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2014.08.28

日ノ出山北尾根を下りに行く

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(日の出山北尾根のひとコマ)

この夏は不安定な天気が続きながらも先の週末はそこそこの天気でしたでしょうか。でも先週は日曜(08/24)に歩こうと思ったら思いっきり寝坊をしてしまい、完全に起きたのがお昼前。

普段なら山行きは諦める時間なんですけど、天気は良いし少し歩きたい気分だったので、どこへ行こうか思案していたら・・・そおいや日の出山にとっておいてあったのがあったな!ということで、慌てて準備して家を飛び出しました。

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(富士峰園地より日ノ出山と北尾根)

ということで本当に久しぶりにケーブルに乗り、百円だったので初めてリフトにも乗って、14時に富士峰園地スタート(汗)。レンゲショウマの方は盛りのようですが今回はスルーです。

さすがにこの時間になると山のカッコをした人はほとんど下山の感じ。日ノ出山の方へ向かうと人もめっきり減って、こういうところは早朝かこういう時間の方が良さそうですね。

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(ノブキ)

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(ガンクビソウ)

お花は少ないながらも意外にあって、ヌスビトハギにミズヒキ、キンミズヒキ、ヤマジノホトトギス、フシグロセンノウ、ガンクビソウ、ソバナ、ノブキなどなど。

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(ヤマジノホトトギス)

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(レンゲショウマ)

でも驚いたのが、道中少ないながらも放し飼いのレンゲショウマがいた事。ああいう所よりも今は少なくても放し飼いの方が好ましく映るのは自分だけでしょうか?

稜線は涼しい風が通って意外に快適だし、おかげで気分は上々です。

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(日ノ出山山頂より東側)

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(西側は御岳集落の奥に石尾根)

お花をとりつつのんびり歩いても日ノ出山には一時間ほどで到着。この時間でもハイカーがぼちぼちいるのはさすがです。奥のベンチを占領して、休憩がてら意外に利いていた東側の展望を楽しみます。

歩いている時は涼しかったはずなのに木陰がないと今の時期はやっぱり暑いですね。あとは北尾根下るだけなのでもっとのんびりできたのですが、とっとと下る事にしました。

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(北尾根上部は雑木林が続く)

さてその日ノ出山北尾根ですけど、今となっては相当に歩かれているので、道標こそ皆無なものの道筋は明瞭。でもテープ類は意外に少ないですね。というかもう綺麗サッパリなくしても良いんではないでしょうか?いろいろな意味で(笑)。

下っていて驚いたのが、意外に雑木林の割合が多いこと。これなら寒い時期のダイレクトルートとしての楽しみも充分ありますね!あとエアリアに載っている「露岩」って道が尾根を一旦東へ外れるところの事なのでしょうか。

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(伐採跡に出ると尾根末端は近い)

道筋がしっかりしているので、RFの間違いやすい分岐も道筋を追えばOKな感じですけど、この辺りは当然のことながら各々が判断して降りてくださいね。

樹林帯からいきなり開けた伐採跡に飛び出すと、尾根末端は間近。足下に走るケーブル行きのバスを見下ろしながらすいすい下っていくと、光仙橋の袂で車道に出て山歩きはお終い。下りのバスが走り去ったあとだったので、そのまま歩いて御岳駅を目指したのでした。
 
・・・・・☆
 
◆ 2014.08.24 (Sun)   晴 時々 曇
富士峰園地 14:00- 日ノ出山 15:00/15:15- 露岩? 15:45- 光仙橋 16:15- 御岳駅 16:30
 

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2014.08.25

高座山の草原をぐるぐるぐるぐる・・・

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(高座山直下の草原のひとコマ)

もう一週間以上前の記事です(笑)。先先週は夏の遠出が潰れた上に、週末は近場の尾山もかなり不安定なお天気。前日の予報から富士北麓なら天気は保ちそう、ということで浮かんだのが高座山直下の草原の事。土曜(08/16)に歩いてきました。

今回は短めのコースなので遅めの電車に乗ったら偶然takigoyamaさんと会って、いろいろ情報を仕入れたれたのはラッキーだったのでしょう(笑)。ワクワクしながら富士吉田から鳥居地峠へタクシーで出て(¥2860)、さっそく歩き出します。

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(シデシャジン)

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(オミナエシ)

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(アキカラマツ)

するといきなり久しぶりなシデシャジンに心躍り、間もなく草原に飛び出すと、おや?想像したよりもお花は少ない印象ですね。

それでも覚えているだけでもソバナ、タチフウロ、ツリガネニンジン、シシウド、オミナエシ、カワラナデシコ、ウツボグサ、ゲンノショウコ、シラヤマギク、ユウガギク、カセンソウ、アキカラマツ、カワラマツバ、コオニユリ、イタドリ、オトコヨモギ、キンミズヒキ、イタドリ、ヤマハギ、クサフジなどなど・・・

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(お花は意外に淋しいですね)

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(キセワタ)

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(おそらくユウスゲ)

でも今回はヒナノキンチャクという本命がいて、しかもtakigoyamaさんにもおおよその場所を聞いていたので、すぐに見つかるだろうと思っていたら、これがなかなか見つからなくて。。。

結局草原上部まで上がってしまい、さてどうしよう・・・まぁ今回杓子山はおまけみたいなものなので(笑)、良い機会ですし、上へ行くのは諦めて草原の中の径路を徹底的に歩いてみる事にしました。

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(カセンソウ)

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(諦めて忍野へ下りますか・・・)

んが探し方が悪かったのか、もういないのかわからりませんが、結局草原を三周ぐらいしたでしょうか(笑)それでもみつからず。呆然としたまま、とりあえず高座山に一回上がってから帰路についたのでした。。。

先週ぐぐたすの方にも書きましたけど、自分はバリエーションやお花で撤退とか本当に滅多になく、だからこそ今回は敗北感が本当に大きくて、何ともマヌケなお盆休みの〆となってしまいました。ほんまにたまらんわ。。。
 
・・・・・☆
 
◆ 2014.08.16 (Fri)   晴 時々 曇
鳥居地峠 09:05- 高座山 13:05/13:15- 鳥居地峠 14:25- 忍野村役場 14:55
 

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2014.08.20

都民の森から三頭山周回・・・になってしまいました

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(三頭沢のひとコマ)

結局お盆のお休みは遠出が潰れて、お花目当ての低山徘徊と相成り、水曜の乙女高原の次は金曜(08/15)に三頭山でした。本当は少し遊びも交えるつもりだったのですが・・・

11時台の都民の森への直通バスに乗るつもりが、平日ダイヤだという事をすっかり忘れて(笑)クソ暑い中五日市のロータリーで一時間以上待たされたためスタートが13時になってしまい、こうなると都民の森一周しかコースの選択肢はありませんでした。

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(三頭大滝・水量が多い)

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(タマガワホトトギス)

とはいえ少なくなったとは言え、夏のお花も少しは望めそうだし、放し飼いのレンゲショウマにも逢えるかも知れないので、これはこれでいいのかも、と思い直して歩き出します。

お盆という事もあって人で溢れていた都民の森の施設から離れると人が一気に減って、一気に機嫌が良くなります。そして大滝を過ぎると至って静かな道のりになったのは午後のせいもあるのでしょうね。

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(ミヤマヤブタバコ)

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(カメバヒキオコシはまだこれから)

お花の方は訪れる度に減っていて、彩りの乏しい道は本当に淋しい限り。今はギンバイソウとカメバヒキオコシの端境期・・・って自分でも何を言っているのかよくわかりませんね(笑)。

それでもタマガワホトトギスやミヤマヤブタバコ辺りは本当に久しぶりに見かけた花なので、ちょっとテンション上がります。あとはヤブレガサにソバナやミツモトソウ、ミズヒキ、キバナアキギリ辺りがちょこっと。

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(レンゲショウマ・何とか生き残ってました)

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(三頭山より)

三頭沢の水流がなくなり稜線間近になると、ようやく放し飼いのレンゲショウマがぼちぼち現れてきました。でも見たところ、この辺りで何とか二桁いくぐらいの株しかなく、この花もあと何年保つのかなあと思いながら歩いていると、あっさり山頂に着いてしまいました。

山頂に着いたときは家族パーティがいたものの、すぐにいなくなり、後は貸し切り。こんなに静かに歩けるなら午後の三頭も悪くないですね。

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(シュロソウ)

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(寄り道を交えつつ・・・)

山頂でパンを食べて少し休んだら、お次は南の大沢山へ向かいます。お花はこの辺りでシュロソウ、シモツケソウ、ヤマジノホトトギス、そして咲き始めのオクモミジハグマにナガバノコウヤボウキぐらいでしょうか。

大沢山を越えたら少し寄り道をして、石山の道を下って都民の森へ戻りました。

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(ヤマジノホトトギス)

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(石山の道を下りました)

お花の写真を撮りながらゆっくり歩いてちょうど三時間の道のり。それでもかなり暑かったので大汗かいて大変スッキリしました。バスの時間を間違えたときはもうやめようかと思ったけど、ちょこっとでも山を歩くと本当にリフレッシュ出来ますね。今度都民の森を訪れたときは何か食べたいと思いました。端から見て美味そうだったので。
 
・・・・・☆
 
◆ 2014.08.15 (Fri)   晴 時々 曇
都民の森 13:10- 三頭大滝 13:30- 三頭山 14:30/14:40- 大沢山 14:55- 三頭大滝 15:50- 都民の森 16:10
 

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2014.08.14

今度こそ、乙女高原へ

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(乙女高原の草原より国師ヶ岳方面)

しかしお盆の天気はひっさしぶりにヒドイですね。なんかお泊まりの山行きが出来なさそうな雰囲気ですけどまだ諦めてません(笑)。とはいえ先の週末に歩き損ねたので、水曜(08/13)はせっかくの好天。お花見がてら乙女高原をちょこっと歩いてきました。

今回は焼山峠へのバスがない平日なので、当初の予定では塩山駅から窪平までタクシーで、それから塩平行きのバスに乗り換えて行くつもりが、前の晩が久しぶりに涼しかったせいか大寝坊してしまいました。しょうがないので塩山駅から直接タクシーで乗り付けましたヨ。(グリーンロッジ手前の駐車場まで¥7120)

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(タチフウロ)

お盆とは言え、マイナーかつ小さい草原ですから予想通り人はほとんどいません。でも個人的にはこれぐらいが好都合。園内のアテになりそうにない地図を参考に歩き出します。

草原は周囲をシカが徘徊しまくっている状態なので、さすがに緑がメインになってしまってますが、それは予想通り。歩き出すとかつては毎年逢いに行っていた懐かしい花々との再会にテンションは上がりますね。

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(ノコギリソウ)

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(オトギリソウ)

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(シシウド)

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(草原の一角)

草原のお花はシカが余り好まないヨツバヒヨドリとマルバダケブキ、キオンあたりメインでしょうか。でも草原の中をよ~く見てみるとヤマハギ、チダケサシ、ノハラアザミ、シモツケソウ、タチフウロ、ニガナ、カワラナデシコ、コウリンカ、ホソバノキリンソウ、咲き始めのヒメトラノオ、ワレモコウ、シシウド、コオニユリ、キンミズヒキ、ミツモトソウ、オトギリソウ、ノコギリソウ、クガイソウも「らしい姿」のはなんとか間に合いました。みんな久しぶりに見かける顔ぶれです。

まぁ今となっては種類はこれぐらいでしょうけど、意外だったのがカイフウロと、南大菩薩では当たり前にあった白花のタチフウロを見かけなかった事でしょうか。

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(ウスユキソウ)

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(ヨモギ頭にも寄りました)

一旦草原から外れてヨモギ頭へ向かうとウスユキソウにヤマハハコ。樹林帯は涼しくていいですね。おそらく富士が見えるであろう展望台?からひと登りするとヨモギ頭でした。

曇ってくれたお陰で意外に爽やかだったヨモギ頭で少し休んだら再び、草原に入ってお花探し。結果論なんですけどロッジ手前の駐車場から歩き出したお陰でくまなく、しかも効率よく草原を回れたのはラッキーでした、というかもしかしたら栄和交通さんはその辺りの事も熟知された上で、ロッジ手前の駐車場に下ろしてくれたのかも知れません。

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(コウゾリナ)

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(クガイソウ・何とか間に合った)

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(カワラナデシコ)

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(キンバイソウ)

今回寝坊しながらも予定を変えなかったのは、キンバイソウに逢いたかったから。なにせ花の盛りと予想していた先々週に歩き逃したので(笑)どうしても逢いたくて、この花がいなければ大枚をたくこともなかったでしょう。

お花の方はさすがに盛りを過ぎ、結実も進んで今週末でギリの状態でしたけど、逢えてほんとうに良かった。

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(草原はヨツバヒヨドリがメインでした)

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(焼山峠への道も雰囲気が良い)

のんびり散策しても一時間ほどで草原を回り終えたら、お次はあるであろう山道を経由して焼山峠へ向かいます。

この辺りの道はエアリアだと一部しか載ってないので、パンフを覚えて(笑)歩いてみましたが、少々わかりづらいですね。一度塩平へ持って行かれそうになりました。それでも道はしっかり延びていて雰囲気も良く、めっけものでした。

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(子授地蔵)

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(的石)

30分ほどで焼山峠に降りたら、お次は小楢山へ向かいます。

小楢山までは防火帯が続くのでお花の様子が気になっていましたけど、登りだしこそそこそこいたものの、標高を上げるにつてぼぼマルバダケブキとキオンのみなってしまうのはしょうがない、というか既視感ありありの光景です。

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(防火帯はキオンかマルバダケブキが大半)

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(小楢山山頂より)

小楢山からの展望は望めないだろうと思っていたけど、実際にはまぁまぁききました。甲府盆地の周りにある山は盆地を見下ろせるのが魅力の一つだとあらためて思いますね。そんな展望をボーっと眺めたら、今回は未踏の妙見山経由ではなく(予定あり)、訳あって母恋し道を下りました。

父・母恋し道は下の林道歩きの長いのが難ですが、久しぶりに歩いていろいろ見所がある事もわかったのが大収穫。そうそう登山口のにあるオーチャードビレッジフフって今は休業しているものと思い込んでいたら、今はフフ山梨になって復活しているんですね。

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(フシグロセンノウ)

フフからはひたすらに車道を下るだけですけど、甲府盆地を見下ろしながら下る道のりは、これも盆地周辺の山の楽しみの一つといえるでしょう。車道歩きが本当に苦手な自分でも不思議とここは楽しめる所なんです。
  
・・・・・☆
 
◆ 2014.08.13 (Wed)   曇 時々 晴
乙女高原 10:45- ヨモギ頭 11:15/11:25- 焼山峠 12:25- 的石 13:15- 小楢山 13:30/13:50- 林道に出る 14:30- フフ山梨 15:10- 窪平 16:10
 

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2014.08.05

なぜか金峰山へ転進・・・

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(五丈石より金峰山山頂を見下ろす)

もう乗られた方も多いでしょうけど、栄和交通さんが今年から運行を始めた塩山と大弛峠を結ぶバス路線。あれ、個人的に乗るのは夏の花咲く乙女高原かな~ってずっと思っていて、先の日曜(08/03)にようやく念願かなった!と思ったら諸般の事情により大弛峠へ持って行かれてしまいました(笑)。

ということで、さあどうしましょう??甲武信ヶ岳や石楠花新道を歩くには遅すぎるし、結局思いつくプランは金峰山のみ。そおいや金峰山なんてバイクに乗らなくなってからかなりご無沙汰していたし、今回の所はいろいろ下見を兼ねて瑞牆山荘まで普通に縦走することにしました。

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(縦走路は黒木の樹林帯)

しかしこの路線は予約制の上に歩き出しが遅いのがネックですけど、大弛峠まで1850円ってタクシー代の6分の1です。ほんとうに凄い時代になりましたねえ。

さすがに2300mまで上がると気温は20度を割っていて快適に涼しく、それだけで歩き気力が湧いてくるというもの(笑)。この時期はもっと高い山へ行かれる方も多いのでしょう、このインスタントコースももちろん多くの人が歩いてはいるものの、想像よりはかなり少ない印象です。

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(オオバスノキ)

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(すでに金峰にはガスが・・・)

大弛峠からの歩き出しはまだ晴れて五丈石も見えていたのに、30分も歩くとすでにあちらの方はガスがかかっています。まぁ天気が不安定なのは承知しているので、こちらとしては砂払ノ頭までは保ってくれればいいかなあ、って感じです。

稜線のお花は余り多くなく、ハナニガナにゴゼンタチバナとウスユキソウが本当にちょこっと。でもハクサンシャクナゲが思いの他たくさん咲いていて、これは稜線上でかなり楽しめました。

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(ハクサンシャクナゲ・道中まだまだ見事でした)

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(小川山はなんとか見える)

アップダウンを繰り返しながら鉄山を捲き終えると、樹林帯を抜け、ここで一気に展望が・・・ガスのため広がりませんが、ちょこっとアルペン気分を楽しめるのが良いですね。

やがて巨岩を縫いながら行くようになると、まもなく金峰山の山頂に到着。ここはバイクでの往復登山以来だったのでおおよそ20年ぶり。でも三角点の辺りは落ち着けないので五丈石の方へ下ります。

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(コメバコゴメグサ)

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(一礼して登りませうか)

五丈石の辺りは広々として良い休憩場所なのですが、吹き抜ける風が冷たくて寒いぐらい。しょうがないのでランチの前に周囲の散策をしていたら、いつのまにやら南風に変わってTシャツでも平気なぐらいに気温が上がったのは助かりました。

思いもかけず体も温まったので、ランチ前に一礼して五丈石にも登ってみました。五丈石を登るのは初めての事で、どんな感じか少々気がかりでしたけど、あっさり登れました。ただ誤って落ちると大ケガ以上は確実なので、フリーで登るのは些か宜しくないかなあ、と思います。

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(大日岩方面もこんな感じ)

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(トウヤクリンドウ)

当初は岩の上でランチをとるつもりでしたけど、思いの外ギャラリーがいて恥ずかしいので(笑)下に降りてからランチをとって、早くも下山です。空を見ると天気はどうやらもちそうな感じ。ちょっとツイてきたでしょうか。

大日岩の方へ向かうと人が一気に減りますね。もちろん金峰ですのでぼちぼちすれ違いますけど、それでも充分に静かなレベルで、砂払ノ頭までは高木もなく、高山らしい歩きが楽しめるところ。

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(小川山も隠れてしまった)

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(ハコネコメツツジ)

道中はハクサンサシャクナゲがかなり楽しめましたけど、個人的に嬉しかったのが久しぶりに会ったハコネコメツツジ。やはり奥秩父のコメツツジはハコネだったようで、両門ノ頭で見かけた紅葉もおそらくハコネなのでしょう。

そんな高山気分もじきに樹林帯に入っておしまい。樹林帯に入ればもういつ雨が降ってもかまいません(笑)。

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(大日岩は捲きました・笑)

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(大日小屋と鷹見岩・奥)

ひと下りしたところで出た大日岩は、今回はあえて捲きました(予定があるので)。

そしてもう営業はしていない?大日小屋に降りれば、道は歩きやすくなってあとはすいすい下っていきます。

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(小屋の周りはハナチダケサシ)

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(富士見平小屋を過ぎると広葉樹林に変わる)

まぁこの辺りを訪れるのは5年おきぐらいですけど(笑)富士見平小屋って訪れる度に華やかになって、人も増えているような気がします。今回は日曜なのにテントも結構多かったなぁ。

下ってみると意外に余裕が出来たので、初めて里宮神社にも寄って、瑞牆山荘に着いたのは14時前。バスの時間にはちょうど良かったけど、

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(里宮神社・初めて寄りました)

その帰りのバスが明野のひまわり祭りの渋滞で20分遅れ。しかも車内は満員で、自分は増富の湯から座れたから良かったものの、終始立ちっぱなしとか温泉帰りで立たされるのは何ともキツいですね。

増富の湯からはバス停までの歩きがプラスされますが、日帰り温泉利用の際の帰りは山梨峡北交通の通しではなく、山梨交通のバスで帰った方が良いのかも知れません。
  
・・・・・☆
 
◆ 2014.08.03 (Sun)   曇 時々 晴
塩山駅 07:30→ 大弛峠 08:40/08:50- 金峰山 10:30/11:10- 大日岩 12:20- 富士見平小屋 13:15- 瑞牆山荘 13:50
 

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