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2012.12.27

滝入ノ峰を一山として歩く

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(倉沢見通尾根上部のひとコマ)

さて、先のクリスマス連休は私用で忙しく、お山はお休みかもーの予定だったのですが、全休日に充てる予定だった24日の朝の天気があまりに良すぎて、結局足は山の方へ向いていました。

ということでお寝坊用のお山となると、それ用に残しておいてある未踏の尾根の落ち穂拾いになる訳でして、今回はそんな中から倉沢見通尾根を選んでみました。

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(倉沢のヒノキもずいぶんとご無沙汰してました)

しかしクリスマスのせいなのか、単に寒いせいなのか。行きしなの電車もバスもガラガラだったことに少し驚きつつ、今回は倉沢から11:20のスタート。悪い子ですね。バスを降りたらまずは倉沢のヒノキへ向かいます。

倉沢のヒノキは何年ぶりでしょうか。ヒノキまでの道も結構踏まれているようで、見学者がそこそこいる様子だったのが個人的には意外。久しぶりに大ヒノキと対面したら、今回はそのまま尾根通しに登っていきます(笑)。そう大ヒノキって実は見通尾根上にあるのです。

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(見通尾根中腹までは露岩も多い)

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(伐採跡から・笙ノ岩山の姿が見事だ)

尾根下部から中腹に掛けては露岩混じりの急な登りが続きますが、植林は意外に少ないんですね。というかそう思わせたのは中腹の右側に広がる広大な伐採跡のおかげでしょうか。

そんな伐採跡からの周囲の山山の見え方がなかなか新鮮で、まずは笙ノ岩山の巨体がなんと言っても目を惹きます。ヨコスズ尾根は開けた箇所がないから尚更なんでしょうけど、鳥屋戸尾根から見える川苔山のような感じ。過去に自分の登った尾根を確認できるのも楽しいですネ。

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(尾根上部は意外や素敵な雑木林が続く)

伐採跡を過ぎると雑木林に変わって、トボウ尾根への急な登りが再び始まります。でもこの辺りは急ながらも尾根が広いので、広い尾根をジグザクに登れてこれもなかなか楽しい。

やがて左手からトボウ尾根が合わさると尾根も緩やかなになって、ここから植林帯に入るまでがこの尾根のハイライトでしょうか。でも植林帯に入ると登山道まではそんなに距離がないんですね。それが今回一番驚いたことでした。

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(ヨコスズ尾根に上がると強風・天祖山は風雪に霧氷でしょうか)

登山道を横切れば、あとは再び急な登りをこなしてヨコスズ尾根上に上がったところが滝入ノ峰。でもヨコスズ尾根に上がった途端、尾根を吹き抜ける風が強くて強くて。。。

これではランチどころではないし、慌ててザックをあさっても帽子とシェルグラブがない!完全に忘れてしまったみたいです(笑)。でも頭はともかく、薄手の手袋しかなかったので手が冷え切って、ザックを開けるのにも手間取るようになってしまってこれで心が折れました(笑)。

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(ヨコスズ尾根・尾根通しは楽しい♪)

本当はもう一遊びして16時台のバスで帰る予定を組んでいたものの、今から下れば15時前のバスも余裕なので、即下山決定です(笑)。

そうれなればあとは尾根通しに下るしかないのですが、これが寒いながらも楽しい落ち葉道。樹勢の弱さは気になるものの立派な木々も多いし、吹きだまりの落ち葉をラッセルするもの本当に気持ちが良い!たまにしか歩かないけど、ヨコスズの尾根通しの良さを再認識できました。

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(ヨコスズ尾根・尾根通しは楽しい♪その弐)

いろいろな意味で気合いが足りず、結果として3時間弱の本当にミニハイクになってしまいましたけど、それでも下山後の爽快さは変わらないですね。手がかじかんで動かない以外は(笑)。こんなテイタラクな山歩きでも歩いて良かった。

しかしこの日は帰りもガラガラ。お山の人出も少なかったような気がするのですがメジャーどころはどんな感じだったのかなぁ??
 
・・・・・☆
 
◆ 2012.12.24 (Mon)   晴 時々 曇
奥多摩駅 11:00→ 倉沢 11:20- 倉沢のヒノキ 11:35- 855m峰 12:05- 登山道横切る 13:05- 滝入ノ峰 13:15- 旧日原小 14:15/14:30- 東日原 14:35
 

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2012.12.19

榧ノ木山を一山として歩く

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(カタサメ沢左岸尾根上部の緩斜面)

さて、14日のナイトハイク続いて先週末は日曜(12/16)も石尾根周辺を歩いてきました。というか日曜は早朝の中央線がお休してたので選択肢が奥多摩しかなかったというのが現実だったりするのですが(汗)。

そんな訳で今回は峰谷行きのバスだったので朝は少し遅め。だったんですけど、中央線のお休みの影響か雲一つない快晴だというのに人出が少ない少ない!笑っちゃいました。峰谷までバスに乗ったのだってボク含めて二人だけでしたから。一昔前の真冬のような感じでしょうか。

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(カタサメ沢出合)

そんなスカスカ具合に少し気分を良くしつつ(笑)スタートして、まずは前月と同じくカタサメ沢の出合を目指します。

しかしこの日は人出が少なかった事も驚きましたけど、それ以上に驚いたのが暖かさ。てくてく車道を歩いてカタサメ沢ノ出合に着いたら、もう一汗かいてます(笑)。思いっきり冬のカッコをしている身では先が思いやられるなぁ・・・と思いつつ今回は右岸ではなく左岸の尾根に取り付きました。

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(左岸尾根下部は岩屑混じりの急登が続く)

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(気がつけば奥の集落を見下ろしている)

左岸尾根は出合附近の様子と全く同じな岩屑混じりの不安定な急登を強いられ、ここですでに大汗。30分ほどせっせと登ってワイヤーロープのかかる尾根の肩に上がるとようやく一息つけます。あーしんど。

でも最初は奥の集落の一部しか見えていなかったのが、同じ高さになり、そして間もなく見下ろすようになるのは、急な登りをこなす醍醐味ですね。

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(不安定な急登はなおも続いて・・・)

そんな急登がもう一度落ち着いた所がおそらく1120m圏辺りではないでしょうか。日陰なのは残念でしたが、炭焼跡もあってちょっと広々としたところ。

右隣には入奥沢の730m圏二俣中間尾根がもう間近に迫っており、そのまま移れそうだったのでそちらの尾根へ移ってからなおも上を目指しました。

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(1300m圏でようやく素敵な緩斜面に)

尾根を移っても相変わらず岩屑混じりの急登が続いてちょっとイヤになりかけましたけど、それもさほど長くはつづかず、尾根が緩くなったと思ったら尾根が一気に広がって、ようやくお目当ての緩斜面が現れてホッと一息。

もうノボリ尾根も近いので雰囲気はノボリ尾根と同じ感じですね。サクサクの新鮮な落ち葉をラッセルしながら周囲を彷徨うように歩けるのはなんとも幸せなひととき。少し早めではありましたけど、休憩もこの辺りでとらせてもらいました。

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(ノボリ尾根との合流点付近)

休憩を終えて再び歩き出しても、このままノボリ尾根と合流するのがなんかもったいなくて、最後は周囲をウロウロしながら惜しむように歩いていたと思います。

そんな訳でようやくノボリ尾根と合流したら、榧ノ木山へはひと登り。

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(鷹ノ巣山も人が少なそうだ・榧ノ木山付近より)

ここまで上がると日陰名栗や鷹ノ巣の草原が見えるのですが、日陰名栗の方はともかく、鷹ノ巣山もこの日は遠目から見ると人がまばらなようにも見えましたけど、実際どうでしょう??

ランチは下で済ませちゃったし、榧ノ木山の山頂もなんとなく落ち着けるような場所ではないので、山頂は素通りしてもう下山開始。一つ先のピークへ足を延ばしてから次は三本ケヤキノ沢右岸尾根の下降に移ります。

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(三本ケヤキノ沢右岸尾根・植林と雑木に分けられている)

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(右岸尾根下部は結構急だ)

三本ケヤキノ沢右岸尾根はピークから植林と雑木林に分けられた尾根で、それが下までずっと続きます。こうなるともちろん左手の雑木側を歩いてしまいますし、左に分かれるなんとも良さげな枝尾根の方に惹かれてしまうのを我慢して主尾根に戻る感じでしょうか(笑)。

そんな下りも1100m峰を過ぎると、岩屑混じりの急降下に変わって、そろそろ水根沢林道も間近。そして左手に水根沢の流れが間近になったところで尾根を外れて左手の植林側へ降りるとすぐ下がもう水根沢林道でした。

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(右岸尾根末端部はこんな感じ)

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(水根沢林道、午後なので日陰が多くなってしまう)

水根沢林道も久しぶりでしたけど、東向きの沢なので午後になると日陰が多いのはしょうがないですね。期待していた氷の造形はこの気温の高さでは氷のかけらすら見たらず、沢を通り抜ける風さえ心地よく感じる暖かさ(笑)。

でもでも林道を歩いている道中、こういう沢沿いの高捲き道ってしばらく歩いてなかったことに気がついて、尾根上ばかりでなくこういう道もなかなか良いものだなぁとちょっと良い気分になって、水根のバス停を目指したのでした。
 
・・・・・☆
 
◆ 2012.12.16 (Sun)   快晴
奥多摩駅 07:55→ 峰谷 08:35- カタサメ沢出合 09:15- 1300m圏緩斜面 10:45-(途中休憩40分)- ノボリ尾根と合流 11:50- 榧ノ木山 12:05- 三本ケヤキノ沢 12:50- 水根 13:45
 

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2012.12.14

石尾根へ☆見ナイトハイク

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(実際は満天の☆空・・・なんですよ。夜空の撮り方知らないのでー 笑)

今年は身体の都合で夏のアルプス行きが潰れたどころか、近場の山でのお泊まりすらなかった・・・ということを最近行った近所のプラネタリウムの、その投影が始まった瞬間に思い出して、それ以降山で満天の星空を見たいなあと言う衝動にかなり駆られてしまいまして・・・(汗)

でもその衝動を晴らす機会が12月にはあるんですね!(笑)ふたご座流星群。いろいろ調べてみると今年は新月なので流星を見るには絶好の条件だそうで、それなら☆見しながら久しぶりにナイトハイクをしゃれこむのもオツかも~、ということで極大となる今日(12/14)、歩いてきました。

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(鷹ノ巣山避難小屋・・・02:37)

まぁナイトハイクとは言っても、今の状態では昔の夜行日帰りのような事もできず、原センセの頃と比べたらものすごく堕落したもので(笑)、なんと青梅駅から長駆峰谷の奥にタクシーで入るという暴挙を敢行(¥13360・深夜割増)。

でもさすがにこういう日となると天文ファンの方がいらっしゃいました。登山口の辺りでご親切にいろいろレクチャーを受けている間にもさっそく流れ星がふたつみっつ確認できて歓声を上げてしまったのは何を隠そう私です。奥の住民の皆様スミマセンでした。。。

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(夜景越しに大岳山の姿がわかるでしょうか?)

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(七ツ石山・・・04:37)

12月の夜なのでかなり寒いことを予想していろいろ準備していたのですが、実際は寒気が抜けたあとのせいかかなり暖かかくて奥で0℃。鷹ノ巣の避難小屋に上がっても-5℃程度と拍子抜け。風もほとんどなく、しばらくジッとしても平気なので星見にはラッキーでした。

鷹ノ巣の避難小屋に着いた時点で二時半を過ぎていたので鷹ノ巣山は割愛して雲取山へ向かうと、星見はここからが本番。ちょっと立ち止まった間にも流星が二つ三つ確認できるし、特に東や南東方面の流星が明るくしかも長いのは何か理由があるのでしょうか?これぐらい流星が明るいと街中のウチからでも確認できたかもしれません。

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(小雲取山・・・05:56)

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(雲取山避難小屋が見えてきました)

東に都市部がある奥多摩は高山に比べると空も明るいはずですが、それでも星空自体が見事見事。流星がなくてもその星空を見上げながら歩けるだけでも満足できた事でしょう。

あとこういう時なのでもしかしたら歩いている人がいるかもーと思っていたものの、結局雲取山まで星見をしながらのんびりひとり旅。人出の多い石尾根を静かに歩けるだけでもナイトハイクは悪くないなーと思ってしまいました。

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(避難小屋より・・・06:16)

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(同じく・・・06:39)

そんな訳で雲取山の山頂には予定通り日の出前に到着。この時分で-7℃はこの時期としてはかなり暖かいでしょう。だってジッとしてても平気なんだもん♪

近年は重荷も担げないので雲取からの日の出を迎えるのもかなり久しぶりの事。日の出を迎えたあとは山頂に寄って、帰路につきます。

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(飛龍の奥には聖~北岳)

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(小雲取山より)

帰路は鴨沢みちを下るだけなので安心しきったか、特にブナ坂から先は眠気がものすごくてフラフラしながら歩いていたと思います(笑)。

それでもそこは雲取山。行き交うハイカーとなるべく会話をするようにしてなんとか眠気をやり過ごしました。

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(所畑への道も捨てがたいものがあった)

小袖に降り立ったら今回は今年のエアリアで表記のあった諸畑へ下ってみたのですが、多摩川の蛇行を見下ろせることや、急斜面に張り付くように家々が建つ(ほとんど無住のようだけど)風情はなかなか良いものです。思ったよりも距離はありましたけど、こちらへ降りるのも特にハイシーズンは帰りのバスの席を確保できる確率が上がるので良いかもしれませんね。
 
・・・・・☆
 
◆ 2012.12.14 (Fri)   晴 一時 曇
奥 01:05- 鷹ノ巣山避難小屋 02:35- 七ツ石山 04:30/04:45- 雲取山 06:10/07:05- ブナ坂 08:00- 堂所 09:00- 鴨沢西BS 10:10
 

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2012.12.05

御坂尾根から本当に久しぶりな大岳山へ

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(護摩壇岩の末端部)

しかし先の土曜は曇~雹~風雪~真っ晴とめまぐるしく変わる大荒れの天気だったようで、実際歩くのはしんどいんですけど、それでもこういう日の山行きって本当に面白いんですよねー。なので歩けなかったのがとにかく残念です。

そんな訳で自分のお山は翌日曜(12/02)。天気も良い予報が出ていたので気合いを入れすぎたか?思いっきり寝坊してしまい(笑)目覚めたのは9時ちょうど。さぁさぁこれからどうしよう!と慌てているうちに、お寝坊用の山としてとって置いていた御坂尾根の事がハッと浮かんだのでした。

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(大岳沢・チドリノキの黄葉で埋まる)

ということで今回は五日市からタクシー張り込んで大岳沢の大岳鍾乳洞に出て(\3950)からのスタート。この時点でもう11時。悪い子過ぎますね(笑)。でもまだ晴れていたし、イロハモミジはこの辺りで丁度良い具合でなんか幸先が良い感じです。

林道も雰囲気が良く、15分ほどで終点に着いたらここから山道歩き。足下に見下ろす大岳沢はチドリノキの黄色い落ち葉が沢床を彩っていてなかなか宜しい感じです。そおいや今年は沢沿いを歩く機会が少なかったせいか、チドリノキの綺麗な黄葉は見られずに終わってしまいました。先月世附のイデン沢へ行けなかったのがかなり痛い。。。

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(御坂尾根・登りだしから露岩がちらほら)

でもそんな沢歩きもちょっとしかなく、再び左岸に戻ったらそこはもう御坂尾根の末端部。末端部から岩が目立つのはこの辺りらしい感じではありますね。そんな露岩を避けつつ尾根の末端へ回り込むようにして尾根に取り付きました。

まぁ尾根の場所が場所だけにしばらくは植林が続くのだろうな、と思っていたら取り付いた当初こそ植林だったものの、ひと登りすると左・雑木林、右・植林に分けられた中を行くようになったのは意外でした。でも紅葉はこの標高でもほぼ終わっていて、コナラの黄葉が少し残るぐらい。

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(しばらくは雑木と植林に分けられた中を行く)

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(966m峰前後から雪が現れる)

尾根はさすがに急な所もありましたけど、基本的には登りやすいですね。そして900mを過ぎた辺りから雪が出てきたのには驚きました。まさか大岳周辺でも残っていたとは!気温が低かったせいもあるのでしょうけど、土曜はそこそこ降ったようですね。

そんな雪の感触を懐かしみながら登っていくと、露岩の痩せ尾根に変わって、ちょっとした岩が尾根上に次々現れるようになります。

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(護摩壇岩はいちおう直登可でした)

そんな岩を見つつ上下をこなしていくと、まもなく目の前に大きな岩が聳える鞍部に到着。これが宮内本で言われる「護摩壇岩」であることは容易にわかりました。

踏み跡から見ても護摩壇岩は左に捲くのが正解のようですが、それでは面白味に欠けるので、試しに直登してみたら意外に行けますね。ちょっと藪っぽいのはもうしょうがないけど、おかげで歩きの良いアクセントになりました。

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(大岳小屋<でわないそうです>が間近に!護摩壇岩上のスラブより)

そんな護摩壇岩を越えると、上を通っているハイカーの声が少し聞こえてくるようになって、どうやら縦走路も間近のようです。

ここで最後の登り・・・と思ったら、尾根の左側に周囲の開けたスラブが見えたので試しに寄ってみると、そこはお山の大将お猿さんみたいに↑↑ちょっとした展望を楽しめる所でした。

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(大岳山山頂・顔ぶれが本当に変わりました)

それからひと登りで縦走路に出たら、後は大岳山へ向かうだけ。そおいや大岳山って「花のひかり」を始めてから初めてでしたね(笑)。おおよそ9年ぶりでしょうか。

でも山頂は13時過ぎにもかかわらず相変わらずの人出でしたけど、9年の間に変わったのはその顔ぶれ。というか人種が変わった(笑)。なんか雑誌の写真から飛び出したような若い子ばかりで、こちとらなんか夢見てるようでしたよ。この何千分の一でもボクのような変態ちっくな山をやるようになってくれるのでしょうかねぇ(笑)。

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(鋸山への道すがら)

しばらくはそんな山頂の様子を感慨深く眺めたり(笑)、周囲の展望を楽しみつつベンチが空くのを待って、軽くお昼をとったら、さすがにもう下山リミットの時間。

下りはいろいろ考えたんですけど、南側は規模は短そうだし植林が多そう。とはいえ北側は規模はそこそこながらも林道歩きが長い上にかなり寒いし(笑)・・・とどれも帯に短し襷に長し。なのでここは15年近く歩いていない大岳山~クロノ尾山の間を一部でも歩こうと、素直に鋸尾根経由で奥多摩駅へ出る事にしました。

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(六ッ石山もちょっとご無沙汰してます)

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(バイカツツジ)

ということでほんとうに久しぶりに歩いたルートは、それでも昔は足繁く通っていただけにほぼ間違いなく覚えていたことに自分自身驚いてしまいましたが、それでもいろいろ覚えた今は場所場所で変わる植生の様子が印象的で、収穫もかなり多かったです。

しかしさすがに人気のある大岳山周辺だなぁと思ったのは15時近くになっているのにまだ登っている軽装の人とか(笑)、一体彼らはどう歩いているのでしょうかねぇ。。。まぁ報道もないようですので(笑)無事ではあると思うんですけど。

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(愛宕神社の長い階段・下りはイヤらしい)

最後はもちろん愛宕神社にも寄って、あの長い階段も下りました。ここ下る時ってなぜか宝塚の大階段を想像しちゃうんですよね。足場も狭い上にこんな急な所で踊るなんて無理っ!とか(笑)。
 
・・・・・☆
 
◆ 2012.12.02 (Sun)   晴 後 曇
大岳鍾乳洞 11:00- 林道終点 11:15- 966m峰 12:20- 登山道に出る 12:55- 大岳山 13:15/13:45- 鋸山 14:40- 愛宕神社 16:10- 奥多摩駅 16:25
 

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