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2014.03.30

熊倉山を北から南へ丁寧に縦断する

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(省武連指尾根<熊倉山南西尾根>758m峰附近より)

さてさて今年は秋川通いが続きます。ここ二週矢沢と小坂志川を歩いていると、俄然気になってくるのが矢沢と熊倉沢を分ける長尾尾根のこと。

となるとコース取りの関係でもう一つ気になってくるのが熊倉山南西尾根たる省武連指尾根で、今回(03/30)はこの二本の尾根をできる限り忠実に辿って、熊倉山を南北に縦断するコースを歩いてきました。

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(矢沢・雪はこれでもかなり減りました)

今回は久しぶりに一番バスでのスタート。やっぱり秋川は近いですねえ。思いっきり早起きしなくても7時前には歩き出せるんですから。ありがたやありがたや。

二週間後の矢沢はさすがに雪もかなり溶けていましたが、それでもまだまだ残っています。10分ほどで熊倉林道を分ける橋に出たところで熊倉沢の出合に降りて、なんとか飛び石で矢沢を徒渉。そのまま長尾尾根に取り付きました。

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(長尾尾根474m峰附近は痩尾根が続く)

のっけは岩がちの痩尾根が続いて、474m峰も枯れたアカマツの立つ痩せたピーク。ただそれも長くは続かず、尾根が植林帯に入ると急な広尾根の登りに変わります。

尾根は時折雑木林を交えながらゆるゆる登れる感じ。お花はアセビとダンコウバイが盛りで、岩場で見かけたミツバツツジのつぼみはまだまだ堅い状態。

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(844m峰附近・南東斜面が皆伐されている)

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(快い雑木林が続く)

そんな登りから一息つけるのが広々とした844m峰なのですが、なんと南東斜面が皆伐されてすこぶる開けて、ちょっと前に歩いた箇所が一望。二週前に矢沢を歩いたとき、皆伐された広い斜面を見上げたのはこの辺りだったのですね。

でも尾根上では数十m位の距離で再び雑木林に変わると、ここから林の雰囲気が一気に良くなります。

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(マンサクはまたしても・・・)

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(熊倉山より)

そんな様子に気分を良くしていると、今度はマンサクを見つけて狂喜したものの、う~ん今回もマクロは撮れずじまい。周囲にマンサクの木は結構あったのに、お花は一部の高木を除いてつけていない状態で、今年のハズレ具合を考えればしょうがないんでしょうけど・・・しばらく諦めきれないでジタバタ(笑)。

そんなマンサク地帯からひと登りで笹尾根に飛び出し、西へひと登りで熊倉山でした。

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(ダンコウバイ・省武連指尾根上部で盛り)

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(758m峰附近は雑木の広尾根が好ましい)

しかし一番のバスだと早くて良いですね、熊倉山でまだ9時過ぎです。ベンチのある山頂でメロンパンを食べたら長い長い?下山の始まり。西隣のピークに行き、省武連指尾根の下降に移ります。

のっけは雑木林と植林に分けられた尾根で、758m峰附近までの東側の雑木林の様子が良いですね。ダンコウバイは盛りで、まだまだ茶色のグラデーションの中、樹間をほんのりと黄色く染める様子は、ささやかだけど早春らしい期待を持たせる素敵な光景です。

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(618m峰手前の緩斜面)

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(今の時期は照葉樹の緑がまぶしい)

そんな光景は758m峰を過ぎて、松浦本やエアリアで紹介されている長泉寺へ下る枝尾根を左へ分けると、まもなく植林帯に突入。それでも尾根は植林一色ではなく、雑木林を交えるので明るく、雰囲気はそんなに悪くないです。

618m峰を過ぎると少々藪っぽくなり、進路に気を遣うようになりますが、基本的なRFが出来ればさほどの難なく歩けるレベル。雑木林は長期間放置されているのか?中低木が照葉樹に推移しており、でもこの時期だからこそ照葉樹の緑がまぶしくて、却って好ましく感じるぐらい。

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(470m峰より先は西斜面が皆伐されていた)

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(県道に降りる辺りにあった↑↑こちら何でしょうか??)

あとはこんな感じが下の県道まで続くのかと思っていたら、470m峰に出ると西側がキレイに皆伐されていてただ唖然。でもこちらから見える権現山稜や鶴川の様子がとにかく新鮮で、しばし見入ってしまいます。

もうここまで来れば県道は間近で、あとの懸念は地形図を見ると県道の山側が擁壁になっていること。でも実際は藪が被るものの安全に県道へ降りることが出来て一安心でした。

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(フサザクラ・黒田川沿いで咲き始めた)

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(アブラチャンも咲き始め)

県道に出たら省武連指尾根はお終い。ではなく本当はまだまだ続きがあって、その続きはゴルフ場で尾根が分断されているから意識されないものの、実はその西側に聳える聖武連山こそ省武連指尾根末端の掉尾を飾る山だったりします。なので尾根名の出典元は宮内本からながら、実際は「聖武連指尾根」でもいいのかもしれません。

でも尾根をキッチリ辿ると言ってもさすがにゴルフ場の中は通れないので(笑)、ここは黒田川の方へ迂回して東側から登る段取り。実際も黒田川沿いの道から急斜面ながらうまいこと取付けが見つかり、さっそく取り付きました。

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(昭和三十二年の五万分図・上野原より)

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(聖武連山へ向かう尾根・急だがこんな一角もあった)

のっけはぐずぐずの急な登りが続いて、落石を起こさないように慎重に登ります。そして東の尾根上に上がったところでようやく一息つけました。

あとは露岩混じりの急登をひたすらに登っていくだけ。でも途中に↑↑こんな緩斜面もあって雰囲気は悪くないです。

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(露岩帯も多い)

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(聖武連山山頂・三角点は不明)

登って登って、左手から南東尾根の植林帯が合わさると、ひと登りで聖武連山の山頂でした。

山頂には某放送局のアンテナ施設があって広々としています。んが、あるはずの三角点がいくら探しても見あたりません。今はあの施設の中に三角点があるのでしょうかね?

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(下りは植林帯の沢筋を降りた)

そんな山頂ですのでランチ場には困らず、ちょっと開けたところでランチをとったら、下山を始めます。とはいえ主尾根たる南東尾根は末端部が鶴川へ急激に落ち込んでいて、とても降りる気にはなれないので、一旦南東尾根を降りつつ、途中から尾根を外れて植林の中を降りてみました。

いくら急でも植林帯は安心安全。じきに急ながらも沢沿いを行くようになり、倒木に悩ませられながらも降りていくと、まもなく右岸に径路が現れて、あっさり県道に飛び出しました。

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(中見山トンネル南詰)

県道に出たら向風か新井に出てお終い、なんですけど今回はまだ続きがありまして・・・それは次回へ分けます。
 
・・・・・☆
 
◆ 2014.03.29 (Sat)   曇 後 晴
武蔵五日市駅 06:22→ 南郷 06:55- 474m峰 07:20- 844m峰 08:25- 熊倉山 09:20/09:40- 758m峰 10:05- 470m峰 10:50- 県道に降りる 11:00- 取付 11:20- 聖武連山 12:00/12:40- 中見山トンネル 13:05・・・・・
 

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2014.03.25

小坂志川を繞る尾根を登り降り

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(ハンメウ沢右岸尾根中腹の雑木林)

お彼岸の連休は近年の例年ならお花めぐりの時期なのですが、先週の様子から見てもお花はまだまだな感じ。こういう時は行き先に悩みますね。

そんな訳で悩んだ末に思いついたのはこんな時だからこそ馴染みのないところ、ということで先週歩いた矢沢のお隣の小坂志川の流域でちょっと遊んできました。

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(小坂志林道・除雪されていた)

しかし秋川筋連荘なんて「花のひかり」を初めて以来始めてのことではないでしょうか?今回は連休最終日(03/23)なので二番バスで笹平に出て、まずは小坂志林道をてくてく。林道はしっかり除雪されていて問題なく歩けます。

こちらの林道も昔バイクで訪れて以来で歩くのはもちろん初めてのこと。植林が少ないですね。沢の様子は悪くないし、明るい箇所も多くて意外に楽しい道のり。

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(ハナネコノメには逢えないだろうと思っていたら・・・!)

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(この辺りから小坂志川に入渓)

道中、沢は残雪が多かったのでお花は期待していなかったんですけど、なんとハナネコさんに逢えたのは本当にラッキーでした。もちろん今年お初。一気にテンション上がりますネ(笑)。

それでもあとのお花はツノハシバミにフサザクラが開花を始めた程度で、今回の所はこんなものでしょう。一時間ほどでゲートに着いたら、ここから小坂志川に入渓します。

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(フサザクラ・ようやく咲き始め)

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(ハンメウ沢出合<440m圏出合>)

入渓したものの、沢は残雪に大雪のせいか倒木・ボサが煩く、丸腰ビブラムの身では巻きの連続。それでもトウノ木沢出合(430m圏出合)を過ぎ、ハンメウ沢(キットウ沢、キットウ谷沢)出合辺りまでは行けたものの、その先の廊下状でとうとう行き詰まってしまいました。

とはいえこれは想定内のことだったので、ここであっさり尾根歩きに転進。左岸のハンメウ沢右岸尾根に取り付きます。

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(ハンメウ沢右岸尾根中腹の雑木林Part2)

登りはじめはスッキリした植林の中を登る感じでしたが、尾根が右へ右折する辺りで雑木林に変わると、ここからがハンメウ沢右岸尾根のハイライト。美しい雑木林の広尾根をゆるゆる歩けて、本当に気持ちの良いところ。

そんなハイライトも853m峰西鞍部から来たと思われる林道の終点に飛び出すと再び植林に変わって、853m峰も植林に囲まれた少々暗いピークでした。

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(ダンコウバイもこの辺りで咲き始め)

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(853m峰より連行峰・キットヤ谷の雪渓がそそる)

でも853m峰は南側が雑木になっていて、連行峰と小坂志川の本谷であるキットヤ谷の雪渓が梢越しに確認できて、一見かなりそそられましたが、沢の日当たりがかなり良さそうな感じです。

とはいえまだ時間はあるし、このまま尾根を詰めるよりは一応雪渓の様子を見ておこうと、ここから南西の枝尾根を降りてキットヤ谷に出ることにしました。

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(林道は853m峰南西の枝尾根まで出来ていた)

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(キットヤ谷・雪が緩んでかなり危険な状態)

さっそく南西尾根を降りると、中間辺りで林道の終点にぶち当たり、林道はここまで延びていたのかとビックリ。そこからふた下りほどでキットヤ谷に降り立つと(710m圏附近)、沢はもくろみ通り綺麗な雪渓になっていましたが、日当たりが良いせいか肝心の雪はかなり緩んでいる感じ。

試しに歩いてみると水線はまだ締まっていたものの、両側斜面の雪ははすでに腐り始めていて、ストック(持参して良かった・・・)を刺すとバンバン突き抜ける状態。これはアウトですね。慌てて対岸のヒコタ沢左岸尾根の枝尾根に取り付きました。

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(ヒコタ沢左岸尾根の一コマ)

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(陣馬山を間近に見るなんて何年ぶりだろう!)

枝尾根の方は雑木林で良い感じでしたが、左手からヒコタ沢左岸尾根の主尾根と合わさると、意外や植林メインであれれあれ??な感じ。でもこの尾根の登りしなから見える周囲の枝尾根群は雑木の尾根ばかりでかなりそそられます。

左岸尾根の上部辺りでちょうどお昼になったので、今回は間近に聳える陣馬山を眺めながらのランチとなりました。陣馬は懐かしいけど人が多すぎるから、今のところは眺めるだけで充分です(笑)。

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(国境稜線・雪は少ない)

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(アセビ・稜線で咲き始め)

そんな陣馬の見えるランチ場からひと登りで稜線の登山道に飛び出したら、まだまだ遊べる時間ですけど、今回の所はここまで。先週同様三国峠まで足を延ばして、未踏だった軍刀利神社に出る道を下ってみました。

この道は昔は赤破線でもなかった覚えがありますけど、どうでしたっけ?西回りで降りるとか細いトラバースの道が続いて少々スリリング。南回りのしっかりした道(上野原の道標もこちら周りを推奨している感じ)を合わせると、沢沿いに道は積雪で不明瞭だったものの、道形はしっかり延びているようです。

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(軍刀利神社奥の院と大カツラ)

そんな山道も奥の院に出たところでお終い。今回こちらに降りたのは未踏だったこともあったけど、一番の理由はここの大カツラを見たかったから。実際には幹廻り9mある大変立派なもので、これは花をつけたときに見たかったなあ・・・と気がついても後の祭り。標高的にあと二週間は先でしょうか。

今年はカツラの花をしっかり撮りたいなあ、と思いつつ、道中の無事を感謝して、帰路に就いたのでした。
 
・・・・・☆
 
◆ 2014.03.23 (Sun)   晴
武蔵五日市駅 07:20→ 笹平 07:50- 林道ゲート 08:55- ハンメウ沢出合 09:35/09:55- 853m峰 10:50- キットヤ谷(710m圏)11:10-(途中休憩25分)- 連行峰 12:15- 三国峠 12:40- 軍刀利神社 13:20- 井戸 13:40
 

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2014.03.19

矢沢の雪渓を詰めて茅丸へ

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(雪渓になった矢沢をひたすらに登る)

いやあしかし先月の大雪は本当に凄かった。しかも肝心の足も奪われたとあっては山にも行けず、野暮用もどんどん増えて、気がつけば丸ひと月ぶりの山行きになってしまいました。

こうなると雪はもう良い感じ。なので、今回(03/16)はお花の様子見を兼ねて丸10年ぶりに生藤山の辺りを訪れてみました。

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(矢沢林道・途中まで除雪されていた)

今回は近場なので遅いバスでのスタート。二台体制のバスも南郷に着く頃には結構スカスカで、こちらで降りる人は当然自分だけ。さっそく矢沢林道てくてく歩きます。

矢沢林道なんて昔バイクで入って以来で歩くのは初めてのこと。林道は予想通り除雪されてはいたものの、この大雪のせいでしょう、雪崩れた雪が沢を覆ってブリッジになっている箇所がいくつもあって、とても奥多摩の山とは思えない様子。。。

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(マンサク、わかるでしょうか?笑)

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(除雪されていない箇所は踏み抜きがしんどい)

こんな状態ではお花は望めず、今回のところはマンサクに会えれば良いかなと思っていたら、そのマンサクも咲いていたのは見つけたものの花付きはあまり宜しくない感じ。まぁ今年はスギの花付きがかなり宜しくないですので、こんなものなのかなぁ??

林道はやがて広大な伐採跡を通るようになり、その伐採跡を抜けきる手前辺りで除雪は途切れ、そこから先は雪の積もった林道歩き。雪はまだまだ平均しても40cmぐらいは残っており、林道終点までは踏み抜きがしんどい道のりでした。

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(林道終点から矢沢に入ると、すでにこんな感じ)

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(おかげで滝も難なく登れる)

雪に埋もれた橋(おそらく奥矢沢橋)を渡った先がおそらく林道終点なのでしょう。ここから道なりに先へ行くとじきに矢沢に降り立つ形になりますが、その矢沢はすでに雪渓になっていてもうどこでも歩ける状態。

実は今回北面の沢を選んだのはコレが狙いだったのです。うしし。(^^)

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(積雪は深いところで200cm位)

雪は程よく緩んですべらず、踏み抜きもなくすいすい登れて、しかも風が通ると涼しい(笑)。傾斜は少々きついけど、滝も簡単に越えられて、想像以上の歩きやすさ。

とはいえ常時落石はあるし、傾斜のきついところでは雪がズレ始めてクラックの入っている箇所もあって、気は抜けません。当然ながら情報の無い雪渓の歩行はRFと沢と残雪期の山のスキルが必須であることを念のため付け加えておきます。

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(830m圏の二俣より雪渓を見下ろす)

快適な登りができるのは830m圏の二俣までで、ここから先は中間の尾根に取り付くのが無難なところでしょうけど、今回は日陰だった左の枝沢を最後まで詰め切って、稜線に出ました。

意外や稜線の雪は少なく。すぐ先で捲き道を分け、ひと登りすると茅丸の山頂に到着。お腹が空きすぎていたのでお寿司を食べてから稜線伝いに三国峠へ向かいます。

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(茅丸山頂)

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(三国峠より扇・権現山)

三国峠には先客さんがいたものの、この雪のせいか閑散とした感じ。たまにしか来ないせいでしょうけど、ここから見える扇山・権現山の姿が立派で良いですね。富士はぼんやり確認できる程度。

そんな展望を楽しんだら、とりあえず下山開始。南の佐野川峠方面へ下ります。

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(南へ下る尾根はまだ雪が残っている)

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(岩楯尾神社)

驚いたのが、こちらの意外な雪の多さ。植林帯が多いせいもあるのでしょうけど、特に佐野川峠から岩楯尾神社へ下る道はまだ40cmぐらい残っていて、一人分の足跡が残るのみ。少々下りづらかったです。

しかし生藤山と言えばこちらから登るのが定番なイメージがあるのですが、今は違うのでしょうかね??まあ単に大雪のせいなだけかも知れませんけど。

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(鷹取山の北面・雪はほとんど消えた)

さて、普通ならここで山歩きはお終いなのでしょうけど、まだ時間も早いのでもうひと山。バスの時間が合えば登山口までバスに乗る魂胆でしたが、30分も先なので県道を南へてくてく。

20分ほどで登山口のある沢井入口に着いたら、お次は鷹取山へ登ります。

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(鷹取山山頂、中央奥右寄りに茅丸も見える)

実は三国峠から鷹取山の間は尾根で繋がっていて、10年前は尾根伝いに降りたのですが、くらご峠以外見るところがなかったので、今回は一旦降りてから登り返してみたのでした。でも一旦降りると尾根伝いに降りるより時間がかかりますね。

さすがに400mぐらいの標高だと雪は北面にうっすらと残る程度。地面を見ると雪が溶けたばかりの箇所も多く、少しはいらっしゃるかなああ?と思っていた野の花はまったく見当たりません。

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(ダンコウバイ・この標高で咲き始めとは)

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(アセビも咲き始め)

それもそのはずで鷹取山を越えてからしばらく行ったところで、ようやく咲き始めのダンコウバイを発見。ここで咲き始めではそりゃお花は見つからないわけで、なおも行くと今度はアセビの花を発見。

今回見かけた限りアセビも花付きがあまり宜しくない感じ。今年の木の花はあまり宜しくない感じで推移してしまうのかなあと思いつつも、お初の花との出逢いはやはり嬉しいもの。

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(ここまで来たらフィナーレは近い)

誰もいない山道をくしゃみしながら歩くのはやはり春ですし、日が傾いている時分でもまだまだ暖かく感じるのも春ですね。丸ひと月山歩きをしていなかったこともあって、そんな様子を浦島気分で感じつつ藤野駅へ向かったのでした。
 
・・・・・☆
 
◆ 2014.03.16 (Sun)   晴
武蔵五日市駅 09:00→ 南郷 09:35- 林道終点 11:00- 茅丸 12:15/12:35- 三国峠 12:50- 佐野川峠 13:20- 岩楯尾神社 13:45/13:55- 沢井入口BS 14:15- 高取山 14:40/14:55- 小淵山 15:45- 藤野駅 16:50
 

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