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2024.12.04

稚児落としへ花を愛でに行く

B241130a(稚児落としの辺り)

しっかし11月に入ったというのにこの暖かさはなんでしょう!おかげで紅葉も遅れまくって調子が狂います。

でもそうなれば、ツメレンゲはまだまだこれからなのでは?ということで今回は稚児落としへ遅出のショートコースを組んで歩いてきました。

B241130b(トズラ峠・葛籠峠の馬頭さま)

前に岩殿山のあたりを歩いたのって26年も前のことでした。

その際も大月駅からタクシーで葛籠峠に出て岩殿山まで縦走したのですが、その時は運転手さんに行き先を言ったらあっさり行ってくれたので、今回もそのつもりで行き先を言ったらそれどこ?みたいな反応をされて焦りました(笑)。案内しましたよ。はい。

B241130c(わりと岩尾根)

B241130d(ダンコウバイ)

舗装した直後で周囲が開けていた記憶の葛籠峠も、今は樹木が育って鬱蒼とした鞍部になっていたのに驚きつつ、まずは鞍部北側の馬頭さまに挨拶。それからきびすを返して稜線を南へ行きます。

あまり記憶になかったのですが、あんがいけっこうな岩尾根なんですね。

B241130e(花咲山・高川山の奥に富士)

おかげで展望が宜しいところもあって、歩みがはかどらないことこの上ありませんかね。

富士に雪なし。花咲山と高川山が山として立派に並んで見えるところがなかなか新鮮。

B241130f(ヤマツツジの返り咲き)

ヤマツツジの返り咲きもかなりありましたね。

11月に入ったというのに紅葉がまだまだだったので、いい彩りでした。

B241130g(オオモミジ)

笹平らの手前のピークから急降下するところはなんとなく覚えていました。ここ、巡視路だから階段がなんとか残ってますけど、コレがなければロープが欲しくなるような急降下。秩父の山を思い出しますね。

B241130h(笹平山頂)

登り着いた笹平はその名の通り枯れた笹に覆われた昏いピーク。あやうく三角点を見落とすところでした。

そこからひと下りで岩殿山からのメインの登山道と合流します。気軽に登れる山ゆえ、ハイカーがひっきりなしにやってきますね。

B241130j(稚児落としの辺り)

このまま浅利へ下るには少々早すぎるので、いったん東の天神山まで行ってみました。

このあたり、なにせ26年ぶりなので、稚児落としの辺り以外はほぼ覚えていないのですよ。

B241130k(ネジキ)

B241130l(ツメレンゲ・はじめまして)

今回ひさしぶりに稚児落としを訪れたのは↑↑この花のため。はじめまして。

まだまだ咲き始めなのは紅葉と同様にかなり遅いのですよね??たぶん。

B241130m(稚児落としから岩殿山への稜線)

B241130n(まだ早かった!!)

浅利への道中もよく観察すれば、たくさんみられてホッとしました。

道中咲いていたヤクシソウやリュウノウギクが盛りすぎなのをみると、homeのお山で、花の掉尾を飾るのはツメレンゲなのかも知れませんね!

B241130o(浅利への下りしな)

B241130p(大月市街が見えると浅利は近い)

浅利への下りがかなり急なのに驚きつつ、なんとか浅利に着地。バスは当然なく、大月駅まで歩きました。

せっかく大月駅まで歩くことになったのですから、久々に旧道を歩きましたわよ(笑)。わかる人にはわかりますが、あのぐるりと大きくカーブを描きながら登っていく元の道が結構好きなんですよね。天気も良いしいい景色でした。登りはともかく、下りは新道歩くよりはるかにオススメですよ。

 

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【大菩薩・権現山稜】」カテゴリの記事

コメント

SAKURAさん、

ウチからなら稚児落としもお隣の花咲山も午後からでも歩ける気軽な山ですが、SAKURAさんの方だと一日がかりですものね。

お花は少ないモノかと思い込んでいましたが実際には結構たくさんいて驚きました。花のシーズンの掉尾を飾るお花は気が向いたら見に行く価値はありますよ!

投稿: komado | 2024.12.12 00:34

ツメレンゲは稚児落とし辺りなんですね。
開花に3年はかかるとの事、花穂が育ってないものは今年の開花は難しいのかもと拝見しました。
開花すると枯れるとの事、子株が育つと良いですね。
たくさんの株を拝見して嬉しく思いました。
 
岩殿山は雪があった時のみ、桜が咲く時期に富士山と一緒に見たいものだと思ってますが…遠出のパワーが出ないお年頃です。
開花前でも多肉らしいものに興味が湧きました。(^^♪

投稿: SAKURA | 2024.12.09 21:41

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