メグスリノキを狙って、錦繍の日原へ
(中断歩道のメグスリノキ・盛りでした)
奥多摩はアプローチの混雑もあってあまり入らなくなってますけど、紅葉の時期はさすがに一度は入りたい。とはいえ前の週にタワ尾根を軽く歩く予定も流れてしまい、この週に歩くのはチト遅めな感じ。さてどうしましょう??
そうなると次に浮かぶのはハンギョウ尾根。去年と同じルートを超遅出で軽く歩いてきました。
(ここからスタートです・笑)
まぁスタートが12時ちょうどのかなり悪い子なので、日原街道の終点というか小川谷林道の起点の駐車場からからのスタート。観光客も少なめで誰もいなかったのは意外でしたが、ここからなら取り付けのかろう橋へも30分とかかりません。
(カロー谷の巡視路)
かろう橋に出たらさっそくカロー谷の巡視路に入ります。もう午後に入っているので日差しは控えめ。でも紅葉がはじまっていてすでに明るい雰囲気になっていました。
(例の滝の滝上)
(カロー小屋跡とカロー池)
例の滝を巻き(笑)滝上に上がったところで軽くランチをとって、もうひと登りすると中段歩道が分かれるカロー小屋の跡に出ます。
カロー池も健在で周囲のチドリノキの黄葉、そして色づいた落ち葉が湖面に浮かんでなんとも素敵な場所になっていたのは篶坂窪の崩落のおかげな訳で、ここもこれから長い期間かけていろいろ変わっていくのでしょうね。
(中段歩道を上がります)
長い桟道でカロー池を渡り、中段歩道を上がると、色づいた木々が出てきて期待が高まります。
(ほらほら!)
そして道が登りから水平に変わると、もう遠目でもその色が見えてる!!
(メグスリノキはもくろみ通り盛りでした)
(見事でした)
メグスリノキ、予想通り真っ盛りでした。斜面という斜面にメグスリノキの紅!!
もうもう斜面を散策しまくりましたわよ(笑)。去年はあらかた散ってましたからね。
(ほぼ定点のイロハモミジ)
(良い色づきでした)
心ゆくまで散策したらほどをなおも西へ行き、ハンギョウ尾根の乗越すところに出ると、紅葉もこのあたりではすでに遅め。
なので中段歩道を追うのはここまでにして、ハンギョウ尾根をそのまま下ることにしました。すると、、、
(ハンギョウ尾根を下ります)
(コハウチワカエデ)
下りだしは点在するコハウチワカエデの紅、そして下るにつれオオモミジ、イロハモミジの紅がつぎつぎと現れて、、、
(この紅いのはイロハモミジ)
(いやいや、、、)
こんなこというとホント怒られそうなんだけど(笑)正直色づきはね今ひとつなんですよ。
でも紅葉が盛りの上に西向きの尾根。日差しがたっぷり入って、もうもうもう尾根が輝いて輝いて輝いてましたね!
(なんとも、、、)
(オオモミジ)
通い慣れた場所。ここまで来れば時間も読めるのであちこちウロウロしちゃいましたよ。
(うっとり、、、)
(終わって欲しくないけどここでお終い)
夢のようなひとときも行く先に植林帯が見えるととうとうお終い。名残惜しいこと甚だだけどなおも尾根を下ります。
(下りしなもこんな感じ)
あとの帰路は、なんか紅葉の見事さにアガった心をクールダウンするような道のりでした。
帰りは鍾乳洞を通って東日原まで歩いたのですが、ゴン太さんの鍾乳洞の売店(紅葉盛りなので開いていた)でビールを買うという発想は全くなかった!芳城屋さんが閉店してから「東日原の転回場の脇に座って、ビール片手にバスを待つ」ってのを今までやりたくてもやれなかったんで。
たぶん次はそれをやるためだけに日原へ行くかも知れません(笑)。とにかくひとつ言えるのは日原の森はつくづく別格だということですよ。