錦繍の吹切尾根・雁ヶ腹摺山を散策
(吹切尾根の一角)
近年暖かくなったとは言え今年は本当に暖かい。そうとはいっても山へ行っていないうちに紅葉もすすんでいるらしい。
タイミング的にはかりづらかったのですが、今年はかなり遅かろうと、一年ぶりに吹切尾根を散策してきました。
(大峠より)
しっかし大月駅から大峠までのタクシー代も9000円くらいう時代になってしまいました、、、。
とはいえ雨上がりの好天。大峠からの展望は悪いわけがなく、ガスが上がって姿を現した富士はまだ黒くて唖然。トイレも綺麗になりましたねえ。
(吹切尾根の一角)
(ホソエカエデ)
さっそく吹切尾根の散策をはじめます。11月だというのに紅葉は1500m附近でも見頃が始まった感じとは、、、これ以上遅くなると葉っぱが枯れちゃいそう、というか現にそんな感じも見受けられて、正直色づきはあまり宜しくありません。
(吹切尾根の一角)
(オオイタヤメイゲツ)
それでも広く、緩やかな尾根が続く美林の尾根は、この時期特に楽しい。
(吹切尾根の一角)
(コハウチワカエデ)
ただこの辺りからガスが上がって日差しが遮られると、さすがに11月。一気に冷えますね。
尾根を通る風も冷たく、秋の山は気が抜けないのはこういうところ。
(沢もアリ)
(吹切尾根の一角)
それでもランチを終える頃には空気も入れ替わって、再び晴れてきました。
晴れると紅葉も映えて、気分が上がります。
(吹切尾根の一角)
(吹切尾根の一角)
天気が回復して気分が上がると、もっともっと歩きたくなります。
ここでプランをちょこっと変更して雁ヶ腹摺山へ上がることにしました。
(雁ヶ腹摺山へ向かいます)
(雁ヶ腹摺山より)
人気の山もさすがに午後になるとハイカーの数も減り、快適に登れます。草原の真ん中を通って登り切るとそこが雁ヶ腹摺山の山頂。シオジの森を歩いて以来なので12年ぶりでした。
山頂に着いた当初こそのんびり過ごせましたが、そこは人気の山、姥子山からハイカーがぞくぞくと上がってきて賑やかに。山を始めて楽しい盛りの姿がなんとも微笑ましく、ちょっといいものを見せて貰った気分。
(大峠への下りしなに黒岳)
(綺麗な一角)
天気の良さに結局一時間近く滞在してしまい、辺りが静かになった頃、ようやく下山を始めて大峠へ。
実はこの下りが個人的にかなり新鮮でした。よくよく考えてみればこの道を登りに採ったことしかないし、西向きの斜面は午後に日差しが入るので、まったく別の道を歩いているような感じで楽しい道のりでした。↑↑こんな綺麗なところもありましたしね!
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