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2011.01.05

カロー谷から滝入ノ峰を登り降り

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(滝入ノ峰手前の広尾根)

この年末年始はな~んかよく歩けますねぇ(笑)。今年の山始めは3日(01/03)と去年と同じくですけど行き先は珍しく日原でした。

今回は近場の懸案ながらもコース取りが難しく、長らく歩く機会の無かったカロー谷 杓子窪左岸尾根たる滝入ノ峰北西尾根登って、見通尾根(倉沢見通シ尾根)をそのまま降りるつもりも立入禁止になっていたので、急遽変更して栄造尾根ともいわれる横篶窪左岸尾根を下降。カロー谷に降り立ったら巡視路を下ってかろう橋へ戻るコースを歩いてきました。

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(カロー谷・この左岸斜面から滝入ノ峰北西尾根に取付いた)

この日はショートコースと言う事もあって三番バスでの日原入りでしたけど、さすがに正月は人出が少ないですね。大晦日ほどでないにしろハイカーは少なく、東日原から歩き出せばあとは当然ながら一人旅。

林道をてくてく歩いてまずは一石山神社に初詣。一年の無事を祈ったらかろう橋まで行き、ここでカロー谷の巡視路に入ってまず滝入ノ峰北西尾根の取付け探しから始めます。

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(滝入ノ峰北西尾根<杓子窪左岸尾根>下部・大木は伐り残されている)

実の所北西尾根はカロー谷出合附近に延びているのですが、この辺りは大岩で切れ立っている上に水道施設もあって取り付くことができません。ここは巡視路をひと登りしてからカロー谷に降り、間もなく出た3m滝の左岸斜面からぐずぐずの斜面を登って、ちょっとしたテラスに上がったところから尾根に取り付いてみました。

テラスからの急登をこなせば、あとは急なものの難なく歩ける感じ。植林と自然林に分けられた露岩混じりの尾根を登っていきます。

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(立派なツガも目立つ)

まぁ植林とは言っても意外に明るい感じだし、基本的に尾根は急なものの時折緩んだりして藪もなく意外なほど歩きやすかったです。

尾根上には伐り残されたと思しきブナやミズナラに、そうそう、岩がちなせいか中段歩道でもよく見かけたツガの大木も目立ちました。

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(金袋山の見え方も新鮮だ)

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(北西尾根・ヨコスズ尾根に上がる直前)

中段歩道を突っ切ってもしばらくは植林と自然林に分けられた尾根が続きましたが、ようやく植林が切れると、ここからヨコスズ尾根へ向け最後の急登が始まります。

ここは地形図通りの本当に急な箇所で、ズルズル滑りながらも木や岩を手がかりに登っていく感じ。そんな風に登っていると周囲に立派なミズナラが目につくようになって、まもなくヨコスズ尾根に這い上がりました。

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(すごい落ち葉・股下60cmぐらい・・・^^)

滝入ノ峰は北の隣のピークなので直ちに北へ向かったんですけど、雑木の広尾根はとにかく素晴らしく、この辺りはいつ歩いても気持ちの良い所。登り方向は初めてでしたが、前回の材木小屋尾根もそうでしたけど、登りにとるとやはり尾根の見え方が変わりますねー。

そんな中をざくざく落ち葉をラッセルしながら行くと、途中の吹きだまりでは股下近くまで落ち葉が積もっている箇所もあって狂喜してしまいました。こういう所をガサガサ歩くと足許がぬくぬくでほんとうに良い感触なんですよ。。。

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(ヨコスズ尾根の様子)

ここで天気が良ければ三ツドッケの選択もあったんですけど、休んでいる内に曇ってしまい、歩く気も削がれてしまったので、もう見通尾根でも降りてさっさと帰ろうと思って下り始めたら、ヨコスズ尾根の登山道に降りた所でなんと行く先にはロープが張られて立入禁止。

想定外の出来事にこれは困ったぞ、としばらく悩んだんですけど、そおいやカロー谷側の栄造尾根と言われる横篶窪左岸尾根は降りたことがなかったことに気がついて、即座にその尾根を降りる事に決定(笑)。そうと決まればここからは登山道を一杯水方面へ行きます。

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(横篶窪左岸尾根<栄造尾根>のひとコマ)

ヨコスズ尾根の素敵な自然林を愛でつつ横篶山(1289m峰)を捲いて、ひと登りした緩いピークが横篶窪左岸尾根の分岐。ここはなんの変哲のない所でなので休憩もそこそこに下り始めました。

尾根は地形図通りの広い尾根で若干荒れた印象はあるものの、ミズナラの大木も目につきかなか素敵な尾根です。

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(横篶窪左岸尾根と煙窪右岸尾根との分岐)

栄造尾根という名称は日原に通っている人ならご存じの方も多いでしょう。これは小川谷林道にある保安林区域図に書かれているもので、それを見ると主尾根はどうやら煙窪(ケムリ窪)右岸尾根の方のようなのですが、地形図を見る限りこちらはカロー谷へのかなり急な直滑降の上、末端部が穏当に降りられるかどうかも怪しい所。

というかもう地形図を見た時からここはどう考えても横篶窪左岸尾根の方が楽しそうなので、とりあえず1180m圏の煙窪右岸尾根との分岐に着いた時点で考えようと思っていたんですけど、実際に2mほどの目立つブナ(イヌブナかも)が立つ分岐に降り立ったら、やっぱり右の左岸尾根の方に入っていました。

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(横篶窪を横切る中段歩道)

分岐を過ぎると尾根左側がカラマツの植林に変わり、そしてヒノキ林入ると、さすがにこちらも急になって歩きづらくなってきます。

それでも尾根上には植林の仕事道らしき薄い踏跡が残っていて、これをジクザクに追っていると、あっけなく中段歩道に降り立ったと思ったら、そこは中段歩道とカロー谷の水源林巡視路との下流側の分岐。

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(カロー谷の滝はほとんど凍っていなかった)

ここまで来たらとりあえず中段歩道と巡視路との上流側の分岐でもある小屋跡には寄っておきたいので、道を上流側へ行くと、横篶窪を渡ってすぐ先がその小屋跡でした。

小屋跡で少し休憩をしたら、あとはバスの時間に余裕があったのでチンタラとカロー谷の巡視路を下ったんですけど、巡視路から見えた煙窪は出合が結構高い滝なんですね。右岸尾根末端も見た所かなりよろしくない感じで、やっぱり横篶窪左岸尾根の方を降りたのは正解だったようです。

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(4月にリニューアルオープン!だそうです)

風花吹きつける中、東日原に戻ったら、バス停前の「喜び処 みんなのいえ」の入口に大晦日にはなかった↑↑のお知らせが貼ってありました。4月ですか・・・今年の花粉は久しぶりに凄そうなので、この頃でも花粉は収まってないだろうなぁ。。。世附の杉林を見ても今年の蕾のつきっぷりはかなりのもので、この暖かさだと一月中に花粉が飛び出す可能性も十分にありそうでちょっとイヤですねぇ。
 
・・・・・☆
 
◆ 2011.01.03 (Mon)   晴 後 曇 一時 雪
奥多摩駅 08:35→ 東日原 09:05- かろう橋 09:45- 滝入ノ峰北西尾根取付 09:55/10:05- 中段歩道横切る 10:50- 滝入ノ峰 11:40/11:55- 横篶窪左岸尾根下降点 12:20- 中段歩道(横篶窪)12:50/13:00-(途中休憩15分)- かろう橋 13:45- 東日原 14:30
 

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