新緑の長尾根をゆるく往復
(新緑の長尾根)
とても良い天気だけどいろいろあって遅出になってしまった。こんな時はいろいろ候補は浮かぶのですが、ちょうどお花の時期がはじまっていたので、ツツジの様子でも見に行こうかと久しぶりに長尾根を歩いてきました。自分にしては登山道率98%はかなり珍しいかも(笑)。
ということで今回は猿橋から駒宮の登山口まで優雅にタクシーを乗り付けてのスタート。すでに11時を過ぎています、、、(汗)。
(登山口付近より)
(ヤマルリソウ)
しかし暑い!歩き出しからいきなり大汗かかされて先が思いやられますが、ここにもヤマルリソウがいるのですね。しらなんだ。自分が駒宮周辺で見かけるのは別のところだったので、灯台下暗しとはまさにこのこと。コレは覚えておきましょう。
あとイカリソウも久しぶり。というか基本的に春のお花は二年ぶりなので逢えた喜びもひとしおなのかも知れません。
(長尾根中腹はこんな感じ)
麻生沢からの道が合流する辺りはようやく間伐が入ってスッキリしましたね。ここから雑木林がグッと増えて、芽吹き新緑のプロムナードがはじまります。
見事な新緑が続く道のりは、ただただ歩くだけなのにそれだけで心が浮き立ちます。
(アケボノスミレ)
(徐々に芽吹きになり)
お花は少ないながらもアケボノスミレやエイザンスミレ、ナガバノスミレサイシンあたりがちょこっと。
登るにつれ、木々は新緑から芽吹き、そして、、、
(エイザンスミレ)
(稜線はまだ芽吹き前)
稜線に上がればまだこの通り。ランチはこの辺りでささっと頂きました。
ランチの前後からちょっと曇ってくると風も吹いて、途端に寒くなりますね。まだこの時期は寒さに合わせないと本当に怖い。お次はお隣の麻生山へ緩く登り、三ツ森方面へ向かいます。
(ヒカゲツツジ・花つき良好)
おめあてのヒカゲツツジははや満開。この辺りのヒカゲツツジはさして多くないのに、みんなそれなりに花をつけているのは、当たり年の特徴ですね。今年のツツジはかなり期待できそうですよ。
そんなヒカゲツツジを堪能したら、遅出なのでもう下山しないといけない時間。下りは尾名手峠から巻き道経由で降りることにしました。
(尾名手峠)
(巻道の難所は見た目ほどではない)
巻き道の方はさほど変わった印象はないですね。
一番気を遣う↑↑ここも慎重に渡れば見た目よりも問題ない箇所だと思います。
(ミツバツツジもかなり良い)
決しては数は多くないけど、ミツバツツジもかなり花つきが良く、見事でした。
(くだりみち)
尾根道と合流したら、徐々に緑濃くなる尾根道をるんるん気分で下り、落合橋を目指したのでした。そうそう、なんで落合橋に降りたかといえば単にバスの都合です(笑)。
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コメント
AKIOさん、
この時期の長尾根は雑木林が多いから本当に楽しいですね。
スミレといえば長尾根に限らずこの辺りでは、ナガバとアケボノの交雑をよく見かけます。それとはたぶん関係ないけど猿橋駅にまだ飾ってあるのかわかりかねますが、あそこにあったオオツキスミレの正体が知りたい今日この頃です。
投稿: komado | 2021.04.30 22:45
komadoさん、こんにちは。
4月〜連休の長尾根は、小生も大好きです。
今年は季節の進み方が早いので、スミレ類も終わり
がけかもしれません。尾名手峠の辺りでアケボノが
いっぱい咲いていた年もありました。
標高によって新緑を楽しめるのが良いですね。
投稿: AKIO | 2021.04.29 19:35