今年は百尋ノ滝からグミノ滝へ氷瀑ツアー
(百尋ノ滝・今シーズン最大かも?2009.01.18現在)
報告が遅れましたが、実は今週はもう一日氷瀑めあてで・・・(^^ゞ
ということでもうおわかりの事でしょうけど、今シーズンは百尋ノ滝からグミの滝へと、去年とは逆の山行き。まずは川乗橋から百尋ノ滝へ行き、それから川乗林道を離岩尾根末端の1154m峰北鞍部まで延々と歩いてから離岩尾根を上がり、蕎麦粒山~三ツドッケを長沢背稜/都県界尾根を縦走。そしてグミノ滝に降りて浦山の川俣に出るコースを歩いてきました。
(離岩尾根1154m峰北鞍部より鳥屋戸尾根の東面を望む)
快晴とはいえ、寒い真冬の平日の早朝とあっては日原行きのバスからしてすでに貸し切り。結局この日は川俣へ下るまで終日ひとり旅でした。ちなみに滝の方は月曜の段階で↑↑↓↓の状態で、昨日一昨日と異常に暖かい日が続いた事を考えるとこの日が今シーズン最大の氷結具合になるかもしれませんネ。
百尋ノ滝からは川乗林道~離岩尾根を辿って都県界尾根に上がりましたけど、こちらはわかっちゃいましたけどほぼ全編植林の尾根。ただそのお陰で藪が少なく歩きやすかったのは確かでしょうか。ここは一度アカヤシオの時に再訪してみたいと思ってます。
(仙元峠・積雪は多くても10cmほど)
桂谷ノ頭に出たらあとは長沢背稜/都県界尾根を西へ。そおいや東から蕎麦粒山へ上がったのってかなり久しぶりだったことに登りだしてから気がつきました。いつも見下ろしている東へ延びる防火帯の急斜面は実際に登るとさほどでもないんですね。
蕎麦粒山を過ぎると稜線上には雪が目立ってきますが、雪は多くても10cmほど。寒い日が続いたせいか雪はさらさら。今回はお気楽な行程という事もあって三ツドッケまでは尾根道・捲道を交えつつルンルン気分で歩けました。
(三ツドッケより、雲取天祖ウトウ方面)
平日だけど天気は良いし、丁度お昼時だしここは誰かいるだろう、と思っていた三ツドッケもこの日はなんと貸し切り。お陰で何の気兼ねもなく山頂でのんびりランチをとれて、そのあとは一杯水に寄ってからグミの滝へ。
驚いたのはこの時期の仙元谷の径路にトレースがついていたこと。道自体は一年の間に良くも悪くもなっていない感じで、ワサビ田跡からグミノ滝を捲く間にある沢のトラバースも相変わらず。今年のエアリアからこのコースを削除するという話もこれではしょうがないのかもしれません。
(グミノ滝・2009.01.18現在)
グミノ滝の方は一応去年並に凍っていましたけど、全体的に何となくデロッとしてイマイチ締まりがない感じでした。それでも沢で見かける氷の造形は川苔谷よりもこちらの方が数段楽しめ、お陰でのんびりしてしまって(笑)当初は余裕があるはずだった帰りのバスの時間も実際にはギリギリになってしまったのでした。
・・・・・☆
◆ 2010.01.18 (Mon) 快晴
奥多摩駅 07:02→ 川乗橋 07:15- 細倉橋 07:55- 百尋ノ滝 08:40/08:45- 1154m峰北鞍部 09:30/09:40- 蕎麦粒山 10:30- 仙元峠 10:45- 三ツドッケ 11:50/12:30- 一杯水 12:45- グミノ滝 13:40/13:55- シゴー平 14:45- 浦山大日堂 15:25/15:40→ 西武秩父駅前 16:04
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