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2015.05.25

権現尾根を登って三ツ峠へ

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(林道より三ツ峠を望む・左から二番目の尾根が権現尾根)

先週一年ぶりに三ツ峠を歩いたら、歩きたいところがあったことを思い出して、珍しく二週連続の三ツ峠。昔、かずさんが歩いた話を聞いて以来、長らく懸案になっていたというか単に忘れていた(笑)権現尾根(柄杓流川 蝙蝠沢右岸尾根)をようやく歩いてきました。

ということで今回(05/23)は三つ峠駅からのスタート。夏の花がまだたくさん咲いていた頃はそれなりに歩いていた表口も10数年ぶり(大久保山でも9年ぶり)で、これだけ間があくと色々変わってますね。そんな様子を見ながら林道をてくてく歩いて、一時間ほどで達磨岩に着いたら、ここで尾根に取り付く登山道と別れて、なおも林道を奥へ行きます。

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(権現尾根末端部は扇状地状)

林道はマトモに使われてないようで結構藪っぽく、しばらく行くと林道終点に到着。すぐ先の蝙蝠沢(コーモリ沢)を伝って下りると、ちょうど堰堤の上で柄杓流川(大ブナ沢)に出ました。

権現尾根は蝙蝠沢と柄杓流川との中間の尾根なので、この時点で一応尾根上にいることにはなっているんですけど、尾根末端が扇状地状になっているために尾根感が全くありません。なのでとりあえず適当に上がっていくと踏跡が現れ、じきに植林帯に変わります。

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(5.5m程のモミの大木)

その植林帯が妙に広かったので、試しにあちこち歩き回ってみると伐り残されたモミの大木がぼちぼちあって、なかなか先へ進めません。その中でも↑↑これが一番の大木。その太さもさることながら、モミなのに二手に分かれているのが印象的です。

こうやって色々寄り道しながらも徐々に上がっていると、尾根が突然という感じで盛り上がって、ここから先はイヤでもこの急な尾根を登らざるを得ません(笑)。しょうがなし急な尾根をせっせと詰めていきます。しんどいですが藪がないのが救いでしょうか。

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(尾根中腹ではスズタケが被るが、距離は短い)

とはいえ尾根がスッキリしているのは良いんですけど、お花も少ないですね。ヤマツツジぐらい。そういえば大久保山の南面もお花がほとんど無かったことを思い出しました。時折、岩が散見されるのも同じような感じ。

なんて思っていると1300m圏辺りからスズタケが現れましたが、藪は見た目よりも濃くなくそのまま歩けます。ただ花粉のようなものが全身ベッタリついたけど、何の花粉だろう??

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(巨岩にヤマツツジが彩りを添える)

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(これは立派な岩屋でした!)

そのスズタケ帯を抜けるとじきに大岩が現れ、そこから先は露岩の急登が続いて「らしい」雰囲気になってきます。

次々現れる露岩を避けつつ登っていくと、途中には立派な岩屋もあったりしてなかなか面白いですね。

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(一旦ツガの平坦地を介すると・・・)

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(ここから核心部の始まり)

そんな露岩帯から一旦尾根が平衡になると再び大岩が尾根を塞いで、ここからの露岩帯が権現尾根の核心でした。

自分は例によって丸腰クンで行ってしまいましたが(笑)基本は用意をした上で、実地から安全に行けるルート探す/判断するスキルが必須ですので悪しからず。

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(うひょひょひょひょっ!)

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(こんな露岩の展望ポイントもありました)

途中で通りがかった、↑↑この岩頭はめっけもんでした!

雰囲気はだいぶ違うけど、酉谷山南東尾根の岩頭のような、ひとり座るとお山の大将・お猿さんになった気分になれるステキな所です。

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(この枝振りの松を見れば核心部はお終い)

風が通るところなのか??こんな趣のある枝振りの松を見ると、核心部はお終い。

あとは下草の生えた緩い尾根を詰めると、じきに一字一石供養塔の裏から飛び出して表口登山道と合流。その先が神鈴権現社でした。

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(あとは尾根を詰めるだけです)

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(神鈴権現社)

さすがに表口は人通りがかなり多いものの、すぐ脇の神社に来る人は全くいません。道中の無事を感謝したら、こちらでランチも取らせていただき、ちょっと休憩。休憩を終えたら、お次は開運山には寄らずに(笑)御巣鷹山へ向かいます。

でも開運山を巻いたお陰でタチカメバソウやタカトウダイにも久しぶりに逢えたので、今回の所は正解だったのでしょう。

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(タチカメバソウ)

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(御巣鷹山の草原はまだまだ淋しい)

御巣鷹山の草原も一週間ではあまり変化はありません。でも少ないながらも、ホソバノアマナが咲き始めていたので、個人的には十二分に満足です。(^^)

御巣鷹山に着いたらちょっと休憩。それから来た道戻って、北口登山道を下ります。

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(ホソバノアマナ)

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(コヨウラクツツジ・盛り)

北口登山道は去年同じ時期に下りたのに、なぜに再び下りるのかと言えば、今回は久しぶりに水雲山の尾根を下りるから。去年水雲山との分岐を通りがかった時、私製の道標がついていて気になっていたのでした。

分岐から水雲山の尾根に入ると、一頃と比べて明瞭になった道筋にマーキングが続いています。するとさっそくコヨウラクやムラサキツリガネ、トウゴクミツバツツジと、ツツジの類いが目に入ります。

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(今回は水雲山へ向かいます)

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(アカバナヒメイワカガミ・上部で盛り)

足下はもちろんアカバナヒメイワカガミ。クモイコザクラはほとんど終わってました。

イワカガミはこの辺りで盛りだったのでいろいろカメラに収めて、さぁ先を行こう!とふと見上げると、なんとそこにはシロバナフウリンツツジ。すでにほぼ満開でした。

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(シロバナフウリンツツジ・ほぼ満開)

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(水雲山の祠は再建されないようですね・・・)

お花を撮りつつ行った割に水雲山には思いの外早く着いてしまった感じ。倒壊した祠はどうやら再建は難しいようですね。

と、ここで突然二人組のハイカーが現れてビックリ。でもこんな所を歩いているのですから、さすがに慣れた方達で、有意義なお話をいろいろ聞かせてくれました。

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(水雲山よりチヨ沢<大幡川>の扇状地を見下ろす)

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(ムラサキツリガネツツジ・一部咲き始めた)

そんな訳でちょっと長居をしてしまいましたが、帰りのバスが決まっているので、適当なところで切り上げてなおも下ります。

ムラサキツリガネはまだ蕾が大半だったものの、ほんの一部ですけど咲き始めたのもありました。

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(登拝路の名残とおぼしき十九丁目石)

水雲山の尾根って実は古くからの三ツ峠への登拝路で、道中はその名残とも言える丁目石がいくつか残っています。

前に歩いたときに見つけたもの以外の丁目石を探すのも今回の目的だったんですけど、結局新たなのは見つけられずじまい。う~む。。。

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(マイヅルソウ)

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(尾根上の踏跡は明瞭になった)

結局マーキングは下までしっかり続いていて、チヨ沢を渡る箇所には上の分岐にあったのと同じような私製の道標がありました。でも対岸に渡って林道に出たところにはマーキングもないので、登りは判断するしかないようですね(笑)。

二週連続の三ツ峠。やっぱり山は下から登ると面白いし、充実感も違います。権現尾根はかなり楽しめたけど、お花の少なさは本当に意外でした。というか先ほども書きましたけど。大久保山の南面も同じような感じだったので、地質的な違いなのでしょうかねえ。。。
 
・・・・・☆
 
◆ 2015.05.23 (Sat)   晴 時々 曇
三つ峠駅 08:30- 達磨石 09:25- 林道終点 09:35- 神鈴権現社 11:50/12:10- 御巣鷹山 12:50/13:00- 水雲山 13:35/13:50- 林道に出る 14:55- 宝鉱山 15:40/16:20→ 都留市駅 16:40
 

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2015.05.19

三ツ峠からお花愛でつつ、チヨ沢へ

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(大幡川 チヨ沢上流部の扇状地を往く)

一頃よりは落ち着いたもののまだまだ気温高めの日が続いて、お花の咲き具合もまだまだ相当早い感じ。なので今回の山行き(05/17)は当初の予定を変更して、一年ぶりの三ツ峠となりました。

今回は天下茶屋行きの一番バスで登山口に出てからのスタート。バスは想像よりも混まなかったこともあって比較的スムーズに歩き出せました。例によってボッカ道は避けて旧登山道を行くと、お花は少ないながらもタチツボスミレにツルキンバイ。そして一年ぶりの再会となるツルシロカネソウにクルマバツクバネソウとお花はまずまずの感じ。

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(クルマバツクバネソウ)

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(三ツ峠山荘手前の展望地より)

そして三ツ峠山荘に出るまでは意外に人も少なく快適でしたけど、そこは三ツ峠。稜線に上がるとやっぱりハイカーが多いですね。あと山荘や四季楽園ではなにか(TVではない)撮影しているようでした。

近年は閉まったままで荒れるに任せていた富士見山荘も、入口の扉が開いていたのは一連の撮影のようです。それを横目で見つつ開運山へ登り始めると、ををここで現れましたか!キバナコマノツメが。

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(キバナコマノツメ)

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(開運山より)

想像よりも早く現れたことに驚きつつもお花をしっかりカメラに収めたら、そのまま開運山へ上がりましたが、やはりというか山頂は人でいっぱい。展望を楽しみつつ撮影だけして、すぐに御巣鷹山へ向かいます。

お花が進んでいるとは言いながらも木の花の方はまだオオカメノキぐらいですけど、足下の方はワチガイソウに、今年初となるルイヨウボタン、そしてホソバノアマナは草原ではなくこちらで見つけてもらいました。(^^)

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(ルイヨウボタン)

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(ホソバノアマナ)

御巣鷹山手前の草原もお花はクサボケだけとまだまだで、山頂に上がったところで頃合いも良いのでランチ。

いささか趣に欠ける山頂ではありますけど、静かで展望を楽しめるところもあるからまあ良いか~といったところでしょう。

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(御巣鷹山より清八山方面・手前には下る尾根も見える)

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(一旦清八峠方面へ下って・・・)

さて、ランチを終えたら今回はここからが本番。一旦清八山方面へ下ってから、御巣鷹山の北西尾根とか北北西尾根というのはいささかキツいので、とりあえずチヨ沢1200m圏二俣中間尾根と仮称しておきます(笑)を下ります。

すると分岐の辺りでコヨウラクツツジが現れて一気にテンションが上がると、まもなく蕾ながらもムラサキツリガネツツジもあっさり見つかって、早くもこの日の宿題はほとんど終わってしまいました(笑)。

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(コヨウラクツツジ)

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(ムラサキツリガネツツジはまだ蕾)

とはいえ尾根はまだまだ序盤なので、そのまま下っていくとそこはさすがに三ツ峠。次第に露岩が現れ、灌木の藪が煩くなってきます。

尾根は明瞭なものの灌木が煩く、なかなかスムーズに進めないことに少々イラつきながら下っていると、次ぎに現れたのはイワカガミ(アカバナヒメイワカガミ)。そうだ、この花もいましたね!すっかり忘れてました(笑)。咲き始めの鮮やかなピンクはとにかく目を引きます。

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(チヨ沢1200m圏二俣中間尾根・上部は灌木の藪が煩い)

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(アカバナヒメイワカガミ)

中盤の6mほどの岩壁は巻けましたけど、ここも灌木が厄介でした。

下るにつれて尾根のイワカガミは増えていき、いつしか満開状態に。お花を踏まないように下りるのが大変です。。。

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(この岩場を巻くのが面倒だった)

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(クモイコザクラ)

この辺りでイワカガミが出ればもちろんクモイコザクラもいらっしゃいます。さすがに盛りは過ぎてましたけど、それでも逢えただけでも充分。

今年は丹沢のコイワザクラを見ているので、ここのがクモイさんだというのをしっかり確認できたのも収穫でした。

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(隣には水雲山)

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(花期にピッタリあってタマランチ会長)

道中ちょっと開けたところから水雲山が見えるのもいいですし、3年前に登ったその間の尾根(チヨ沢1040m圏二俣中間尾根)が見えたのも嬉しかったです。しかし遠目から見ても本当に急な尾根。よく登ったわ(笑)。

尾根上は相変わらず満開なイワカガミの回廊が続いて、藪は煩いものの嬉しい限りです。

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(露岩が続いて気が抜けない)

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(トウゴクミツバツツジ)

そんな花の回廊も尾根上の露岩がなくなり、二次林に変わると残念ながらおしまい。新緑美しい雑木の尾根をひたすらに下っていきます。

お花の方もあとは咲き始めのトウゴクミツバツツジが見られるぐらいでお終いかな~?なーんて思い始めたところで、地味なお花が目に入ったので近づいてみたら、なんとウスギヨウラク!やっと逢えました!花は終わりかけでしたけど、この花も逢えただけで充分ですよ。本当に。

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(ウスギヨウラク)

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(尾根末端は扇状地のよう)

なおも下ると尾根は広がり、扇状地状になるとチヨ沢も間近。広がった扇状地状の周囲に立つ立派なブナやミズナラを探しつつ下ると、じきにチヨ沢に降り立ちました。

対岸には不明瞭な送電線巡視路(見回り道)が通っていて、後はその巡視路を下るだけ。

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(チヨ沢に下りました)

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(幹廻り6m近いミズナラの老木)

とはいえそのまま巡視路を下るのは当然もったいないわけで、なおも広がる扇状地をあちこち寄り道しながら下っていくと、いますいます、伐り残された大木達が!一番は↑このミズナラの老木でしょうか。少なくとも幹廻り5.5mはありそう。なかなかシビアなところにいらっしゃるので、先は長くないのかも知れないけど、あなたに逢えてよかった。

その後も4m級のブナやケヤキもいて、ひとりウキウキしてしまう道のり。マジメな話、マイナーすぎて誰も言わないけれども(笑)このチヨ沢の扇状地って三ツ峠周辺の見所というか宝の一つですよ。本当に。そんなことをしみじみ思いながら宝鉱山へ向かったのでした。
 
・・・・・☆
 
◆ 2015.05.17 (Sun)   晴
河口湖駅 09:00→ 三ツ峠登山口 09:30/09:40- 木無山 10:55/11:15- 開運山 11:35- 御巣鷹山 12:00/12:50- チヨ沢に下りる(1200m圏)14:30- 林道終点 15:00- 宝鉱山 15:50/16:20→ 都留市駅 16:40
 

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2015.05.10

檜洞丸~大室山・自然林と花花を愉しむ

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(シロヤシオ・早くも1000m以上で咲き始めた)

今年は冬の後半から雑木林だったり植林の尾根ばかり歩いていたことを、前の大樺尾根の時に気がついて、これでは身体が自然林不足になるのも当然です(笑)。とはいえ日原は山ブーム以降、奥多摩駅へ出ること自体が鬼門となりつつあるのでちょっと避けたい感じ・・・となると結局足は丹沢の方へ向いていました(05/06)。

とはいえ丹沢だって南側から入ればおおよそ奥多摩と変わらなくなってしまうので、今回は優雅に上野原駅からタクシーを長駆走らせ神ノ川ヒュッテ、ではなく奥の孫右衛門トンネルに出て(\10090)からのスタートです。

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(広河原)

神ノ川は去年のシロヤシオ以来の訪問。孫右衛門トンネルからだと広河原がぐっと近くなって良いですね。30分ほどで広河原に着いたら彦右衛門沢に降りてちょっと休憩。それから久しぶりに檜洞丸北尾根に取り付いてみました。

北尾根は10年ぶりの再訪で、最初はガレた沢筋を詰めていたものの、じきに植林帯につけられた仕事道が現れたのでそれを辿ると、北へぐるりと回りこんで尾根に上がりました。あとは尾根をひたすらに登るだけです。

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(檜洞丸北尾根は植林帯を抜けてからが楽しい)

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(いいですねえ)

植林帯を小一時間ほど登ると、裸地状の平地を介して、ここから待望の自然林が始まります。

すると丹沢らしいブナの立派な木々が次々と現れて、一気にペースダウン。今回北尾根を再訪したのはいろいろ調べ物をしたかったからなので、いちいち寄り道しながらゆるゆる登っていきます。

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(オオカメノキ)

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(ここまで上がってくると・・・)

ひと登りするとシロヤシオの木が現れましたが、今年は裏年だろうし、お花は期待してなかったのですが、なんと1000mを越えているのにもう咲き始めていてビックリ。今年は早いですねえ。この日は想定してなかったので早々に逢えてラッキーでした。

登るにつれ林のみどりが徐々に薄くなっていくのも良いですね。そしてトウゴクミツバツツジも咲き始め、オオカメノキは既に満開間近。しかもここのは樹高が低いので、花のマクロを簡単に撮れ、もうご機嫌ですヨ(笑)。

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(なんとコミヤマカタバミ)

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(ここまで来ると山頂は近い)

なおも登って、周囲が明るくなりバイケイソウも目立ち始めるとそろそろ山頂も間近。ここで開きかけたお花がちらちら目に入ったので確認するとなんとコミヤマカタバミ!まさか丹沢で逢えるとは。去年は間に合わなかったので喜びもひとしおです。

そして山頂直下は盛りは過ぎたもののまだ頑張っているマメザクラに、足下はシコクスミレ。そんな花々を愛でながら登ると、じきに山頂に飛び出しました。

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(ブナの花)

山頂は10時過ぎとは言え、少々淋しい感じだったのはGW最終日のせいでしょうか?おかげでテーブルベンチは占領できるし、木道のお陰でブナの花を久々に撮れたりと(本当に!)嬉しいことばかりです。

とはいえこの日はここで終わりではなく、まだまだ先があるので、西の犬越路へ向かいます。

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(檜洞丸より)

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(コイワザクラ・盛りは過ぎたが多い)

すると出てきました出てきました。コイワザクラが。本当に普通に咲いているんですね。盛りは過ぎてましたけど、量が多いので道中十二分に楽しめる量が咲いていて、もう満足です。

あと足下にはワチガイソウにエイザンスミレ、フデリンドウ、ツルキンバイ、タチツボスミレ。オオカメノキは稜線でもかなり咲いていました。

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(マメザクラ)

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(縦走路は思いの外、人が少ない)

稜線はハイカーが次々と登ってくるのか?と思っていたら案外そうでもなく、人出は想像よりもかなり少ない印象。前に冬場歩いたときの方が多いぐらいでした。普段からこれぐらいの人出ならもっと訪れても良いんですけど(笑)。

この稜線は林相も良いし、展望も良い箇所があるけど、少々荒れた印象があるのはハイカーが多いせいなのでしょう。

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(大室山が近づいてきた)

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(フデリンドウ)

途中展望の良いピークで軽くランチを取って、なおも下るとここで咲き始めたシロヤシオやトウゴクミツバツツジとも再会。花付きはこちらも宜しくないものの、それでも木の総量が違うので、花期さえ合えばそれなりに楽しめそうな気がします。

そして下りきった鞍部が犬越路で、綺麗な避難小屋が建ってます。11年前に来たときはまだかまぼこ形の小屋だったので、その落差に驚きつつ中を見てみると、土間と板張りの間が半々ぐらいの丹沢の避難小屋でよく見られる間取りのようでした。

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(犬越路の避難小屋が見える)

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(トウゴクミツバツツジも咲き始め)

時間的にここから下山しても良いのですが、せっかく高いお金払ってきたのですから(笑)もうひとがんばり。西の大室山へ登り返します。

久しぶりに歩いてみると、こちらも林相宜しく素敵な道ですね。犬越路までと違って道の荒れ方も少ないし、こちらの方が山歩きをした気分になれる?かも??

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(こちらも素敵な道だ)

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(大室山の肩直下は木道が敷かれている)

途中で下山に採る予定の手沢左岸尾根の下降点を確認。それからなおも登るとバイケイソウで埋まった木道に変わって、登り切ると大室山の肩に着きます。

ここから大室山までは一投足。そのまま北の山頂へ向かうと、いましたいましたキクザキイチゲが!お花はほぼ終わりかけで、本当に何とか間に合ったという感じ。それでも白い花、青い花がぼちぼち目に入るという事は、花期さえ合えば結構咲いてそうですね。

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(キクザキイチゲ・何とか間に合いました)

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(大室山の北面はもっと散策したかったが・・・)

そして大室山の山頂に着いたら、そのまま北斜面のブナ林の散策に移ります。ブナの美林は相変わらずですし、トリカブトもまだまだ生えてますね。一時は病気が流行って壊滅的な状況にもなっていたので、今の花のシーズンの様子が気になるところです。

あと大室山も気がつけば9年ぶりで(笑)もう少しのんびりしたかったのですが、帰りのバスのことを考えると長居もできません。適当なところで切り上げて、後ろ髪引かれる思いで来た道を戻ります。

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(手沢左岸尾根上部)

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(ブナはもちろん)

登りしなに確認した下降点まで下ったところで、そのまま手沢左岸尾根の下降に移ると、のっけは痩せた尾根の急降下。

まぁそれは予想できたんですけど、急降下が落ち着くと尾根は痩せたままながら、林相が良くなります。ブナやモミの立派な木々にアセビが絡む感じは、丹沢初心者の自分が言うのもなんだけど(笑)いかにも西丹沢らしい自然林。

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(この辺りはツガとアセビ)

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(980m圏の広がり)

そして途中で岩っぽくなった箇所では立派なツガも多いし、尾根が西へクランクする辺りの980m圏の広がりもなかなか惹かれる所で、想像以上に良い尾根ですね~。

というかこの尾根ってバスの時間を気にしながら降りる尾根ではないですよ!(笑)むしろ現れる木々を愛でつつ「登る」尾根だと思いました。こうやって少々雑に降りるのが申し訳なくなってしまうぐらい。

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(丹沢らしいザレたギャップもあります)

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(812m峰・モミの大木)

812m峰手前のギャップも丹沢らしいアクセントで楽しめたし、812m峰にいた大モミもなかなかの存在感。そして用木沢出合に降りてみれば、植林は駐車スペースの裏だけだったという本当に素敵な尾根でした。

終わってみれば自然林は充分に満たされたものの、手沢左岸尾根は別の機会に歩けば良かったかな~とちょっとだけ後悔。でもそれって贅沢な後悔ですね(笑)。良いことは重なるものでGW最終日のお陰か?帰りのバスも混雑なく、快適に帰途につけたのでした。
 
・・・・・☆
 
◆ 2015.05.06 (wed)   晴
孫右衛門トンネル 07:25- 広河原 07:55/08:05- 972m峰 08:40- 檜洞丸 10:30/10:45-(途中休憩15分)- 犬越路 12:55- 大室山 14:15/14:30- 尾根分岐 14:45- 812m峰 15:55- 用木沢出合 16:10- 西丹沢自然教室 16:30
 

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2015.05.06

もう一つの大樺尾根を歩く

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(新緑の大樺尾根<大樺ノ頭北東尾根>を往く)

GWに入って安定した天気が続きますね。前後しましたが初日の土曜(05/03)は懸案となっていながら長年放置していた、「大樺沢左岸尾根というか大樺ノ頭北東尾根の方」の大樺尾根(大樺尾)をようやく歩いてきました。

岩科本や改定前のエアリアを持っている人はご存じでしょうけど、大樺ノ頭から派生する北尾根と北東尾根は共に「大樺尾根」と呼ばれています。北尾根の方は9年前に歩いており(記事は→ こちら)、それから林相と交通の便の都合でず~っと放置していたのが、交通の便がクリアされてようやく歩く気になったというところでしょうか。(^^ゞ

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(小金沢林道・新緑が素晴らしい)

しかし大月から小菅へ抜けるバスが本当にできるなんて・・・おじさん胸熱ですよ(笑)。今回は小金沢林道との分岐になっている新小金沢橋で降ろしてもらって(自由乗降区間なので)、橋を渡った小金沢公園でいそいそと準備。それから林道に入りました。

新緑の小金沢林道を歩くなんてダム工事前だから20年以上ぶりのこと。紅葉の美しい小金沢ですから、もちろん新緑だって美しい。林道脇に咲く花を同定したり、遠い山肌に咲くサクラを望んだりと、なかなか楽しい道のり。ただ大樺沢までだといささか長いですね。

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(大樺尾根下部は若い二次林で始まり・・・)

大樺沢を渡るともう北東尾根の末端ですが、末端は変電施設になっていて取り付けないので、枯れた小沢を渡った一つ西の枝尾根に取り付いてみました。

ひと登りで送電塔に上がり、ここから枝尾根上に上がるまでが急登が続いてしんどい箇所。でも植林だったこと(日陰になって涼しいから)とスズタケが枯れて無くなっていたのが救いで、小一時間かかってようやく枝尾根上に出ました。

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(かつては獰猛なスズタケの藪だったのでしょう)

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(主尾根を合わせた辺り・カラマツの新緑が美しい)

尾根上は伐採後放置された若い二次林とカラマツ植林に分けられていて少々荒れた印象なのは予想通り。でも新緑はこんな林でも素晴らしい。そして尾根上のスズタケはすでに枯れていましたが、斜面に寝ている枯れたスズタケの様子にかつての藪の獰猛さを想像せずにはいられません。

ひと登りで左手から主尾根を合わせても同じ感じの尾根が続きます。ただここでプラ階段が現れたのには驚きました。そして二次林とカラマツ植林が左右入れ替わると、じきに尾根を横切る明瞭な径路に飛び出してもっとビックリ。この径路は近傍の送電線巡視路なのでしょうかね??

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(尾根を横切る明瞭な道<巡視路?>があった)

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(ダケカンバ林を見るのも久しぶりだ)

とはいえその径路を探索するヒマは今回は当然ないので、そのまま尾根上を行きます。すると尾根左手に立派なブナが散見されるようになり、それからダケカンバがどっと増えて、標高がかなり上がったことがわかります。冬からず~っと低いところばかり歩いていたので、ダケカンバ林なんて久しぶりに見かけましたよ(汗)。

ランチは途中の平たい箇所でいただき、それからひと登りで尾根が広がって、広い急斜面を登るようになると北尾根も近いです。

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(広い斜面を登るようになると、北尾根との合流点は近い)

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(合流点付近の緩斜面にいたハリギリとブナの大木)

その斜面を登り切る直前にハリギリとブナの大木を見つけて喜んでしまいましたけど、北東尾根の自然林って本当にこの辺りだけだったのか。。。9年前に下った時、分岐の様子を見てちょっと期待してしまったのは見当外れだったんですねえ。

すぐ上の北尾根を通るシオジの森の遊歩道と合流すれば、黒木の森をひと登りで大樺ノ頭に到着。ここではバイカオウレンを期待していたもののダメでした。まあ林床が乾いていたから、そのせいもあるのかな。。。

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(大樺ノ頭直下は黒木の林を登る)

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(楢ノ木尾根・ウラジロモミ、シラベはあらかた囓られていた)

大樺には13時台に着いたので、ここからは東の楢ノ木尾根を下ります。

楢ノ木尾根は7年ぶりでしょうか?一番変わったのはやはり上部の黒木林。尾根が妙に明るくなったのは、やはりシカさんがシラベやウラジロモミの樹皮を囓って、木が枯れてしまったから。もう方々で何度も見ている光景だけど、いつ見てもやるせない気分になってしまいます。

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(唐松立の手前より、大樺ノ頭)

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(唐松立<1597m峰>)

それもひと下りして広葉樹林帯に入ると、スズタケが枯れてなくなってはいるものの林に変化はありません。

唐松立の前後は自然林の残された、楢ノ木尾根のハイライト。ここはもう少しゆっくりしたかったけど、まだまだ先は長いのでちょっとの休憩で通り過ぎなければいけなかったのが少々残念でした。

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(唐松立周辺は自然林が辛うじて残っている)

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(ヒカゲツツジ)

唐松立からは下りと言うより、平衡なアップダウンが続いて意外に時間が掛かります。

1409m峰辺りから岩場が続くようになって、そこで気がついたのはこの辺りにはシロヤシオが結構いること。とはいえ今年は花が期待できないし(去年が当たり年だったので)、そもそもシロ狙いなら他にいい所がたくさんありますね(笑)。

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(泣坂ノタル)

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(泣坂ノ頭から大峰への道すがら)

泣坂ノタルからの泣坂は久しぶりだった今回もやはりしんどかった。へろへろになって登り詰めると、クロスケの遊び場であるクリの大木が散見される窪地を介して泣坂ノ頭にようやく着きました。

ここから大峰へは一投足。ここまで来ればおおよそ時間が読めます。

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(大峰・山ノ神はまだ健在でした)

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(西沢ノ頭への下りは快い雑木林が続く)

泣坂ノ頭から大峰、西沢ノ頭(1298m峰)にかけては美しい雑木林の続くところで、だからこそ大峰は登る価値のある山、素敵な山だと思っているんですけど、西側が皆伐された西沢ノ頭からの下りが、なんと7年歩かなかった間に灌木が育ちまくって藪化していたのには驚きました。

近年大峰が歩かれなくなったのはこのせいなのでしょうか。この間だけ刈り払いすれば、大峰は下も上も雑木林の続く好ましい道なので、今は山ブームだし(笑)バスだって小菅まで延びているわけですから、手入れしてもらえると嬉しいんですけどねえ。。。

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(西沢ノ頭より下は伐採後の灌木が育って歩きづらくなった)

その灌木の藪を抜けて、緩く登り返すと水無山の分岐。一息ついたら上和田へ向け、急な尾根をひたすらに下ったのでした。
 
・・・・・☆
 
今は知らない人も多いでしょうから、念のために記しておきますと・・・小金沢林道は急峻な谷筋にむりやりつけられた林道であるがゆえに山側は擁壁や岩壁が延々と続くので、最後の林道へ着地する箇所が実は一番の難所。実際、楢ノ木尾根の北尾根群の尾根末端はそのほとんどが高い擁壁で囲まれてます。まぁマイナーすぎるので下りにとる人はいないでしょうけど、仮に下りに採る場合はそういう局面でも安全に降りられるスキルが必須・・・要はGPSを持ってるだけでは安全に降りることができないという事です。

ここではありませんが、近年同じような状況で遭難した事案もありましたので、この点を充分に留意されつつ、自らのスキルを冷静かつ謙虚に判断されて山歩きに臨まれることを切に願います。
 
・・・・・☆・・・・・☆
 
◆ 2015.05.02 (Sat)   晴
市営グランド入口 06:20→ 新小金沢橋 06:55- 小金沢公園 07:00/07:10- 大樺沢橋 08:45/08:55- 尾根上に上がる 10:05- 径路に出る 11:20-(途中休憩50分)- 大樺ノ頭 13:10/13:20- 唐松立(1597m峰)14:00- 泣坂ノタル 15:30- 泣坂ノ頭 15:50- 大峰 16:05- 水無山分岐 16:45- 上和田 17:40
 

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2015.05.04

熊倉山のアカヤシオは・・・

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(アカヤシオ、なんとか間に合いました)

GWに入って天気が安定してきたのは良いんですけど、気温上がりすぎ(笑)。前半は2日・3日と連荘歩いてきましたので、まずは昨日の恒例となっている宗屋敷尾根~熊倉山~聖尾根の方からあげていきます。

前日長めに歩いたので去年と同じくタクシーでで宗屋敷尾根の取付に出て(¥3340)からのスタート。気温は高めながら涼しい風が通って爽やかです。でも取り付けにはすでにヤマツツジが咲いていて、かなり進んでますね。。。

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(宗屋敷尾根の取り付けでヤマツツジ)

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(1003m峰)

のっけの植林帯も手入れが入ったようで、それがより爽やかに感じたのかもしれません。淡々と登るだけですけど、本当に気持ちよく登れます。

一時間ほどで山ノ神のある1008m峰に着くと、アカヤシオは落花完了。イワウチワも終わってましたけど、ここは年々増えているのが不思議です。あと山ノ神の祠も近年ちょこちょこ手入れが入っていて、それもちょっと嬉しかったりします。

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(ここも今年は新緑)

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(アカヤシオはすでに足下を彩る状態)

1003m峰を過ぎると雑木林に自然林を交えるようになり、その新緑を愛でながら登る感じ。

途中のアカヤシオも残っているのもあるけど、やはりおしまいでした。

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(1284m峰附近でもこんな感じ)

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(小黒・大黒<酉谷山>・檜木岳の稜線を望む)

1284m峰から上もほぼ終わりに近いものの、北斜面の花がまだ残っていてホッとしました。でもそういうのはもうカメラに収められる位置にいないんですよね~(泣)。

1370m圏の岩峰手前の鞍部からは当然直登。大岩を縫う箇所もアカヤシオの落花が岩を斜面を彩っていて、これはこれで見事でした。今年もお花の状態が良くて綺麗だったのが落花を見てもよくわかります。

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(今年も花の状態が良好で、綺麗だ)

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(シラカケ岩より・少ないながらもまだ楽しめました)

ということでシラカケ岩からのほぼ定点は↑↑こんな感じ。(^^)

稜線のお花も1284m峰より上と同じような感じ。でも対岸の岩峰のお花が北斜面にあるお陰で、まだまだピンクに染まってました!花付きは例年よりは少なめですけど、お花を楽しめる量は咲いていたようです。今年も何とか間に合って良かった!

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(三門の広場も新緑)

周囲の展望を楽しみつつ軽くランチを取ったら、下山開始。今年はお花が終わりかけているせいか?人が少なめでした。

熊倉山随一というか唯一の美林帯である三門の広場の辺りも新緑が美しく、しばし佇んでしまいます。そしてその先の七ッ滝沢ツメの渓畔林の新緑も素晴らしい。三門の広場は尾根と沢の両方の美林を楽しめるのが、実は隠れた魅力なんです。

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(1307m峰より)

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(ヒカゲツツジはほぼ例年並)

1307m峰の勝ちゃん新道の道標は外れそうになったのか?それでもしっかり修理されていました(笑)。今はここを歩く人っているのでしょうか??

そして下のテラスもお花はほぼ終わり。ここで最後の展望を楽しんで下ろうとしたら、ぬぬぬ・・・ロープが新しい。ここから下の要所要所でも見かけましたけど、おそらくあの方?かあの方??なのかなぁ。。。

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(1165m峰への下りしなも新緑)

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(聖山より・・中央やや右より奥の▲が熊倉山)

とはいえ、自分はこの手のロープを全く信用しない人間なのでどうでも良いことですね(笑)。

聖宮も荒廃が進んで数年後にはまっさらになってしまいそうです。参拝したら、今年も旧登山道を下ります。

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(レンプクソウも何とか間に合った)

アカヤシオもイワウチワもカタクリも今年は終わっていたので、最後のお目当てもダメかな~?なーんて思ってましたが、なんとか間に合いました。良かった良かった!

そして下った三峰口駅もこの日は盛況でした。観光客が多い!理由はよくわかりませんけど、近年の閑散ぶりを見ていたのでなによりですよ。直通の電車まで余裕があったので、結構飲み食いしてから帰途についたのでした。
 
・・・・・☆
 
さて・・・最後に今年もしつこく例年と同じ事を申し上げますと、今回のコースは登り下り共に道筋が不明瞭かつ急で、岩場も多く、「地形図とコンパスのみ」で確実な地形判断ができるスキルのある人向けのコース(登山においてGPSを利用する際も、ごく基本的な地形判断スキルのあることが前提のはず)であって、お花目当てでガイド片手に安易に入れるコースでは決してありません。熊倉山は登山道/非登山道問わず今現在でも遭難の絶えない山です。この点を充分に留意されつつ、自らのスキルを冷静かつ謙虚に判断されて山歩きに臨まれることを切に願います。

ちなみに過去の様子はこちら。参考程度にどうぞ。

2014年 【2014.05.03】
2013年 【2013.04.28】
2012年 【2012.05.13】
2011年 【2011.05.08】
2010年 【2010.05.04】
2009年 【2009.04.29】
2008年 【2008.05.04】
2007年 【2007.05.05】
2006年 【2006.05.03】
2005年 【2005.04.30】
2004年 【2004.04.25】
 
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◆ 2015.05.03 (Sun)   晴 時々 曇
尾根取付 07:15→ 1003m峰 08:20/08:30- 1284m峰 09:20- シラカケ岩 10:20/10:45- 熊倉山 11:10/11:15- 1307m峰 11:35/11:45- 802m峰 12:50- 聖山(725m峰)13:20- 三峰口駅 14:15
 

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