赤沢源流をちょっとだけ彷徨う
(赤沢源流のひとコマ)
おおよそ一年ぶりの世附。久しぶりに囓る感じではあるものの大界木山の南というか赤沢の源流でちょこっと遊んできました。
今回も去年と同様に道志のキャンプ場からのスタート。去年の人出には及ばないもののかなりの人出で、キャンプブームは定着したように感じますね。そんなキャンプの様子を横目で見つつ城ヶ尾峠へ向かいます。
(城ヶ尾峠への道すがら)
ここのところそれなりに冷えているとはいえ、東沢に沿っていく道すがらで氷の造形が見られなかったのが今シーズンの暖かさを象徴しているように思います。
そんな様子にちょっとだけガッカリしながら峠道に入り、しばらく頑張ると城ヶ尾峠に上がりました。この辺りは稜線が近くて本当にありがたい。
(城ヶ尾峠)
(峠付近のブナ林というか)
峠からは稜線を東へ向かいます。この辺りは世附というか赤沢側のブナ林が見事なんですよね。↑↑こんな感じで。
さっそく撮影大会が始まってなっかなか先へ進めません(笑)。
(伊豆大島まで見える)
相模湾を見下ろせるとことが丹沢の楽しいところ。実際はもっとオレンジ色に輝いているんですけどね。
今回は浦安峠との分岐を過ぎてから少し上がったところで枝尾根を拾って赤沢側に下ってみました。
(赤沢源流のひとコマ・Part2)
尾根は急なんですけどね。ふふ♪
(赤沢源流のひとコマ・Part3)
鹿道を追ってトラバースするのも楽し♪
(赤沢源流のひとコマ・Part4)
飛び抜けた巨樹こそないものの、このあたりは一度ゆるゆる彷徨ってみたかったんですよ!
(赤沢源流のひとコマ・Part5)
このあたりで頃合いが良かったので、ランチにさせてもらいました。寒い寒いと言われた日でしたが周囲を山稜に囲まれた場所のせいかむしろぽかぽかして快適でした。でもそれってラッキーなことだったのかも知れませんね。
(赤沢源流のひとコマ・Part6)
ランチを終えてからも彷徨うように歩いて、稜線に復帰。
そこから来た道を戻るのも面白くないので、久しぶりに鳥ノ胸山への尾根を下ってみることにしました。
(浦安峠への下りしな)
(浦安峠)
分岐からは歴とした登山道。とはいえこの辺りの地質を考えると一筋縄ではいかないですよね。
いまでこそ浦安峠は林道が乗り越していますけど、通る前は丹沢では良くある白ザレのギャップ的な峠だったのでしょうかね??
(尾根はまだ枯れたスズタケが残っている)
浦安峠から登り返せばあとは安定した尾根道が続いて、林相も意外によろしく楽しい道のり。
まだ枯れたスズタケが残ってて驚きました。
(雑木の頭)
雑木の頭に出たら、ここからキャンプ場への道を下ります。今は水晶橋への破線路が消えているようですが、最初の尾根の分岐がそうなのかな?
管理が行き届いているとは言えないものの、道筋はしっかりしているので迷うこともないでしょう。
(富士は終日こんな感じ)
そうそうこの日は風が強い日だったようで、富士は終日こんな感じ。
でも今回歩いたコースはときおり刺すような冷たい風に吹かれたものの想像以上に暖かく歩けたのはコース選定があたったのでしょうか?(笑)麓の道の駅に降りてからの冷たさに驚いた、山より麓や街が冷たい一日。道の駅で干し柿が売っている時期を知りたいなぁ、、、と思いつつ帰路についたのでした。