秋のツツジを愛でる扇山
(扇山南尾根・返り咲きのヤマツツジがちらほら)
しかし今秋の天候不順はなんなん!遠出どころか近場の予定も合わず、なんと二ヶ月ぶりの山行きとなってしまいました。とはいえ先々週(10/16)のことなんですけどね(笑)。
ということでこの日は久しぶりだったので軽めの所からという事で、久しぶりの扇山を未踏の南尾根から上ってみました。
(鳥沢駅も無人駅に)
この日一番驚いたのが鳥沢駅が無人駅になっていて、しかもタクシーの鳥沢交通も廃業になっていたこと。しばらく呆然と立ち尽くしてしまったのは、実は遅出だったのでタクシーで登山口まで乗り付ける腹づもりでいたから(笑)。
まぁ歩いても一時間ほどなので無問題。さっそく気を取り直してくてく歩き出します。
(到底登山道の取り付けとは思えない)
南尾根の登山口は梨の木平の一つ東の尾根で、今回は西回りで歩いてちょうど一時間で到着。でも登山口は草ボウボウで道標も草に埋もれ、とても登山口には見えないばかりか、判断つかない人も多いのではないでしょうか?
それでも藪っぽいのは斜面を東へ斜上して、南尾根に上がるまで。尾根上に上がればスッキリ歩きやすくなります。
(コウヤボウキ)
(尾根は雑木が主で快適だ)
尾根上なので歩きやすいとはいえ、道の状態は一度整備したあとは放置したままで、今後赤線が妥当なのか少々疑問も残るような状態。まぁ慣れていれば問題ない程度ではありますけど。
まもなくヤマツツジの返り咲きの花が出てきたのは想定内、というか今回はこれがお目当てでした。南尾根はヤマツツジが多いと聞いていたので、返り咲きも多いだろうと踏んでいたのです。
(なかなか見事ですよ・笑)
数が多いせいか意外に(ですからねっ)お花が見事で、想像以上に楽しめました。
お花もそろそろお終いの時期ですので、この彩りは貴重ですね~。
(出足が遅くて富士は雲の中)
(道が外れてもそのまま尾根を辿った)
そして南尾根は植林が少なく、雑木林が主体だったのも好ましいところ。
登山道はある程度上がると、西の水呑杉?の方へ下ってしまうのですが、それも面倒なのでそのまま尾根を詰めて山頂を目指しました。
(扇山山頂)
山頂に上がってみれば実働一時間ほどで着いたのは予想通りでしたけど、曇って寒いし人はあまり居ないだろうと踏んでいた山頂に人がぼちぼちやってくるのは、やはり扇山でした。
汗が引いたところで下山開始。かなり久しぶりに犬目丸を目指します。
(晴れるのがワンテンポ遅いよ)
(犬目丸・西側が開けていておそらく富士も見えるはず)
が、なんと下りはじめてたら晴れるとは、なんちゅう運の悪さ。途中のランチも寒い思いをしてとったというのに。。。
犬目丸は標識こそないものの、西側が開けているのでそれとわかると思います。
(ヤクシソウ)
(双体道祖神を見ると麓は近い)
さすがにこちらの方は植林が多くなってきたものの、それでも時折雑木林も交えて道のりは悪くないですね。前に歩いたのは学生の時だったのでほぼ覚えてないのです。。。
やがて神社と双体道祖神を見るとじきに麓の新田の辺り。この辺りから道標に従うとエアリアとルートが少し違うようで、出たバス停は新田下。なおも道標に従いてくてく降りていき、中央高速の側道を西へ行くとここでようやくエアリアの赤線ルートと合流しました。
(談合坂を見ながらすいすい降りていき)
(大野貯水池もかなり久しぶりでした)
ここから大野貯水池を通って四方津駅までおおよそ50分の道のり。これまた久しぶりに訪れた大野貯水池の静かな佇まいが、意外に好ましく、ちょっと良い気分になって帰路に就いたのでした。
・・・・・☆
◆ 2016.10.16 (Sun) 曇 時々 晴
鳥沢駅 11:00- 南尾根登山口 12:00-(途中休憩20分)- 扇山 13:20/13:35- 犬目丸 14:05- 新田下BS 14:45- 大野貯水池 15:25- 四方津駅 15:50
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