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2023.05.16

奥多摩のシロヤシオといえば、、、

B230514a(シロヤシオ・奥ノ院附近で満開)

近年の春は暖かいのがデフォルトとはいえ、今年は暖かすぎます。GWの近場ははやシロヤシオの季節になってしまいましたね、、、とはいえシロならまだ1000mちょいだから、わざわざ丹沢まで足を延ばさずとも奥多摩なら御嶽周辺が良い塩梅でしょう。

ということでGWさなかに遅出で五日市に出てタクシーで一路大岳鍾乳洞へ。道中はさすがにGW。釣り場などどこも凄い人出でしたけど、乾いた好天もあって道中の新緑がとにかく見事でした。意外に空いていたキャンプ場の上部からなら、林道終点までは距離も知れてます。

B230514b(御坂尾根のひとコマ)

ここにくるということは御坂尾根を登るということで、さっそく尾根に取り付きせっせと登っていきます、、、が天気良すぎて暑い!一気に汗が噴き出します。

でも汗をかきかき登るのも実は爽快!おそらく乾いた好天のおかげでしょう。意外にすいすい登れました。

B230514c(ここは珍しく左に巻きました)

岩場に出たところに少ないながらシロヤシオがいるのですが、落花すらないことに茫然。今年はそこそこ咲いている筈なんだけどなあ、、、。

通常直登する上部の岩場は珍しく左に巻いてみました。でも上部の尾根上に上がるところがぐずぐずで却って危ないような。

B230514d(ハウチワカエデ)

この標高でハウチワカエデのお花に間に合うとは!

急な登りをなんとか登り切って、登山道に出たら素直に大岳山へ向かいます。

B230514e(大嶽神社)

B230514f(アカバナヒメイワカガミ)

遅出もあって、このあたりですでに15時近かったのに、まだまだ人出があるのは大岳山らしいですね。

狙っていたイワカガミはもう満開に近かったです。1200mちょいではや満開か、、、と驚く間もなく山頂に着きました。

B230514g(15時近いというのに、、、)

まぁ日が長くなったこともあるのでしょうけど、15時近いというのにまだまだハイカーがやってきます。そして外国からの登山者も本格的に戻ってきた感じです。

久しぶりに訪れた大岳で変わっていたといえば、、、周囲の植生の復活のためにロープが張られていたこと。自分はもう何年も歩いていませんけど南の直登路も塞がれていました。

B230514h(転落防止の朔ができていた)

時間も時間なのでしばらく休憩したら、御岳へ向かいます。↑↑この柵も久しく来てない間に設置されたのでしょう。ここはハイカーが多いゆえに降雪後はかなり怖い区間なんですよね。

B230514i(尾根上は新緑)

B230514j(今年は花つき良好)

そして道が稜線に戻ったあたりの新緑が一番見事でした。今回も当然尾根通し。奥ノ院へ向かいます。

尾根伝いはアップダウンがあるので人が一気に減るのが良いんだけど、今回のところはシロヤシオがお目当て。奥ノ院附近は満開やや過ぎと言ったところでしょうか。早すぎますね。でもおかげさまで花付きは良好。今年は楽しめました。

B230514k(奥ノ院より日の出山方面)

シロヤシオを楽しんだらひと下りして、神苑の森に入りましょうか。

B230514l(天狗の腰掛杉)

B230514m(神苑の森・道は改修された)

神苑の森が開放されてからは長尾平へ寄る気はほぼなくなりましたね(笑)。

荒れ気味だった道も本格的な改修が入り、しばらくは大丈夫でしょう。もう少しお花の彩りがあれば、、、とはもう言うまい。こんな素敵なバイパスが解放されたのですから。

B230514n(夕方なのでここからお参り 笑)

そんな気持ちの良い道のりも御岳神社の石段に出たらお終い。あとはケーブル駅へ向かうだけです。普段は人通りの多い道も、17時過ぎになればすでにまばら。あまり山へ行けないうちに日が長くなったなあ、、、としみじみ感じながら駅へ向かったのでした。

それにしても今年はツツジの花付きが良いですね。シロヤシオなら今週末丹沢の高いところや、大平山あたりがかなり宜しいのではないでしょうか。ツツジのシーズンはまだまだ続きますから、今後は歩ける日に合ったお花を狙いに行くような形になると思います。

 

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2023.05.04

アカヤシオの下見、、、

B230504a(新緑真っ盛り)

4月上旬に歩いた記録をGWに上げるというなんとも役立たずな記事にってしまいましたが、とりあえず今年の様子ということでさらっと、無修正ただしフィルターごし的な、ね。

B230504b(桜は満開)

歩き出し12時半という良い子とはほど遠いスタート。

でもでも新緑は見事で、道中のヤマザクラは満開!ワクワクしないわけがありません。

B230504c

この緑の横溢するエナジーよ!!

B230504d(カタクリは終わりかけ)

B230504e(ヨゴレネコノメ)

B230504f(コチャルメルソウ)

まだいてホッとしたお花。ちなみにハナネコノメは道中、葯がないお花しか残っていませんでした。

B230504g(荒れてますねぇ)

B230504h(フタバアオイ)

B230504i(ニリンソウ・咲き始め)

ニリンソウは咲き始め。お花は減ったかな~。

B230504j(コガネネコノメソウ)

B230504k(ワサビ田の脇を通って)

B230504l(ヒナスミレ)

ヒナスミレ、ボケボケですみません。

B230504m

美味い水汲んで先を行きます。

B230504n(チシマネコノメソウ)

B230504o

B230504p(アカヤシオはこんな感じ)

アカヤシオはこんな感じ。一週間以上早いですね。

稜線は凄い風でした。慌ててフーディニ着込んで峠を越えます。

B230504q(急いで下山せねば、、、)

B230504r(ピンクの垂直・足毛岩)

ちなみにここのアカヤシオは満開。向かいの足毛岩はピンクが目立って、今年は花付きが良さそうです。

川苔へ行く際にこのポイントに気づいている人、どれだけいるのでしょうかね、、、。

B230504s(アカヤシオはこのあたりで盛り)

B230504t(ミツバツツジも見事)

アカも見事ならミツバも見事。今年はシロヤシオも期待できそうですよ!

B230504u(百尋ノ滝)

17時台のバスに間に合わせるために急いで降りましたが、ここまで来れば時間が読めます。

B230504v(川苔谷も新緑が見事)

もう時間的に日陰になっていたのが残念。川苔谷も新緑が見事でした。

近年は通れない時期も多くなっていますが、ここは本当に良い道ですよ。とはいえ人多いから滅多に歩かないけど。

B230504w(山笑う)

対岸の山肌を眺めながらすいすい下って、川苔橋には17時20分に到着。バスに間に合ったー!このバス逃すと奥多摩駅まで徒歩一時間が追加されます(笑)。

でもこの日一番驚いたのが、帰りのバスに乗客がいなかったこと。稲村岩尾根が通れなくなって久しいし、日原に入るハイカーも減っているのでしょうか?でもこのバスは川苔橋で自分が乗り、あと大沢でパーティを拾うというちょっと珍しい感じではありました。

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