超遅出で三頭山を軽く歩く
(三頭沢・木々の緑が褪せ始めている)
せっかく遠出の準備を進めたのに、敬老の日の連休も台風のお陰で潰れてしまうとはほとほと困ってしまいます。まぁお天道様には敵わないからしょうがないんですけどね~。
ということで連休の最終日は台風一過で腹立つぐらいの好天。例によって超遅出で先週歩きそびれた三頭山を軽く歩いてきました。
(三頭大滝・水量豊富でいつになく迫力があった)
(三頭沢も水量多し)
今回はキチンと11時台の都民の森行きのバスを捉えて(バスはガラガラ)、都民の森の歩き出しは12時半過ぎと相変わらず世間をナメ切った超遅出のスタート。
台風直後は空気が澄んで、少々褪せてきた木々の緑が輝いているだけてテンション上がります。その上大滝の水量は豊富でなかなかの迫力!源流部の沢ゆえ通常は水量が少ないので、ここまでのはなかなか見られないのです。
(カメバヒキオコシ・そろそろお終い)
(稜線も緑がすこし褪せてきたか)
なので登山道に沿う三頭沢もかなりの水量で瑞々しい雰囲気がまたよろしく、そんな中、カツラがほんのり香る道のりはすでに秋の様相。気分良くすいすい登れます。
お花はカメバヒキオコシを残してほぼお終いといった感じでしょうか。
(三頭山西峰より)
(避難小屋)
おかげで急いでないのに1時間ちょいで西峰に着いてしまったのは意外でした。この時間でもハイカーがいるのはさすがに三頭山。
ベンチに座ってドーナツを頂きながら展望を楽しんだら、今回は来た道を一旦戻り、笹尾根を下ります。
(台風直後で枝葉が散乱していた)
(ここを下るのだ)
雑木の尾根を緩いアップダウンを交えながらをすいすい行き、小一時間ほどで槇寄山を前にして「郷原」と書かれた道標がある分岐に辿り着きます。
これが南の郷原側の三頭山荘へ下る道で、実はこの道は歩いたことがなかったので、今回この道を下るために三頭山へ行ったのでした(笑)。
(道は予想通り植林がメイン)
(下道もかなり明瞭で驚いた)
一息ついてから下り始めると、想像通りの植林道も日差しが強い日は植林の暗さが有り難い?かも(笑)。
道はろくすっぽ歩かれてない様子ではありますが、道筋がかなり明瞭だったのは意外でした。道が溝状に掘れている箇所もあって、かつてはかなり歩かれていた道なのでしょうね。
(登山口には道標はあるが、ここより下には一切ない)
(原の集落と坪山の尾根を望む)
30分程下るとあっさり林道に出て、登山道はここでお終い。ここには道標がありましたが、ここより下には三頭山の道標は皆無。今は三頭山荘利用者の専用道になっちゃってるのかなあ??
林道に出たら後は原まで下るだけ。じきに開けた場所に出て原の集落や坪山の稜線を懐かしく眺めながらくだって、バス停のある一宮神社まではおおよそ20分の道のりでした。
(一宮神社・社叢が立派でした)
さて、今回の白眉はこの一宮神社の社叢。神社のまわりにはぶっとい杉の大木が並んで、一目見ただけで他所とは明らかに違う、威圧感すら感じる雰囲気に驚きました。そおいやここから上流にある長作の御鷹神社の社叢も巨樹が多くてかなり凄みがありましたっけ。
比較的近所にある二つの神社の社叢の立派さにはどんな経緯があるのでしょうか?そんなことを考えながら帰路に就いたのでした。
・・・・・☆
◆ 2017.09.18 (Mon) 晴 時々 曇
武蔵五日市駅 11:35→ 都民の森 12:40- 三頭大滝 13:00- 三頭山 13:50/14:05- 分岐 15:00- 登山口 15:25- 一宮神社 15:45
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