山中湖周辺、ゆるい花?めぐり
(忍野の草原・花に早かった)
今年は5月、6月半ばまではがわりかしまともに推移していたので少しは涼しくなるのかな?と淡い期待を寄せていたのですが、それはやはり甘くて、今年の夏もかなりしんどい夏になりそうですね。
ということで低山帯も本格的に夏のお花が始まる時期になってきたので、久し振りに山中湖の方へ足を延ばしました。
(エソカワラナデシコ)
この日は乾燥した晴天。日差しが強烈で日向はかなり暑かったものの、日影はかなり快適どころか鳥居地峠は風が通って少々寒さすら感じる始末。とはいえ歩き出せばやはり暑く、ゲートに出る頃にはすでに大汗。
(カワラマツバ)
ということで草原に出たらお花でも、、、との期待はもろくも崩れ去り、お花はまだまだ。そう、ここは5月に野焼きをするので周囲は緑に戻っても、お花はあと二週間は欲しい状態かなぁ、と。
まぁこればかりはしょうがないので、ひと通り回ったら鳥居地峠に戻って三国峠へ転進しました。
(三国峠へ転進)
しかし久しく訪れていない間に三国峠もR413もオリンピックの自転車コースになったおかげか、自転車の方が格段に増えましたね!
峠からは西の三国山へ向かいます。この辺りは火山灰的な感触が歩いていると伝わって、富士が近いのがよくわかります。自分的には鉄砲木より東あたりからそんな感触がなくなる感じがしています。
(ツルシロカネソウ)
そして三国山稜は場所柄ハイカーが多いですね。軽装の人からテン泊荷装備を担いだの学生パーティもいて、こういうのもたまになら悪くないかも。
三国山に上がったら東の明神峠の方へ向かいました。
(ヒコサンヒメシャラ)
今回のはじめましてはこの↑↑ヒコサンヒメシャラ。お花は盛りを過ぎていたようで、周囲の木を片っ端から探しましたよ。
(懐かしき世附の山山)
そして左手には懐かしき椿丸・大栂・菰釣も見えて、あちらもかなりご無沙汰していましたっけ。
(コハウチワカエデとハウ
チワカエデの合体?木)
(世附川流域の山らしい)
県道に出る直前の辺りは大ブナが林立する箇所もあって、ここも世附川流域の山であることを思い出しました。
じきに県道に出たら、時間も時間なので県道経由で三国峠へ戻ることに。
(ヤマオダマキ)
(キバナノヤマオダマキ)
県道は整備が進んで交通量は増えたし、ただ戻るだけと思い込んでいたのですが、ところがどっこい。道ばたにはあまたのお花が咲いていて、撮影しながら帰れるとは思ってもいませんでした。
シモツケは最盛期で綺麗でしたし、アカショウマ、あとタマアジサイも丸いつぼみを膨らませており、今ごろは咲き始めていることでしょう。
(シモツケも最盛期)
ということでかなりゆるい歩きでしたが、お久しぶりのところに、期待していなかったところでのお花と、行けば行ったでいろいろ楽しめるものですね。
行き帰りのR413もいろいろ変わっていて、それを確認するのもまた楽しかったです。とはいえR413界隈はそろそろバスで通えなくなりそうな雰囲気になりそうですけど、、、。


