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2012.04.18

今度はオクノ沢ノ嶺を南から北から

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(尾名手川のひとコマ)

う~ん。↓下の記事でも書きましたけど土曜の天気が本当に恵まれなくて、土曜オンリーな道志行きのバスに乗れないのがかなりツラいですワ。とはいえお天道様には逆らえるわけもありませんですから、いろいろ考えてしまうんです。

なので今週は二週前に歩いた権現山の北面のお隣でも・・・ということで今回(04/15)も浅川スタートでオクノ沢ノ嶺(1252m)南尾根を登路にオクノ沢ノ嶺に一旦上がったら、白矢ノ沢左岸尾根を下降。白矢ノ沢出合に降りたら尾名手川をトバノ沢出合まで遡り、今度はトバノ沢左岸尾根を登り返して稜線に上がって、あとは麻生山~長尾根を下るコースを組んで歩いてきました。

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(オクノ沢ノ嶺<1252m峰>南尾根中腹辺りか)

4月に入ってようやく暖かくなったおかげでしょうか、行きしなの電車もバスも結構な人数が乗っていて、世間的には今年もようやく山シーズンに入ったと言う事なのでしょう。とはいえそんな人出とは裏腹に当初の予報は外れて曇りの中のスタート。まずはオクノ沢ノ嶺南尾根に取り付きます。

南尾根は昨年末以来でしたけど、天気が良くなくて周囲がガスでも雑木美林の尾根は楽しい!というかこういう天気だからこそ林の良いところでないと、楽しみが少なく本当に登るだけになってしまうような気がしますね。

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(オクノ沢ノ嶺西鞍部辺り)

登りだししばらくはガスの中を歩いていたものの天気は一応回復傾向のようで、周囲が何となく明るくなったり、ガスが切れたりを繰り返しながら、登っているうちに徐々に晴れてきました。

登りだしから1時間半ほどでオクノ沢ノ嶺に上がる頃には、対岸の尾名手尾根もうっすら見えるぐらいになっていて、そんな様子に気が急いたか、山頂で休むこともなく今回のメインでもある尾名手川側の白矢ノ沢左岸尾根の下降に移ります。

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(白矢ノ沢左岸尾根・下り出しは広尾根で始まったが・・・)

さてその白矢ノ沢左岸尾根。のっけは少々急ながらも快い雑木林の広尾根だったのが二週前と違う所。これは幸先良いな~と思いながら下るとじきに尾根右手が植林に変わったので、こういう山域だし(笑)これはこのまま下まで行ってしまうのか?

と思ったらその植林帯もじきに途切れたのは意外で、植林が切れてからは露岩に岩屑混じりの痩尾根が続く感じ。藪も薄く若干急ながらもかなり歩きやすかったのはこれまた意外でした。

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(基本的には痩尾根が続く)

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(ヒカゲツツジ・一部咲き始め)

まぁこの山域でこんな様子の尾根なので、もしかしたら・・・と思っていたヒカゲツツジはやっぱりいました。今年はミツバより前にヒカゲ。でもこの標高でも一部が咲き始めで、おそらく坪山も同じ感じではないのかなぁ。。。

この左岸尾根の下降のポイントを思われる980m圏の分岐は尾根が痩せているので、おそらく地形図のイメージで下ると若干面食らうかも。

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(866m峰北鞍部)

それでもこの分岐をうまくく通過すればあとはひたすらに下るだけで、やがて尾根右側が再び植林に変わって尾根が広がると薄いながらもスズタケも現れ、866m峰はもう目の前。

緩く登り返して着いた866m峰の意外な暗さにちょっとガッカリしたものの、それでも先の北鞍部へ降りる箇所の雰囲気がなかなか良かったりするから面白いです。

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(尾名手川・白矢ノ沢出合)

北鞍部を過ぎると尾根は再び痩せてあとは尾名手川へ一直線。末端部が若干しんどい箇所があったものの、さほどの時間もかからずに白矢ノ沢の出合に降り立ちました。

出合に降りて驚いたのが、白矢ノ沢の意外な水量の多さ。雨後のせいとはいえ尾名手川本流とほぼ等量で、出合の周囲は小広くて良い休憩ポイントだったんですけど、帰りのバスの事を考えるとそうゆっくりできないのが辛いところです。

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(フタバアオイ・花は咲き始め)

ということで少し休んだだけで尾名手川を上がって行ったのですが、渓相はなかなか良いですし、周囲は芽吹きも始まってるし、それよりなにより種類は少ないながらもお花が多いのが良いですね。

ハナネコノメは盛りを過ぎて葯のない真っ白な状態になってましたけど、へつりの途中でひとり撮影大会になっていました(笑)。

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(ハナネコノメ・盛りは過ぎているが見事)

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(トバノ沢左岸尾根・登りだしはモミが目立つ)

それでも沢の左岸側が植林に変わると途端に倒木が増えて一気に歩きづらくなり、倒木を潜ったり捲いたりしながら行くと右に枝沢の高い滝を見て、そのすぐ先がトバノ沢の出合でした。

ここも左のトバノ沢が滝になっていて休憩の適地ではあったんですけど、お花の撮影で思いの外時間がかかってしまったので時間的にすぐに登り返さなければいけません。。。

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(まさかこの山域に「おおもの」がいたとは!5m弱の大ツガ)

ということで炭焼跡のある尾名手川側からトバノ沢左岸尾根に取付くと、こちらはのっけはモミの立派な木も散見される雑木林。尾根上には薄いながらもスズタケが被っているもののそれも長くは続かず、藪もじきに切れてスッキリした中を歩くようになります。

それからじきにお隣の白矢ノ沢左岸尾根のような露岩岩屑混じりの痩尾根に変わると、おっとここで想定外な「おおもの」の出現。ドキドキしながら近づいてみると幹周り5m弱の大ツガで、この辺りは基本雑木と植林しかない山域ゆえにこの手の期待は全くしてなかったので、これは嬉しい出逢いでした。(^^)

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(1016m峰には明瞭な捲道が通っている)

この先もずっと同じような痩尾根が続きましたが、1016m峰を前になぜか明瞭な道形が現れたのでコレは何??と思って試しに辿ってみたら単に1016m峰を捲く道でした。それでも下からここまで明瞭な道形は見てなかったので、この道形は一体どこから来ているのでしょう。。。

そんな1016m峰からひと登りすると、地形図通りに尾根が広がって緩い緩斜面の中を行くようになる所がやはりこの尾根のハイライトでしょう。ここでなぜか明瞭な道形が再び現れたので、試しに辿ってみたらいつしか左へトラバースして沢筋へ消えてしまいました。

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(尾根が広がると再び道形が現れた)

でもこの緩斜面の辺りは他にも妙な道形があるし、それに食器なんかも落ちているところを見ると、もしかして昔は造林小屋でもあったのかなぁ?とも思ってしまいましたが、どうでしょう。

そんな事を考えつつ、ふかふかの落葉の尾根を慈しむように登っていくとさほどの時間もかからずに、権現~麻生の稜線に飛び出してしまいました。

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(稜線に出た所・バックはオクノ沢ノ嶺)

稜線に出た所でただちに麻生山へ向かい、麻生山に着いた時点で14時半前。う~ん、これでは帰りのバスの事を考えると麻生沢を下るのは時間的にしんどいのは残念だけどしょうがないですね。もう時刻が変わって久しいのですが、こうなると上和田16時台のバスが30分繰り上がったのが本当に恨めしい。。。

ということで今回も長尾根を下ることにしました。

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(マメザクラ)

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(尾越山の方もご無沙汰してるなぁ・長尾根下部より)

二週間後の長尾根はお花をちょっと期待したんですけど、実際はアレレ?思いの外でした。一番のお目当てさんはいらっしゃったもののスミレの類が本当に少ない。

まぁこの日は尾名手川側の尾根の上り下りで想像以上に楽しんでしまったので、全てを望むのは贅沢というか強欲でしかないですね(笑)。それでも今回は正統に?天神峠経由で下ったのですが、以前は気がつかなかったこととか個人的にいろいろ収穫があって、終わってみればホクホク気分で帰途についていたのでした。(^^)
 
・・・・・☆
 
◆ 2012.04.15 (Sun)   曇 時々 晴
猿橋駅 08:18→ 浅川 08:50- 784m峰 09:20- オクノ沢ノ嶺(1252m峰)10:15- 白矢ノ沢左岸尾根のピーク 10:20- 866m峰 11:20- 白矢ノ沢出合 11:45- トバノ沢出合 12:15/12:30- 1016m峰 13:30- 稜線に出る 14:10- 麻生山 14:20- 天神峠分岐 15:10- 天神峠 15:30- 浅川入口BS 15:55
 

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