« 2009年10月 | トップページ | 2009年12月 »

2009.11.30

ツバノ尾根から石尾根北面ひとめぐり

B091130a
(ツバノ尾根下部のひとコマ)

えー、先の週末(11/28)の山行きも実は日原だったんですけどさすがにもう錦繍は使えませんよねぇ・・・(^^ゞ ということで今回は珍しくというか電車バス利用ではなかなかできない石尾根北面の周回。七年ぶりにツバノ尾根を下から登って高丸山~七ツ石山~唐松谷林道と歩いてきました。

今回は東日原からではなく個人的にうふふっ♪な日陰名栗沢下降点からのスタート♪ 日原林道からの下りは荒れている箇所がいくつかありましたけど、なんとか日原川本谷の沢床に降りるとまずは光石と呼ばれる白い巨岩が目に入って、そのすぐ上流側に日陰名栗沢の出合があります。

B091130b
(光石と日陰名栗沢出合)

今回も本谷の水量が多くて飛び石で渡るのは無理だったので徒渉を敢行しましたが、11月下旬となるとさすがに水がちべたいですねぇ。でも水深は深くても膝下ぐらいだったので水が冷たいのを除けば徒渉自体はまぁまぁ楽でした。

ただ対岸に移ってもここからツバノ主尾根に上がる間はイヤらしいぐずぐずの急登が続く所でまだまだ気は抜けません。それでも今では少ないながらも人が入るようでそれなりの獣道とは思えない踏跡らしきものも確認できます。

B091130c
(尾根上へ向けぐずぐずの急登が続く)

B091130d
(ツバノ尾根1190m圏緩斜面の辺り)

途中にはスパっと綺麗に切れたような面を見せる大石があったりして、しんどいながらも落石に気をつけつつそんな急な登りを楽しみながらいくとようやく黒木に覆われたツバノ尾根上に這い上がりました。行程的にはもちろんこれからなんですけど、もう仕事はあらかた終えてしまった感じがなきにしもあらず(笑)。

一息ついたらツバノ尾根を辿ります。のっけのスッキリした黒木の並木道は記憶通りだけど、歩いても歩いてもなーんか藪が全くないような。あとオノオノレカンバの古木が多いとわかったのも久しぶりに歩いたおかげでしょうか。そんな植生に限らず、いろいろな意味で以前とは視野が広がっているのが自分でもよくわかるのが面白いです。

B091130e
(ツバノ尾根中部のひとコマ)

ブナの巨木がぽつぽつと立つ1190m圏緩斜面を過ぎてもスズタケは今ひとつで、まぁなんとも歩きやすい道??のり。この先も広葉樹林と黒木の林を交えつつ、その雰囲気を楽しみながらゆるゆる行けます。

B091130f
(マミ谷右岸尾根との合流点附近)

B091130g
(尾根上部のスズタケは枯死が進んでいた)

1399mを過ぎた辺りからは二年ぶりになるのですが、右手からマミ谷右岸尾根を合わせる辺りのブナの緩斜面もスズタケが減ってすでにかなりスッキリしていました。(参考までに二年前のツバノ行きは→ こちら

そんな緩斜面を過ぎるとようやくスズタケが被るようになってきましたけど、こちらもすでにほとんど落葉していてすでに瀕死の状態。おかげで歩きもかなり楽で、スズタケの濃かった山頂直下は南へ捲き気味に行ける余裕すらあって(笑)あっけなく高丸山の山頂に飛び出しました。

B091130h
(高丸山より千本ツツジ・七ツ石山)

石尾根に上がったときはまだ晴れていましたが、すでに雲が広がりつつあり展望は今ひとつ。それでも一歩西へ歩き出すと・・・気持ちいいんですねぇ。(^^) やっぱり石尾根は開放感があって歩いているだけで楽しくなってきます。

それにこの辺りは石尾根でも一番人の少ない所と言う事もあって、静かなのも良いですネ。千本ツツジを越え、緩く下った所でランチをとるのもすいぶん久しぶりのような気がします。この頃にはもう曇ってしまって遠望が利かないせいか、足下に延びる登り尾根のフォルムに改めて見惚れたりもしました。

B091130i
(七ツ石山より雲取山方面)

曇っていても思いの外寒くなくて、結局一時間ほどのんびりしたらそろそろおいとまの時間。お次は西の七ツ石山へ向かいます。

石尾根の下を捲いた縦走路や鴨沢からの道を合わせるとここでようやくハイカーとすれ違うようになって、山頂手前の七ツ石神社に参拝。神社の裏手から並ぶ尾根上の巨岩群はやっぱり七ツ石だった?事に改めて気がついた頃、七ツ石山に到着しました。

B091130j
(唐松谷林道はすでにこんな感じ)

山頂はさすがに雲取行きと思しきハイカーで埋まっていましたけど、鷹ノ巣や雲取に比べるとやっぱり人出は少な目ですね。ここで最後の展望を楽しんだらまだ名残惜しいけど下山を始めます。まずはブナ坂へ下って唐松谷林道へ。

こちらはさすがに紅葉の名残すらなく、全編歩く感触の心地よい落ち葉道。ただ落ち葉に埋もれて下の石や木の根などが見えないので若干気を遣います。その上道の遙か下を流れる唐松谷をついついよそ見してしまう事もあるから余計に危ない。

B091130k
(吊橋が見えてくるとそろそろお終い)

それでもそんな事に慣れてくると歩きを心底楽しめるようになってくるんですけど、その頃にはもう終盤にさしかかっている、というのはまぁ良くあることですね(笑)。

本谷を渡る吊橋に降り立てばあとは林道へ上がるだけ。林道端にわずかに残る紅葉を探しつつ歩いていると、じきに右手に先ほど登っていたツバノ尾根が見えてきます。

B091130l
(林道よりツバノ尾根を見上げる)

朝歩いた尾根を眺めつつ一日の行程を反芻できるのはなかなか気分のいいものです。電車バス利用だとどうしても「縦走」にこだわってしまうんですけど、こういうのも悪くないものだなぁと思いながらスタート地点へ向かったのでした。

・・・・・☆
 
◆ 2009.11.28 (Sat)  晴 後 曇
日陰名栗沢出合 07:30/08:00- ツバノ尾根上 08:35/08:40- 1190m圏緩斜面 09:30- マミ谷右岸尾根合流 10:40- 高丸山 11:20/11:30- 千本ツツジ西鞍部 11:55/13:00- 七ツ石山 13:30- ブナ坂 13:45- 富田新道合流 15:15- 唐松谷下降点 15:45- 名栗沢橋 16:05
 

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2009.11.29

白いカレンダー、ようやく入手~

B091129

いやさ別に特別なものでもなく、ごく普通の定番的なカレンダーなんですけどネ。(^^ゞ

あの・・・ボクは20年来の通販生活の会員なんですけど、毎年通販生活冬号の商品を買うとプレゼントとしてこのカレンダーがプレゼントしてついてくることもあって、20年近くボクの部屋のカレンダーはず~っとコレ。

とはいえボク自身毎年毎年商品を8000円分も購入できる金持ちではないので、通販生活で商品を買わなかった時は大きい本屋さんへ行けば年末ギリギリでも問題なくカレンダーは入手できていたんです。

ところが今年の秋冬号では欲しいものがなかったので、先週都心へ出た折に白いカレンダーを購入しようとしたら、まだ11月の下旬にさしかかった所なのにどこの店にも置いてなくて愕然とつつこの日は帰宅。そして後日今度は販売元から直接購入しようとしたら、なんとこちらでも売り切れになっていたのは全くの想定外でした。いくらなんでも早すぎるだろー、こらー! いつのまにやら部数をかなり減らしている模様だったのでした。

ということでもう20年も同じの使っていると今更別のカレンダーにするのもなんか嫌な感じなので買いましたわよ。かなーりお高いパジャマを(笑)。さすがに肌触りは最高で暖かいし、首回りまで覆えてこれから寒くなるのが楽しみなものではあったんですけどね。
 
 
でも、妙な敗北感がどうしても拭いきれません・・・はぁ。
 
 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009.11.16

錦繍の日原 石尾根・再び巳ノ戸谷から鷹ノ巣山へ

B091116a
(ヤケト尾根の水源林巡視路にて)

先々週は恒例となっている笹一の新酒祭りがあったので久しぶりに笹子の方でしたが、先週末はまた日原に舞い戻ってきました。ということで今回の山行きは雨上がりのカラッと晴れた日曜日(11/15)。

今回の目的は先月ヤケト尾根の巡視路から巳ノ戸谷に降りて、五兵窪左岸尾根を歩いた時に気になってしまったその北隣の直接鷹ノ巣山へ延びる孫七窪左岸尾根。そして鷹ノ巣山からは久しぶりに榧ノ木尾根~大麦尾根(倉戸山東尾根)と辿って奥多摩湖へ降りました。

B091116b
(孫七窪出合にかかる滝)

さすがに10日以上空くと紅葉はもう麓まで降りてきていて、この日は集落を過ぎてから小川谷橋までの紅葉が盛りは若干過ぎていたんだけど、これがなかなか見事でした。ただ惜しむらくは日陰なので写真を撮れなかったこと。まぁしょうがないんですけどねぇ。。。

歩き出しから一時間ほどでヤケトの吊橋に降り、今回は新道を辿って巳ノ戸谷へ。名残の紅葉を愛でつつ歩いて道がヤケト主尾根を乗り越したら、対岸の様子を見つつ巡視路を進んで適当な所で巳ノ戸谷へ下降を始めます。のっけからぐずぐずな急斜面の中でも緩い箇所を選びながら慎重に降りると、をを!10mを越えると思しき孫七窪出合の滝が見えてピタリと孫七窪の出合に降り立ちました。

B091116c
(孫七窪左岸尾根・下部は黒木が多い)

出合から滝ではさすがに尾根には取り付けないので、ここは左岸を捲きつつ巳ノ戸谷を上がるとじきに現れた枝尾根は何とかいけそうな感じ。ということでこの枝尾根から取り付いちゃいました。

最初の岩場を慎重に越えれば、後は相変わらず急なものの問題なさそうな雰囲気。周囲に伐採の針金やワイヤーロープが放置されているのはお隣のキリンボ尾根(サイグチ窪左岸尾根)と一緒ですね。枝尾根上は急なので、枝尾根と主尾根の間のガレ場を慎重に登って主尾根と合わさった尾根の肩に上がってようやく一息つけました。

B091116d
(孫七窪左岸尾根・巳ノ戸林道が横切る所)

尾根上は過去に伐採があったせいか妙にスッキリしていて岩がちなこともあって黒木にアセビが目立ちます。それが登るにつれ徐々にスズタケのお出ましになりますが、こちらもご多分に漏れずかっての獰猛さはもうなく、明瞭な切り開きがあってさほどの難なく行けます。

尾根下部にそれなりの切り開きがあるのは両隣の尾根と共通していたので、これは巳ノ戸林道までかな?と思いつつ登っていき、周囲に立派なブナが散見され出すとここで明瞭な道が尾根を横切りました。

B091116e
(振り返ると芋ノ木ドッケと天祖山が大きい)

道はそれなりに明瞭とはいえスズタケが結構億被さっていたので、これは五兵窪左岸尾根でも見かけた下の道かな??などと思いつつ尾根を辿っていくと、5分もしないうちに先ほどよりも明瞭な道が尾根を横切っており、道の感じからしてもおそらくこれが巳ノ戸林道でしょう。

巳ノ戸林道で一息ついたら先を行きますが、予想通りここからは下道もあやふやになりスズタケを漕ぎつつ倒木を乗り越えつつ淡々と登っていく感じ。

B091116f
(孫七窪左岸尾根・ここまで来ると鷹ノ巣山は近い??)

ただこれまでと違ったのは周囲の林相が両隣の尾根より好ましかったこと、というかそう言う林相の範囲が大きかったのしょうね。

登るにつれ尾根は急になり、するとスズタケはなぜか枯れてきたんですけどこれは却って歩きづらく、ヘロヘロになりながら登って登って藪から抜けたらそこは鷹ノ巣山山頂のすぐ手前でした。

B091116g
(鷹ノ巣山山頂より)

今回は天気ももってくれて目の前には闊達な展望が広がっています。もう何度も言ってるけどこの周囲が一気に開ける感じは石尾根を北側から登る時の醍醐味ですね。

ただ山頂を吹き抜ける風の強いこと強いこと。風がこの時期としては異常に暖かいのは助かったけど、これではお湯は沸かせないので、風に吹き付けられながらも展望を楽しみつつおにぎりとパンでランチを済ませました。

B091116h
(鷹ノ巣山より御前山と大岳山)

この風ではこれ以上のんびりできる訳もなく、ランチを終えたらすぐに下山開始。まずは東の水根山側降りて榧ノ木尾根へ。この日歩けたのはほんの短い間でしたけど、天気良い日の石尾根はいつ歩いても爽快ですネ。

下の縦走路に降りるとなぜかスズタケが青々と茂る一角があってかなり気になったものの、周囲は基本的に去年葉を落としたまま枯れている感じ。そして榧ノ木尾根に入って植林の中を最低鞍部まで下れば、あとは榧ノ木山までは自然林、それより下は気持ちの良い雑木の落ち葉道が延々と続きます。(^^)(^^)

B091116i
(榧ノ木山の手前辺りか)

B091116j
(榧ノ木尾根中腹に広がる雑木の緩斜面)

倉戸山から倉戸口の方へ下り出すと紅葉も徐々に復活し、しばらくは西日に当たって輝くその姿に見とれながら下って行く感じ。

じきに950m峰附近の広々とした緩斜面に出たらここで登山道と離れて大麦尾根に。ここからしばらくは色づいた雑木の緩斜面を彷徨うように降りていけるのですが、東向きの尾根のせいかほとんど日陰になっていたのが本当に惜しかった。

B091116k
(倉戸山から下は紅葉も見られた・大麦尾根にて)

そんな雑木の広尾根をルンルン気分で下って行き、やがて左手の梢越しに奥多摩湖の湖水に御前山が見えるとそろそろ麓が近くなってきます。

そして左手に鉄柵が続くようになると鉄柵の中はもう「みはらしの丘」の敷地内で、あとは柵の中に入る扉を探す段取りなんですけど、昔の記憶が曖昧でこれがなかなか見当たらない。

B091116l
(御前山と奥多摩湖・大麦尾根より)

あれー、扉ってどこにあったっけ??と扉をうろうろ探しながらなおも下っていると尾根が痩せて植林帯に入ってしまったので、ここで引き返して今度は柵に沿って登り返すとようやく扉を発見!これで奥多摩湖へ下れるわ~(笑)。

扉を開けて見はらしの丘の敷地に入ったらあとは散策路を適当に下るだけ。道中の紅葉(おそらく植栽でしょうけど)は盛りを過ぎていたけどなかなか楽しめたし、とにかくその名の通り周囲が開けてて展望は非常に宜しい。道だって以前に比べたらたいへん綺麗になって歩きやすいし、何でこんな良い所なのにここには人っ子一人いないのん??

B091116m
(見はらしの丘散策路・また通行止に ^^;;;)

・・・と思っていたら車道に降りてようやく疑問が氷解。要はクロスケが出るので散策路がまた通行止になっていたのでした。確かにこの日は倉戸山の直下で目撃されたようですし、クロスケと絶対に遭遇したくない向きには、この辺りを歩くのはしばらく避けた方が良いのかもしれませんね。

・・・・・☆

さて、15日から本格的な狩猟期に入りました。これから少なくとも三ヶ月間、東京都の水源林周辺ではもっと長期間になるでしょうけど、この手の歩きをされる方々におかれましてはくれぐれもご注意くださいませ。

・・・・・☆・・・・・☆
 
◆ 2009.11.15 (Sun)  (快晴に近い)晴
奥多摩駅 07:25→ 東日原 07:50- 吊橋 08:55- ヤケト主尾根乗越 09:50- 孫七窪出合 10:20- 巳ノ戸林道横切る 11:25- 鷹ノ巣山 12:35/13:05- 榧ノ木山 13:40/13:50- 倉戸山 14:20- 柵出入口の扉(見はらしの丘上端)15:00- 奥多摩湖BS 15:20

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2009.11.10

オッ立~お坊山・美しき雑木林の山山

B091110a
(オッ立南尾根<スミ沢 大鹿川中間尾根>のひとコマ)

しかしこの秋はけっこう天気に恵まれているような気がしてますが、先週末も良い天気に恵まれましたね。そんな訳でさきの土曜日(11/07)は錦繍の日原から離れて錦繍の南大菩薩?? スミ沢と大鹿川の中間尾根たるオッ立南尾根を登路にとり、オッ立からは稜線を大鹿峠~お坊山と辿ってお坊山南尾根を降りるコースを組んで歩いてみました。

よくよく考えてみると笹子駅から歩き出すのってかなり久しぶりのような気がします。この日は少し遅めのスタートという事もあって駅は臨時の駅員さんも入ってなかなかの人出。たまにはこういう雰囲気も悪くないですね。

B091110b
(スミ沢に降りたところ)

行きしなの車窓では紅葉の色の冴えが今ひとつだったので少々心配していたんですけど、こちらはそこそこ綺麗に色づいていて一安心。まずはスミ沢コースの登山口でもある道証地蔵を目指します。

見頃になった紅葉を愛でつつ林道を一時間ほど歩くと道証地蔵に到着。最初はオッ立南尾根の末端が見えるところまで林道を行こうとして少し様子見したんですけど、パッと見どうも大鹿川へ降りる所がなさそうなのでとりあえず登山道から様子を見つつ入ってみることにしました。

B091110c
(オッ立南尾根のひとコマ・Part2)

通い慣れたスミ沢コースもそのほとんど全てが下りの記憶しかないせいか、登りだとずいぶん印象が違うものですネ。一がんばりでスミ沢手前の送電塔に着くと、ここから登山道と別れて適当にスミ沢へ下ろうとしたんですけど、こちらにも巡視路が通っていて難なくスミ沢に降り立ちました。

巡視路はここで対岸へ移って植林の急な斜面をジグザグに登っていくとじきに緩斜面に変わり、945m峰の北鞍部で南尾根上に上がります。まずは送電塔の建つ945mに寄ると、梢越しながら大鹿川側の山肌はいい感じで色づいているし、行く先にはすでに落葉を終えたオッ立の山頂。そしてこれまた綺麗に色づいている尾根中間のピークが見えるんですけど、なんとそこには植林が見あたらない!(^^)

B091110d
(紅いのもなかなか見事だった・イロハモミジ)

そんな様子に心躍らせつつまずは雑木と植林に分けられた尾根を辿り始めます。こちらも紅葉の中をのろのろ愛でながら行く感じ。しかし植林はすぐに途切れて一旦尾根が緩むと1020m圏のピークに上がり、コナラ・ミズナラのすっきりした疎林に変わって紅葉はここからが本番でした。

カエデの類は少ないので紅は少ないけど、緑にオレンジ黄色に色づいた木々が日差しに照らされて輝く光景はなかなか見事。個人的な予想ではこのまま登っていくにつれ落葉してきてオッ立かなぁ、と思っていたんですけど・・・

B091110e
(オッ立山頂)

徐々に登ってコナラ・ミズナラが落葉し始めると、ここで今が盛りの真っ赤に色づいたイロハモミジが次々現れてビックリするやら嬉しいやら。急な尾根にもかかわらずカエデ求めて左に右にウロウロしてしまいます。

そんなカエデもなくなると尾根上には灌木が徐々にはびこりだし、じきにこれまたスッキリとした木々に囲まれたオッ立の山頂に着きました。

B091110f
(大鹿峠への下りしな)

ふかふかの落ち葉に座って梢越しに滝子山や大谷ヶ丸をみつつ少し休憩。オッ立は縦走路が北を捲いているので静かで落ち着けます。そんな心地よさに長居しそうになってしまいますが、お昼はお坊山と決めていたので休憩もほどほどに次はお坊山を目指します。

歩き出してまず驚いたのが稜線の雑木林のその美しさ。この辺りは昔はともかく、近年は初夏や盛夏のお花見の時しか歩いていないことをこの時ハッと思い出したんですけど、やっぱり落葉して裸木になると周囲の雰囲気は一変しますね。

B091110g
(大鹿峠への下りしな・バックはお坊山)

そんな木々を愛でつつ、新鮮な落ち葉を踏みしめつつ、そして復活してきた紅葉を愛でつつ歩く大鹿峠までの道のりは、ボクは今までここで何を見ていたんだろう、と思わず自問自答してしまうような素晴らしい道のりでもありました。

思いの外早く大鹿峠に着いたら一息ついてお坊山へ登り返します。

B091110h
(大谷ヶ丸と滝子山・お坊山のジャンクションピークより)

こちらは北斜面のせいかすでに落葉を終えていて、日陰の中淡々と登っていくのみ。それでも40分ほどで西峰と東峰のジャンクションピークに上がったら、お腹が減っていることもあって西峰は割愛してただちに東峰へ向かいました。

東峰に着いた時点ですでに13時。でも笹子へ直滑降できる南尾根があるのでまだまだ時間に余裕があります。それにここは広々としていつ訪れても気持ちの良いところ。そんな雰囲気にランチの後は昼寝までしてしまいました。

B091110i
(お坊山南尾根のひとコマ)

とはいえこの日はこの後に準メインも残しているので14時を過ぎたところで下山開始。そのまま南尾根を下り始めます。

下りだしは灌木がちょっと煩く、じきにそんな灌木がなくなるとスッキリしたミズナラ疎林に変わって急降下が始まります。スイスイ降りられるせいかじきに木々が色づいてきますが、ここでも紅が見たいな~、などとタワケた願望が。。。(笑)

B091110j
(お坊山南尾根のひとコマ・Part2)

すると1109m峰の手前辺りで↑↑が願望通りに現れてくれて本当にビックリ! ありがとう、もう贅沢はいいません!

・・・などと心の中でつぶやきながら下っていくとまもなく送電塔の建つ819.9m峰に到着。今まで登りにとって悉く途中で頓挫していたここからの送電線巡視路もようやく完全にトレースでき、下で見かけた山ノ神に道中の無事を感謝したらあとは笹子へ向かったのでした。

B091110k
(今年も行ってきますた~ ^^)

さてさてこの時期と笹子と言えばもうおわかりの方も多いでしょう、な 笹一酒造の新酒フェアはやっぱりハズせません。去年からコップ代100円が別途かかるようになってますが、そこはやはりお酒が飲み放題!?ですからねぇ。(^^) おつまみはふろふきやでんがくがんまかったけど、今回初めて食べてみた牛すじの煮込みがマジでうまー!あれ食べるとあとはお好み焼きで〆たくなっちゃうんだけど、もうお酒をけっこう飲んでたんで我慢しました(笑)。

おかげで帰りは久しぶりに電車を乗り越してしまいましたが、被害はさほどでなく助かりました。ちなみにフェアの方は今週末(11/14・15)までやってますので、寄られた方におかれましてはボクのように帰途遭難なきようくれぐれもお気をつけください(笑)。 

・・・・・☆
 
◆ 2009.11.07 (Sat)  (快晴に近い)晴
笹子駅 08:10- 道証地蔵 09:25- 945m峰 10:00/10:10- オッ立 11:35/11:50- 大鹿峠 12:20- お坊山(東峰)13:00/14:05- 819.9m峰 14:50- 笹子駅 15:30
 

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2009.11.05

錦繍の日原・紅葉に雪に なんとも贅沢な酉谷山

B091105a
(酉谷を繞る尾根を見下ろす・酉谷山南東尾根末端附近の岩頭より)

先週末はブナ黄葉に惹かれてちょっと世附に浮気してしまいましたが(笑)、錦繍の日原はまだまだ続きますよ~。ということで文化の日(11/03)は先週末の菰釣山と実は両天秤にかけていた酉谷山を骨谷と酉谷の中間尾根たる南東尾根を末端から登ってみました。

この日は荒天後の好天が予想されていたので一番の日原行きバスで入るつもりだったんですけど、あまりの寒さにちょっと寝坊をしてしまったので、タクシーで小川谷林道の起点まで入って(¥3590)からのスタート。

B091105b
(小川谷林道で紅葉はちょうど見頃だった)

タクシーから降りると外はかなり寒いですが、狭い渓から見上げる空は真っ青。そして紅葉の見頃がすでにこの林道まで降りてきているようで、普段は退屈な林道歩きもこの日は大変楽しいものでした。

ということで歩き出しから1時間半ほどで林道終点に着いたらさっそく登山道に入り、三又へ下ります。

B091105c
(三又にて)

するといきなり日陰では薄いながらも雪を踏むようになって思わずビックリ。確かに雪が降ってもおかしくない寒さなんだけど、急激に寒くなったので心身ともに妙にしっくり来ないのがちょっとおかしかったりもしました。紅葉は盛りを過ぎてはいましたけどまだまだ充分に楽しめます。

三又に降り立ち、右岸へ渡ればここから酉谷に沿って歩くのですが、酉谷はやっぱり良いですね。結構冷たいながらも沢を伝う風や、周囲の色づいた木々、うっすらと雪化粧を施した周囲の様子。歩いているとそんな周囲の雰囲気が自分自身にじわじわと滲みこんでくるようです。(^^)

B091105d
(酉谷・骨谷出合附近にて)

喜右衛門坂からなおも新道を高捲いて、再び酉谷に降りたつと沢が広がって周囲が少し明るくなります。その一番奥が酉谷山南東尾根の末端が延びている骨谷の出合。河原で少し休んでからさっそく尾根に取り付きました。

尾根はすぐに露岩になりますが、うっすら積もった新雪が滑って滑ってとにかく歩きづらいこと。最初こそ尾根を捲き気味に登ろうとしたんですけど、それも新雪のせいで足場がなく、結局岩場を慎重に直登するしかありません。

B091105e
(骨谷方向はこんな感じ・酉谷山南東尾根末端附近の岩頭より)

その岩場もすぐに終わると思っていたら意外や結構続いて、20分ほど登るとパッと周囲の開けた岩頭に飛び出しました。

岩頭からは真正面に酉谷を繞る尾根を見下ろし、右に骨谷、左に日向谷を望めるなかなか良い所で、ここにいるとまさにお山の大将、お猿さんになった気分になれます。周囲の山肌は雪で白くなっていて、そこにはすでに葉を落とした裸木と、色づいた木がグラデーションのように広がっている様子がとにかく見事かつ新鮮でついつい長居をしてしまいます。

B091105f
(酉谷山南東尾根のひとコマ・Part1)

それでも先はまだ長いので適当な所で切り上げて先を行くとすぐ先の鞍部で岩場は終わり、尾根は地形図通りに横へふくれて、行き先にはうねるような自然林の緩斜面が広がっています。

この辺りまで来ると紅葉は名残を残すのみでしたが、あとはそんな広尾根を右へ左へ彷徨うようにゆるゆる歩きながら・・・

B091105g
(酉谷山南東尾根のひとコマ・Part2)

登っているうちに右手からブナが増えてくると、何となく見覚えのある光景になりましたが、この辺りが酉谷最奥の二俣からの枝沢が来ているところでしょう。

すると尾根が急になり、ひと登りで縦走路に出ますが、ここはもちろん突っ切って酉谷山まで詰め上げます。

B091105h
(酉谷山南東尾根のひとコマ・Part3)

ここでカラマツ植林に変わってしまうのが何とも惜しいんですけど、藪の薄い歩きやすいところを選んで登るとぴったりと酉谷山の山頂に到着しました。

山頂に着いてまず驚いたのが恐ろしくクリアに東京や秩父方面の平地が見えていること。そして周辺を見ると稜線には霧氷が着いて白くなっていたことにまた驚き、梢越しながら北側に見える両神山のその形をつくる尾根の一つ一つまでがくっきり見えていたことにもまたまたビックリ。

B091105i
(稜線は樹氷ができていた・酉谷山より)

そんな光景にひとり興奮してしまいましたが、それを抑えつつランチ。でも食事中もその間に稜線の氷が溶けやしないかと気がかりでどうにも落ち着かない休憩でした。

そんな訳で少し焦り気味に後片付けをして、すぐにタワ尾根に向け西へ歩き出します。

B091105j
(長沢背稜/都県界尾根のひとコマ)

下っている最中はまだ溶けてくれるなよ~と願いつつ行福ノタオに降り、ここから縦走路と離れて稜線を忠実に辿ると、ようやくそんな木々を間近で見られる場所に到着しました。

実際に見てみると木には透明な氷が貼り付いていて、これは霧氷と言うよりは樹氷?? 日差しに照らされてキラキラ輝く様子をなかば呆然と眺めつつ、うまくは撮れないだろうけどとりあえずカメラに収めてから下の縦走路へ向かいます。

B091105k
(篶坂ノ丸山頂にて)

縦走路は雪道と溶けて地肌の出た道とが半々ぐらいでしょうか。積雪は深くても3cmほどで、時間に余裕がないにもかかわらずちょっと寄り道してしまったので、道がタワ尾根を乗越したら休憩もせずにそのままタワ尾根を下り始めました。

でもタワ尾根をひと下りすれば雪は日陰で見るぐらいになってあとはすいすい下って行きます。

B091105l
(金袋山直下の巡視路を過ぎると紅葉は再び見頃に)

篶坂ノ丸を過ぎると紅葉も徐々に復活しだして、金袋山下の巡視路を突っ切ればその先では再び見頃に。この辺りでは紅いのが予想よりかなり残っていて、西日に輝くその光景はまさに最高のフィナーレに相応しい光景。

そんな訳で結局この辺りでもウロウロしてしまい、あとは16時台のバスを捕まえるべく急いで東日原へ向かったのでした。

B091105m
(一石山附近にて)

しかし事前に寒くなるとは聞いていたけど、まさか11月の頭に雪を踏むことになるとは今まで暖かかったこともあってまったく想像してませんでした。というかできなかった。でもおかげで一日のうちに紅葉に雪に展望に樹氷に、そしてまた紅葉と一粒で何倍も美味しいなんとも贅沢な山行きになりました。こんな光景に出逢えた幸運にとにかく感謝の一日。近場でこんな日はもう滅多にないでしょう。
 
・・・・・☆
 
◆ 2009.11.03 (Teu)  快晴
日原鍾乳洞 07:40- 滝上谷橋 08:20- 林道終点 09:05/09:15- 三又 09:30- 骨谷出合 10:00- 岩頭 10:20/10:35- 縦走路 11:30- 酉谷山 11:45/12:25- タワ尾根乗越 13:15- ウトウノ頭 13:55- 金袋山 14:25- 一石山神社 15:25- 東日原 15:55
 

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2009.11.01

世附のゴールデンルートはまさに黄金色!(菰釣山シキリ尾根~地蔵平~屏風岩山西尾根)

B091101a
(ブナ黄葉は盛り!菰釣山シキリ尾根<南東尾根>のひとコマ)

いや~久々に記事の写真がほぼ全てがブナ!「花のひかり」をご覧頂いている方々におかれましてはおそらくお気づきの事でしょうけど、通い始めたからには一度はこの時期の世附の様子を見てみたかったのです。そんな訳で今回(10/31)は錦繍の西丹沢・世附の第一弾と言ったところでしょうか。(^^)(^^)(^^)

ということでこの日は道志側の御正橋から前ノ岳経由で菰釣山に上がり、もうお馴染みとなっている??菰釣山南東尾根たるシキリ尾根~シキリ沢右岸尾根を下降。富士見林道に降り立ち、地蔵平に出たら西尾根を辿って屏風岩山へ。そして屏風岩山南南東尾根たる笹子沢左岸尾根の径路を辿って中川に降りました。

B091101b
(甲相国境稜線の紅葉は終わりに近い)

相模湖から延々乗り継いで道志へ行くバスも半年ぶり。乗客もそれなりにいましたが、御正橋まで乗ったのはさすがに私一人。目の前に聳える御正体山やすでに色づき始めた集落の様子にワクワクしながらまずは菰釣山を目指します。

急な植林帯を抜けて前ノ岳に上がると周囲に自然林が見受けられるようになるのですが、北斜面のせいか紅葉はすでに盛りを過ぎていたし、その色にも日原のような「冴え」がないかなぁ。なのでブナノ丸に上がり甲相国境稜線を辿りはじめればもう紅葉はお終いに近い感じでした。

B091101c
(菰釣山シキリ尾根のひとコマ・Part2)

B091101d
(菰釣山シキリ尾根のひとコマ・Part3)

それでも梢越しに見える水ノ木側の山肌は良い感じで色づいていてます。今回は余裕のあるコースなので菰釣山に着いたらしばらくのんびり。でも晴れているせいなのかかなり暑い!この日は目一杯のコースを組まなくて良かったとホッとした瞬間でもありました。

心ゆくまで休んだらさっそくシキリ尾根に。
下り出しこそ落葉したのが多かったけどメインのブナ林に入ると徐々に色づきはじめ、そして徐々に綺麗になる紅葉に声は次第に出なくなり、ただただ周囲を彷徨いながら降りていくようになってしまいます。

B091101e
(菰釣山シキリ尾根のひとコマ・Part4)

B091101f
(菰釣山シキリ尾根のひとコマ・Part5)

当然のことなんですけど、盛りの紅葉もなおも降りるにつれて緑が優勢になってきますが、それは前の日原の時に言った通りすでに光を通す輝く緑。これもまたよし、です。

1000m圏のシキリ沢源頭Pに降り立ったら、当然ここで主尾根と離れてシキリ沢右岸尾根に入ります。前々から言っている通り植林は少ないし、イデン沢(コモツリ沢・菰釣沢)側の自然林がまたこれが見事!

B091101g
(シキリ沢右岸尾根のひとコマ)

そんな尾根途中の緩斜面で軽くランチをとり、なおも尾根を辿っていくとじきに富士見林道に降り立ちます。今回は訳あって忍橋には寄らずそのまま地蔵平へ。

周囲が色づき始めた地蔵平の地蔵堂に参拝したら、お次は屏風岩山の西尾根です。

B091101h
(地蔵平はこんな感じでした)

B091101i
(屏風岩山西尾根のひとコマ・Part1)

こちらも登りだしこそ植林ですが、それも伐採跡の切れる750m圏の尾根の肩まで。ここで今下ってきた菰釣山とシキリ尾根を眺めてから先を行くと、そこはもう立派なブナの林立する自然林が待っています。

さすがにこの辺りの標高だとまだ緑が優勢ですけど、この標高でこれだけのブナ林が見られるのってボクの知る限り、関東では丹沢以外思い浮かばない。この辺りはこれからの寒波でキュッと冴えのある色づきになる?のかも??しれませんね。

B091101j
(屏風岩山西尾根のひとコマ・Part2)

B091101k
(屏風岩山山頂のひとコマ・Part1)

そして登っていくにつれて今度は周囲の木々が再び色づいてきます。ここにしろシキリ尾根にしろ、今までは裸木の時期しか訪れた事がなかったので、意地悪な言い方をすると「アラ」も目につくのですが、葉のある時期に歩くとそれが全く目につかない。

紅葉のドレスを纏った木々はそれこそまさに魅惑的といえるのでしょうネ。しかしこんなおっさん惑わしても木にとっては何の得にもならないハズなんですけどねぇ(笑)。

B091101l
(屏風岩山山頂のひとコマ・Part2)

今回も地蔵平からきっちり一時間で屏風岩山に上がったら、植林の多い山頂部なんてどうでもよく、世附側のブナ林をゆるゆる散策。こちらも丁度見頃に入った感じで最高のフィナーレ、では下りが残されているので厳密に言うとそうではないんですけど、最後は丸五年ぶりに南南東尾根たる笹子沢左岸尾根の径路を完全に辿って中川へ下ったのでした。

今回のコースは素晴らしいブナ自然林の多い、そしてそれとは反対に植林もかなり多い世附の山の美味しい所だけを歩けるまさに世附のゴールデンコースだとボクは思っているんですけど、今回はそのゴールデンコースを天気のお陰もあってまさに黄金色(ゴールデン)に輝く時に歩けて喜びも感動も一入でした。思いっきり贅沢を言っちゃうとあと少し日原のような色の「冴え」があったら最高だったんだけど、そんなこと言ったら罰が当たりますね(笑)。

B091101m
(ようやくご対面!西丹沢頂稜河川土地名称図)

さて、今回ヒネり少なめに歩いた理由が↑↑この図を見るためだったのです。

この図はいわゆる「西丹沢」とされている玄倉・中川・世附などの河内川の流域の、地形図や登山地図ではわからない地名が大変詳細に記載されている、恐ろしく凄まじいもの。一部は管轄である松田警察署のサイトで見られるのですが、以前畦ヶ丸で知り合った方からその全図を見られると聞いてこちらに降りてきたのでした。

実際に対面すると実際のガイドや登山地図とは全く違う名称に驚愕し、そしてボクが世附の藪尾根でいくつか見かけた尾根を横切る気になる道形もこの図を見て疑問が氷解したのでした。以前は荷干歩道と聞いていた白石歩道や城ヶ尾歩道、奥世附歩道にマーキングでその名を初めて知ったビリ沢歩道などなど。

まぁ名称についてはとりあえず登山地図に記載のない物(特に沢・尾根)から採用していき、あとは併記した方が良いかなと思われるときは併記する形にするつもり、かなー??しかし奥多摩には宮内・真鍋などなど、奥秩父には原全教。大菩薩では松井・岩科とすぐに浮かびますけど、丹沢にはそう言う存在の方っていらっしゃらないのでしょうかねぇ。。。と丹沢初心者のボクはふと思ったのでした。
  
・・・・・☆
 
◆ 2009.10.31 (Sat)   晴
相模湖駅 06:30→ 三ヶ木 06:45/06:55→ 月夜野 07:35/07:50→ 御正橋 08:30- 前ノ岳 09:25- ブナノ丸 09:45- 菰釣山 10:00/10:20- 1000m圏シキリ沢源頭P 11:20-(途中休憩15分)- 823m峰 11:55- 地蔵平 12:30- 屏風岩山 13:30/13:45- 669m峰 14:10- あしがら荘前BS 15:00
 

| | コメント (6) | トラックバック (0)

« 2009年10月 | トップページ | 2009年12月 »