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2016.01.20

ハチザス沢を遡って、三頭山の手前まで

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(ハチザス沢 カナ山沢、ツメの緩斜面)

さて連休はお山へいけなかったので水曜に歩いて、その週の土曜(01/16)も天気が良かったので、軽く歩いてきました。(^^)

今回、軽めで浮かんだのがこれまた長年課題になっていたハチザス沢~カナ山の径路のこと。ちょうどいい機会なので実行してみました。

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(三頭山へはどうやって行くのでしょうか?)

ということでショートなこともあって数馬歩きだしはお昼前。さすがにこの時間ではハイカーはいるわけもありません。

数馬から10分ほどで着く、蜂指沢橋から目的のハチザス沢の径路に入るのですが、毎度の疑問(笑)↑↑この看板はいったいどのルートで三頭山へ行くことを想定されているのでしょうか。。。

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(雪がつくと桟橋は恐怖だ)

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(石原小屋窪出合)

道は最初こそ左岸を高巻き気味に行くものの、間もなく沢に降り、対岸へ渡るとじきに石原小屋窪の出合に着きます。

出合い附近は小滝が連なるちょっと雰囲気の良いところ。早めかな?と思いつつもここは休憩の適地なので、少し休んでからなおも先へ行きます。

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(カナ山沢・倒木累々で荒れている)

石原小屋沢を過ぎると沢はハチザス沢からカナ山沢に変わるのでしょうか?道形は明瞭なので、こんな感じの道が続くのかなあ?と思っていたら次の篶ヶ窪?出合に出た所で早々に道は消滅してしまい、あとは沢に沿って歩く感じ。

そしてご多分に漏れずこちらも二年前の大雪の影響か?倒木累々で歩きづらいこと歩きづらいこと。しかも前日に降った?雪がより歩きづらくさせてくれます(笑)。

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(氷の造形も今ひとつキリッとしない)

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(倒木に加えて藪もはびこってきた)

さすがに沢道なので今シーズン初となる氷の造形には事欠きませんが、う~ん寒さイマイチのせいか今ひとつキリッとしませんね。。。

それでもそんな造形をぼちぼちカメラに収めつつ先を行くと、倒木に加えて藪もはびこってきました。ただ歩くのに支障の無いレベルだったのはラッキーでしたけど。

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(ここまで来れば、そろそろツメの雰囲気)

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(ハチザス沢 カナ山沢・ツメの緩斜面・Part2)

まぁ藪が出てくるという事は日差しの入るところでもあるので、いつのまにかかなり高度を上げているんですね。

そんな藪が切れると、そろそろツメの雰囲気。登って登って右手の植林が切れると、ようやく素敵な雑木林に変わってくれました。

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(ハチザス沢 カナ山沢・ツメの緩斜面・Part3)

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(当然ながら笹尾根を見下ろす高さにいます)

ここはブナやミズナラ、クリの大木が点在する、なかなか素敵な所。このツメは登山道から見えていて、通りがかる度になかなか良さげな沢だなあと思っていたんですけど、実際良いところはツメだけだったんですね。

最後なので周囲を雰囲気を愉しみつつ、彷徨うように詰めていき、登り切ると笹尾根と都民の森からの道が合流するハチザス沢ノ頭のピークに出ました。

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(ハチザス沢ノ頭に上がりました)

ぱっと見尾根の肩のようなピークですけど、ここもベンチと南側に切り開きがあり、富士も望めるところです。

ここに着いた時点で14:40とは遡行に意外に時間がかかった印象でしたが、今回はここまでで充分でしょう。玉子蒸しパンを食べたら、おとなしく槇寄山経由で下山を始めます。

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(槇寄山)

稜線に出たのが15時前だったので16時台のバスは無理だろうな、と思っていたら槇寄山に30分ちょいで着いてしまい、もしかしたらコレは間に合うかも~。とここから先は急ぎ足。

西原峠から数馬への道に入ると、さすがに北斜面の道、凍結が始まっている箇所がぼちぼちありましたが、さほどの難はありません。

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(西原峠)

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(峠みちは一部凍結し始めている)

数馬側の道も西原側に負けず雑木林の多い道ですが、日が常時当たる南側と比べるのはちょっと可哀想でしょうか。でもこちらはバスの便も多いし、時間が余っていれば温泉もありますしね。

最後の舗装路歩きが意外に長くて焦りましたが、なんとか時間前にバス停について一安心。すぐに車中の人となったのでした。
 
・・・・・☆
  
◆ 2016.01.16 (Sat)   快晴
武蔵五日市駅 10:42→ 数馬 11:50- 石原小屋窪出合 12:15- ハチザス沢ノ頭 14:40/14:50- 槇寄山 15:25- 仲の平 16:05/16:07→ 武蔵五日市駅 17:05
 

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コメント

いえいえ、愉しんでいただけたらさいわいで御座いますよ!

投稿: komado | 2016.01.28 23:48

いいね!!

というのをしなくなるレポでした
ありがとう

from こたつねこ

投稿: ba_sobu | 2016.01.24 13:08

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