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2018.02.19

冬の海沢をたどって大岳山へ

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(海沢<うなざわ>大滝・週中の高温で溶けてしまったようだ)

この冬は寒いので3週前に行った大岳山の直前まで迷っていた別プランもまだ行けそう!ということで土曜(02/17)はそのもう一方の海沢(うなさわ)探勝路を登路にとって、またまた大岳山を訪れました。

この日は変則的に川井駅からバスで海沢に近い神庭のバス停に出てからのスタート。まずは海沢園地までの長い林道歩きです。

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(朝の海沢園地)

空は明るく気温は高めなものの、林道は凍結箇所も多く若干歩きづらい状態。登りはさすがに長いですね。園地まで休憩込みで1時間ちょいかかっていたと思います。

園地に着いたらさっそく山道に入り、まず現れるのが三ツ釜の滝。

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(三ツ釜の滝)

この滝は日差しが入らないせいか?まだ結構氷が残っていました。

三ツ釜の滝より先は凍結箇所が増えて、土が露出しているか氷化している状態でアイゼン等の滑り止めは必須かと思います。

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(ネジレの滝)

ネジレの滝はおりる直前、凍った氷の筋が見えたのでテンション上がってたら、実際の滝はこんな感じ。要は滝の手前で合わさる枝沢の滝が凍っていたようですね。

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(大滝の滝壺の氷が割れ始めていた)

そしてメインの大滝は。あーかなり溶けちゃってますね。。。ま、こればかりはしょうがない。

でもこういう状況でも楽しみはいろいろあって、いろいろ氷の造形をカメラに収めたり、遊んだり(笑)。結果大滝から再び歩き出したのがなんと11時!あまり宜しくない時間です。

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(探勝路・基本滑り止めは必須か)

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(コナラかミズナラ?この大木は知らなかった)

ということで大滝からが本格的な登りの始まり。自分が歩いたのはおそらく2年ぶりで、そのときは下りだったこともあってあっという間なイメージだったんですけど、実際歩くと結構長い間沢に沿って歩く感じ。

ワサビ田跡が切れた先の二俣にいた↑↑この大木はコナラかミズナラでしょうか?これは下りの時は見落としてました。

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(雪の急斜面をひたすらに詰めあげる)

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(大岳山より・この日はなんとか富士が見えた)

その二俣を過ぎると急な斜面を詰めあげるようになって、登って登って登ってようやく縦走路に飛びだせば、大岳山は一投足です。

結局大岳山に着いたのは13時半。3週前とは違って、ハイカーが多かったのは暖かくなったからでしょうか?天気の割に富士も見えて上々でしたが、もう結構な時間なのでランチを軽くとってはや下山・・・といっても御岳平へ出るだけなんですけど・・・です(笑)。

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(対岸の馬頭刈尾根もまだ白い)

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(完全にとけている箇所もあるが・・・)

ということであとは3週前と同じく巻道を戻るだけだったんですけど、この道を前に歩いたときに感じたのは雑木林が意外に多く、雰囲気の悪くない道のりだなということ。要は人出が多すぎるのが難なんですね(笑)。

でもこの時間の帰りとなれば、ハイカーもまばらで上々の雰囲気。明るくなりましたし、心細くなることもありません。ただ人通りが多い分だけ凍結箇所も多く、滑り止めの類いはまだ必須かと思います。

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(氷化した箇所も多く、滑り止めは必須か)

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(神苑の森のひとコマ)

天狗の腰掛杉からも同じく神苑の森を通って、参拝もパスして無事御岳平に到着。ここで時刻表を見たら、ケーブルって18時半まで動いているんですね!おバカなことに最終は16時半と勘違いしていたのでした。。。(汗)

まぁでも山歩きとしては理想的な時間だったので、よしとしましょうか。おかげで御嶽駅前の中華屋さんにも久々に(中学生のとき以来!)寄れたし、良くも悪くも色々収穫のある山行きでした。
  
・・・・・☆
 
◆ 2018.02.17 (Sun)   晴 時々 曇
川井駅 07:58→ 神庭 08:13- 海沢園地 09:40- ネジレノ滝 10:10- 大滝 10:40/11:00- 大岳山 13:30/13:55- 天狗の腰掛杉 15:35- 御岳平 16:10
 

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