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2017.03.23

尾名手川を通しで歩くつもりが

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(1110m圏峰南東尾根・上部の美しい雑木林)

いろいろあってまる一月ぶりの山行きになってしまいました。。。

とはいえ、3月に入ってそろそろお花の季節。日曜(03/19)にまずはハナネコノメの確認がてら、一度様子を見てみたかった尾名手川下流部の様子を見てきました。

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(いちおう左岸に巻き道はあったが・・・)

あちら方面のバスは微妙に遅いので、今回は平野田休養村に車を出してのスタート。休養村からのんびり歩いて20分ほどで腰掛の集落に着きます。

こちらの方はちょくちょく歩いてはいるものの、腰掛を訪れたのは尾名手川の径路を下った時以来で、なんと11年ぶりの事。やはり集落の様子は半分以上忘れていて(笑)、結果橋を渡って尾名手川の左岸を行くことになりました。

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(下を見下ろすと山靴ではしんどそうな感じ)

沢沿いは植林が多いお陰か、当初は明瞭な径路がついていて、とりあえずそれを追うと自然と左岸を少し高巻く感じで行けてなかなか良い感じ。

でも当然と言えば当然なんですけど、徐々に道形が薄くなり、しょうがなし沢に降りると両岸が迫っているので、ここから先は高巻きの連続。

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(ハナネコノメ・咲き始め)

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(ここはへつりました)

若干危ない箇所もありますが、釣り師が入るせいかロープがあるところもあり、時間がかかりながらも徐々に上がっていく感じ。

でも水線に沿って歩ける箇所もぼちぼちあって、山靴でなく沢靴ならかなり「快適に歩ける」沢ですね。

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(ヨゴレネコノメ・開花直前)

肝心のお花の方はハナネコノメがなんと咲き始め。となればツルネコノメソウも同じく咲き始めて、ヨゴレネコノメはまだ蕾。フタバアオイは見つからなかったなあ。。。

結局ここでお花が多いのは山靴でもさほどの難なく歩ける白矢ノ沢出合より奥なんだな、ということもよくわかりました。

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(ようやく水線に沿って歩けそうになったが・・・)

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(なんとカタクリが咲いていた!)

ということでお花は少々期待外れの感も否めなかったのですが、なんと道中カタクリが咲きはじめていたのには驚愕でした。今年はまだスミレも見てないのに!(笑)スミレよりカタクリを先に見かける春なんて、いったい今年はどうなってしまうんでしょう。。。

高巻きにへつりに時間がかかったこともあって、スバノ沢の出合を過ぎたところでなんとお昼になってしまったので、遡行はここで打ち切り。とりあえずランチを取って、目の前の尾根に取り付くことにしました。

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(尾名手川の径路・813m付近の廃屋)

尾根は植林ばかりなので、雑木を選びながら西の方へ寄っていたら、偶然にも見覚えの廃屋が見えてきて、尾名手川の右岸を高巻く径路に出ました。

横切る径路は以前の大雪の影響か?倒木がかなりあり、辿るのもしんどそうに見えるのですが、実際はどうでしょうか。

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(尾根上部でようやく雑木林になった)

廃屋からふた登りでようやく植林を抜けると、そこから先はこの辺りらしい美しい雑木林に変わって、尾名手尾根に上がるまでがこの尾根のハイライトでした。

もう少し晴れてくれれば良かったけど、この雑木林の雰囲気は何ものにも代えがたい。永遠に歩いていたい気分になりますよ。ここは。

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(尾名手尾根1098m峰)

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(この山ノ神は知らなかった)

ということで尾名手尾根の1110m圏のピークに上がったら、あとは腰掛に戻るだけ。

尾根上も雑木林がそれなりに続いてましたが、マンサクはもう少し上に行かないとないんですね。

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(腰掛けへ向け急降下)

でも途中で山ノ神もあったりして、色々収穫もあった良き道のり。尾根から外れて腰掛けへ下る道はかなりの急降下。最後の最後で間違えて引き返しましたけど、道筋のしっかりした方を選べば問題なく降りられるのでご安心の程を。。。(笑)
 
・・・・・☆
 
◆ 2017.03.19 (Sun)   晴 時々 曇
平野田休養村 07:50- 腰掛 08:10- スバノ沢出合 11:30-(途中休憩60分)- 813m 13:30/13:35- 尾名手尾根に上がる 14:45- 1098m峰 14:55- 下降点 15:25- 平野田休養村 16:20
 

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