まさかの再発
天気が悪くて山にも行けないので、久しぶりに「花のひかり」を見てくださる方の中でほんの数名しかわからないであろうごくごくマイナーな音楽のお話なんですけど(笑)、いやぁこのアルバムの再発には本当にビックリしましたヨ。
このアルバムは1986年に今のヴィジュアル系の源流とも、伝説のゴスクイーン?と言われている??G-Schmitt(ゲーシュミット)のボーカルであり、ある意味「主体」でもあったSYOKOと、ジブリ等の映画音楽で今や誰もが知っている久石譲とが正にガップリ組んで制作されたミニアルバムで、G-Schmittののバンドサウンドとは打って変わって打ち込みサウンドを主体としながらも、メジャー臭皆無のダークで退廃的な当時のG-Schmittのイメージを壊さずに仕上げる辺りはさすがに久石譲。というか今や大家となってしまったあの久石と当時対等以上に渡り合っていたSYOKOさんてやっぱり凄いと、久しぶりに聴き直して心底そう思ったのでした。
再発の話を聞いた時はこれでG-Schmittの音源の再発にも繋がるのかも?と思ったんですけど、この再発はどうやら単にレーベルの再発シリーズの一環のようで、もしかしたらSYOKOさん自身も渋々だった?かも??しれません。それでも佐藤薫プロデュースシリーズでSADIE SADSやNUBILE、SARASVATIといったWECHSELBALG(ヴェクセルバルグ・G-Schmittもこのレーベル所属だった)周辺のバンドの音源が再発された直後だったのでかなりコーフンしましたし、初CD化でもあったのでこれはかなり嬉しい事でしたね。
しかもしかもこの機会に合わせたのか何なのか・・・来月にはこれまた知る人ぞ知るあの「時の葬列」まで復活するとか!AUTO-MODにSADIE SADS 、MADAME EDWARDA、SODOM(THE SODOM PROJECT名義ですけど)といった錚々たるメンツはこれにG-Schmittが加わったらもう完璧じゃないですか!といったラインナップで2002年のギズムの凍結ライブを最後にオフィシャルで名前の出なくなったSYOKOさんは今は何をされているでしょう。とにかく次はG-Schmittの音源の再発をぜひとも望みたいところです。本当に・・・なんとかならないでしょうか。。。
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コメント
ゲー・シュミット、懐かしいですね。
レコード探したけど、どこにも無く、後年、CDをやっと2枚入手しましたが、今や、どこかに埋もれてます。
投稿: Hyoop | 2013.01.11 12:13
ゴン太さん、
こちらこそご無沙汰しております。そして反応していただいてありがとうございました(笑)。
ゴン太さんが買われたのはSYOKOさんのどアップですので1st(ミニ)アルバムのModern Gypsiesでしょう。こちらの方はまだバンドが活動していたときに2ndアルバムとまとめてCD化(Struggle To Survive)されたのですが、当然の事ながらとっくに廃盤でたまにamazon等で中古の出物があっても小一万する額になっちゃうんですよね~。
でもレコードの時代はジャケの楽しみがありましたね。本来自分のやりたいようにできるのがインディーズの強み。当時のG-shcmittは音造りもジャケにもその強みを最大限に生かしていたように思います。ボクはレコードは全部まだ家にありますけど、プレーヤーがありません(笑)。
投稿: komado | 2012.03.20 23:37
ご無沙汰してます、というより、ずっと冬眠したまま2年ほど経過してますので、だれオマエ?といわれてしまうかも(笑)。リンクしていただいたままなのが申し訳ないと反省してます。
「まさかの再発」という題だったので、え?komadoさん病気してたっけ?と大ボケな反応でもって久々にこちらにお伺いしてみたら…
ゲー・シュミット、なつかしいです。ジー・シュミットじゃないのですよね。たしかワタシがまだ大学生だった数十年前に最初の12インチシングルが発売されたと記憶してます(間違ってたらゴメンナサイ)。
で、そのレコードジャケット一杯にすん~ごい色っぽい女の人の顔が描かれていて(これSYOKOさん?)、あまりの素晴らしさに思わずジャケット買いしてしまいました(笑)。今はもう実家のレコードも全部処分しちゃったので、あれ惜しいコトしたなぁ、とかなり後悔してます。
でも、もうタイトルの方は完全に忘れちゃっています。なんだったかな~。日本語じゃなくて、英語というか、とにかく西洋語だった気がします。あのシングル、CDになってるんでしょうかね、ジャケットあのままだったらCDで買い直したい(笑)です。
投稿: ゴン太 | 2012.03.19 21:09