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2007.11.25

津成沢から高畑山へ

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(871m峰北西尾根上部にて)

さて、勤労感謝の三連休は今までの鬱憤を晴らすかのような好天に恵まれましたね。もちろん私も山を歩いてきましたヨ。(^^)

ということで勤労感謝の日(11/23)久しぶりとなる前道志。本当はもう少し遠出したかったんですけど、寝坊してしまい、慌てて捻りだしたプランが今回探索した高畑山の津成(つなし)沢(西沢)ルートだったのです。

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(高畑山(左)と大桑山(右)、鳥沢駅附近より)

さすがに時間が遅いとハイカーに通勤の方も混じるから電車は満員。鳥沢でも多数のハイカーが降りて方々に散らばっていく様子を見るのもタマには良いものです。ということで歩き出しは9時ジャスト。まずは車道をてくてく歩いて津成を目指します。

虹吹橋を渡って道なりに右折すると津成方面へはどうやら新道ができているようですが、今回は一段上の旧道を行き、良い具合に色づいている扇・百蔵を眺めつつ小篠のイトヒバを鑑賞。心配していた津成沢に沿う地形図の破線路は集落の手前で林道として別れており一安心。

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(津成沢560m圏の二俣にて)

林道は津成沢の流れが近づいたところで終わりでその先に割合しっかりした山道が延びており、暫くはその道を追う段取り。山道に入っていきなりハンターの方と出会いましたが、終わりとのことでこれまた安心して道を進みます。

意外なことに道は地形図の表記に近い感じで延びていて、右岸に移って高捲くところもおおむねあっていてこれには驚きました。その先の左岸に移る箇所でしばらく道を捜索しましたが、これもよく見てみると対岸にしっかりした道が延びていました。そしてじきに家か畑があったと思しき平地を見て、また右岸に移って道に灌木が被るようになると明瞭な560m圏の二俣に到着。

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(この滝を捲くと沢道もおしまい)

ここは左の沢を行き、その次の590m圏の二俣は一旦右に入ってから左の沢に移るとまた二俣に出て、ここは右の沢に。すぐ先の3mほどの滝を右に捲き終えるとここで道は対岸に渡り戻るように左手の斜面に延びていおり、尾根上(871m峰北西尾根)に上がったところでとうとう道筋をロストしてしまいます。

しょうがないのでこの尾根を登っていき、傾斜が緩むと尾根を横切る明瞭な道に出たのでそれを右(南)へ辿ると植林帯に入ったところでまたまた今の道よりよく踏まれた明瞭な道に飛び出してビックリ。今度はその道を辿ってみると道はさきの590m圏二俣の中間尾根(高畑山直下へ延びる)を越えた所で下り勾配になってしまったので、ここで辿るのは諦めてこの中間尾根を登って山頂を目指しました。

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(尾根が緩むと道形が・・・871m峰北西尾根にて)

30分ほどの急登をこなして高畑山に上がると山頂はさすがにハイカーでいっぱい。天気は澄んだ快晴ですから富士はもちろんくっきり見えたけど、開けた南面の草木が育ってもう展望を楽しめる感じではないんですね。それでも良いスペースが空いていてので今回は山頂でランチにしました。

休憩中もぞくぞくとハイカーが上がってきたのでキリのいいところで腰を上げて、まずは小篠への登山道を下ります。といっても実はこの道のどこに津成への分岐があるか知らないので様子を見ながら。道が右へ直角に曲がるベンチのある場所も怪しかったんですけど、結局871m峰北西尾根を乗り越した所で下降開始。

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(高畑山山頂にて)

紅葉が盛りの落ち葉の積もった心地よい広尾根をゆるゆる下り、じきに先の尾根を横切る道に出たので今度は北へ辿ってみると、道はすぐにつづら折れとなって斜面を下りはじめてもうこれで間違いない感じ。でも下の津成沢の沢音が近づくと道は徐々に不明瞭になり沢に近づいたところで再び道をロスト。

とはいえここから871m峰北西尾根の末端部はほど近いのでそちらへトラバースすれば良いのですが、周囲をよく見てみると津成沢に沿ってトラバースしそうな踏跡もある。しばらく迷った末、試しに辿ってみると踏跡は細いながらも続いていて、560m圏の二俣へ延びる枝尾根を乗り越すと踏跡は突如として下へ下りはじめ、急な尾根を慎重に降りると560m圏の二俣の少し下で津成沢に無事降り立ちました。

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(一応道形は確認できる・871m峰北西尾根から津成沢への下りしな)

ここまで来ればあとは来た道を戻るだけ。さて今回の沢ルートとトラバースルートどちらが正解なのか、それとも別の道があるのか、そんなことをボーっと考えながら鳥沢駅へ向かっていたと思います。

今回の津成沢ルートは植林も多く趣にはやや欠けましたが、なにより道を捜すワクワク感満載で大変楽しい一日でした。それに偶然にも新たにここを訪れる理由もできたので、いつになるかはわからないけどそのうち行くでしょう。でも今はやっぱり猟期。少なくとも来年の二月半ばまではこの手の歩きは普段より一層気を遣いますね。
 
・・・・・☆
 
ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

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【前道志・道志・丹沢 2007】」カテゴリの記事

コメント

もしかしたら高畑山と思いついたのは茄子さんの所を見ていたお陰かも知れません。とにかく寝坊してしまい、どうしようどうしようとかなり焦っていたものですから。。。

津成沢は沢全体が植林というわけではなく、よくあることなんですけど(笑)経路の通るところが植林と言った感じでそれがちょっと恨めしかったのです。それでも560m圏の二俣辺りから奥は渓谷らしくなったし、見上げれば紅葉も綺麗で雰囲気は決して悪くはなかったと思います。矢平山もそうだけど歩かれつくした感のある前道志も楽しみがまだまだあるんじゃないのかなぁ、と今回歩いて痛感しました。

ってこんなこと矢平山の時も云った鴨。。。(汗)

投稿: komado | 2007.12.01 20:03

かずさん、こんばんわ。
あ~行く前にかずさんトコの山日記見れば良かったんだ!でも寝坊してマジにテンパってたからもうそこまで頭が行きませんでした(笑)。拝見すると513m峰の所でもう北尾根に上がっちゃう感じですね。でもあわてて読んだ「中央線の山を歩く」だと登りにとって「871m峰を巻きおえると・・・津成から登ってきたみちもあわせるが、・・・」となっておりこの違いがちょっとナゾだったりします。

これは一度北尾根を辿らないといけないですね。そうそうベンチの所が仙人小屋跡のようです。あと富士山ビューポイントの情報もアリガト。今度山頂で休む時はそちらへ行ってみますネ(^^)。

投稿: komado | 2007.12.01 20:01

SKさん、こんばんわ。さすがに麓は紅葉の盛りな三連休、すごい人出だったようですね。

ボクも人出が多いことは何となくわかっていましたけど、そう言うのと無縁に歩いてしかも下山が遅れた事もあり思いの外静かに歩けたので何となく実感がないというのが本当のところかも知れません。

それはそうと棒の折山での一件、驚きましたねぇ。ただ詳しい状況や撃たれた後の情報が出回ってこないので今の時点では正直なんとも言えないところです。ただ先月からコメントや記事で何度か申し上げておりますように今は狩猟期ですので、この手の歩きをされる方におかれましてはそれなりの対策なり、ルート変更などの覚悟なりは必要だと思われます。とにかく近年はこの手の歩きをされる人が増えていますので、これ以上こういう事が起きないことを祈るばかりです。

投稿: komado | 2007.12.01 19:59

津成沢沿いの破線は私も気になって、先日も北尾根から西側の様子を窺ってきましたが、この記事でだいぶ様子が判りました。貴重な情報感謝です。
地図には広葉樹林記号ばかりで実は少し期待してましたが、植林が多いとのことで少し残念。でも新たな踏み跡が見つかったようで、探索が楽しみですね。

投稿: 茄子 | 2007.11.27 22:44

うお~!きたきた~!
津成沢の破線は、高畑山北尾根を歩いてから気になってたんですよね。
途中で津成沢から上がる道もあったし、鉄道省の地図にはその道が書いてあったし。
それには、摺差沢って書いてあって、津成沢は一つ西側の沢になっています。

文章読みながら、地形図データを開いて、マウスポインタでたどりましたよ。
歩いた気分になりました。
ちゃんと二俣の場所もわかったし。楽しいレポでした。

山頂は確かに富士山が見えにくくなりましたよね。高畑山山頂からゴルフ場に向かってちょっと南に下ると、富士山の眺めの良い場所がありますよ~。

>道が右へ直角に曲がるベンチのある場所
ってどこだろう?
仙人小屋のあったところ?
あそこの住人が、水を汲むために、津成沢へ下っていたとすれば、どこかに道があるはずだよね。

知ってると思うけど、仙人小屋について書いておきます。
戦時中妻子に先立たれた老人が、世俗を離れてここに居を構え、高畑仙人と呼ばれていたそうです。1975年頃に他界したそうです。

今は小屋も無く、ヤカンなどの残骸が当時を偲ばせるだけです。
最近行ってないからどうなってるのかなあ?

投稿: かず | 2007.11.27 00:55

 二度目の投稿です。高畑山も案外ルート選択余地があるもんですね!
 土曜日に奥多摩に行きましたが(林道ツーリングですが・・・)バス停に長蛇の列が出来てました。小川谷や日原林道、後山林道も車と人が多く、気を使いました。
 確かに狩猟期は危ないみたいですね、棒ノ折山で散弾銃で撃たれてましたから・・・ちょっと道を外れて倒木に座って休んでたそうですが。しかし個人的には趣味のハンティングは賛同できません。バリュエーションルートを歩く際は気をつけたいものです。熊も!

投稿: SK | 2007.11.26 15:21

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