2026.04.12

和見を訪ねた山歩き

260412a(和見集落を望む)

先月かなり久しぶりにゴウド山~高指山~瀬渕山を訪れた際に思い出したのがまだ未訪だった和見のこと。沢筋の詰めにもかかわらず、浅い谷のなるい地形はかなり特殊な感じでかつては気にしていたのです。

今回はタクシーで和見の下流端でもある川ノリに出てからスタートしてみました。まずは車道をてくてく歩きながら上を目指します。

260412b(山王神社より・左手は和見分校跡)

すぐに集落に上がって驚いたのが沢沿いの集落にもかかわらず日当たりがかなり良好で明るかったこと。山奥にもかかわらずおそらくほぼ一日中日差しが入ってそうですね。

甲東小への道の分岐はいまいち判断つきませんでしたが、和見分校跡のきれいさにも驚き(まだ生徒が通っていそうな雰囲気)、おとなりの山王神社に参拝。なおも奥へ登っていきます。

260412c(高丸と高指山)

260412d(王勢龍<おせろう>神社)

そして集落の最奥にある神社(吉備人出版の地図がなければ絶対にわからなかった)が権現山・大ムレ権現の里宮でもある王勢龍神社。


神社の思いのほかこじんまりとした様子が意外で、ここで偶然お見かけした地元の方にいろいろお話を聞くことができたのは幸運でした(ありがとうございました)。曰く5月頭に例祭があってオオカミのお札を刷るとか。オオカミといえば三峰や御嶽が浮かびますが、広義の秩父山地ではオオカミ信仰が大半ですね。

260412e(奥の権現社)

お話を聞いたらここで引き返す予定だったのですが、林道を置くに行ったところにも権現社があるということなので、寄ってみました。

植林下にあり通り過ぎそうになりましたが、何とか見つけて参拝。ここでようやく来た道を戻ります。

260412f(来た道を戻ります)

260412g(山王神社)

とりあえず東の御林峠へ向かうので、集落の中を縫うように延びる峠みちを追います。

260412h(御林峠へ向かいます)

ここも集落の明るい雰囲気と相まって佳き道。畑を突っ切り墓地を過ぎると道はダートに変わり、林道に。峠みちは山道というより終始広い林道状で水平に移動する感じでした。

260412i(峠みちはほぼ林道状)

260412j(ほぼ原形をとどめた炭焼き窯が散見された)

こういうところでは炭焼き窯をよく見かけますけど、ここまで原形をとどめたものは珍しいですね。

かなり近年まで使用されていたのかもしれません。かなり近年といっても50年以上は経っていると思われますが。

260412k(御林峠の道しるべ)

和見から小一時間ほどで御林峠に出ました。峠は東は棡原。北は権現山(大室山)。南は芦垣と交通の要所になっており、道しるべにもなっている石碑からかつての往来に思いをはせるのもまた一興。

ここからの行き先は迷ったのですが、時間に余裕もあるので南西の要害山へ向かうことにしました。

260412l(並木道のような尾根道)

実はこの要害山からの尾根も25年以上ぶりに歩くところで、やはりというかほとんど覚えていませんでしたね。

道中は雑木林が多く、明るい尾根道が大半なので尾続山からのミニ周回も面白そうです。

260412m(和見の集落を望む<中央右寄り>)

途中の風の神様のピークからは先ほどまでいた和見の集落を望めたのも感慨深く、和見から水平に近い感じで移動したのがよくわかる。これもひとつの山旅ですな。

260412n(要害山手前の鞍部)

これもすっかり忘れていたのが要害山手前の鞍部から鳥居と灯篭が立ち、ここから立派な参道になっていたこと。

鞍部から一登りで要害山の広い山頂に出ました。

260412o(要害山山頂)

要害山の山頂は何となく覚えていましたが、今は登山道になっているので当時と比べて説明書き等が多く、いろいろ参考にもなりました。

かつて坪山が富士急バスで大々的に売り出された後、この要害山もバスで宣伝されるようになっていて当時は驚いたのですが、改めて歩いてみるとここは短めのハイキングコースとしてかなり秀逸だなとも感じました。今と昔では見えるものが違う。久しく歩いていないところを改めて歩いてみることの楽しさ、大事さを改めて感じるような山行になりました。

 

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2026.03.16

甲東二山をゆるりと縦走

B260322a(ゴウド山より、富士と扇山)

ここのところ長らく放置している、もしくは久しく再訪していないところの歩きを意識しているのですが、その中でも割と近場にありながらもう25年近く放置していたのが甲東のあたり。

ということで現在の様子見もしたく再訪してみました。とはいえ今回不老山はオミットするコースですが、、、(笑)

B260322b(棚頭からの登りは急登がひたすらに続く)

今回は25年近く前に下りついた棚頭からのスタート。ひさしぶりの集落も想像より狭くて急峻な印象でしたが、集会所は覚えていました。あとゴウド山からの下りはエラく急だった記憶も登りにとってみたらそれは記憶通り。植林下の急登がひたすらに続きます。

でもろくすっぽ歩かれていない割にまだまだ登山道なので歩きやすく、面白いように標高が稼げます。近年はかなり亀足になったPTも一時間ほどで記憶にない林道に出ると、周囲が開けてそこはすでにゴウド山の直下。

B260322c(林道に出たら周囲は皆伐されていた)

もう周囲は大皆伐ですよ!!好天と相まって別の山みたい。

なにはなくとも出色なのは西に富士を従え大きく扇山の姿。南側から見た名前通りのたおやかな姿とは一線を画したマッチョな山姿はなんとも新鮮で見入ってしまいますね!

B260322d(浅川峠越しに南大菩薩の稜線)

そして西側の扇山~浅川峠~権現山の吊り尾根も一望。むかし歩いた枝尾根の数々も間近に見えて懐かしかったなあ。

南も桂川を挟んで道志丹沢。東にはこれから行く高指山が間近に見えています。

B260322e(浅川峠から権現山)

この後どうするのか?はわかりませんがゴウド山南峰のあたり、あと5、6年は展望を楽しめるのではないのかなぁと思います。

B260322f(高指山へは鞍部から道が分岐している)

とりあえず北峰も確認しに行くと鹿柵が張られてピークには寄れなくなっていましたが、直下の柵に山名標はありました(笑)。

B260322g(まだ残雪があった)

分岐から東の高指山へ向かうと、一瞬残雪を踏んですぐに暗い植林帯に突入。

でもこの日は二月とは思えないほど暖かったので、ひんやりした植林帯が意外に心地よかったりもしました。

B260322h(和見峠から雨降山)

B260322i(南面植林の山頂でした)

暗い植林帯の中を30分ほど行くと雑木林に変わり、登り切ったピークが高指山。

植林と雑木林に分けられた小さめの山頂。ベンチもあったので、こんなところ誰も来ないだろうし(笑)ここで早めのランチを取りました。

B260322j(道は明瞭・倒木なし)

今回は時間に余裕があったので、お次は東の瀬渕山へ向かいます。

和見峠までは結構下るし、道中倒木が多いという情報もありましたが、倒木はほぼなく至って快適に下れて拍子抜け。雑木林も多く明るい雰囲気でしたが、コナラの大木がおしなべて枯れているのが気になりました。

B260322k(和見への道も林道のようなものなのかな?)

尾根伝いの下りから林道に飛び出すとそこが和見峠。道標は和見の方へも指していましたが、道は山道ではなく、おそらくこの林道状の道がそのまま和見へ下っているのでしょうかね?

林道を歩くのも無粋なので尾根伝いに瀬渕山を目指しました。

B260322l(瀬渕山・グラインダー施設があるので展望絶佳)

着いた瀬渕山はエラく展望がよろしくてびっくり。要はグラインダー施設になっているのですね。山頂には靖国神社?と金比羅神社が並んでいましたが、地元の方との話を聞くとどうやら金毘羅さまで通じているようです。

ここで最後の展望を思いゆくまで楽しんだら参道を下ります。

B260322m(林道よりも金比羅山道を歩いたほうが良い)

金毘羅さまの参道は明瞭でいたっていい道。途中の鞍部で分かれる明瞭な道筋に惹かれましたが、事情が分からないので今回のところは我慢して、林道を下って甲東小学校を目指します。

B260322n(甲東小へ下るショートカット道がありました)

途中あいさつした地元の方に下へ下るショートカット道を教えてもらうと、これが大変明瞭でいい道。むかしは通学路にでもなっていたのでしょうかね。ちょうど酒屋さんのところで車道に出て、ひと下りするとゴールの甲東小学校跡に着きました。

B260322o(甲東小学校跡)

ここでタクシーをコール。広い校庭も今はゲートボールかグランドゴルフのグラウンドになっているよう。周囲にはかつての学校の名残も残っていて少々さみしさも感じますが、趣のある場所でもありました。

さて、久しぶりに甲東のあたりを歩いて思い出したのが和見のこと。狭い沢を抜けた先にある小広い集落は地形的にもけっこう特殊で、実は訪れたことがないのです。とうとう訪れるきっかけになったのかもと思いつつ帰路についたのでした。

 

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2025.12.20

名残の紅葉を探しに花咲山へ

B251220a(吹切尾根の山山・雁ヶ腹摺山~鳥屋ノ丸~大丸)

先月の源次郎岳からちょこっと空いて、その間に山の紅葉も1000mを割ってきました。

この標高レンジで雑木林が多いとなるとやはりこの辺りになってしまいますね。そおいや紅葉の時期の(梅久保山)は歩いていなかったことに気がついて、5年ぶりに歩いてみました。

B251220b(登りしなの祠、仙元さまでした)

花咲山のいいところの最初は大月駅から歩いて登れるところ。浅利に出るのに今は桂川をぐるりと回って下る旧道と、大月駅の西側に整備された新道がありますが所要時間はさほど変わりないようです。

去年秋の稚児落としの帰途は旧道を登ったので今回は新道を下って浅利に出て中央道脇をてくてく。今は登山道になった道に取り付きました。

B251220c(落葉がすすみ紅葉も終盤)

11月下旬となれば標高400mほどでも雑木林はすでに↑↑こんな感じ。

ちらちらと現れる紅葉はオオモミジが多く、楽しみながら先を行きます。

B251220d(紅葉はオオモミジがメイン)

B251220e(お向かいの笹平、稚児落とし方面)

でもこの辺りの山は標高は低いながらもバカにできないのはどれも基本、岩山だから。

その分展望も楽しめますが、急登があったり、今回は登山道を見落としてしまい、滑る急な斜面を登らされたりと少々難儀しました。(登山道を見落とさなければ問題なく歩けます)。

B251220f(リュウノウギク・間に合いました)

今年は諦めモードだったリュウノウギクにも間に合いました。

B251220g(花咲山と叉平山)

岩山ゆえに、痩せ尾根やけっこうなアップダウンがあるのも花咲山のおもしろいところだと改めて感じます。

お隣の岩殿山を比べるとかなりマイナーなところもいいですしね。でもホントに佳い山よ!

B251220h(メグスリノキ)

B251220i(花咲峠の馬頭さま)

叉平山から大きく下り、登り返す途中にあるのが花咲峠。峠と言われるだけあって、南の花咲から北の浅利へ明瞭な峠みちが乗り越しています。

この峠みちは長年気になっているんですよね。今回は南側をちょこっと辿ってみました。先へしっかりと道が延びている感じです。

B251220k(タカノツメも多かった)

岩山ゆえタカノツメも多かった。ただ香りはほぼなし。

甘く香る木とそうでない木の差の理由を知りたいわ、、、。

B251220l(花咲山)

最後の急な斜面を登り切ると花咲山に到着。男幕岩とは直下の露岩の帯のことなのでせうか?

それはともかく山頂でランチのつもりも想定外に先客さんがいたので、先のピークへ移動しました。

B251220m(胎内仏道・大岩の間を下る)

ここは確か巻き道があったのですが、トラバースの箇所が宜しくなくなったのでしょう。尾根伝いに大岩山を越えて胎内仏道を下る道のみになっています。

登山道的にはこの区間が難所と言えるところですが、慎重に歩けば問題ないレベルと思います。

B251220n(女幕岩)

B251220o(滝子山が大きい)

胎内仏道を過ぎるとじきに開けた露岩の尾根に出ると、ここが女幕岩。

周囲の山山の展望を楽しみつつ、桑西の標高の意外な高さもわかるし、なにより雁ヶ腹摺山から長大なの吹切尾根を一望できるのが自分的には一番好きなところで、花咲山って実は吹切尾根の掉尾を飾る末端の山なんですよね。

B251220p(ここのツメレンゲは遅いの??)

そして驚いたのが下手すりゃ終わりじゃね?と予想していたツメレンゲがまだまだ咲き始めどころか、芽?が出始めって、、、。

まともなお花は↑↑これぐらいでした。

B251220q(真木へのくだりしな)

女幕岩を過ぎれば、あとは真木へ下るだけ。下りはいろいろ考えていたのものの今回のところは再び濃くなりゆく紅葉を愛でつつ、おとなしく真木へ。

んで真木へ下ったあとは桑西からのバスでも、、、と思っていたのですが、今は15時台のバスも土休日運休なのですね。。。結局下真木におりてから甲州街道をてくてく初狩駅まで歩いたのでした。

紅葉の時期に歩いてみても花咲山は楽しい山でした。標高も高くなく、半日コースの山なれど侮れませんよ。

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2025.11.24

錦繍の日川尾根・源次郎岳をゆるく歩く

B251120a(日川尾根と源次郎岳を結ぶ吊り尾根)

近頃は大菩薩の主稜線より日川尾根の方を歩いていますが、日川尾根の界隈を歩いて改めて感じているのが境沢ノ頭より南の雑木林、そしてもう一つが源次郎岳周辺の日川尾根西面に残された自然林の素晴らしさ。

そうであるならやっぱり紅葉の時期に歩いておかなければいけな、ということで錦繍の源次郎岳周辺を歩いてきました。

B251120b(嵯峨塩の森、登りだし)

相変わらずのバスも今回は時間通りに乗れて、嵯峨塩鉱泉から時間通りのスタート。

思ったよりも晴れておらず、少々寒さも感じる歩き出しでした。

B251120c(ハウチワカエデ)

それでも今年は一気に冷えてくれたおかげで、酷暑の傷みは目立つものの色づきは悪くないですね。

ハウチワカエデ、オオモミジあたりがちょうど見頃でした。

B251120d(ヌルデ)

一旦林道に出たところで目立っていた↑↑このウルシ科の類いはたぶんヌルデだと思います。

B251120e(被害に遭うミズナラが散見された)

嵯峨塩からの登りだしで気になっていたのが、ミズナラの根元に散見される↑↑これ。

やはりというか樹勢の劣る大径木が目立ちます。もうここまできてしまっているのですね、、、。

B251120f(シナノキの森・その一)

B251120g(シナノキの森・その二)

上部のシナノキの森はこんな感じ。ここは晴れて欲しかったなあ、、、。

B251120h(星王さま)

日川尾根の林道に出ると係員みたいな方がいたので?と思って伺ってみると、この日は大菩薩山稜のトレラン大会とのこと。

日川尾根を北へ向かうとちょこちょこランナーとすれ違います。

B251120i(マルバカエデ)

稜線はマルバカエデが一番目だったかな。

B251120j(日川尾根上はブナの巨樹に)

今回日川尾根の尾根上を歩いた理由が、稜線西側に残された自然林を確認したかったから。

尾根が広いから気を遣わずゆるゆる歩きながらいろいろ見られるから楽しいですねー。

B251120k(クリの巨樹も目立つ)

B251120l(源次郎岳分岐附近より)

そして富士の見える一角に出ると源次郎岳分岐はすぐ先。

ここで日川尾根と分かれて西の源次郎岳へ向かいます。ここから源次郎岳の間がランナーとのすれ違いが一番多かったです。

B251120m(源次郎岳へ向かいます)

B251120n(金峰山と国師ヶ岳)

トレラン大会が開催されているので、源次郎岳はさぞかしにぎやかなのだろうと想像していたらさにあらず。山頂は人がほとんどいなくて驚きました。要は一番遅いスタートのランナーの大半が過ぎ去った後なのでした。

ということで最後の係員さんが通りがかった後は誰もいなくなったのは結果としてラッキーでした。おかげでお昼もゆっくりとれましたしね。

B251120o(日川尾根へ戻ります)

お昼をとったら来た道を戻ります(笑)。

いやね、前からここでは言っていますけど、源次郎岳の最大の魅力は山頂と日川尾根を結ぶこの吊り尾根の自然林にあるんですよっ!

B251120p(振り返るとこんな感じ)

帰り道は晴れてくれたおかげで紅葉も映えて、より素敵な道のりに変貌していました。

B251120q(日川尾根もこの辺りまでは雰囲気が良い)

日川尾根に戻ったら、北の下日川峠へ向かいます。

しばらくはこんな林が続いてこの辺りもなかなか楽しいんです。

B251120s(オオモミジ)

そんな道のりも周囲がカラマツ植林に変わって、下日川峠も間近。

この時分はさっさと日が傾くので14時ぐらいでももう夕方のような雰囲気。これはこれで秋らしくて良いと思うんですけどね。

B251120t(下日川峠附近のカラマツ植林)

下日川峠に着いたら、あとは林道を下って県道に出ておしまい。バスは自由乗降区間なのですずらん荘まで戻らなくてもいいのです。

とはいえ紅葉盛りの連休。バス待ちの間、登りの臨時とおぼしきバスが4台は通りがかったでしょうか?下りも時間通りの便は満員でしたが、次の臨時便でなんとか拾えてもらえて、無事に帰途につくことができたのでした。

 

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2025.10.31

嶺にも峠にも寄らない大菩薩

B251020a(まさか富士が拝めるとは)

今までの怖ろしい暑さからようやく解放されたと思ったら、今度は不安定な天気が続いて10月は山の計画が流れる日々。でもようやく晴れそうな日がやってきて、久し振りに大菩薩の本丸を訪れました。

人手不足が続いて上日川行きのバスは乗り残されましたが、まぁゆるい計画なので問題ありません。人で溢れる上日川峠の様子に面食らいながらもいそいそ準備して歩き出します。

B251020b(ツタウルシ)

大菩薩のメインルートを歩くのは6.7年ぶり(ブログに載せていない)かな?

ここはオソロシク人が多いので、登りは車道を歩くに限ります(笑)。福ちゃん荘を過ぎ、富士見小屋に着いたところで今回は旧峠(賽ノ河原)みちへ。実はこの道、はじめて歩く道なのです。

B251020c(沢沿いを行く箇所もある)

旧峠みちに入ると今までの喧噪が嘘のよう感じる静かな道のり。もちろん多少すれ違うものの、かなりマイナーな登山道の雰囲気ぷんぷんで、これはいいですね。

林相もいわゆる秩父山系の自然林の良いところがつまったよう箇所もあって、そういう意味でも良い道だと感じました。

B051020d(木々は色づき始めている)

標高が高いので周囲の木々はすでに色づきはじめ。登って登って、稜線が見えるようになると周囲のダケカンバが色づいているのがよくわかります。あとはサラサドウダン、ナナカマドあたりも色づきはじめ。

B051020e(稜線が見えてきました)

稜線上の人の声が聞こえるようになると、旧峠も間近。

間もなく出た稜線は人で溢れているので、そのまま妙見ノ頭へ登ります。

B051020f(妙見ノ頭・奥には飛龍・雲取)

ここは登山道から外れているので、訪れる人も少なんいですね。

北側に見えるのが飛龍と雲取。あちらの山もずいぶんとご無沙汰しています。というかこの辺りで秩父奥多摩方面が綺麗に見える所ってここぐらいじゃないかなぁ、、、と!

B051020g(南側には富士)

そして南には富士。南アは曇り気味でしたが甲斐駒辺りは見えていました。

来たときは誰もいなかったし、ランチ中も訪れたのは数人とここは穴場ですねえ!おかげさまで人の多い山域にもかかわらずのんびりできましたよ。

B051020h(稜線はさすがに人が多い!!)

ランチを終えたら稜線を北へ行きます。

行き交う人はかなり多く、↑↑は登山者が道に列をなしているように見えています。でもこういうのもたまーになら悪くないですね。

B051020i(リンドウ・ほぼ満開)

今年もなんとか逢えました!

B051020j(これが神部岩??)

稜線を北へ、といっても嶺まで足を延ばすのではなく、今回は標高2000mジャストの神部岩まで。

夏山シーズンも終わり、ここへ来てようやく2000mぐらいの山が続くようになっているという(笑)。

B051020k(富士見新道は岩場を巻いていうようだ)

今回神部岩に寄ったのは富士見新道の確認のため。

道はこの急な岩場の左側を巻いているよう。この道、表向き通行止めにしていなかったのですね。

B051020l(ホツツジの返り咲き)

帰りにもう一度妙見ノ頭に寄ったら、ホツツジの返り咲きがいたことに気がつきました。

よく気にしてみると、岩場にボチボチいました。

B051020m(旧峠・・・賽ノ河原に戻りました)

のんびり歩いていたので、旧峠に戻る頃にはハイカーもかなり減っています。

人の多い道は勘弁なので、結局来た道を戻ります(笑)。

B051020n(そろそろ富士見小屋も近い)

ということで旧峠みちを下る頃にはもう誰もいません。

でも福ちゃん荘に出れば、まだまだ賑やかな様子。テン場を確認したり休憩している最中に、道中見かけたヤマブドウとも違うつる性の紅葉のことを福ちゃん荘のご主人さんに聞く機会があり、曰くツタウルシとのこと。またひとつ勉強になりました。ありがとうございました。

そして下の長兵衛ロッジで気になっていたリンゴを購入して帰路につきました。これが爽やかで瑞々しく、本当に美味しいリンゴでしたんです。

 

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2025.06.29

中日川峠みちを辿ってみる

B250624a(日川尾根西面の自然林)

実は前月に歩いた砥山の西尾根は当初、中日川峠みちを歩くことが目的だったのです。なので今回はその中日川峠みちをたどってみたのですが、、、

梅雨前のからっとした好天。バスを降りたすずらん荘は標高が高く、空気は爽やかでまだ寒いぐらい。県道を戻り、かつてエアリアで表記のあった中日川峠みちの赤破線が通る尾根に取り付きました。

B250624b(中日川峠みちを辿ろうとするも、、、)

藪の薄い箇所を選んで中日川峠みちの尾根に取り付くと、う~ん想像通り道形は不明かな(笑)。

とりあえず尾根を上がると尾根上は一見緑の美しい雑木林。なんだけど実は手入れがあまりされていないカラマツ植林なんですね。

B250624c(異形のクリの巨樹)

でもいささか味気ない植林よりはこんな状態の方が自分にとっては好みです。

じきにいきなり知らない林道が出てきて驚きましたが、素直に突っ切り、なおも登っていくと伐採時に伐採することを躊躇われたのであろう巨樹がボチボチ出てきて意外に楽しい道のり。とはいえその新しい林道が造成されているせいか、峠みちはすでに判断できない状態になっていました。

B250624d(林道より上は手入れの良いカラマツ植林)

こうなるともう尾根伝いに登るしかありません。舗装された綺麗な砥山林道を突っ切ると尾根はこれまた綺麗に手入れされた、というか本来のカラマツ植林に変わりました。

B250624e(クサタチバナ)

B250624f(林道と笹原が交錯する)

そんな綺麗に手入れされたカラマツ植林下にも新たに造成された林道が通っていて、それを避けてもいずれは林道にぶち当たる始末。結局日川尾根上に上がるまでそんな状態でした。

日川尾根に上がったら北の中日川峠ではなく、ランチ場探しつつ尾根を南へてくてく。

B250624g(フモトスミレ)

B250624h(この日の白眉)

日川尾根は尾根の東側がカラマツ植林が続くので稜線上に適地はなく、1620m圏のピークの西側に広がる笹原のハゲた場所をなんとか見つけて一安心。

でもでもそのランチ場の枝尾根南側の斜面になかなかの自然林が広がっていたのです。

B250624i(大きい岩屋があった)

この岩屋も凄かった。

B250624l(異形のブナ)

どうやったらこういうかたちになるのか、、、

B250624m(、、、だそうです)

確かに源次郎岳と日川尾根を結ぶ吊り尾根の自然林の素晴らしさは言うに及ばずなんですけど、日川尾根の西面はそういうところがまだまだありそうですね。

思う存分周囲を散策をしたら来た道を戻って中日川峠へ向かいます。

B250624n(中日川峠みち・道形は明瞭)

B250624o(ブナの巨樹もちらほら)

さてその中日川峠みち。わかる人にはわかるだろうけど(笑)かつては私製の道標だったとおぼしきプレートがあったのですね。

さっそく径を下り始めると、道形は広くて明瞭。径は急登を避けるように丁寧につけられており、かつては駄馬を通していたことが容易に想像できる径でした。

B250624p(ギンリョウソウ)

B250624q(峠みちは快い雑木林が続く)

そして径の状態以上に驚いたのが、林の美しさ。

まだまだ鮮やかさの残る緑のみちの許を歩いていると、やはり往時の状況を偲ばずにはいられません。

B250624r(サラサドウダン・これだけ)

お花はツツジがメインでしたけど、ここでようやくサラサドウダンにも逢えました。

でもこの花の少なさ。花付きは今年のシロヤシオレベルとか??ヨソは知らんけど。

B250624s(道形は下まで明瞭でした)

B250624t(登山口にあった唯一の道標)

径が丁寧につけられていたせいか、下りでも想像よりも時間がかかった印象です。登山口が近づくとさすがに植林に変わりましたが、上から下まで雰囲気のある峠みちで最後まで気分は上々。

んが山道から飛び出すと眼前にはグランドのような広い造成地がどーんと広がっていて、ただただ戸惑うしかありません。それでも下る方向を判断して舗装された林道を下るとじきに大久保平に出ました。

北のバス停へ道をてきとうに拾いながら向かったら、この辺りの建物が地元のものとは明らかに違う。要は別荘地なのですね。日川尾根の西側は自分がこの界隈で最後まで残していた山域なので、涼しくなってからの楽しみが増えました。

 

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2025.06.04

大菩薩湖の遊歩道から砥山へ

B250601a(自然観察歩道・ミズナラの疎林)

さてさて5月に入って気温が急激に上がる日も出てきました、とはいえ東京は結局30度を超える日がなかったように思います。

この日は下界では気温がかなり上がるとのことでしたので、こういう日は少し高いところを歩きたい。久しぶりにバスで小屋平に出てからのスタートでした。(ちなみにこの日はバスが二台動き、積み残しはなかった模様。)

B250601b(ミヤマツボスミレ)

小屋平で降りたハイカーは自分たち以外みんな上の石丸峠へ向かいますが、自分はいきなり反対側の下り側へスタート(笑)。石丸峠~上日川峠を結ぶ間道を行きます。

かつては裂石から石丸峠まで3時間近くかけて通った道もおそらく15年近く歩いていないでしょう。ダム関連の工事でいつの間にやら周囲には自然観察歩道が造られており、今回はそれらを歩くのもひとつの目的だったりします。

B250601c(石丸峠への通いみち)

B250601d(サンリンソウ)

そんな道を寄り道しながら歩いていると、お花が案外多いことに気がつきました。

ミヤマツボスミレ、ワチガイソウ、タチツボスミレ、シロバナノヘビイチゴ、ツルキンバイ、エイザンスミレ、ミヤマスミレ、ニシキゴロモ、サンリンソウ、ツルネコノメソウ、ヨゴレネコノメ(とするしかない)、クリンユキフデ、コチャルメルソウ、、、

B250601e(改めて素敵な林です)

そしてなにより植林を交えながらも残っている林の良さも再確認させていただきました。

上日川峠への登山バスが通った今、この道を歩くのはハイカーよりもドライブがてらのハイキングの方が多いように感じますね。

B250601f(大菩薩館跡から自然観察歩道へ)

かつてあった山小屋、大菩薩館の跡から改めて観察歩道に入ります。

道はろくすっぽ歩かれてないようにも感じますが(笑)水平道から尾根上に上がるあたりも緩斜面をゆるく上がる感じでなかなか楽しいですね。

B250601g(ハウチワカエデ)

B250601h(人が安全に通行できるよう管理されている?模様)

そしてじきに尾根上に上がると上日川峠からの道と合流しますが、これがかなり立派な木造の通路になっていて驚きました。掲示を読むとベビーカーや車椅子でも入れることを目的にしたとか。

歩くなら十二分に歩きやすいのですが、さすがに古さは否めないし、実際↑↑荒れている箇所もあって車椅子は慎重を期さないマズいかも。でも歩きには支障ないように最低限の管理はされているようです。

B250601i(展望台・富士はなんとか見えます)

展望台までの道のりが白眉だったのは後述しますが、おそらく一番高いであろう展望台は小広いスペースになっていて、人はほどんど来ないし、ここでランチとなりました。

南側のカラマツが育ちつつありますが、まだ富士は見えますよ。ランチを終えたら来た道を戻り、砥山へ向かいます。

B250601j(このあたりはブナ)

今回一番驚いたのがこの道で、展望台付近のミズナラ美林に始まり、この辺り↑↑は若いブナ。標高柄ハウチワカエデやオオイタヤメイゲツなど、カエデも多く、秋の紅葉はどうでしょう。この辺りのハウチワは赤くなりますかね??

B250601k(この辺りはウラジロモミ)

そして尾根を乗り越すと今度はウラジロモミの自然林となって、じきに日川尾根上に上がりました。

とりあえず三角点のある砥山には寄ろうと稜線を歩くと、

B250601l(稜線に上がったところに)

↑↑この立派なブナは見落としていたのか、単に忘れていたのか、、、(笑)

B250601m(砥山の三角点)

砥山に着いたら小休止をはさんで、下山を始めます。

まずは西尾根を下ろうと南の鞍部から明瞭な道筋を追ったのですが、崩落があったので引き返し、稜線北側に戻ってから改めて尾根を乗り越して林道をてくてく。

B250601n(トウゴクミツバツツジ・花付きが良い)

シロヤシオが今ひとつだったのでツツジは期待してなかったんだけど、西側の林道脇で見かけてた↑↑このトウゴクは見事でした。

まぁシロヤシオはいろいろ特殊なので、大まかに言ってツツジは比較的良好なのでしょうね。

B250601o(砥山西尾根・もとの道は以前より荒れていた)

砥山西尾根は元登山道の明瞭な径がついていて苦労した記憶がないのですが、初訪から4、5年ぶりに歩いたら、意外に荒れてましたねえ。

途中道が大きく下巻いている箇所はトラバース中の崩落地で道を失い、尾根伝いに歩きました。尾根伝いは急だけど安全ですからね。ここはトラバースの最中に現れた崩落地の際を下って本来の径を探した方がいいのかもしれません。知らんけど(笑)。

B250601p(これぐらいなら楽)

その大下巻きの区間をこなせば、若干しんどいトラバースはあるものの順調には下れます。

とはいえ中間で径が追えなかったので、何かあると面倒だなーと警戒しながら下っていたと思います。

B250601q(取付・一度歩いていないと判断は厳しいかも)

んで一番驚いたのが最後の最後。取付に降り立ったところで、以前は植林でかなり暗い所だったのに、真中沢を挟んだ左岸側は一面皆伐されて、周囲が明るくなっていました。

しかも皆伐された後に台風かなにかで真中沢はかなり荒れたようで、倒木に大量の枝木が沢の両岸を覆っていて、渡るところをうろうろ探す始末。これでは一見さんの登りはかなり厳しそうですね。

それでもなんとか対岸(左岸)へ渡るとそこには林道が通っていて、あとは大久保平へ下るだけ。前半ののどかな歩きから一転、後半の意外なハードさはまぁ山歩きとしてちょうど良かったのでしょう。帰りも裂石からのバスに乗れて、これもラッキーでした。

 

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2025.02.02

美しき雑木林の山山(境沢ノ頭~古部山)

B250201a(嵯峨塩のシナノキ林) 

 
あけましておめでとうございます。
今年もみなさん無事に山歩きができることを心より祈っております。
 
 
・・・・・☆

もうひと月近く経ってしまいましたが、今年は正月直後の初歩き。昨年かくれっ窪を訪れた際、境沢ノ頭から南の山山もかなりご無沙汰していることに気がついて(笑)気になってきたので歩いてきました。

B250201b(牛奥より)

こちらの方はかなりマイナーですが県道がすずらん荘までは通年通れるので、この時期でも1000mを超える標高に気楽にアクセスできるのはかなりいいですね。

とはいえ、嵯峨塩鉱泉に降り立つと外はマイナス6度。さすがにかなり寒く、準備もそこそこにさっそく歩き出します。

B250201c(氷の造形・今シーズン初でした)

B250201d(嵯峨塩のシナノキ林)

この時期に1000mを超えるところから歩き出せると、↑↑こういう林に即アクセスできる。

昨年の緑の頃も良かったけど、落葉を終えた時期は木々の風情がよくわかります。登りだしから植林を介さずに歩き出せるってなっかなかないんですよ!実は。

B250201e(牛奥峠ゲート)

B250201f(尾根伝いも雑木林が美しい)

稜線を通る林道に出たら、尾根を南下。牛奥峠に出たら、今回は稜線伝いに1490m方を目指しました。

稜線を抜ける風がかなり冷たく閉口しましたが、それでもなおも美しい雑木林が続く道のりにうっとりします。

B250201g(1490m峰)

この辺りの山でみかける(↑↑三角コンバ・かくれっ窪と書かれた)道標はかなり減りましたね。まぁかなり古いですから。星王さま・かくれっ窪の存在はたしか古部山でみかけた同じ道標で知ったのでした。そしてここの道標が一番状態がいいのではないでしょうか?

1490m峰からは昨年と同様、境沢ノ頭へ向かいます。

B250201h(境沢ノ頭)

ゆるい上下を繰り返して境沢ノ頭に着いたら、今回はここからなおも稜線通しに南へ行きます。

南へ下ると尾根が広がり、明るい雑木林のもとゆるゆる歩けるこのあたりもハイライト、というか古部山まではこんな感じが続くんですよねー。

B250201i(南も雑木林が続く)

B250201j(三角コンバの手前辺り)

道中、一部カラマツやヒノキの植林が絡むのですが、ほんとうに少しだけ。あとはひたすらに雑木林に覆われた広尾根が続きます。

ただ嵯峨塩から境沢ノ頭の間との違いは、林に少々荒れた感が感じられるところでしょうか。

B250201k(ふかふかの尾根道)

B250201l(巨樹もちらほら)

クリやミズナラの巨樹もちらほらいるし、富士は拝めるし、ここは冬の日だまりハイクにうってつけだなと久し振りに歩いて改めて感じましたよ。

この日は道中、出会ったハイカーは皆無。まぁこのあたり当然ながら多少の慣れは必要ですが、もうちょっと歩かれても良くなくね?とは思うんですよね、、、。

B250201m(古部山)

ようやく着いた古部山。変わったところと言えば西側が通せんぼされていたことですが、何があったんでしょうかね、、、。

B250201n(古部山過ぎてもこの感じ)

B250201o(大天狗直下の山ノ神)

古部山からは東側の大天狗の方へ下りました。こちらも20年以上ぶりのはず。道中、ほぼ記憶がなかったのですが、大天狗山頂で南へ下っていた(水野田山方面)階段は覚えていました。当時からろくすっぽ人の入らない不思議な存在でしたからね。

そして大天狗のピークからなおも東へ下ると、黒木の中に山ノ神が祀られていました。こんなところにあったのか、、、!

B250201p(大天狗からの下りはかなりしんどい)

もうここまで来れば先は知れているのですが、ここは大天狗と言われるぐらいですから(笑)先の下りが一番の難所で、自分は当然お初。

まぁ丸腰でも慎重に下れば下れるのですが(実際丸腰だったし、、、)、下りはちょっと用意した方が穏当ですよねえ、、、な岩場の急斜面。想像よりは難儀しました。

B250201q(伐採跡に)

でもこの難所さえクリアできれば、あとは伐採跡の展望を楽しみながらゆるゆる下るだけ。

しかしここまで来ても植林がほとんどないって、改めてすごい山域ですよね。そして↑↑この伐採跡も今後なにを植えるのかなぁ?そのまま放置して雑木林という線もありそうだけど、今はシカが増えちゃってますからね。

B250201r(最後まで雑木林が続きました)

ということで最後の下りでは階段が現れて、この尾根も一部整備されていたようです。とはいえ階段はすでに朽ち始めており、深い落ち葉と相まって少々下りづらかったかも。じきに大志戸林道に降り立ったら、今回のところは穏当に県道の方へ下りました。

30分ほどで県道に出たら、そこは竜門峡入口のバス停の筈なのにぬあんとバス停が消滅してる!!とはいえこのあたりは自由乗降区間なので問題はなく、偶然にもいい時間にやってきたバスに乗り込み、甲斐大和駅へ向かったのでした。


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2024.12.31

冬の紅葉を愛でるセーメーバン

B241231a(セーメーバンへの登りしなより)

もうひと月近く前になってしまいましたが、月初めの山行きは先月の稚児落としと同様にトズラ峠(葛籠峠)スタートで反対側の山、セーメーバン(清明盤)を訪れました。

ということで今回も大月駅からタクシーでトズラ峠に上がってからのスタート。峠から少し上がったところにある馬頭さまに挨拶したら、そのまま尾根を北へ登りだしたのですが、、、

B241231b(オオモミジ)

ぬあんと附近のオオモミジは紅葉真っ盛り!12月ですよ!

いくら今年の夏は暑くて、紅葉が遅れまくったとは言えまさか低山帯の紅葉が真っ盛りとはただただ驚くしかありません。しかも12月に入ってから気温が一気に下がったせいか、色づきもいいのがまた驚き。

B241231c(送電塔の先だったか)

B241231d(ウリカエデ)

ということで道中は想定外の紅葉狩り。天気もいいし、想像よりも暖かいし、とにかく紅葉が見事です。

B241231e(780m圏峰)

B241231f(イロハモミジ真っ盛り)

紅葉で最後に色づくイロハモミジも真っ盛り。これもなかなか色づきが良くて困ってしまいますねぇ。

紅葉はサクラ沢峠を挟んで標高700~800mが真っ盛りという感じでした。

B241231g(この辺りは防火帯が続く)

しかも今回のコースは全くの偶然なのですが、道中防火帯もあるので展望絶佳な箇所がある。

しかも好天・紅葉・展望を楽しめるのにハイカーは極少。しつこいようですが全くの偶然でこのタイミングでは最良のコースだったのかもしれません。

B241231h(左はたぶん鳥屋ノ丸)

B241231i(セーメーバン山頂)

とりあえずここまでは上手くいきすぎた感じでしたが、苦労したのがランチ場の確保。

基本雑木林主体の尾根なのですが、肝心のセイメイバン山頂附近は、尾根の西側が植林になっており、平た居場所には事欠かないものの日差しが入る場所が意外に少なくて難儀しました。でもそこは山頂から南東尾根を下ると植林がなくなったことであっさり解決。冬の山行き、日差しは特に大切なのですよ。

B241231j(南東尾根の道筋は明瞭な箇所が多い)

穏やかにランチをとれたら、南東尾根をそのまま下ります。南東尾根を歩いたのは20年以上ぶり。

尾根にはかつての往来を想起させるような明瞭な道筋が通っており、基本はそれを辿る感じで下っていきます。

B241231k(地名がありそうなのですが、、、)

この山ノ神?は覚えていないんですけど、昔の記録(2003.02.01)ではきちんと記されていましたね。

でもこの先で、南の日影へ降りそうな明瞭な道が延びていたのに気づきました。ちょっとおもしろそうなのでいつか歩こう(笑)。

B241231l(メグスリノキ)

そして下るにつれ、紅葉も復活。↑↑のメグスリノキ、今年は諦めていたので狂喜してしまいました。この形の葉っぱでもカエデの仲間なのです。

B241231m(金比羅さまが置かれた小和田山だそうです)

基本明瞭な道筋を追うと南東尾根に沿って下れる感じでしたが、道筋は599m峰のひとつ先の590m圏峰で南東尾根から外れて、南の枝尾根へ延びていました。20年以上前の初訪の折はおそらくこの道を追ったのだと思います。

今回は南東尾根をなおも辿ることにして隣のピークに着くと、そこには立派な金比羅神社があって、しかも大月市の道標も設置されていて驚きました。整備しようとしてたんかい!(笑)道標によるとここは麓の集落から採られたのか??小和田山とのこと。

B241231n(ここも綺麗でした)

これだけ立派な祠が置かれているのですから、ここから先は立派な参道がつけられていました。傾いた西日を浴びた紅葉が美しかった道のりも見事見事。永遠に歩けますね。

B241231o(小和田の東光寺より)

東光寺に出る直前、右手から尾根を巻いて降りてきた道と合流したのですが、おそらくこれが初訪の折に下った道だと思います。

じきに出た東光寺のこの広がりは覚えていましたね。時間的にバスには間に合わないので、ここでタクシーをコールし、帰途についたのでした。

 

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2024.12.04

稚児落としへ花を愛でに行く

B241130a(稚児落としの辺り)

しっかし11月に入ったというのにこの暖かさはなんでしょう!おかげで紅葉も遅れまくって調子が狂います。

でもそうなれば、ツメレンゲはまだまだこれからなのでは?ということで今回は稚児落としへ遅出のショートコースを組んで歩いてきました。

B241130b(トズラ峠・葛籠峠の馬頭さま)

前に岩殿山のあたりを歩いたのって26年も前のことでした。

その際も大月駅からタクシーで葛籠峠に出て岩殿山まで縦走したのですが、その時は運転手さんに行き先を言ったらあっさり行ってくれたので、今回もそのつもりで行き先を言ったらそれどこ?みたいな反応をされて焦りました(笑)。案内しましたよ。はい。

B241130c(わりと岩尾根)

B241130d(ダンコウバイ)

舗装した直後で周囲が開けていた記憶の葛籠峠も、今は樹木が育って鬱蒼とした鞍部になっていたのに驚きつつ、まずは鞍部北側の馬頭さまに挨拶。それからきびすを返して稜線を南へ行きます。

あまり記憶になかったのですが、あんがいけっこうな岩尾根なんですね。

B241130e(花咲山・高川山の奥に富士)

おかげで展望が宜しいところもあって、歩みがはかどらないことこの上ありませんかね。

富士に雪なし。花咲山と高川山が山として立派に並んで見えるところがなかなか新鮮。

B241130f(ヤマツツジの返り咲き)

ヤマツツジの返り咲きもかなりありましたね。

11月に入ったというのに紅葉がまだまだだったので、いい彩りでした。

B241130g(オオモミジ)

笹平らの手前のピークから急降下するところはなんとなく覚えていました。ここ、巡視路だから階段がなんとか残ってますけど、コレがなければロープが欲しくなるような急降下。秩父の山を思い出しますね。

B241130h(笹平山頂)

登り着いた笹平はその名の通り枯れた笹に覆われた昏いピーク。あやうく三角点を見落とすところでした。

そこからひと下りで岩殿山からのメインの登山道と合流します。気軽に登れる山ゆえ、ハイカーがひっきりなしにやってきますね。

B241130j(稚児落としの辺り)

このまま浅利へ下るには少々早すぎるので、いったん東の天神山まで行ってみました。

このあたり、なにせ26年ぶりなので、稚児落としの辺り以外はほぼ覚えていないのですよ。

B241130k(ネジキ)

B241130l(ツメレンゲ・はじめまして)

今回ひさしぶりに稚児落としを訪れたのは↑↑この花のため。はじめまして。

まだまだ咲き始めなのは紅葉と同様にかなり遅いのですよね??たぶん。

B241130m(稚児落としから岩殿山への稜線)

B241130n(まだ早かった!!)

浅利への道中もよく観察すれば、たくさんみられてホッとしました。

道中咲いていたヤクシソウやリュウノウギクが盛りすぎなのをみると、homeのお山で、花の掉尾を飾るのはツメレンゲなのかも知れませんね!

B241130o(浅利への下りしな)

B241130p(大月市街が見えると浅利は近い)

浅利への下りがかなり急なのに驚きつつ、なんとか浅利に着地。バスは当然なく、大月駅まで歩きました。

せっかく大月駅まで歩くことになったのですから、久々に旧道を歩きましたわよ(笑)。わかる人にはわかりますが、あのぐるりと大きくカーブを描きながら登っていく元の道が結構好きなんですよね。天気も良いしいい景色でした。登りはともかく、下りは新道歩くよりはるかにオススメですよ。

 

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