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2021.10.14

御嶽道を歩く

B211014a(白砂山への道すがら)

ここのところお山へ行けないときの天気が本当に良くて、逆に行けるときは目的地に着くとなぜか雨がふってるパターンにはまり込んでいるようで、この前の週末もまさにそれでして(笑)。そんな雨から逃れ逃れてたどり着いたのが久しぶりの昇仙峡。

ということでとりあえず羅漢寺山でも登ろうかと思って、まずは歩いたことのなかった直登路の取り付けを探したんだけど、かつての登山道も今はあまり宜しくないルートのせいか?それらしき箇所はわかったものの、どうにも入れる雰囲気ではなかったので断念しました。

B211014b(麦坂道・整備されていました)

しょうがないのでロープウェイ、、、はさすがにあんまりなのでその脇の登山道へ向かうと、そこには比較的新しい道標があり「麦坂道」と描かれていました。麦でも背負って山越えされていたのでしょうかね。

それはともかく道はしっかり整備されていて、人もそれなりに入っているようでかなり歩きやすいです。当初は沢の左岸を巻き気味に行き、徐々に尾根へ斜上。上に上がるとそこはもう稜線で、すぐ先がロープウェイの終点もある八雲神社でした。

B211014c(八雲神社)

とりあえず参拝して弥三郎岳へ向かおうとしたんですけど、下の昇仙峡は例年に近い人出だったようでロープウェイの終点附近も結構な人出。そんな様子に弥三郎はあっさり諦めて南の白砂山へ向かいました。

南の山道を下ると今までの喧噪が嘘のように静かになってホッとします。

B211014d(コウヤボウキ)

尾根上は雑木林が続いて雰囲気は良いのですが、お花は極少。コウヤボウキにヤマトリカブト、シロヨメナぐらい。

白砂山の分岐には意外に早く着いたので結構近いなと思っていたら、そこから先が意外にあるのですね。

B211014e(白砂山山頂)

白砂山の手前からその名の通りな白砂の素敵な稜線が続くものの、いかんせん天気が、、、。しかも午後もそんなに回っていない時分なのに、周囲がかなり暗くなってるのは季節はしっかり進んでいる証拠でもあるんですよね。

白砂山は晴れていると雰囲気が一変しそうな山頂。残念だなあ。

B211014f(稜線は思いのほか雑木林が多い)

B211014p(上道と外道の違いは?)

白砂山でちょっとだけ休憩したら来た道を戻り、尾根をなおも南へ行きます。

B211014g(白山展望台より)

白山展望台も白砂の斜面が広がる気持ちの良いところ。太刀岡山や金ヶ岳あたりが間近に見えて、自分的には白砂山よりもこちらの方が好みかな。

こちらも晴れていればもっと素敵な光景がみられたと思います。

B211014h_20211011233301(尾根は一旦獅子平への道に沿う)

白山展望台から少し行くと獅子平分岐に出ました。道は分岐で左右に分かれて、尾根上にはもう道がないように見えます。

なのでここからは稜線を忠実に下りました。のですが839m峰を越えると鞍部の右手から明瞭な道が来てこれはなんだと思ってたら、これが獅子平への登山道なのですね。地形図の破線路を見て納得。

B211014i_20211011233301(この辺りはいったいなにが、、、)

次の鞍部で獅子平への道を分けるとその先にさきほども見かけた「御嶽道上道」の道標が出てきて、この尾根上には金櫻神社に繋がる御嶽道が通っていることがようやくわかりました。

山行後、泥縄で調べたところ「外道」は尾根から外れて一旦吉沢へ下り和田峠へ登り返す道。「上道」は尾根通しに下って敷島に出る道のようなのです。

B211014j(道筋はあまり明瞭ではない)

ということはこの先も整備された道が続くのかな?と思っていたら案外そうでもなく(笑)道は不明瞭な箇所も多く、特に下りは初心者ではいささか迷いやすいかも知れませんね。

B211014k(この辺りは林道だったか?)

そんな下りで驚いたのが尾根上の雑木林の多さと植林の少なさ。この日は天気がイマイチでしたけど、落葉時の日だまりハイクなんかかなり良さそうだなあ、と思いながら下っていました。

B211014l(道標はどれもまともに機能していない)

いちおう道標はあるんですけど各々が勝手に設置したようなものが多く、その場では意味わからないから、特に下りでは道標としての機能はぶっちゃけしてないよね、コレ(笑)。

クラインガルテンクラブハウスってどこにあるんだよ?と調べたら、この尾根の対岸の尾根上にあってかなり遠いですよ。まぁ登山口附近に新しい橋梁(車道)が出来ているので、それを辿ればまあ徒歩圏内なのでしょうけど。はあ。

B211014m(尾根末端部は荒れている箇所あり)

B211014n(これも御嶽道のひとつだったのですね!)

さきの道標からまもなく周囲が明るくなると棚田に出て、そこが登山口でした。

B211014o(棚田が広がる高台に出ました)

ここは尾根上の高台にある棚田で、地元の方々が保存しているようですね。尾根上の田んぼなので周囲が開けて展望もよく、気持ちの良いところですけど、よくもこんなところまで開墾したものだ。先人の苦労が忍ばれます。

とはいえここはまだゴールではなく、バスの通るところまでまだ下らなければいけないので、甲府行きのバスを捕まえるべく荒川沿いの県道を目指したのでした。

 

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