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2016.02.17

御岳山の辺りをぐるりと

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(今年もマンサクが咲き始めました)

徐々に暖かくなってきて春めく日もぼちぼちでてきましたね。お山の方は15日に御岳山周辺を歩いてきたのですが・・・今回は諸般の事情により、御岳山周辺の様子のみとさせていただきます。m(_ _)m

さてのっけは今回お目当てのマンサク。咲き始めていました!ただ花付きは去年と比べるとあまり宜しくないようです。マンサクは当たり外れの激しい花なので、今シーズンは他の山でも見られるのかなあ。。。

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(参道も閑散としている)

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(長尾平・雪はほとんどない)

天気の宜しくない平日の午後。しかもケーブルはお休みとあって、御岳周辺は本当に閑散としてました。なので参道のお店はみんな休んでいるのかと思ったら、一軒だけ営業していたようです。

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(天狗の腰掛杉)

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(雪が降ったせいか、向かいの鍋割尾根の上部が白い)

周辺は週末の高温もあって雪はかなり溶けていて、北面の神苑の森でさえ一部を残すのみ・・・

でもこの頃から雪が降り出して、いつのまにやら再び周囲を白に変えようとするようななかなかの降りっぷりに。雨の中を歩くのは好きじゃないけど、雪降る中を歩くのは結構好きなんです。

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(神苑の森・こちらも雪はほとんどない)

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(レンゲショウマの群生地に鹿柵が張られていた)

御岳は夏以来だったと思いますけど、その間にレンゲショウマの群生地である富士峰園地の周りをぐるりと鹿柵が張られていました。まぁシカさんはレンゲショウマがお好きですから。

他所の山域の群生の規模が小さいところなんて、真っ先に喰われていましたし。。。そもそもレンゲショウマなんて御岳で見る花ではなかった。売り出した頃はよそで普通に見られる花なのに・・・ってまったく理解出来ませんでしたもの(笑)。

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(運休中のケーブル駅前はこんな感じ)

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(ロウバイ)

今はケーブルが設備更新のため運休になっているので、駅前はどうなっているのだろうと思っていたら、それ関係の資材が周囲を埋めていました。

運休中の様子を見るのも今回の楽しみの一つでしたけど、何せ雪がすごくて写真もなかなか撮れません。

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(滝本に着く頃には周囲は白くなっていた)

なので下りは少しでも雪の避けられる、植林の多い表参道を下ったのですが、それでも滝本に着く頃にはザックも頭も真っ白!滝本の売店(営業しています)の前で雪を払って、帰路についたのでした。
 

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2016.02.09

金山峠を越えて高柄山へ

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(高柄山南東尾根のひとコマ)

そろそろ季節の変わり目なのか、ちょこちょこ雪が降るようになりましたね。先週の日曜(02/05)はそんな降雪直後に歩く機会にようやく恵まれました。(^^)

ということで今回は久しぶりに上野原から無生野行きのバスに乗ったのですが、バスが小型化するのはしょうがないにしても、まさかこちらのバスが満員になるとは・・・このバスで立たされたなんて初めての事ですよ(笑)。

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(バスから降りると北斜面は雪化粧)

バスは噂通り、秋山トンネル経由で、トンネルを出た所での時間調整がなんとも新鮮でした。それでも上野原の辺りはさほどでもなかったのに、さすが秋山に入ると周囲は綺麗に雪化粧。それだけでテンション上がってしまいます。

今回は古福志で降り、西へてくてく行くと、じきに古峰神社(397m峰)の尾根を乗り越す地点に出ます。ここが金山峠みちの取り付けで、さっそく入ると道は一旦奥に入ってから西へトラバース。それから地形図の破線路の尾根に乗るような形になっていました。

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(峠みちも良い具合です)

この辺りでようやく雑木林になってくれたこともあって、ようやく綺麗な雪景色を堪能・・・できたんですけど、急激に気温が上がっているせいか樹上についた雪が溶けて、雨のように落ちてきたのにはビックリ。でもそのまま行きます(笑)。

そんな樹上からの雨も日陰に入ると落ち着くのでちょっとだけ助かったでしょうか?道は古くからの峠みちのおかげか歩きやすく、雑木の雰囲気も宜しく、好ましい道ですね。

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(金山峠直下の緩斜面)

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(金山への下りは道がわかりづらい)

着いた金山峠も佳い所なのですが、ここでも樹上からの雨に降られてどうにも落ち着きません。それでも結構休んだら(笑)「金山」の道標に従い、北へ延びるのっけから薄い道筋を追います。

道筋は西の尾根に乗ったところで、あとは尾根伝いに降りる段取りの筈。ところが道筋自体は確認出来るものの、到底道標のついた登山道のレベルではないですね。尾根下部に至っては藪もはびこり、下の下でようやく道筋を見つけたと思ったら、あっけなく金山神社の前に出てしまいました。

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(金山神社の前に出ました)

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(金山資料館)

ここは素通りするのはもったいないので参拝しましたけど、さすがに金鉱山の名残を残しているようにも感じる立派な神社ですね。お次は高柄山の南東尾根を登り返すつもりなので、車道を東へ下っていくと、じきに金山資料館に出ました。

残念ながら寒いこの時期だと休館なのはしょうがないでしょうか。いつかは中も見てみたいなと思いつつ、南東尾根の登り返しに取りかかります。

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(南東尾根の登りしなより)

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(モミの立派な木が林立する596m峰手前の肩)

南東尾根は昔かずさんが歩かれていて、雑木の続く良さげな尾根だという事はわかっていましたけど、実はこの日上野原駅で頂いたパンフレットの地図にこの尾根がハイキングコースとして記入されていて(なんと時間も!)、いったいどうなっているのか?と思いつつ尾根に取り付いてみると・・・

実際には取付に道標はないし、尾根に上がっても藪はないものの、明瞭な道もない状態。要はバリエーションの状態ということで、このパンフ、少々問題ありですね。

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(596m峰を過ぎると雑木林続く)

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(高柄山東尾根も全面雑木)

でも尾根の方は596m峰手前のモミ大木の雰囲気が良いし、総じて雑木林が多く、なかなか素敵な尾根でした。尾根から見える全面雑木の東尾根も懐かしく、そそられますネ。

そんな尾根の雰囲気を楽しみつつ途中でランチをとり、なおも先を行くと徐々に尾根が痩せて急になり、最後の登りにさしかかります。

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(尾根が急になると稜線は近い)

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(高柄山より笹尾根~生藤山~陣馬山の稜線)

でも急な登りはさほど長くは続かず、あっけなく稜線に飛び出すと、高柄山は東へ一投足。

着いた山頂は時間が遅いせいか誰もいません。地面は思ったほどぐちゃぐちゃではなく、それが少々意外でしたが、雪のお陰でスペースが少なく、ランチは下でとって正解でした。

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(千足峠みちは植林が続く)

北側の展望を少し楽しんだら、そろそろ下山のお時間。今回は未踏だった千足峠の道を下ってみました。

ここは長年通行止めだったせいで歩き残していた道。実際は想像通りの植林下の道が続く、少々趣きに乏しい印象は否めないですね。

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(千足より下の千足沢の渓相の良さに驚いた)

それでも着いた千足で偶然にも地元の方からいろいろな話を聞けたのは大収穫でしたし、千足から下の千足沢の渓相の意外な良さを知ったのも収穫でした。ここは水が綺麗ならちょこっと遊べるところだったんでしょうけど。。。
 
・・・・・☆
  
◆ 2016.02.07 (Sun)   晴 時々 曇
上野原駅 08:30→ 古福志 08:58/09:10- 金山峠 10:10/10:20- 金山神社 10:40/10:50- 金山資料館 11:00- 596m峰 11:35-(途中休憩65分)- 高柄山 13:35/13:55- 千足峠 14:10- 千足 15:10- 四方津駅 15:55
 

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