ちょっとズラして歩くGWの大岳山
(大岳鍾乳洞)
今年のGWは好天に恵まれました。当初は秩父方面にでもと思っていたのですが、アカヤシオの開花が早くて5月では遅すぎる。となればシロヤシオになるでしょう!
ということでこの時期のシロなら個人的には大岳山。先月のミツバツツジの咲きっぷりにかなり期待していたんですけど、、、
(急登をせっせと)
とはいえ朝っぱらから大岳なんか行ったらGWですから(笑)かなりの人出が予想されるので、例によって大岳鍾乳洞をお昼過ぎのスタート。林道をてくてく終点まで歩いて尾根に取り付きました。
のっけは植林下の急登が続いて大汗をかかされますが、尾根を通る風はかなり冷たく、気が抜けません。
(922m峰のあたり)
急登を終えると植林もぬけ、新緑眩しい雑木の尾根に変わります。
そこからひと登りで岩場の主尾根に乗りますと、、、
(イワウチワに間に合った!)
まさかイワウチワに間に合うとは!時期的に諦めていたので狂喜してしましました。
(シロヤシオはこれだけ、、、)
でもでもこの辺りでかなり見られるはずのシロヤシオは花をほとんどつけていません。
まさか!まさか!!周囲を探しまくった末に見つかったのは↑↑の一輪のみという惨状。奥ノ院は大丈夫だろうか、、、
(岩場は左に巻きました)
上部の岩場、今回は左に巻きました。
岩を巻き終え、ひと登りすると登山道に飛び出すので、ここから大岳山へ向かいます。
(アカバナヒメイワカガミ)
さて大岳山へ向かう途中に見られるイワカガミに気づいている人はどれだけいるのでしょう。
ちょっと上を気にしてもらえれば赤く綺麗な花が平易に目に入るんですけどね。
(大岳山山頂)
ということでたどり着いた大岳山頂はもくろみ通り人もまばら。
人気の山はこう歩くことが定番化してしまいましたね。おかげでこの日はベンチでお昼寝できましたー(笑)。
(大嶽神社にご挨拶)
(鍋割山までの新緑が素晴らしかった)
あまりの心地よさに長居してしまいましたが、日が傾きだし、いい加減帰らなければいけない時間です。
登山道が稜線に戻ってから鍋割山までの尾根道は快い新緑の道。傾いた日差しに輝く様子は冬と違って心細さがないのも良い。
(奥ノ院のシロヤシオ・花付きは今ひとつ)
(満開寸前でした)
そして心配していたシロヤシオ。奥ノ院の辺りはさすがにお花の楽しめる程度には咲いていてホッとしました。
満開寸前の一番いいタイミング。花付きは正直宜しくないけど、今年は無事に逢えて良かった。トウゴクミツバツツジも咲き始めて、ツツジも後半に入った感じでしょうか。
(大岳山を振り返る)
(日の出山方面)
あとはすいすい下るだけで、この時間になると人もまばらで本当に快適。
ただ個人的にレギュラールートの神苑の森が↓↓通行止めになっていたので、おとなしく神社を回りましたが当然ながらこちらも人はまばら。参道のお店はみんな閉まっています。
(神苑の森が通行止めになっていました)
(暮れなずむ参道)
ということでケーブル駅に着いたら売店は店じまいを始めています。
あわててビールを確保し、寒くなってきた中、帰りの準備をしながら下りのケーブルを待ったのでした。
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