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2015.02.17

みたび御岳山から山くだり

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(なんとマンサクが咲き始めていた)

さて先週末は花粉前という事もあり、連荘だったものの日曜の山行きが諸般の事情によりおクラ入りになったので、記事は土曜(02/14)の超遅出ショートのみになりますです。m(_ _)m

とういうことでこの日も例によって途中のココイチでカレーを食べ、駅ナカでコーヒーをゆっくり飲んで・・・とちんたら御岳へ向かって、御岳平に上がったのはもはや恒例となった??13時半。二週前以上にガラガラだった御岳平でストレッチをしたら、今回もまずは大塚山へ向かいます。

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(御岳平・ガラガラです)

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(今年は早々とマクロも撮れて嬉しい限りです♪)

道中雪はかなり溶けて歩きやすく、でも泥濘は意外に少ないことに気分を良くして歩いていると、周りがなんか黄色っぽく見えるので、なんだろう?と上を見上げると、なんとマンサクが早々と咲いているではありませんか!

しかしこの標高で二月半ばの咲き始めはかなり早いですね。花も良好につけていて、当たり外れの激しいマンサクも今年はそこそこお花が見られそうな気がします。そうそう去年なんて外れ年でマクロが全然撮れなかったんですよ!

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(大塚山・南面は雪が溶けた)

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(丹三郎尾根・上部はまだ白い)

なんか想定外の外道が釣れて、もうここで引き返しても良い気分になってしまいましたけど(笑)交通費をかけてそれだけというのもあんまりなので、予定通り先を行きます。

大塚山を過ぎたらそのまま丹三郎尾根を行き、しばらく降りたところにある中ノ棒山(846m峰)から、北東に延びている尾根を辿るのが今回のメインです。

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(中ノ棒山北東尾根・上部は雪が残る)

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(雑木林を交える箇所もあるが)

さっそく北東尾根の下降を始めると、やはりというか想像通り植林の続く尾根ですが、手入れされていて明るかったのは意外と言えば意外。尾根は明瞭で歩きやすいですね。

でも尾根が明瞭とはいえ、それなりにRFの楽しみもあり、侮れません。

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(基本は植林帯が続く)

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(583m峰)

583m峰は明瞭なピークなので、ここで現在地を判断出来るでしょう。

でもここから先は完全に植林帯になって、ひたすらに下るだけ。そのまま下っていくとあっけなく吉野街道に出ました。

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(取り残されたコナラの大木)

吉野街道に出たら、あとは御岳駅へ向かうだけ。時間に余裕があったので久しぶりに川沿いに歩いたら、こちらも人がほとんどいなかったなあ。。。御岳山なのにえらく静かに歩けたのがなんか妙な感じと言えば妙な感じ。

2時間未満の山歩きでも充分楽しめたことに、ちょっと良い気分になって帰途についたのでした。
 
・・・・・☆
 
◆ 2015.02.14 (Sat)  快晴
御岳平 13:30- 大塚山 13:55- 中ノ棒山 14:05- 583m峰 14:35- 吉野街道に出る 15:00- 御岳駅 15:15
 

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2015.02.13

古部山を一山として歩く

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(古部山直下・なんと10年ぶりでした!)

今シーズンは雪が今ひとつなせいか低いところの山歩きが続いていますが、11日はちょこっとだけ標高を上げて大菩薩方面へ。

今回久しぶりに訪れた古部山は日川尾根の末端部の山であり、そしてある意味甲斐大和駅の背戸の山でありながら、源次郎岳方面への通り道としてしか歩いたことがなかったので、古部山を一山として歩く目的で徳並沢右岸尾根~勝沼尾根を登路に取り、大天狗~矢竹沢左岸尾根を降りるというコースを組んでみました。

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(徳並沢右岸尾根・下部はどこかの山に似ているような・・・)

まぁ今はまだ寒いので遅めの電車でもかなり空いていて大変快適なんですけど、中央線の211系置き換えが進んで、とうとうオールロングシート車が当たるようになってきましたね。困ったものです。。。

それでも甲斐大和に降りれば快晴ですし、周囲の山山はまだ雪景色。これをみて気分が晴れないわけがありません。まずは甲府方へ下って、大和橋の袂から徳並沢右岸尾根に取り付きました。

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(少し登っただけで北岳鳳凰甲斐駒が普通に見られる)

ひと登りでしっかりした歩道(市道?)を突っ切ると、尾根には雑木林の許、送電線巡視路とおぼしき道が通っていて、快適に登れます。

そして送電塔を過ぎると、左手の甲府盆地の奥にはすでに甲斐駒や鳳凰が普通に見えていて、それが気分をより良くさせてくれますね。

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(良い感じですネ)

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(大岩が出てくると勝沼尾根は近い)

送電塔を過ぎてからしばらくは岩が散乱して、年初に歩いた八人山のような雰囲気でしたけど、それもじきにスッキリした雑木林に変わった辺りがこの尾根のハイライトでしょうか。

そんな雑木林にアカマツが混ざってくると尾根上には大岩が続くようになり、それを乗り越えながら登っていくとじきに勝沼尾根と合流しました。

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(徳並山山頂)

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(尾根右手の灌木が育って歩きやすくなった)

ここまで登ればあとは古部山へ向かうだけ、と思い込んでいたら、合流点のピークからお隣の徳並山へは結構なアップダウンがあるんですね。薄く積もった雪がかなり滑って、下りも登りも意外に大変でした。

それでも徳並山に上がれば、この先もアップダウンは続くものの、さっきまでのようなことはありません。10年前は灌木が煩く歩きづらかったのが、ある程度延びたお陰で、尾根上はかなり歩きやすくなっています。

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(ここまで来れば古部山は近い)

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(痩尾根を介して)

そんな灌木と雑木林に分けられた尾根の片方一旦植林に変わると急な登りになりますが、それもほんのひととき。

素敵な雑木林に覆われたピークに上がれば、あとはそんな林を愛でつつ、雪を分けつつ古部山へ向かうだけです。

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(古部山山頂の道標がまだ残っていた)

着いた古部山にはなんと先客さんがいらっしゃってビックリ。勝沼尾根にはトレースが全くなかったのでほんとうに意外でした。

でも先客さんがいらっしゃったという事は下りはトレースつきということ。少々ガッカリ?でしたけど??それは本当に自分勝手な願望なので(笑)どうでも良いことです。

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(1275m峰より古部山を振り返る)

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(大天狗隣の山ノ神?)

頃合いも良いので古部山でランチの予定も山頂は一面雪だったので、東へひと下りしたピークの南側で軽くランチ。そしてなおも続く明るい尾根を追うと、じきに四等点のある大天狗に出ました。

ここで南へ階段が下っているのは古部山初訪の折に歩いた水野田山方面の道。トレースもそちらへ下っていたのはラッキーでした。ということで今回は南東へ延びる矢竹沢左岸尾根を追うので、そのまま道なりに下るとすぐ先に山ノ神?がありましたけど、ここが本来の大天狗なのでしょうか??

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(露岩帯より・水野田山、奥に京戸山・達沢山)

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(なんと尾根の右側が皆伐されていた)

山ノ神に参拝して先を行くと、ここから露岩の急降下になってこの日一番気を遣う箇所。でも雪が溶けていたのは幸いで、途中には展望の良い岩頭もあって、ランチはここにすれば良かった~

と後悔しつつ急降下をこなすと、その先で尾根の右(南)側がいきなり開けてただ唖然。なんと南斜面が広範囲に伐採されていたのでした。当然展望も宜しく、椅子がわりになるような切株も多数あって、ランチはここまでガマンするべきだったか。。。

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(1128m峰を過ぎると一旦樹林帯に入るが)

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(そこから下も道がしっかり整備されている)

ここから先は階段の造られた、でも歩く人がほとんどおらず放置された明瞭な道が続き、すぐ下の1128m峰から先もそんな歩きやすい道が続いて楽しい限り。

尾根は一旦雑木林の緩やかな道に変わったものの、それを抜けると再び伐採跡の急降下になり、やがて尾根を横切る大志戸林道に降り立ちました。

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(大志戸林道に出ました)

林道周辺では伐採作業の真っ最中で、そんな様子をしばらく眺めてから、甲斐大和駅へ向かったのでした。

今回ショートながらも10年ぶりに古部山を歩いてみて、広範囲に伐採されていたものの、このあたりの雑木林の美しさを再認識できた収穫多き一日でした。おかげで色々プランが浮かんで・・・さて今度はいつ歩きましょうかね♪
 
・・・・・☆
 
さてさて、新たなリンクのお知らせって何年ぶりでしょうか?(笑)zioさんのサイトおでかけZIOさんNEWをリンクいたしました。

そのタイトル通り、山にランにお出かけと精力的に動かれる行動力が羨ましく感じるサイト。みなさまどうぞご覧くださいませ。(^^)
 
・・・・・☆・・・・・☆
 
◆ 2015.02.11 (Wed)   快晴
甲斐大和駅 08:05- 940m峰 09:10/09:20- 勝沼尾根に出る 09:45- 徳並山 10:15- 古部山 11:30-(途中休憩15分)- 大天狗 12:15- 1128m峰 12:40- 大志戸林道 12:50- 甲斐大和駅 14:10
 

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2015.02.08

市道山から醍醐丸へ、雑木の尾根を愉しむ

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(チガ沢左岸尾根のひとコマ)

南関東にも雪がぼちぼち降るようになって春が近くなってきましたね。こうなると世附の廃道探訪はしばらく無理だし、この湿雪ではイマイチ雪遊びする気にもなれず、ならばと思いついたのが、去年はじめて歩いた小坂志川辺りのこと。

ということで今回はチガ沢左岸尾根から市道山に上がって、その後醍醐丸に出たら、草木尾根を下るコースを組んで歩いてきました。

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(小坂志川の徒渉が意外に大変でした)

今回もショートという事で超ではないにしろ、普段よりかなり遅めのスタート。10時台の数馬行きでハイカー姿の人間はもちろん自分だけです。前の教訓を生かして(笑)間違えずに笹平に降りたら、さっそく林道をてくてく。

林道はいちおう除雪されており、まだ降雪後間もないこともあって、凍結している箇所は少なかったです。そして想像よりも早くチガ沢(寺田さんの「秋川谷研究」によると「千ヶ沢、西千ヶ沢」)の流れが見えたところで小坂志川に降り、徒渉。でも水量が多くて場所を選ぶのに少々苦労しました。

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(登りだしてじきにスズタケが!)

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(枯れたモミの巨木が尾根を占領している)

さっそく尾根に取付き、のっけの急登をこなすとじきにスズタケが現れてビックリ。でもスズは密ではなく、適度に疎な感じで歩くのに支障はあまりありません。というか尾根が痩せていることもあってむやみに生えている灌木の方がよほど邪魔だったかも。

痩せた尾根の割には道中、かなり立派なモミの大木(5m級もありました)もかなり見られたのは意外で、そおいえばこの尾根は末端から植林じゃなかったですね!

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(696m峰への登りしな)

そして尾根の広がる696m峰への登りが、歩くのに支障のない積雪と相まってこの尾根のハイライト。でもこのような広尾根は本当にこの辺りだけでした。

696m峰を過ぎると再び尾根は痩せますが、林相が良くなって、それだけで歩くのが楽しくなってきます!そんな雑木林の許で軽くランチをとって先を行くと

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(上部にさしかかったところで植林とは・・・)

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(このコントラストも良いなぁ。。。)

なんと次のピークでとうとう植林が現れてガックリ(笑)。

でも一面植林の箇所は思いの外少なく、再び美しい雑木林を交えると市道山はもう目の前。最後はちょっとした露岩帯で、それをこなすとポンと市道山の山頂に飛び出しました。

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(市道山・展望は良好)

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(市道山を振り返る・717m峰<ウルシガヤ頭>より)

市道山で一息ついたらお次は吊尾根を歩いて醍醐丸へ向かいます。

この辺りを歩くのは学生の時以来だから20数年ぶりでしょうか。ほとんど覚えてないので、却って新鮮な気分で歩けるのがいいですね(笑)。

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(吊尾根は雪があったりなかったり)

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(さすがに陣馬が近いですねえ)

吊尾根は並行して延びている林道にいささか閉口しますけど、尾根は雑木林が多くてなかなか素敵です。雪も多くて10cmほどと快適に歩けるレベルでした。

本当に久しぶりだったので道中色々寄り道しながら歩いても、醍醐丸へは一時間ちょいで到着。下りは草木尾根と決めていたので、ここから稜線を西へ行きます。

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(稜線も雪があったり)

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(なかったり・笑)

遅出だったせいでしょうか?稜線にはトレースがしっかりついているものの、人に全く会わない。。。(笑)あまり宜しくないこと言っちゃいますけど、比較的人出の多い山は遅出というのもそんなに悪い選択ではないようですね。

和田への道を分けると最後の登りになりますが、大したことはありません。ただこの辺り、11日は凍結するかもしれないですヨ。

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(草木尾根・下りはじめは植林だったが)

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(じきに雑木林が現れる)

そんなことを思いながら登っていると間もなく下降点に到着。あとは下るだけなので、狭いピークながら少し休憩を取って、草木尾根を下り始めます。

さて、その草木尾根ですけど、下りはじめてすぐに植林帯に入って、かなりガックリしてしまいましたが、急降を終える頃には再び雑木林を交えるようになってホッとしました。というかそれが意外に快い林で、これは良い意味で予想が外れてくれました。

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(670m圏より降りてきた尾根を振り返る)

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(いいですねえ!)

もちろん基本尾根の左側は植林が続くのですが、雑木林の雰囲気が良く、個人的にはお隣の鎌沢尾根よりも好み、というか推奨できますね。

RFも難度は高くなく、GPSに頼らず歩ける人なら快適に下れるレベルでしょうか。林の意外な良さもさることながら、緩く伸びやかな箇所があるのも、個人的に好ましいと感じた理由かも知れません。

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(尾根末端部の祠は??)

なので気分良くすいすい下っていき、和田の集落が足下に見えてくる頃、尾根を横切る明瞭な道に出てビックリ。これを辿れば難なく和田に降りられそうですけど、ここは突っ切ってまだまだ尾根通しに下ります。

すると末端部とおぼしき平地には放置された神社?があり、中の祠がなぜかやや西向きだったのは、放置されてそうなったのか?もともとそちらへ向けていたのか??もともとそちらへ向けていたのなら浅間神社の線もありそう。

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(八坂神社にピッタリ降り立ちました)

などと考えつつ、ここで東向きの尾根とは言えないようは少々しんどい急斜面を下っていくと、神社の脇に飛び出して山歩きはあっさり終了。キリの良いところで神社に出たのですから、ここで参拝してから鳥居へ下ると、ここでようやくこの神社は八坂神社だという事がわかりました。

ということは先ほど見かけたのは奥社と言ったところでしょうか。とにかくショートながら想像以上に山歩きを楽しめたことに感謝しつつ、すぐ先の和田のバス停へ向かったのでした。
 
・・・・・☆
 
◆ 2015.02.07 (Sat)   晴 時々 曇
武蔵五日市駅 10:42→ 笹平 11:15/11:20- チガ沢出合 11:40- 696m峰 12:40-(途中休憩10分)- 市道山 13:15- 醍醐丸 14:30- 草木尾根下降点 15:10/15:20- 670m圏 15:40- 八坂神社 16:05/16:15- 和田 16:20
 

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2015.02.03

今度は寸庭川右岸の尾根を下る

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(夕陽向フ尾根末端のアタゴ山)

この週末は二日酔いでほぼ動けなかったんですけど、二日間共にあまりに良い天気!そして風が吹いている割に空気が暖かかくて、日曜(02/01)はさすがに歩きたくなって、先週に引続いての超遅出御岳シリーズでした。

ということでこの日はお昼ちょい前に家を出て、寄り道しないで御岳に出たので、滝本に着いた時点で13時半。今週もかなり悪いコですけど(笑)毎度ケーブルに乗るのもお金がもったいないので、滝本スタートでまずは12年ぶりに表参道を歩いてみました。

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(滝本から歩くのは12年ぶり)

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(団子堂・ここでおおよそ中間点)

表参道は北斜面の上に降雪直後とあって、基本日陰の寒い杉並木が続きますが、それでも日頃のお酒を抜くためにガンガン歩きましたよ。登る人はもちろん自分一人のようで、どこか怪訝な視線が・・・(笑)

こうやって改めて歩いてみると、ゆかりの場所や丁目石とか色々残っているんですね。それが今回お勉強になったこと。ただせっかくの杉並木も土壌が削れて、立派な巨木が瀕死状態なんてのも結構見られますね。

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(杉並木が立派になってくると稜線は近い)

時折登ってくる地元の方の軽自動車をヒッチしたい衝動を抑えつつ、登っていくと歩き出しから50分弱で御岳平からの道と合流。さすがにこの時期のこの時分はハイカーが少ないですね。

それでもその少ない人出を避けるようにそのまま大塚山へ向かいました。

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(大塚山への道すがら・積雪は10cm以下)

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(御岳の集落も白い)

大塚山へ向かう道は雑木林が多くて、天気が良いと本当に快い道です。雪は10cm以下で一部溶けて泥濘になりかけている箇所もありましたけど、基本的にはすいすい歩ける感じ。

20分ほどで大塚山に着いたら、お次は先週歩いた尾根の寸庭川を挟んた右岸の尾根、丹三郎尾根の登山道をそのまま下ります。

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(石尾根と日原の山々を望む)

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(丹三郎尾根上部・新雪で歩きやすい)

丹三郎尾根の上部は雑木林が多いお陰で雪が程よく積もって、その新雪の感触を楽しみながら歩く心地よさは、この時期ならではの楽しみですね。風が強くて寒かったけど(笑)。

下るにつれ雪は徐々に減り、植林帯に入るとじきに登山道は尾根を外れますが、今回は当然のことながらそのまま直進。緩く上がったピークが丹三郎山とも言われる667m峰でした。

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(667m峰・丹三郎山)

667m峰から先も想像通り植林帯が続いたものの、植林帯は風が遮られて快適に歩けるようになったのは皮肉でしょうか?植林帯は基本好きではないけど、冬の冷たい強風を遮ったり、盛夏の暑さをしのげたり・・・そういう時だけ植林帯のありがたさを感じる身勝手さ(笑)。

宮内本によるとこの辺りで尾根は夕陽向フ尾根に名前が変わるんですけど、そもそも石積沢や石積川ノ頭が確定しづらいのまぁその辺りは何となく・・・(笑)。尾根筋は明瞭でRFの難度はそう高くない感じです。

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(8号鉄塔)

次の次の570m圏峰から急降すると明瞭な道が尾根の右手から合わさって、ちょっとだけビックリ。でもコレは先週も通りがかった送電線の巡視路で、明瞭になった尾根をひと下りで8号鉄塔に出ました。

ここから先もしばらくは巡視路になっているお陰で明瞭な道が続きましたが、それもそんなに長くはなく、突然という感じで巡視路が尾根から左へ外れてしまいました。その巡視路を追って下れば、おそらく寸庭沢沿いの林道に出るのでしょう。

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(しばらくは明瞭な道が続く)

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(伐採跡より赤久奈山方面)

巡視路が別れてからも尾根伝いに歩くと、まもなく周囲が開けた伐採跡に飛び出し、一気に展望の利く場所に出たことに少々戸惑いながらも、ついつい展望を楽しんでしまいます(笑)。

そしてその先の緩いピークにに祠?の様な建物が見えたので、それがアタゴ山だということは容易にわかりました。

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(アタゴ山より降りてきた尾根を望む)

アタゴ山に着いたら、なにはなくとも愛宕神社に参拝しようと思って表に回ると、なんとそこにはお地蔵さま(地蔵菩薩)が置かれていてこれまたビックリ。アタゴ山にお地蔵さま・・・この辺りの経緯、ご存じの方がいらっしゃったらお話聞かせてもらえると嬉しいなあ。

お地蔵様に挨拶してから尾根をなおも直進すると、刈り払われた灌木がかなり歩きづらい中を慎重に下って、寸庭川沿いの林道に降り立ったら山歩きはお終い。ショートながら思いの外楽しめた事に満足というかほくそ笑みながら、良い気分で古里駅へ向かったのでした。
 
・・・・・☆
 
◆ 2015.02.01 (Sun)  快晴
滝本 13:40- 御嶽VC 14:25- 大塚山 14:45- 667m峰(丹三郎山)15:10- 8号鉄塔 15:10- アタゴ山 15:35/15:45- 寸庭橋 16:00- 古里駅 16:25
 

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