました)

植林帯に入ると傾斜も緩くなり、じきに丹沢観光センターの建物に飛び出しました。

今は魚止の森の家というようですが、下を何度か通りがかったことはあるものの、建物を見るのは初めてだったので感慨深かったです。ここにしろユーシンにしろ、泊まれるようにしえもられると個人的には大変うれしいのですが、まぁ利用者がいるかといえば・・・そう多くないでしょうからねえ。

とはいえ久しぶりの早戸川は本当に楽しかった。次は奥へ入りたいし、最低でも大滝新道と市原新道の再訪はできたらなあ、と思ってます。
 
・・・・・☆
   
◆ 2019.02.17 (Sun)   曇 後 晴
魚止の森の家(丹沢観光センター)08:15-780m峰 09:00- 無名ノ頭 11:50/13:00- 本間ノ頭 13:10- ヌタノ丸との分岐 14:00-魚止の森の家 15:20
 

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2018.03.24

雑木林が快い日連アルプスを歩く

B180324a
(金剛神社への参道でもある、金剛山の登山口)

しっかし自分で言うのもなんだけど、短いながらもこうも山行きが続くのは本当に珍しい(笑)。ということで先週の土曜(03/17)は藤野の低山、日連アルプスを歩いてきました。

今回はさすがに遅出で藤野駅を11時にスタート。いつか寄りたいと思っていた東尾垂の湯が休業していたのがショックでしたけど、天気は上々で暖かく、まず登山口の金剛山BSまでてくてく県道歩きです。

B180324b
(金剛山までは丁目石がご案内)

登山口は金剛山神社の参道になっているお陰で鳥居が立っており、見落とす心配はなさそう。さっそく一礼して登山道に入ります。

道は参道になっていることもあって緩やかに歩きやすくつけられていて、歩きやすいです。そしてなにより良いのが全くないとは言わないけど植林の少なさ。前の棒ノ嶺の時は大変だった花粉症の人間には有り難いことこの上ないですよ。

B180324c
(キブシ・咲き始め)

B180324d
(金剛山山頂・金剛神社が置かれている)

道中は丁目石があったり、テーブルベンチもあったりして、休憩にも困らないと至れり尽くせり。のんびり歩いて休憩も交えて、30分程で近藤さんの山頂に上がりました。

植林に被われて少々暗い山頂の脇には金剛神社があり、まずは参拝。でもその奥に明るい広いスペースがあるので休憩には困らないでしょうね。

B180324e
(峰は西から北側が開けたピーク)

雑木林の明るい稜線をいろいろ寄り道しながら、ひと歩きで着く峰は明るく開けた山頂だったのですね!

ここも休憩に良さそうだけど、先客さんがいたので先の杉峠へ下ります。

B180324f
(杉峠)

B180324g
(こちらも雑木林が多い)

ひと下りで峠らしい雰囲気のある杉峠に降り立ったら、お次はピストンになってしまいますが、初めてですし、南の鉢岡山へ寄ってみました。

こちらも明るい快い道で快適に歩けたんですけど、ただ山頂が植林下のアンテナピークで休む場所すらままならないのがアレですねえ。。。藤井本の頃からするとここはかなり変わっているのでしょうね。

B180324h
(鉢岡山山頂)

B180324i
(ダンコウバイ・盛り)

ということですぐにきびすを返して、来た道を戻って杉峠へ。そして峠から改めて稜線を東へ行きます。

こちらも植林少なめの雑木林の稜線で、これから新緑にかけてが良さそうなコースです。

B180324j
(植林が少なくて本当に助かる!!)

お花もタチツボスミレが咲き始め、ダンコウバイは満開。花つきもよく、そして数年ぶりにウグイスカグラにも逢えて気分は上々ですよ。

稜線は相変わらず素敵な雑木林が続いて、その雰囲気を愉しむようにゆるゆる歩けます。しっかしこんな好コースを今まで歩いてなかっただなんて・・・なんというアホっぷり(笑)。いやホントですよ!

B180324k
(ウグイスカグラ)

ロープの張られた急降下をこなすと、かなり歴史のありそうな巻道に出て、あとは藤野駅へ向かうだけ。でも反対の通せんぼされた方向は、おそらく篠原川を高巻きながら行く古道っぽくて興味津々です。

とはいえもう時間はないのでそのまま藤野へ向かいました。

B180324l
(岩尾根始まりのピークかな??)

そうそう、藤野への帰り道もいろんなお店があって、いろいろ惹かれるものがありました。個人的にはライブもやってるおしゃんなカフェ。もし気になるアーティストが演奏することがあったら行ってみたいなあ、と。

それに峰から八坂神社へ下る道もいろいろありそうで、ここはまた機会を見つけて歩こう!と思いながら帰途についたのでした。
   
・・・・・☆
 
◆ 2018.03.17 (Sat)   晴 時々 曇
藤野駅 11:00- 金剛山BS 11:20- 金剛山 11:50/11:55- 峰 12:25- 杉峠 12:50- 鉢岡山 13:10- 杉峠 13:30- 日連山 13:55- 登山口 14:20- 藤野駅 15:00
 

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