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2019.11.23

紅葉と終わりかけの花を探す杓子山

B191122a(杓子山山頂)

さて先の週末は5月以来の杓子山。諸般の事情により前半はぺたぺた、、、(笑)。後半は高座山経由で直下の草原のお花見?をかねてのんびり下ってきました。

紅葉は麓の吉田や忍野でもすでに見頃。となればそれより上は基本的には盛りを過ぎていて、こちらもカエデの紅がおしなべてよろしくありません。それでもカラマツが案外綺麗でそれなりに楽しめましたヨ。

B191122b(なんの山だっけ?)

B191122c(カラマツは思いのほか綺麗でした)

B191122d(トリカブトの実)

B191122e(ここまで上がるとほぼ落葉)

B191122f(上部は急で、少々藪っぽい)

B191122g(杓子山より・聖から甲斐駒まで南ア全山が並ぶ)

ということで杓子山に上がると、家族連れが多く山頂は埋まっており、事前にランチを済ませたのは正解でした。雲は出てましてけど展望は抜群で、聖から甲斐駒まで南ア全山を一望できるのもこれからの時期の楽しみですね。でも正面の富士もそうだけど雪が少ない。というか今年はこの時期まで紅葉が保っているわけだからそりゃそうか。

周囲の展望を心ゆくまで楽しんだら、5月にも歩いた倉見山への稜線に惹かれてしまう想いを断ち(笑)今回は素直に南の登山道を下ります。

B191122h(イタヤカエデ)

B191122i(イロハモミジ)

高座山への道を歩くのは何年ぶりでしょうか。直下の恐ろしくし滑りやすい箇所に階段がついたのは助かるけど、人が多いところ故にすでにその階段が崩れかけてる・・・(笑)その急な箇所を降りきればあとは歩きやすくなり、徐々に現れてくる紅葉を愛でながらゆるゆる下れます。

綺麗に紅くなったのはオオモミジかと思ったらもうイロハだった(笑)。今年はメグスリノキもまだ見てないよ、、、。

B191122j(岩コブとギャップが続く辺り・富士の手前が高座山)

山頂直下の下りを通過すればあとはのんびり下れるかと思い込んでいたら、こういう所ありましたね!忘れてました。

見た目ほどしんどくはないけど、展望も利くし、良いアクセントですね。

B191122k(コナラ)

B191122l(高座山直下より草原を見下ろす)

そんな岩コブの3つめが高座山で、今回なんでこっちへ下ったかというと、直下の草原のお花の様子を見たかったから。

まぁリンドウはいるだろうけど、今年なら他の花も残っているかも・・・と淡い期待をもって草原のお散歩をはじめてみると

B191122m(残るお花はリンドウのみ)

さすがにリンドウはたくさんいました!嬉しくなっちゃいますね。終いの花とは思えない優美な花。とはいえもう時期が時期なので蕾のまま枯れていたのも多かったし、お花自体は見られてもこの週末までかと思われます。

B191122n(晩秋の光の色合いが好きですねえ)

B191122o(タカトウダイ)

出だしにリンドウが見つかったので期待は高まったけど、他は終わりかけのヤクシソウぐらいで、この草原でもさすがにお花はもうお終いって感じでした。

でも雲一つない空のもとススキの穂がなびく草原では、↑↑タカトウダイのように綺麗に色づいた草も多く、花は少なくても楽しい道のりです。

B191122p(キモチ良いですねえ)

草原を逆Z形に歩いて一時間ほどかな?草原からちょうど紅葉見頃になった雑木林に変わると、すぐ先が鳥居地峠。今はトレランコースと称してその先の稜線も登山道?になっているようですが、ぺたぺたした前半で充分楽しんだので(笑)おとなしく忍野へ下りました。

B191122q(紅葉は鳥居地峠付近で盛り)

でもでもその忍野への下り道の紅葉がなかなかに綺麗で、これは稜線伝いに歩いた方が良かったかなあ・・・と気がついても後の祭り。とはいえもう日は傾いているので、今日はこれぐらいがちょうど良いのでしょうと思い直したのでした。

・・・・・☆
  
◆ 2019.11.17 (Sun)   晴 時々 曇
杓子山 12:10- 高座山 13:05- 鳥居地峠 14:20- 忍野村役場 14:45


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