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2009.02.09

二本杉峠~椿丸~丸尾山・世附の山山を横断

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(椿丸より大栂、菰釣山方面)

なーんか二週前とおんなじような写真ではないけど(笑)・・・はい今週も西丹沢は世附の山に入ってました。(^^ゞ

今回(02/08)は未踏の気になる山であった椿丸と丸尾山を訪れるがためのコース取り。細川橋から二本杉峠に上がって千鳥橋に降り、そして法行橋に移動してから838m峰経由で椿丸に上がって織戸峠に。それから織戸峠道の径路を探りながら水ノ木橋(馬印)へ降り、大棚沢の大棚を見物して今度は尾根伝いに丸尾山へ登り返して平野へ下りました。

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(二本杉峠から千鳥橋への下りしな)

二本杉峠道は去年イデン沢の帰りしなに歩いていて、植林の多さはいかんともしがたいけどその歩きやすさが印象的で、今回登りに採ってみてもその印象は同じもの。峠に上がったら一息ついてそのまま千鳥橋へ向かいます。

千鳥橋への道も地蔵平へ行く道と同様に道形が薄い箇所や、狭い道をへつりながら行くところもありましたがそれも一部。道が沢から離れてトラバースするとじきに公園のようなアカマツ植林地を過ぎ、千鳥橋に出ました。と言うことで道の状態としてはこちらの方が状態が良く、慎重に歩けばさほど問題のない道のように思います。

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(大又沢林道のひとこま)

千鳥橋からは大又沢の林道をてくてく下ります。林道の廻りには植林が思いの外少なく、広い大又沢の流れを見ながら歩けて雰囲気は悪くないです。ま、それも雲一つない快晴のお陰もあるかもしれないけど。天気が良いとそれだけで心が浮き立ちますネ。

右へ別れる法行沢林道を一瞥するとまもなく法行橋に到着。ここから取り付きましたが、のっけから露岩混じりの急な登りが続いてしばらくは気を遣います。

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(838m峰への登りしな)

尾根にのって右手に伐採跡のカヤトが目に入るとようやく尾根が緩んで、雑木と植林に分けられたプロムナードに変わりました。そうなればあとはそんなゆるゆる歩くだけ。梢越しに見える法行沢の奥に聳える大栂の意外な巨きさに驚きつつゆるゆると。。。

左より浅瀬橋からの尾根が合わさると植林が多くなったのがちょっと残念だったかな。この広くて緩い尾根は完全に私好みの尾根だけにこれは惜しいな~。合流してから20分程で誰もいない椿丸の山頂に到着しました。

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(織戸峠への下りでようやく自然林が現れた)

椿丸は北側が伐採跡のカヤトになっていて、北面の展望がなかなか良いですね(トップの写真)。今まで北側からこちらの方を見てばかりだったので新鮮な光景でした。軽くランチをとりつつ周囲の同定にいそしんだなんて久しくしてなかったような気がします。(^^)

ランチをとり終え同定にも一段落ついたところで腰を上げて、今度は菰釣山へ伸びている尾根を北に織戸峠へ向かいます。一旦下りだすとようやくとも云える自然林が現れて嬉しい限り。モミは少ないながらも立派なブナも多く、この菰釣山南尾根は見所の多い尾根だと言うこともよーくわかりました。

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(織戸沢に降り立った附近)

ひと山越えてひと月ぶりとなる織戸峠に降り立ったらさっそく水ノ木へ向かいます・・・と言いたいところなのですが、なんと鞍部の西側からは「南西へ下り気味にいく道」「南西へ水平気味に延びる道」の二本の道が分かれていて??思わずう~~~む。(-"-;)

とりあえず下り気味の道を採ったらまもなくわからなくなってしまったので、峠に戻って今度は水平の道を行くと・・・おっとこれで良さそうな感じ。 西へトラバースして小尾根に乗ったところで道はその尾根を伝って降りて、じきに織戸沢の沢床に降り立ちました。

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(織戸沢・最初の堰堤附近)

沢に道らしきものはあるような?ないような??感じ。とはいえ沢床が広いのでそのまま適当に下るとじきに水流が現れましたがまぁなんとも緩やかな流れ。春の日差しが差し込む沢は暖かく、もうマンサクやダンコウバイが咲いてるんじゃないの~?とでも言いたくもなるような雰囲気でまるで春の小川のよう。

しばらく下ると右岸側にマーキングが出てきましたが、道が薄いし沢を歩きたかったのでパス。そして先に堰堤が見えてくるとまた右岸側にマーキングが出てきましたが、これは上の富士見林道に出るのでしょうか。ここもパスして堰堤は左から捲きました。

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(織戸沢と水ノ木沢の出合・飛び石で徒渉できた)

すると次の堰堤が見えてきたところで今度は右岸側に明瞭な道が延びていたので(マーキングあり)、これは径路だろうと思って辿ってみると道は沢に沿って延びていて間違えない感じ。が、それも長くは続かず、まもなく斜面をトラバースしているだけのようになってしまい、バカらしくなったのですぐ上を通っていた林道に上がってしまいました。

しかし林道を歩き出して5分とかからずに林道が織戸沢の右岸尾根を乗り越してしまったので、ここで林道と別れてこの右岸尾根を下降。当初は歩きやすかった尾根もじきに鹿柵が現れ、鹿柵の網とスズタケに挟まれつつ下っていると左手から明瞭な道が合わさってビックリ。これが元の峠道なのでしょうか。

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(大棚沢の大棚)

まもなく切り通し状の鞍部に出たところで鹿柵が切れ、ここで道も尾根の西側へ移るとひと下りで織戸沢と水ノ木沢の出合に到着。水ノ木沢はさすがに結構な流れでしたが、なんと道なりに石が並んでいて飛び石で対岸に渡れたのはもしかすると今の時期だけなのかも。

対岸に渡るとすぐ上に水ノ木林道が通っていて、また林道をてくてく。水ノ木橋から大棚沢の方に入り、想像よりもかなり立派だった大棚を鑑賞したら、今度は丸尾山を目指して対岸の尾根にムリヤリ取り付きました。

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(丸尾山の林道は山道のようになっていた)

こちらは登りだしが急で、まもなく出た林道は左手に回り込んで尾根に復帰。するとこちらにも先ほどと同じような鹿柵が現れて、またまた網とスズタケにサンドされながらノロノロ登っていきましたが、柵が長く続かなかったのが幸い。あとは自然林と雑木林の中をせっせと詰めていきます。

そんな急登から尾根が緩むとそこはもう918m峰の一角。ここからは雑木の緩い尾根を行く感じなのかなぁ、と思ったらスズの茂った尾根の痩せた箇所もありましたが、それも良いアクセントといった程度。気になっていた林道ももう廃用のようですでに広い山道のようになっていて、これはこれで悪くないと思いました。

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(甲相国境稜線と西丸、中央奥には御正体山・手前の送電塔より)

1007.4m三角点峰の次のピークがエアリアで「丸尾山」とされているピークですが、そこには鳥獣保護区の標識が立つだけの淋しいピークだったのもまた意外。ここで帰りのバスの予約をしてから尾根を最後まで詰めて切通峠に降り、平野へ向かいました。

今回は世附でも麓に近い低いところのせいか自然林こそ少なかったのですが、雑木林や展望のきく伐採跡のカヤト、そして沢道、尾根道に径路探し、あと少々の林道歩きとバラエティに富んで、個人的にはしごくテキトーに組んだコースだったのに、それを良い意味で裏切るなかなか面白いコースでした。魅惑の西丹沢には楽しみがまだまだ多そうですネ。(^^)(^^)
 
・・・・・☆
 
◆ 2009.02.08 (Sun)   快晴
新松田駅 07:20→ 細川橋 08:25- 二本杉峠 09:15- 千鳥橋 09:45- 法行橋 10:00- 838m峰 11:00- 椿丸 11:20/11:45- 織戸峠 12:05/12:15- 水ノ木橋(馬印)13:30- 大棚 13:40/13:50- 918m峰 14:35-(途中休憩10分)- 丸尾山 15:20- 最初の送電塔 15:40/16:00- 切通峠 16:20- 平野 16:50
 

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コメント

ba_sobuさん、こんばんわ。

まえにba_sobuさん自身もおっしゃってましたけど、やぱり世附の辺りは基本的に植林が多いですよ。というか菰釣山やバケモノ沢の辺りが別格、なのでしょう。ボク的には周辺に「林道と径路」二つそろっていればそこは植林なり二次林(フジモク沢・白石沢・白水ノ沢の辺り)なような気がしています。

大栂だって水ノ木側の植林が本当に惜しい山頂だし、実はトップの写真に写っているその南東尾根や樅の木沢と水ノ木沢の中間尾根、そして西丸東丸の尾根も植林は多いですよね。それを考えると丸尾山の尾根っていうのは意外に植林が少ないですね。特にba_sobuさんもおっしゃってるあの尾根の北側は見所がありそうな気がボクもしております。(^^)

投稿: komado | 2009.02.12 19:24

織戸沢と水ノ木沢の出合・・・あたり 鹿柵うんぬんということは、あちら側は植林が多いということなのですか?
そしてとうとう丸尾山をそぞろ歩き (笑)

大棚橋より上流の大棚沢沿いの 地形図の破線は 林道から見た限りあるようには思えないのですが、どうなのでしょうねぇ その道を辿って丸尾山の北尾根にとりついても良い感じではないかとおもってるんです 

komadoさんがこれほどマメに通われるとは 驚きですが
> 魅惑の西丹沢には楽しみがまだまだ多そうですネ。(^^)(^^)
とは 嬉しくなってしまいした
みわくのにしたん まだまだこれから!!!!!同感です。

投稿: ba_sobu | 2009.02.10 09:21

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