今年もアカヤシオのお花見・熊倉山へ
(アカヤシオ満開・宗屋敷尾根上部にて)
はい、今回は↑↑こちら。と言えばみなさんもうおわかりでしょうネ。ということで今日(04/29)は毎年恒例のアカヤシオのお花見で宗屋敷尾根から熊倉山~聖尾根といつものコースを歩いてきました。
近年は楽をして西武秩父駅からタクシーで宗屋敷尾根の取付まで出ることが多かったのですが、今日は雲一つない快晴。それに朝が涼しいこともあって久し振りに武州日野駅からのスタートでした。のっけのカキドオシの咲きっぷり驚きつつ、長大な宗屋敷尾根の姿を見つつ取り付けまでてくてく。
(宗屋敷尾根1284m峰より・奥は熊倉山)
取付にある山ノ神に挨拶してから尾根に取り付けばあとはもうひたすらに登っていくだけで、ここにも山ノ神のある1003m峰に上がるとアカヤシオがポツポツ出てきます。花は自分の予想よりも残っている感じ。
そのせいか普段は探しまくるイワウチワやカタクリが今回はごく普通に見つかって、効率よく歩けました。
(イワウチワやカタクリは意外や普通に見られた)
宗屋敷尾根のアカヤシオの花付きはまぁ例年通りで道中はかなり楽しめました。ここ数日涼しい日が続いたせいでしょうか、盛りを過ぎた花から見頃、咲き始め、そして蕾も見られて、例年と少し違う様子が面白かったです。
それでもこれは去年もそうだったんですけど、例のギャップより上に関して言えば花付きは今ひとつでしょうか。
(シラカケ岩より・右奥は長沢山)
そして今年のほぼ定点は↑↑↓↓こんな感じ。
今年も頂稜の尾根上とシラカケ岩周辺の花付きがよくなかったのですが、不思議と斜面の方はそれなりに咲いていてシラカケ岩から向かいの岩峰のアカヤシオはなかなか見事でした。蕾もまだ多く、こちらはGW後半でも大丈夫でしょう。それに対して聖尾根は1307m峰の方も尾根上も斜面も尾根全般に亘っていまひとつでした。
(聖尾根1307m峰にて)
ちなみに過去の様子は↓こんな感じ。興味のある方はクリックしてみてください。(^^)
2008年 【2008.05.04】
2007年 【2007.05.05】
2006年 【2006.05.03】
2005年 【2005.04.30】
2004年 【2004.04.25】
(熊倉山では山開きが行われていた)
シラカケ岩では例によって昼寝をして(笑)それから熊倉山へ向かったんですけど、いきなりAKIOさんとスライドして驚いていたら昭和の日は熊倉山の山開きなんですね!ちょうどお昼時とあって山頂手前の山ノ神を前に神主さんが山開きの行事の真っ最中。
それが終わると今度は地元の駐在さんのお話があったんですけど、ブラックなギャグをカマしつつ話を進める辺りは相当慣れている感じでけっこう面白かったです。最後は記念品まで頂いてあとはそそくさと・・・お上の前でこれから聖尾根を下るなんて云ったらやばいこ学園ですので(笑)・・・山頂をあとにしました。
(ヒカゲツツジ・思ったほど不作ではなかった)
芽吹きの始まった自然林の中をゆるゆる下っているとここで聖尾根を登られてきたゴン太さん、yyggさんご一行と立て続けにスライドしてまたまたビックリ。お花に合わせるとこういうことがたまーにあるんですよね~。(^^)
んであとはお花を愛でつつ徐々に色づいてくる新緑を愛でつつ下ります。去年から判りづらくなっていた捲道の分岐がある1060m圏ピークの所は下りだとまだ判りづらいかも。そして今回は時間に余裕があったので久し振りに聖岩<725m>に寄って(↓↓の景色が見られて大正解でした)三峰口駅へ向かいました。
(聖岩より新緑の聖尾根を振り返る・右より奥の▲が熊倉山)
さて今年も例年と同じ事を申し上げますけど、今回のコースは登り下り共に道筋が不明瞭かつ急で、岩場も多く、「地形図とコンパスのみ」で確実な地形判断ができるスキルのある人向けのコースであって、お花目当てでガイド片手に安易に入れるコースでは決してありません。熊倉山は登山道/非登山道問わず遭難の絶えない山です、この点を充分にご留意頂けたらと思います。
・・・・・☆
◆ 2009.04.29 (Wed) 快晴
武州日野駅 06:50- 宗屋敷尾根取付 07:25- 1003m峰 08:35- 1284m峰 09:35/09:45- 蝉笹 10:30- シラカケ岩 10:35/11:30- 熊倉山 11:50/12:10- 1307m峰 12:30- 1165m峰 13:15- 802m峰 13:55- 聖岩 14:25/14:35- 三峰口駅 15:25
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