浅間嶺から松生山へ抜ける
(松生山からの下りしな)
さて、金峰山の翌日(09/23)は軽めの山行きという事で10日前に歩いた浅間尾根の続きを歩いてきました。
今回は少々遅出で9時のバスでしたが、それでもバスは二台運行。天気が良いこともあって盛況でした。でも人里(へんぼり)で降りたのは自分一人で、バスを降りたらストレッチをしてさっそく歩き出します。
(人里峠みち上部のひとコマ)
(人里峠)
人里峠みちは浅間嶺周辺の登山道で数少ない未踏の道。のっけの舗装路歩きがかなりきつかったものの、山道に入れば歩きやすく、ホッとします。
でもひと登りで林道に出てビックリ。しばらくは林道を突っ切りながら行き、再び山道に入るとじきに民家に出てまたビックリ。そしてその先の四辻から道はトラバースしていき、上がりきると人里峠でした。
(伐採跡からの御前・大岳、この日は明瞭)
(サラシナショウマ・咲き始め)
ここから先は10日前に歩いた道。でもこの日も人の気配はほとんどしません。
天気が良いせいか気持ちよい道のり。すぐ先の伐採地では御前や大岳もクッキリ見えて、先週は蕾だったサラシナショウマも咲いてました。そして先の分岐では尾根道を選んでいくも、さすがにこちらは植林が多いです。
(ガンクビソウ)
(休憩舎前の広場)
荒れてしまった印象の浅間神社で参拝をして、休憩舎に出たらこの日もハイカーは二人のみと至って静か。山頂に上がってもそんな感じで、お昼なのにこの静かさはやはり時期的なものなのでしょうね。
周辺の草原はアキノキリンソウが盛りで、10日前は盛りだったキクの類いは盛りを過ぎて、草原の花自体がそろそろおしまいの感じです。
(今回は晴れたけど富士は見えず)
(草原で盛りだったのはアキノキリンソウ)
10日は前は奇跡的に見えた富士も、天気の良いこの日に見えなかったのには少々ガックリでしたけど、まぁこいうこともありますか。
山頂で軽くランチを取ったら、今回は前にパスした松生山へ向かいます。
(松生山への道は雑木林が快い)
松生山は藤井本が出たときにそれに倣って訪れて以来の再訪。16年ぶりでしょうか。浅間嶺から下ったところに松生山の道標ができたのはいつのことでしょう?
道標に従ってなおもおね伝いに行くと、道標が付けられているだけ合って急な箇所は道が造られている感じ。そして登り切るとその先は雑木林の緩やかな稜線が続いて、この辺りが気持ちよく、周辺一のハイライトだと思います。
(松生山がアンテナ施設になっていたとは!)
(道は少々不明瞭ながら道標はある)
そんな歩きが松生山まで続くのだろうな~と思っていたら、突然周囲が開けたアンテナ施設に出て、なんですかこれは?はいここが松生山でした(笑)。
施設は新しいので5年以内に造られたのでしょう。せっかく楽しみにしてたのにこの仕打ち(自分勝手な!)。三角点だけカメラに収めて先を行くしかありません。
(九本楢・・・ミズナラです・・・と言ったら良いのか)
(植林と雑木林の間を行くことが多かった)
松生山に道標がなかったので、この先はもう無いのかと思っていたら、しばらく下ると現れて、やはり笹平までは整備したようですね。とはいえ整備以降、おそらくフォローされてないのでしょう、尾根の分岐等道筋が不明瞭な箇所もあり、初心者にはお勧めできない状態ではあると思います。
尾根は払沢ノ峰(858m峰)の先のピークまでは浅間尾根の主稜線なので、下ると言うより縦走と言った感じ。それから緩やかに下っていくイメージでした。
(498m峰手前のアップダウンが少々しんどい)
もう下りと決めたときのアップダウンほどしんどいのはありません。498峰の手前と本峰がそんな感じで少々しんどかったけど、これも良いアクセント、498m峰を過ぎればあとは本当に下りのみで、下りきるとそこはちょうど笹平のバス停でした。
でもバスは15分前に出たばかり。しょうがないのでバスの多い本宿を目指して県道をてくてく下ったのでした。
・・・・・☆
◆ 2015.09.23 (Wed) 晴
武蔵五日市駅 09:00→ 人里 09:45/09:55- 人里峠 10:40/10:50- 浅間嶺 11:20/11:40- 松生山 12:10/12:15- 858m峰(払沢ノ峰)12:45- 498m峰 13:40- 笹平 14:00
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