ほぼ砥山西尾根を下るだけの山歩き
(砥山西尾根・下部は明瞭な道が通っている)
先月の下旬はそこそこ天気に恵まれたのに、なんか10月に入ってから台風の影響もあって週末の天気が宜しくなくなってきましたね。
そんな訳で先週の土曜(10/4)も予報が外れて今ひとつな天気。お彼岸の連休から山と仕事の日々が続いているし、お山はお休みしようかな~と思いつつも、近場の紅葉の様子もちょこっと見たいし、またまた超遅出でほんとうにちょこっと山を歩いてきました。
(自然林が大変好ましい上日川峠のテン場)
ということで超遅出と言えば先月までは御岳でしたけど、今回はもうちょっと標高を上げたいので、午後いちのバスで上日川峠に出てからのスタート。当然ハイカーは自分ひとりで、ロッジ長兵衛で帰りのバスを待つハイカーの中をくぐって、まずは向かいのテン場に上がります。
さてこのテン場、ここはブナやミズナラウラジロモミなどの立派な木々が立つ素敵な自然林が広がるところで、低山帯のテン場としては「目の前の道路さえなければ」出色の環境。今はテントブームのお陰かパレットが敷かれてあって驚きました。
(砥山までは自然林が続く)
(紅葉はウリハダカエデぐらい)
そのテン場から南へ尾根伝いにてくてく歩くと、ひと登りで駐車場を乗り越えて、ちょっとした登りをこなして着く三角点のあるピークが砥山。実は本日のめぼしい登りはここまでです(笑)。
今回はここから西尾根を下るのがメイン。なんですけど西尾根は昔から道が通っていて、その道が南の鞍部(砥山峠)から延びているので、ここは尾根伝いに下らず、一旦鞍部へ下ってから径路を辿ってみました。
(砥山峠・西尾根は西の径路を追う)
んが色づき今ふたつなカラマツ植林(近場の高木の紅葉はあまり期待できないかも・・・)の許、道はスッキリしていて歩きやすいものの、実際はクモの巣がものすごくて数m歩いただけで、服が白くなるぐらい。
ほんとクモの巣ってほとんど見えないし、あの大量のふわふわが身体にまとわりつく感じはかなりイライラしますね~。コレなら大藪こいでいた方が100倍マシです。
(一旦林道に出る)
(カラマツ植林の尾根を下り・・・)
ひと下りで林道に出たら、お次は尾根伝いに延びる廃林道を辿って林道終点から再び尾根を下る段取りなんですけど、下りはここの判断がポイントでしょう。ちなみにマーキングはないに等しい状況ですので悪しからず。
再び尾根に入るとカラマツ植林の許結構な急降下をこなしていきます。尾根から離れるのが怖かったので径路は辿りませんでしたけど、径路の方はたぶん尾根の南側を巻きながら延びていると思われます。
(露岩を交えるところもありつつ・・・)
(送電塔に出た)
そんな色づき今ひとつなカラマツ林からまだ緑の雑木林に変わると、ひと下りで送電塔に出ました。
送電塔は想像よりもかなり大きくてビックリ。天気は今ひとつながら甲府盆地を見下ろせて、ををを塩の山はわかりましたよ!
(駄馬も通れるような明瞭な道が続く)
(道を追ったら最後は倒木が煩かった)
送電塔で天狗パンを食べてからなおも下ると、ここから道は尾根伝いに通るようなり、しかも駄馬も通すような広い道に変わったことにまたビックリ。昔は登山道だったようですけど、ここはその前から峠みちとして利用されていたようにも見えます。
ひと下りで再び林道を突っ切り、そこから先で道は尾根を外れましたが、道を追った方が面白そうに見えたので、追ってみたら実際は倒木の連続で、これなら尾根伝いに降りた方が良かったかも(笑)。
(設置してから何年経ったのだろう・・・)
(林道に出れば大久保平は近い)
そうこうしているうちに早々と林道に降り立ってしまい、山歩きはあっけなくお終い。これなら小屋平から歩いても問題なかったかも、と思いつつ県道に出たらバスの時間にピッタリだったので、今回はコレで良かったのでしょう。
・・・・・☆
◆ 2014.10.04 (Sat) 曇
甲斐大和駅 13:50→ 上日川峠 14:35/14:45- 砥山 15:00- 送電塔 15:45/15:55- 尾根を横切る林道 16:05- 林道に出る 16:20- 大久保平 16:30
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