ハチザス沢から槇寄山に登る
(曲り沢左岸尾根末端部の様子)
いやあ今年の夏は天候が不安定すぎて酷すぎる!おかげでお盆の連休は全て潰れて、7月の三ツ峠以来の山行きとなってしまいました。
先週末も晴れが続いたもののどこか不安定でしたね。日曜(09/10)の午後に時間が取れたので三頭山でも行こうかと思ったら、バスの時間を平日と間違えて都民の森行きのバスを逃してしまう始末。とりあえず数馬行きのバスがあったので車中で行き先でも考えましょうか。。。
(いったん高巻きの良いところ)
(アキノキリンソウ)
と車中で思いついたのがハチザス沢から槇寄山に登るルート。数馬の歩き出しが13時と世の中ナメまくった超遅出ですが(笑)曇ってきたお陰で涼しく歩き出せて気分は上々。
例の「三頭山へ」の看板を見てハチザス沢の径路に入ると、ミズヒキやマツカゼソウ、ノブキなどのごくごくありふれた花さえ今年初という有様。でもそんな花でも今年も逢えて良かった。
(ハチザス沢と石原小屋窪の出合の滝)
(雰囲気の良い箇所は実は短い)
高巻きを終えて沢に降りたら、今回は右岸の高巻き道は行かず、水線に沿っていってみました。
じきに出る石原小屋窪との出合の滝、あれ木が渡してあるんですね!ビブラムだと怖ろしくて渡れないけど、良い手がかりにはなりましたよ。
(ソバナ)
出合を過ぎても沢はとても良い雰囲気。でもコレはあまり長くは続かないのです。
とはいえ今回はその手前で尾根に取り付いちゃうから良いんですけどね。ということで間もなく出る出合が曲り沢との出合。今回はその中間から延びる未踏の曲り沢の左岸尾根を登ってみました。
(曲り沢左岸尾根・中間部は緩斜面になっていた)
尾根は末端部は良い雰囲気の雑木林が続いてなかなか気持ちよく登れます。
せっせと登っていくと尾根が徐々に広がり、一面緩やかな緩斜面に出る辺り(900~950m圏)がこの尾根のハイライトでしょうか。周囲を散策するとフンの多さにビックリ。この辺りもシカさんが本当に増えましたねえ。。。
(左が植林に変わるとひたすらに登るのみ)
(槇寄山山頂)
そんな緩斜面の散策を終えてから再び直登に切り替えると左側が植林に変わって、あとはひたすらに登り詰める段取り。ふた登りぐらいであっさり西原(さいはら)峠みちと合流。そこから5分とかからず西原峠に出ました。
槇寄山は西原峠からひと登りの距離。誰もいないかと思っていたらなんと先客さんがいて驚きましたが、休む場所には事欠かないので無問題です。
(シラヤマギク)
(西原峠)
歩き出しから一時間半かからず着いてしまったので少しのんびりしようかとも思ったんですけど、曇りだしただけでなくゴロゴロ鳴り出したので、一休みしただけで慌てて下山です(笑)。
とりあえず来た道を戻り、そのまま西原峠みちを下ります。西原峠みちは南側の郷原へ下る方が明るくて雰囲気が良いけど、北斜面のこちら側も悪くないですヨ。
(ツリフネソウ)
(大平への道は上部は藪っぽいが明瞭)
今回は途中で分岐する大平へ下る道を下ってみましたが、のっけこそ藪っぽいもののそこさえ過ぎれば、同じく歩きやすい道。数馬で始発のバスを捉えたいのならこちらの道の方が良いですね。
・・・・・☆
◆ 2017.09.10 (Sun) 晴 時々 曇
武蔵五日市駅 12:00→ 数馬 13:10- 曲り沢出合 13:40- 槇寄山 14:25/14:35- 大平分岐 15:00- 数馬 15:20
| 固定リンク
「【奥多摩】」カテゴリの記事
- 小下沢から景信山周回(2024.04.30)
- 奥多摩のシロヤシオといえば、、、(2023.05.16)
- アカヤシオの下見、、、(2023.05.04)
- メグスリノキを狙って、錦繍の日原へ(2022.11.20)
- 左廻りで御嶽山へ(2022.02.27)
コメント