« 今年も滝子山 (^^;;; | トップページ | 津成沢から高畑山へ »

2007.11.18

孫惣谷・ぐるりと紅葉めぐり

B071118a
(紅葉のつもりが・・・梯子坂ノクビレへの下りしな)

実は先月末に風邪引いて山行きを一回休んだら予定というか目論見が大幅に狂ってしまったんですけど、今回(11/17)歩いたコースももっと早く歩くつもりでいた所。ということで今回は紅葉見物を兼ねて孫惣谷をめぐる山稜・・・ではなく、紅葉の見頃な標高を通る下の水源林巡視路を交えて歩いてきました。

前日の好天を伝える予報に反して曇り空の中、それでも今秋最低と思しき冷え込み。見頃の標高はかなり下がったとはいえさすがにまだまだ紅葉シーズンのせいでしょうか、日原行きのいつものバスは何と満員ですっかり色づいた日原川沿いの紅葉を愛でつつ東日原に出ます。

B071118b
(天祖山表参道、登りはじめの紅葉)

今回は久しぶりに天祖山の表参道を歩くつもりだったのでまずは八丁橋へ。林道の歩きしなもハイカーと思しき車に多く抜かれこちらの人でもそれなりにいそうな感じ。八丁橋先の登山口に着いたらさっそく表参道に入ります。

表参道は登りだしから主尾根に上がるまでが急斜面につけられたガレた道を行くので、何度歩いてもけっこう気を遣うところ。しかし今回はこの登りだしこそが紅葉の綺麗なところでそちらに引きこまれないように考えつつも、やはりというか思わず紅葉に見とれてしまいヒヤヒヤすることも。。。(^^;;; とにかく曇ってるのが惜しい。

B071118c
(1355m峰を過ぎるとほとんど落葉していた)

そんな道のりも主尾根に上がってほっと一息。あとは尾根をひたすらに登るだけですが、やはり表参道は良いですね~。タワ尾根と同様こちらもスズタケや山頂附近のモミが枯れここ10年ほどで様子はすっかり変わってしまいましたけど、なんてったって自然林の樹相美は出色、というか奥多摩でも有数の・・・と言えるでしょう。

紅葉こそ1355m峰に上がるまでしたが、そんな林ですので裸木の風情もなかなかのもの。上がるにつれガスもかかってきて、そんな中をひたすらに登ると会所を過ぎて天祖山の山頂に到着。この日の最高点もジッとしているだけで寒いので休憩もそこそこに北へ下りはじめました。

B071118d
(姿を現した芋ノ木ドッケ・クビレへの下りしなより)

するとナギ谷ノ頭へ緩く登り返す頃からなんとガスが上がり晴れてきてビックリ。ダケカンバが青空をバックに光り輝く光景なんてもう冬だなぁと思いつつなおも下ると、下っているのになおも寒くなるばかり。おかしいなと思っていたら、あれれ地面が白い。これは雪なの??と、ふと周囲の木々を見てみるとみんな霧氷で真っ白!

奥多摩というか近場で霧氷なんてもう何年もお目にかかっていなかったのでそれだけで興奮していると、左手の長沢谷や芋ノ木ドッケがいつのまにか姿を現しているじゃない。そしてガス越しに日差しが入って周囲の木々がキラキラ輝いている様は神々しいとしか云いようのない光景。

B071118e
(荒れていたのは梯子坂窪の方でした)

これがあるから山はヤめられないですネ。そんな光景は梯子坂ノクビレまでの短い間でしたが、お陰でクビレへ下るのに一時間近くかかる始末(笑)。ランチはクビレから北へ上がったピークで頂きましたが日差しに恵まれ、姿を現しそうで現さなかった雲取を見ながらのひとときもまた格別でした。

んでランチを終えたらクビレに戻り、孫惣谷の巡視路に入ります。尾根上は変わらず自然林が美しくルンルン気分で降りられますが、やはりというか梯子坂窪に降りるところが落葉に倒木、小規模な崩れと以前にも増して不明瞭。その上梯子坂窪に降りてみてビックリ。台風9号のせいでしょうか沢は木々や岩が流され沢筋が妙に馴らされている感じで、唯一残されていた道標もすぐ下の板小屋窪の出合近くの桟道も流されてすっかりなくなっていました。

B071118f
(ワサビ沢を過ぎると道は安定した・孫惣谷の巡視路にて)

結局その下のワサビ沢(右手から滝がかかる沢)までは道自体が崩れて流されており、ワサビ沢までは河床を歩き、それから巡視路にのりましたがこちらも倒木に崩れ、桟道の破損となかなか気が抜けません。こんな状況では改修が終わるまでこの巡視路に安易に踏み込むのは避けるべきでしょう。

そんな道のりも沢を二つ越えると道がようやく安定して、再び紅葉が見られるようになり水松山中尾根(南東尾根)を乗越して水松谷に降り立ちます。んがこちらは予想に反してさほど荒れておらず、出合の桟道が一部破損しているぐらい。孫惣谷に関して云えば源流部が一番荒れていました。

B071118g
(ウトウ沢を少し上がった休憩ポイント)

ここで大高捲きして御供所(ごくうしょ)へ降りるのではなくもうひと遊び。カラマツ林の中、真新しいモノレールの軌道に驚きつつ少し登って現れる分岐が御供所への分岐。ここを直進せずなおも登って孫惣谷左岸の巡視路に入るとひと登りで東への水平道に変わり、そして周囲が再び自然林になるとまもなくウトウ沢を横切ります。

そのウトウ沢を少し上がった二俣の平地はカツラにシオジの落葉、そしてチドリノキの黄葉と明るい雰囲気の素敵な場所で、ここでおやつを食べてちょっと休憩。そおいやウトウ沢も久しく歩いてないなぁ。。。

B071118h
(孫惣谷左岸の巡視路・焼小屋窪左岸尾根を乗越す辺り?)

休憩を終えたら巡視路をなおも東へ。オロセ尾根までは緩く下ることもあって徐々に復活する紅葉を愛でつつ行き、オロセ尾根を越えると道は金袋山へ向け再び登りに転じます。

以前に歩いた時は途中で崩落地点がありその状態も気になっていましたがやはりというか改修されており、金袋山より一つ上がったピークの枝尾根を乗り越したところで直接金袋山へ上がってしまいました。

B071118i
(金袋山附近にて)

バスの時間に余裕があったので山頂でのんびりすれば、あとはこれまたのんびりタワ尾根を下るだけ。人形山より下の紅葉(本当に紅が!)が見事だったんですけど、西日の思惑は外れて日差しなし。でも予報が外れたお陰で思いもかけず霧氷が見られたのでこれでももう充分満足です。

今回は一石山の手前で巨樹の道に入りスミ窪経由で降りましたが、もう下に降りる頃には日没直前。バスの時間に余裕があることを良いことにちょっとのんびりし過ぎたかも。そんなわけで東日原のバス停に着く頃には日もとっぷりと暮れ、着替えもそこそこにやってきたバス(一台で充分なのに続行便も来ていた)の車中の人になりました。

B071118j
(人形山より下は紅葉がきれいだったが・・・)

もう何遍も何遍も云っていることなんですけど(笑)、今回歩いて改めて思ったのは日原の素晴らしさです。歩き終えた後に「あぁ歩いて良かったなぁ・・・」とシミジミ思えるうちは日原通いは止められないんだろうな。一頃に比べると入る人は増えているようですけど、静かで趣のあるルートはまだまだありますです。(^^)
 
 
・・・・・☆
 
 
◆ 2007.11.17 (Sat)  曇 時々 晴
奥多摩駅 07:02→ 東日原 07:30- 八丁橋 08:15- 大日大神 09:15- 天祖山 10:30- 梯子坂ノクビレ 11:20/12:15- 水松谷出合 13:25- ウトウ沢 13:45/14:00- オロセ尾根乗越 14:45- 金袋山 15:15/15:30- 一石山(スミ窪分岐) 16:15- 日原鍾乳洞 16:40- 東日原 17:05
 

|

« 今年も滝子山 (^^;;; | トップページ | 津成沢から高畑山へ »

【奥多摩 2007】」カテゴリの記事

コメント

いえいえ。ご自身のサイトでどう言われるのは当然自由ですけど、ボク自身はたとえ大したことないことでも表だっては無条件に「大したことない」とか「簡単だ」とは決して言えませんです。ただそれだけのことですから。。。

だからといって空気読めとはいいませんヨ(笑)。ボクは記事自体を勢いで書いてしまう方なので、最初は書こうと思っていたことでも忘れちゃうことがあって今回はそれを忘れていたんですね。

モノレールやはり上まで行くようですね。ハンギョウ尾根の時も「マーキング→伐採・刈り払い→軌道敷設」と言う順番でしたのでもう間違えないでしょう。終点の場所まで何となく。。。orz

投稿: komado | 2007.11.21 18:52

こんばんわ。
私のカキノのせいで、お手を煩わせてしまったようで申し訳ありませんでしたm(__)m

モノレールはあの辺りでしたか。
長沢縦走路からタワ尾根そして大京谷ノ峰から右へと続いていたピンクリボンの謎が解けました。。

投稿: yamyam | 2007.11.20 22:31

う~ん・・・追記がどうも今ひとつなので、モノレールのことも含めて再び書き直してみましたです 。

投稿: komado | 2007.11.20 18:27

本当は山稜をめぐりたかったんですけど遅れちゃいましたからね。結局こういうコース取りになってしまいましたが、表参道と言い孫惣谷左岸の巡視路と言い人形山と言い、紅葉はバッチシでしたv(^^)。

モノレール・・・はいはい造られていました。これまでのつけられ方から見ても稜線まで延びていると考えた方がいいのでしょう。これの用途は林の管理と言うよりなんか猟っぽいですね~。

あと梯子坂ノクビレから御供所へ下るルート。あれは落葉があろうがなかろうが、トレースできようができまいが、台風九号以降はもう安易な踏み込みは避けるべき状態になっていたと思っています。ということで記事の方にも追記しましたけど、この点くれぐれもご留意頂けたらと思います。>ALL 

投稿: komado | 2007.11.19 19:37

こんばんわ。
天祖山表参道に孫惣谷とタワ尾根下部、前回はオロセ尾根。
なあんか同じ所を違う日に歩いているような・・・(^_^)v
クビレからの下り、落葉で埋まり道が隠れてましたか。私の時はホボ完璧にわかりました。この巡視路、調査入ってましたね。修復するのでしょうか?
孫惣谷も紅葉期待してたのですが、板小屋窪との合流辺りは全然ですね(-_-;)???今年だけ鴨ですが・・
水松山中尾根にかかるところはかなり紅くて良かったですが、もう遅かったでしょうね。
ウトウ沢のあの場所もいいですね(^_^)v
昨年も今頃歩いたのでその時気に入りました。
先日、オロセ尾根を歩いた後、komadoさんの古~いレポ読みましたが、それにも書いてありました。
最後に、孫惣谷左岸の巡視路のどこかにモノレール作ってませんでしたか?孫惣谷林道に『単軌道工事中』の看板があったのでもしかしたらタワ尾根もか!!と思ってたもので。。
では

投稿: yamyam | 2007.11.19 00:24

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 孫惣谷・ぐるりと紅葉めぐり:

« 今年も滝子山 (^^;;; | トップページ | 津成沢から高畑山へ »