棚洞山界隈を軽く山登り
(お坊山南東尾根下部・魅惑の雑木林)
朝普通に起きてから山の行き先を決めるとロクな事がないですね。ひっさしぶりにカメラを忘れてしまい、手持ちのipod touchでの撮影になってしまったので、こんな画像になってます(笑)。悪しからず。
ということで11/19は世間をなめきった超遅出でお坊山南東尾根上の棚洞山界隈をちょっくら歩いてきました。
(イロハモミジ)
今回はちょうど1年前と同様お坊山(東峰)南尾根の取り付けである大木場へ向かい、大木場に沿って延びる径路を追ってみましたが、今回違うのは最初の分岐で沢沿いの道と離れて上の道を行ったこと。
その道はしばらく行くと沢に近づいたところで尾根(棚洞山南尾根)に取り付いてしまうので、ここで沢を渡ってから取り付いた尾根が今回の目的の大木場700m圏二俣中間尾根。のっけから急ながらも、目論見通り雑木林が続いてホクホクです。
(大木場700m圏二俣中間尾根・意外や雑木林が大半)
(中腹以上はちょっとした岩稜が続く)
いちおう紅葉は盛りで、コナラが大半でカエデの類いはごく僅かということもあって華やかさには欠けますが、コレはコレで悪くないですよ。というか本当に植林が少なくてめっけもんの雰囲気です。
中腹の尾根の肩に上がると、そこから先はちょっとした岩稜が続いてコレも歩きの良いアクセント。ルンルン気分で登っていくと、尾根上部にさしかかったところでいきなり植林が現れたものの、そう長くは続かず、じきにお坊山の南東尾根上に飛び出しました。
(お坊山南東尾根上に出ました)
(棚洞山)
飛びだしたお隣のピークが棚洞山なので、とりあえずそちらへ向かってから大休止。
山頂の東側が開けているのはおそらく以前あった山火事の影響でしょうか?前に訪れたときがちょうど山火事の直後で、根元が焦げたアカマツがかなりありましたからねえ。
(高木がなくなっているのは山火事の影響か?)
(前の週に歩いた鶴ヶ鳥屋山)
そんな山火事の跡?を過ぎれば、そこから先はお坊山南東尾根の持ち味である快い雑木林が続きます。
昔はこの気持ちよさに何度も訪れたものですが、下まで歩いたのはおそらく10年以上ぶり?かなぁ??
(入道山で紅葉盛り)
(メグスリノキ)
南東尾根も基本ミズナラ・コナラがメインで、しかも紅葉とは言いがたい枯色。
でもそれに混じるカエデの類いが際立ちますし、それよりなによりその林の佳さを再認識することができたのが今回最大の収穫でした。
(心地よい雑木林が続く)
(エンコウカエデ)
尾根は痩せたり広がったり、巻いたりしながらゆるゆる下っていけて、本当に気持ちの良い道のりです。
末端部は送電線の巡視路ではなく、先の一応登山道の方を追いましたが、尾根から外れて下る箇所は不明瞭になっていて慣れてない人は要注意。というか慣れてない人は巡視路を下った方がいいでしょう。
(良いですねえ!)
ということで小一時間ほどで登山口に降り立ったら、途中のお墓の脇で顔を洗って(水量減りましたねえ!)、笹子駅へ向かったのでした。
・・・・・☆
◆ 2016.11.19 (Sat) 曇 時々 晴
笹子駅 12:30- 尾根取付 12:50- 棚洞山 14:10/14:25- 入道山 14:45- 登山口 15:15- 笹子駅 15:40
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