お坊山・大木場ミニ周回
(樹影美しい・お坊山南東尾根のひとコマ)
さて成人の日の三連休は天気の方が今ひとつ。なので初歩きの翌々日・・・連休の初日の土曜(01/07)に遅出で大木場の周回でお坊山を歩いてきました。
初歩きは超遅出でしたが、今回は遅出クラスでしょうか?(笑)笹子駅を11時歩きはだしは比較的良い子?ですね。
(お坊山南尾根下部・この辺りはコナラ)
歩き出したら、11月の時と同様に大木場へ出て、今回は南尾根に取り付きました。
大木場から離れて送電塔までの登りはほぼ植林も、尾根上に上がればあとは雑木美林の続く尾根。ここは何度歩いても楽しいところです。
(1109m峰を過ぎると)
(見た目変わりないように見えるが、ミズナラに変わっている)
送電塔からしばらく上がると尾根の右側が植林になりますが、それも1109m峰を過ぎるとなくなり、全面ミズナラ主体の雑木林に変わると、お坊山へ向けて急な登りの始まり。
でもそれもまわりの雰囲気の良さに天気の良さ。そして振り返るといつの間にか富士が頭を出していて、それもちょっと嬉しい景色。周囲に灌木が目立ち始めるとじきにお坊山の東峰に飛び出します。
(お坊山東峰)
(富士は顔を出す程度)
東峰は広い尾根上の山頂なので、ここでランチと目していたのになんと先客さんがいてビックリ。でも南東尾根の方へ下れば休憩場所には困らないので、そのまま南東尾根を下り始めました。
10分も下ればそれなりの場所が見つかり、そこでランチ。静かで美しい雑木林の許、ふかふかの落ち葉の上で休めればなんの文句もないのに、梢越しに富士が見えているのがまた贅沢です。
(樹影美しい・お坊山南東尾根のひとコマ Part2)
ランチを終えてなおも下ると、ここからがお坊山南東尾根のハイライト。尾根が広がる箇所は尾根伝いではなく、利用者が減っているせいか薄れかけている、ジグに切られた道の方が圧倒的におすすめで、ここは遠回りと嫌わないでね(笑)。
広い雑木林の中を、落ち葉を分けながら下る心地よさ。そしてこの時期の午後らしく、傾いた日差しが描く樹影の感じも素敵で、つい見入ってしまいます。
(樹影美しい・お坊山南東尾根のひとコマ Part3)
(大木場700m圏二俣中間尾根・上部の露岩帯)
そんな緩く歩ける道のりも、11月に歩いた尾根の下降点まで。ランチをとったばかりなので、そのまま下り始めるといきなりの急降下。
そして植林帯を抜けると見覚えのある露岩帯に出て、ここは写真を撮りつつ(11月はカメラを忘れたので)のろのろ尾根伝いに越えていきます。
(今回は西隣の大木場710m圏二俣中間尾根を下りました)
その露岩帯を越えるとちょっとした肩を過ぎて、尾根の分岐に出ます。左が11月に登った大木場700m圏二俣中間尾根。そして右が未踏の大木場710m圏二俣中間尾根。
今回はもちろん未踏の右。あいかわらず急降下は続きますけど、雑木林の美しい箇所で下りは大変だけどそれなりに楽しい区間です。
(ひたすらに急降下)
(植林が出てくると大木場の径路は近い)
でもそんな区間は意外に短く、再び植林帯に入るとじきに沢音が聞こえるようになり、そろそろの感じ。
慎重に尾根を降りていくとじき大木場沿いを通る径路に飛びだしました。登りならそれなりに時間のかかるところも、下りはさすがに早い。
(大木場の径路に出ました)
結局大木場をめぐる尾根はどれも急だけど、11月の700m圏二俣の中間尾根が林相的に一番楽しめたなあと・・・思いつつ笹子駅へ向かったのでした。
・・・・・☆
◆ 2017.01.07 (Sat) 晴
笹子駅 11:00- 送電塔(△819.9m)11:35- 1109m峰 12:20- お坊山東峰 13:00-(途中休憩35分)- 下降点 14:05- 大木場の径路 15:00- 笹子駅 15:20
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