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2011.07.30

花の稜線・白馬岳から朝日岳へ 1

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(天狗原に上がったらガスが晴れてきた)

いや~当初は早い梅雨明けにこの夏はどうなることかと案じていたのが、迷走台風が過ぎたら一気に涼しくなっちゃいましたね。お陰である程度安定しているだろうと踏んでいた海の日連休の翌週は意外やや不安定になってしまい、直前まで迷いましたが行ってきましたよ。

と言う事で今回は2年ぶりに北ア方面で、白馬岳から朝日岳を夏のお花を愛でつつのんびり歩いてきました。

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(乗鞍岳への登りしなにある雪渓はこの程度)

さて今回、実は山行きでは初めてムーンライトを使っての白馬入りでしたが、お子ちゃま体質のボクも今回は意外に快適に眠れて、スッキリした気分で歩き出せたのは幸運でした。

栂池まで上がるとさすがに涼しいのですが、こちらも大雪渓には及ばないもののやはり白馬のメインルート。かなりの人出です。歩きだしでいきなりガスり始めたのは少々ガッカリでしたが、それでものっけからイワイチョウやタテヤマリンドウ辺りが出てくるのはこれまたさすがです。

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(白馬大池・先に大池小屋が見える)

それでも小一時間程歩いて飛び出した天狗原に出ると再び晴れてきてようやく夏山気分も盛り上がってくる感じでしょうか。ワタスゲにヒオウギアヤメ、そして高みに上がるとハクサンシャクナゲが見事で、これから登る予定の乗鞍岳を眺めつつ一休み。

そして再び歩き始めて雪が溶けた直後の急な山道を登り始めるとショウジョウバカマにコイワカガミ、ミツバオウレンは随分久しぶりのような気がします。そんな急登を登り切ると雪渓が出てきますが僅かな距離で、チシマギキョウにミヤマコゴメグサ、そしてタカネバラの姿に狂喜しているとじきに乗鞍岳に着きました。

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(コマクサ)

ここから大池へ下る箇所は結構歩きづらいんですね。ライチョウがちょっとスレた?モデルと化していたり(笑)チングルマやハクサンイチゲ、ミヤマキンバイ、ミヤマキンポウゲ辺りも現れて楽しい道のりでしたが、いかんせん人が多いのが玉にキズですね。夏山らしい華やかさはもちろんあるんですけど。

それでもそんな人出の中、大池の小屋前でのんびりランチをとって、雷鳥坂を上がり始めると下山組がいなくなったせいかようやく静かになってきましたけど、それと同時に再びガスの中(笑)。

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(ミヤマアズマギク)

それでも道中の花の多さはさすがに白馬で、おかげでガスった中でも歩きを十二分に楽しめるのが良いですね。

ハクサンコザクラに、コマクサ、ミヤマダイコンソウ、エゾシオガマ、ヨツバシオガマ、ミヤマシオガマ、イワギキョウ、タカネナデシコ、ミヤマアズマギク、イワツメグサ、タカネツメクサ、ホソバツメクサ、ムカゴトラノオ、ミヤマダイモンジソウ、コバイケイソウ、ハクサンフウロ、ミヤマアキノキリンソウ、クルマユリ、オヤマノエンドウ、タカネミミナグサ、イブキジャコウソウ、リンネソウ、タカネヤハズハハコ、タカネアオヤギソウ、タカネシュロソウ、アオノツガザクラ、ツガザクラ、アカモノ、コケモモ、ミヤマタンポポ、ウサギギク・・・今思い出せるのだけでもすぐにこれだけ出てきます。(^^)

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(コバイケイソウも花付きは良好)

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(雷鳥坂を過ぎてからはひたすらにガスの中・・・)

小蓮華山を過ぎてもまだまだひたすらにガスの中ですが、それでも次々に現れるお花にあっちへウロウロこっちへウロウロ。

今回は少々諦め気味だったキバナシャクナゲに今年も逢えて、俄然盛り上がってきました。

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(ミヤマクワガタ)

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(シナノキンバイとハクサンイチゲも見事でした・^^)

そして三国境を過ぎると白馬岳への最後の登りになるのですが、ここでミヤマクワガタにイワベンケイ、シコタンソウ、ウルップソウはちょっと盛りすぎで残念でしたけど、稜線西側のコマクサに東側のシナノキンバイ、ハクサンイチゲが見事でなっかなか山頂に着きません。

その上山頂の手前では↓↓ライチョウが登山道を占領して砂浴びに夢中だったのでしばらくは撮影大会。その後むりやり退かせて(笑)ようやく丸5年ぶりとなる白馬の山頂に到着しました。

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(登山道を占領して砂浴びちゅう)

山頂はガスながらも登山者が絶えないのはさすがです。それでも時折青空が見えたりするからこれはもしかしたら晴れるかも・・・とついつい長居してしまいましたが、数分間だけ旭岳や↓↓の大雪渓辺りを見下ろせる機会に恵まれたのはラッキーだったのでしょう。

んで、あとは日曜だから混まないと踏んで今回は白馬山荘の方へ向かいました。

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(白馬岳山頂より大雪渓を見下ろす)

さて、その白馬山荘。泊まるのはもちろん初めてでしたが、千人規模の小屋となるとハンパなく大きいですね。今回は久しぶりに素泊りにしたんですけど、一号館の自炊場はなんとスカイプラザの下でここはもと食堂だったのでしょうかね?中は綺麗かつ広々としていて、上のスカイプラザと同様に南の窓が大きく展望は超良好。もちろん水場(流し)も中にあって、お外にも出れて、そして空きまくり(笑)。はっきり言って山小屋では最高レベルの自炊場ではないでしょうか?

自炊のお陰で同宿者にも恵まれて、寝所も運良く広々と使用でき、楽しい一夜でした。でも明日は晴れてくれるのでしょうか・・・。
 
・・・・・☆
 
◆ 2011.07.24 (Sun)   晴 後 曇
栂池 07:30- 天狗原 08:30/08:45- 乗鞍岳 09:35- 白馬大池 10:10/11:00- 小蓮華山 13:15- 三国境 14:00- 白馬岳 14:50/15:10- 白馬山荘 15:25
 
 
バス(白馬駅-栂池高原)¥450
リフト&ロープウェイ ¥1720
白馬山荘 素泊り ¥6300
お茶(PET 500ml)¥500
 

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2011.07.13

富士山の巨きさを感じる山歩き

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(宝永山が見えてきた・御殿場口大砂走りの下りしな)

しかし梅雨が明けた途端怖ろしく暑い日が続きますね。先週末は天気も良いし遠出も考えたんですけど、天候が若干不安定そうだったので、ここで思いついたのが近年計画にありながら流れに流れていた富士山のこと。

ということで日曜(07/10)に歩いてきました。今回は河口湖五合目から吉田口を登り、長らく懸案となっていた大砂走りのある御殿場口を降りるコースです。

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(御坂主稜線と八ツと奥秩父・五合目より)

よくよく考えてみれば富士を歩くのは13年ぶりのこと。近年山ブームになっているので河口湖駅からのバスの人出が気になっていたのですが、まだ時期が早いせいか?御坂方面のバス待ちの時に見かける時と変わらないぐらいで想像よりも少なかったのは意外でしたが、それでも五合目に着くとさすがに凄い人出でした。

河口湖への車中はまだピーカンだったのが、この頃になると雲が出はじめてきたので、まだまだ良好だった↑↑の展望を楽しんでからそそくさとスタート。歩き出しこそスタンプラリーなんかもやっていたみたいで親子連れが多かったものの、それも7合目の手前辺りで終わると、あとはもちろん人はそれなりに多いながらものこれまた意外に少ないなぁ、と言う印象。

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(フジハタザオ)

でも7月下旬に登山競争があるせいなのかどうか知りませんが、ランナーさんが多いですね。抜かれまくっていたせいもあるでしょうけど、下手するとハイカーと変わらないぐらいの人が入っているような印象すら受けました。

そうこうしていると7合辺りから黒い雲がかかってきてイヤな予感がしていたらじきに雨が。。。それでもザックカバーだけで傘無しでもなんとか歩ける程度だったのは助かりました。というか登りでピーカンに晴れられた方が却ってしんどいので、これは幸運だったのかも。

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(八合附近より来た道を見下ろす)

それからも突然雨が降ったと思えば晴れて時折展望が開けるのを繰り返す感じで、周囲が開けるともう雲の上にいるのがわかって、それだけでちょっとテンション上がっちゃいます。

ただ8合目を過ぎた辺りからさすがに空気が薄くなるせいか身体というか下肢が重くなってきて、これが低山体質のボクにとってはなかなかしんどく、あとはヘロヘロしながら登っていくしかありません。それでも時折展望が開けた時のこの高度感は富士山独特のもので新鮮ですねぇ。

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(吉田口山頂・さすがに盛況)

本八合とか五勺とか8合目がやたらに長かったことをすっかり忘れてゲンナリしたものの、そこを越せばもう頂上が見えていることもあって、あっけなく山頂に到着。さすがにこの辺りは凄い人出で大盛況ですね。

この時点でお腹がかなり減っていんですけど、お札は奥宮で買おうと思っていたのでうどんさんもそちらの方で・・・ということで、一息ついただけで剣ヶ峯へ向かうと一気に人が減ってビックリ。

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(剣ヶ峯へ向かいます)

寄るつもりだった白山岳は鞍部の分岐にロープが張られて通行止めだったのでそのまま先を行きます。雪はもう少しあるかな~と思っていたけどかなり溶けてましたね。道も剣ヶ峯直前のトラバース箇所で残雪が残っているぐらいで通行に支障がない程度。

そんな訳でお鉢が静かだったので剣ヶ峯も思いの外人出が少なく、これなら川苔や御前山の方が全然多いでしょ~~~

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(剣ヶ峯より)

なんて思ってのんきに奥宮の方へ下ったら、トイレこそあいていたものの奥宮も山頂の小屋もまだ閉まったままでした(笑)。どうやらこの日は富士宮口がまだ通行止め(14日に開通とのこと)だったからのようで、こんなことなら吉田口の山頂で全ての用事を済ませておけば良かったです。。。

しょうがないので手持ちのパンを一つ残して全部お腹に収めたら下山開始。というか個人的にはここからが本番で、これから御殿場口の大砂走りを下るのが個人的にこの日最大の楽しみだったのです。

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(御殿場口・砂礫の中をひたすらに下る)

富士宮口が表向き通れない上にマイナーな御殿場口ですから、下りはじめると人がごっそりと減りますね。まだガスに捲かれ気味ですが、天気が回復傾向という事もあって、広い斜面を下るのはなかなかの快感です。

そしてようやく青い空が見えてくると登山道と下山道でもある大砂走りとの分岐に出て、そのまま大砂走りを下り始めたんですけど、深い砂礫が良いクッションとなってすいすい下れてコレは楽しいわ~。(^^)

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(宝永山)

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(宝永火口と来た道を振り返る)

下るにつれ徐々に晴れていき、様々な形の雲を見下ろしながら、だだっ広いとしか云いようがない広大な斜面をひたすらに下る道のりは、まさにこの日のハイライト。しかも朝はこちらでも雨が降ったようで、砂礫の表面以外は湿っていたお陰でホコリも立たず、ベストコンディションだったと思います。

そしてこちらも楽しみにしていた宝永山はそのフォルムと云い、火口のスケールと云い、実際目の当たりにした姿は想像以上で、雲海を楽しめた事もあって感動的ですらありました。

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(大砂走りのひとコマ)

宝永山の北の鞍部から大砂走りへ直接下れるショートカットは手持ちのエアリア(2005)には載ってなかったけど、今は載っているのでしょうか。ここの往復が意外にしんどかったのでコレもちょっと有り難かったです。

再び砂走りに戻ったら、あとは一気に五合目を目指す段取り。下るにつれ、ただのなにもない砂礫の斜面にイタドリやフジアザミの緑がぽつぽつ現れてくるとそろそろゴールも間近で、宝永山と同様に長らく気になっていた双子山も今回その姿を間近に見られて感慨も一入。ここは秋になったら歩きたいなぁ。

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(双子山が見えてくると五合目も近い)

そんな楽しい砂礫下りにもちょっと飽きてきた頃、大石小屋に出て、そこからひと下りで御殿場口の五合目でした。こちらは標高が低いせいなのでしょうね。自販機とトイレしかない普通に駐車場と云った風情で他の登山口とはえらい違いです。そんな訳で帰りのバスも乗客はボクを含めてわずか3名だったのでした。

御殿場口は以前から歩きたかったコースではありましたが、今回の山行きはその下りの好ましさにつきる一日でした。正直上の方はもうどうでも良いのですが(笑)、宝永山とか下の双子山の辺りは涼しくなった秋に再訪したいですね。さすがに足許はホコリだらけでしたけど、あのスケール感が忘れられないです。
 
・・・・・☆
 
◆ 2011.07.10 (Sun)   晴 後 曇 一時 雨
河口湖駅 07:20→ 河口湖口五合目 08:40- 八合(太子館)10:40- 吉田口頂上 12:30- 剣ケ峯 13:00/13:10- 浅間神社奥宮 13:20/13:30- 七合目・大砂走り分岐 14:30- 宝永山 14:50/15:00- 御殿場口新五合目 16:00
 

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2011.07.09

夏の小金沢連嶺をゆるゆる歩く

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(天狗棚より狼平・小金沢山方面)

さてさて一ヶ月お休みしていた間にそろそろ梅雨明けも間近・・・というかあけてしまいましたね(笑)。去年の一ヶ月半あいたのよりは短いけど一時は多忙だったし、どうも天気が良くないと歩くモチベーションが上がらなくなってきているんですよねぇ。

それでも先週末(07/03)はようやく歩けるような天気になってくれて、今回はサラサドウダンお目当てで小金沢連嶺を歩いてきました。

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(サラサドウダン・盛りは過ぎたが花付きはよい)

今回は甲斐大和からバスではなくタクシーで小屋平まで出てから(¥6170)のスタート。今のこの界隈はバス路線自体があるだけでもう十二分以上なんですけど、それでも思いっきり贅沢を言わせてもらえればもう一時間早いのが欲しい所ですね。

さすがに標高が高いせいか涼やかに歩き出せたのは今の時期それだけで幸せで、一瞬キバナと勘違いした咲き始めのニシキウツギやベニバナツクバネウツギなどを愛でつつまずは石丸峠を目指します。

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(狼平のレンゲツツジは徐々に復活している印象だ)

樹林帯から草原に出ると時期が少々早い上にお花が減っていることもあって、見かけるのはキンポウゲくらいですけど、それでもこの辺りはいつ訪れても良い所ですね。石丸峠から天狗棚へ向かうとぼちぼちお目当てのサララドウダンが出てきますが、花付きはかなり良好。ただ盛りはやや過ぎたくらいでしょうか。

そんな様子にペースが落ちてきますが、ドウダンはまだ先でも腐る程見られるので狼平へ向かうとこちらはレンゲツツジが満開。こちらも花付きは良いし、それよりなにより近年は以前に枯れたと思っていた木々が徐々に復活していて、訪れる度に花が増えている印象。レンゲツツジって結構しぶといわ。

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(ウラジロヨウラクも盛りやや過ぎか)

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(ハクサンシャクナゲ・咲いているのはごく一部)

草原から再び樹林帯に入ると小金沢山へ向けての登りが始まりますが、適度な風が吹き抜けていることもあるんでしょうけど黒木の雰囲気がなかなか心地よいです。サラサドウダンは相変わらず見事だし、ウラジロヨウラクも間に合ってホッとしました。

赤の濃いドウダンが咲いている小金沢山に着いたら、まずチェックしたのが↑↑(^^)。ドウダン系は盛り過ぎだったけど、遅れたお陰でハクサンシャクナゲが見られましたのはラッキーでしたが、探したけどお花は少なかったですね。前に見かけた時も当たり年だったし、ここはツツジ系が当たりでないと咲いた花は見られないところかも。

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(トウヒの森を下る)

しかしそれなりの天気だった割に人出は少ない印象で、ランチをとった牛奥ノ雁ヶ腹摺山もそうだし、バス利用と思しき追い抜くハイカーも少なかったのを見るとバスも意外に空いていた??のかもしれません。

天気は晴れたり曇ったりを繰り返す感じで、それも却って快適で幸運でした。それなりに暑いはずなのに水の消費が意外に進まない感じ。ただ虫は多いけど、それはこの段階ではまだ我慢出来るぐらいでした。

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(赤の濃いサラサドウダン)

賽ノ河原の草原は風が吹き抜けて気持ちよかったし、川胡桃沢ノ頭ではシロバナノヘビイチゴの実を地べたを這いずって捜索したりと、今の時期はこんな感じなのかとちょっとした発見もあって、通い慣れたところでもこれがなかなか楽しく歩けるから不思議です。

しかしそんな歩きも後半の楽しみだった↓↓黒岳の広葉樹林や白谷ノ丸の草原が虫が多すぎてエラい事になっていて、次々と身体に体当たりされてくるし、本当はゆっくりしたいのに実際は大変でした。

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(黒岳直下の広葉樹林)

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(白谷ノ丸・草原の花はまだ少ない)

草原のお花の方はキンポウゲにヤマハハコやヤハズハハコ辺りが咲き始め、とまだまだ淋しい状況ですがお花はこれからです。しかし本当に虫がひどい・・・(-"-;)

でも徐々に減りつつあるとはいえそれなりにお花が残っているのがこの辺りの不思議なところで、北の大菩薩嶺周辺はもちろん、今は御坂の方が本当にごっそり減ってしまいましたが、この辺りの差は一体何に起因するのか、ボクのレベルではさっぱりですなんけどねぇ。。。

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(ニッコウナツグミ)

そんな訳であまりゆっくり出来ないまま湯ノ沢峠へ向かったんですけど、ここってこの時期はニシキウツギが本当に多いんですね。最初は黄色というか白っぽい花ばかりだったし、蕾が小さいと微妙にニッコウナツグミと被るんですよ。でも今回そのグミの類を同定できたのが個人的には嬉しかったことでした。グミの類は葉表が鍵であることを以前歩いた時に知ったので今回はバッチリ。

そして峠に着いたらあとは焼山沢を下って天目山温泉へ。焼山沢の道はしばらく刈り払いが入ってないのかスズタケが道に被ってきていますが、下道は明瞭だしそのうち刈り払いもされるでしょう。

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(焼山沢の道・明瞭だがスズタケが被ってきている)

焼山沢の登山口に着いた所でバスに間に合いそうだったので、かなり久しぶりにそのまま温泉まで歩きましたけど、道中はモミジイチゴがちらほら実をつけていて、楽しみがあったのは幸いでした。しかしこの辺り、今は温泉と甲斐大和を結ぶ区間便もあって本当に便利になりましたね。

この辺りは歩くのが当たり前だった時代のことを考えると隔世の感があるのに、何度歩いても新しい発見があるのがなんか不思議というか妙な気持ちになってしまうんですけど、それでも一つ言えるのはこの辺りもやっぱり良いところだなぁ、ということ。訪れる度に良い気分で帰路につけるのは幸せなことですよ。ほんとうに。
 
・・・・・☆
 
◆ 2011.07.03 (Sun)   晴 後 曇
小屋平 08:10- 石丸峠 09:15- 小金沢山 10:55/11:05- 牛奥ノ雁ヶ腹摺山 11:40/12:40- 黒岳 14:05- 白谷ノ丸 14:25/14:45- 湯ノ沢峠 15:10/15:20- 焼山沢登山口 15:55- やまと天目山温泉 16:55
 

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