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2018.11.17

錦繍の日原をささやかに愉しむ

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(イロハモミジ・紅橙緑のグラデーション)

二週間ぶりの山歩き(11/10)もまたまた日原へ足が向いてました。

紅葉も1000m附近まで下がってきましたね。今回も諸般の事情により、情報を交えつつ、さらっといきます。

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(朝は良い天気!)

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(オオモミジ)

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(一番鮮やかな色づきをしていたのもオオモミジ)

予報も良かったし、朝は本当に良い天気。なのでのっけは見頃の紅葉を愛でながらの楽しい道のりで、道中はコミネカエデ、コハウチワカエデ、オオモミジ、そしてメグスリノキやイロハモミジ、チドリノキも良い具合に色づき始めていました。

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(素敵な渓畔林の平・チドリノキも色づく)

一旦沢へ降りると、そこはシオジ、サワグルミの緑とチドリノキの黄色に覆われた素敵な小平地。ここでテント張って過ごせたらさぞかし楽しいことでしょう。

そんな一角で周囲の空気と親しむように休憩したら、ここからが本格的な登りのはじまりです。

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(そんな中をせっせと登って)

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(メグスリノキ)

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ちょっと間違えてのっけの登りがかなり急でしたが、おかげでミズナラの巨樹が見つかったのですから運が良かった。しばらくは見頃の紅葉を愛でながらの登りなのですが、なんとこのあたりから曇ってきて、徐々に風が吹きだし、、、

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(この日のランチ場・風の通らない窪地があって助かった)

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(5m超のクリの巨樹)

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(わかりづらいが稜線は雲に覆われていた)

こちらは雨には降られませんでしたけど、稜線にかかる雲が黒かったのでたぶん雨が降っていたのではないでしょうか?

しかもこちらには風が通らない窪地があって、当然この日のランチ場に。ああ晴れてたらもっと気持ちよかっただろうにねえ。。。

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紅葉はこの辺りが一番良かったなあ。。。日差しが欲しかったぜ。

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(このミズナラの巨樹は知らなんだ)

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この辺りもいいところ。その先に・・・

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(これも5m近いケヤキの巨樹)

このケヤキはご無沙汰しておりました。

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(さて、帰るとしませうか・・・)

今回は前回以上に曇られてしまったのが、紅葉の時期ゆえに少々残念でしたけど、やはり日原はですね、ここでも森を歩く喜びがふつふつと湧いてきました。改めて歩いてみても本当に良いところ。山の紅葉はそろそろ終盤ですけど、できたらもう一回歩きたいなと思っております。
 

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2018.11.02

錦繍の日原を久しぶりに歩く

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(四軒小屋尾根のひとコマ)

さてさて、季節が進んで近場の紅葉も見頃になってきました!

先週の日曜(10/28)は3年ぶりに見頃になった日原の森をゆるゆる歩いてきました。今回は諸般の事情により、情報を交えつつ、さらっと、ね。

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(キッコウハグマ)

なんと出だしの登りで、今年も諦めていたキッコウハグマに間に合ったのは幸運でした。小っちゃい花だけど、咲いた花は少ないので、テンション上がらないわけがない。

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(一石山・色づいてきた)

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(大ミズナラ)

ひと登りして着いた一石山の色付きが思いの外進んでいて、少々焦りましたけど、紅葉のことを考えた行程的には良い塩梅。この辺りはこの週末が見頃でしょう。

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(橙:コハウチワ・黄:イヌブナ・紅:コミネカエデ)

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(金袋山山頂・綺麗でした)

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(金袋山附近)

金袋山の辺りは一つのピークだったのに、ここで曇ってしまったのが残念。頭上だけでなく、藪化したウリハダカエデが綺麗に色づいて周囲をより華やかに彩っていただけに。。。

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(オオモミジ)

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(篶坂ノ丸)

ただ、全般的な色付きはあまり良くないかも。それでもそこは林相の良さでカバー。これでもっと晴れてくれたらもっと楽しかったんですけどね。

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(篶坂ノ丸周辺はウリハダカエデが藪化している)

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(コミネカエデ)

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(ブナ)

紅葉の盛りは篶坂ノ丸を過ぎた辺りでしたでしょうか。運良く晴れてきて、この辺りはなかなか見事でした。そうそうこの辺りもウリハダカエデが藪化して、普段なら煩い存在なのだろうけど、ちょうど黄葉しててこれもまた見事でした。

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(この辺りが盛りか)

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(ウトウノ頭に寄って・・・)

せっせと登ってウトウノ頭に着いたら、一息ついて四軒小屋尾根を下り始めます。今は酉谷の道が使えないこともあって、タワ尾根自体少ないながらも人をぼちぼち見かけるのですが、まぁこっちは誰もいないでしょう(笑)。それだけでワクワクしてきます。

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(四軒小屋尾根を降り)

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(この辺りも)

四軒小屋尾根の最大の見どころというか魅力と言えば、やはりこの辺りの広大な緩斜面に尽きるでしょう!

まだまだ晴れている中、見頃になった紅葉を愛でつつ、木々を愛でつつ、あてもなく周囲を彷徨うようにゆるゆる歩くひとときは、日原の森の良さをしみじみと感じるひとときでもありますね。

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(紅葉の盛りでした)

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(シオジ平にも寄り)

そんな緩斜面を思う存分彷徨ったら、直接シオジ平へ。

このあたりはまだまだ緑が優勢でしたが、林の美しさは相変わらず。カツラの巨樹にも久しぶりにお目にかかれました。

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(カツラの巨樹も健在)

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(滝谷へ降り)

シオジ平からはなんとか残っているか細い道形を追って、滝谷へ降り立ちます。ここから先はこれまたか細い巻道を慎重にたどって。。。

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(さて、帰るとしませうか・・・)

森を歩く喜びがふつふつと湧いてくる。そんな森はそうそうなくて、日原でもこの辺りはその貴重な貴重なひとつ。とある方が「奥多摩の宝」とおっしゃられてましたが、まさにその通りだと改めて思った山行きにもなりました。

今回も遊ばせてもらってありがとうございました。ああ、楽しかった♪
 

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