津久井周辺の里山をふたつ
(芽吹く稜線・段木入の丘にて)
すみません。諸般の事情で更新がかなり遅れていますが、山はかなり順調に行けてますのでご安心ください(笑)。ということで先々週の日曜(04/22)は本当に珍しく高尾津久井方面の里山を二つ歩いてきました。
今年はかなり久しぶりに高尾陣馬のエアリアを買い換えたせいなのかなんなのか??この範囲の山が多いですね。この週は本当に天気が良くなくて迷った末に結局こちらのお誘いに乗ったんですけど、結果としては大正解でした。
(金刀比羅神社過ぎた辺りより)
ということで一つ目は高尾駅から南高尾山稜を草戸峠まで行き、それから境川左岸の尾根を下るというもの。訳あって近寄っていない高尾周辺を歩くのは実に20年以上ぶりのことで、それでも大垂水峠以東の稜線は未踏のままだったのでこれはこれでちょっと楽しみでもありました。
んで実際歩いてみると、意外に雑木林が多いんですね。丁度芽吹きの時期と相まってその柔らかな山肌が見事でした。これで晴れたら最高なんでしょうけど、晴れたら晴れたで絶対に別の所行ってるか(笑)。それと驚いたのが見かける人見かける人若い人が多い!みなさん最初高尾山を歩いたあとこちらに来られるのでしょうね。
(四辻)
展望の良い草戸峠から左岸の尾根に入り、じきに着く段木入の丘との分岐では当初寄るかどうかちょと迷ったものの、折角だからと寄ってみると山頂には先客さんがひとり。最初全くわからなかったのですが、声をかけられて思い出しました。そうそうhillwalkerさん!
hillwalkerさんがこの辺りを通われていることは知ってはいたものの、まさかこんな所で再会するとは。。。もしかしたら呼ばれたのかも知れませんネ、と話ながら大戸へ下ったのでした。
(所変わって・・・こちらは桜山より)
そしてもう一つが稲生の桜山。hillさんと会ったこともあって予定が大幅にオして、こちらでランチを採ったのが13時過ぎ。その名の通り全山桜の山ですが、ソメイヨシノの盛りが過ぎたせいか休みだというのに人っ子ひとりいません。
個人的に桜の中でソメイはさほど重要に思っているお花ではないですし、それ以前に桜は咲いているときは当然素晴らしいけど、花が散って花びらが地面を染める風情の方が好きなので却って良かったです。
(山頂には山ノ神)
とはいえここでランチだけとって帰るのもなんですし、天気も意外に保っているようなのでもうひと歩き。ここから「関東ふれあいの道」に上がって雨乞山へ行き韮尾根へ下るコースを歩いてみました。
こちらの方はさすがに植林が大半でしたが、こちらも時折現れる桜や雑木林の新緑が見事で、決して悪くない道のり。
(韮尾根への下りしな)
そして下り着いた韮尾根(にろうね)の風情も宜しく、そんな里山の風景を楽しみながら桜山の麓まで戻ったのでした。
んで以下はこの日見かけたお花の一部。(^^)
(チゴユリ)
(イチリンソウ・この手の花はこのぐらいの開き具合が好きだ)
(ニリンソウ)
(こちらもニリンソウ)
(ナツトウダイ)
(マルバスミレ)
しかし、この日は芽吹きにお花のタイミングがうまくあったこともあるんでしょうけど、想像以上でした。当分は天気など選択肢がなくなったら・・・と言う事になるのでしょうが、たまに歩くのも良いかもしれません。ご案内いただいたba_sobuさん、ほんとうにありがとうございました。
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