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2007.09.09

日原にフられて三頭山へ

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(枝葉が散乱する尾根上・三頭山中尾根にて)

今回の台風、かなりの雨が降りました。今週末は18きっぷがあと一回分残っていたので遠出するつもりでいたのですが、台風直後の遠出はいろいろとリスキーだし、18きっぷの元ももう取りまくってるので(笑)今回(09/08)は日原で遊ぶつもりで早起きして一番電車で奥多摩へ向かいました。

んが、駅に着くと普段は停まっているはずの日原行きのバスが停まってないので??と思っていたら日原街道の通行止めがまだ解除されておらず運休とのこと。まぁコレは想定内のことではあったけど奥多摩湖方面のバスは留浦まで行ってくれるようなので、ここで念のために心にとめておいたセカンドプランの三頭山が浮上しました。とはいえ持参した地形図は武蔵日原のみ(笑・ちなみにエアリアも持参)、まぁいいか。

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(奥多摩湖の湖水も茶色く濁っていた)

今回の台風はやっぱり凄かったんですね。小河内ダムの余水吐から濁流がもの凄い勢いで流れているのにはビックリでしたし、奥多摩湖は全面茶色く濁っているし、道路に泥がたまって泥濘になっている箇所もあったりしてコレでは日原街道がこの日になっても通行止めのままというのも頷ける状態。

小河内神社でバスを降り、浮橋入口にあった「山のふるさと村手前の(岫沢の)橋が流されて山のふるさと村まで行けません」との表示も行きがけは関係ないのでとりあえず心の中に留めておき、↑のような状態の浮橋を渡って今回は山道ではなくすぐ上の周遊道にあがって奥へ行きます。

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(倒木多い・1272m峰南鞍部からボウメキ沢への下りしな)

三頭山へはヨシスキ沢を遡って中尾根の末端から行こうと思っていたのですが、湖水があんな状態ですから道路を横切る沢横切る沢どれも凄い水量で、ヨシスキ沢もご多分に漏れず凄いというか尋常じゃない水量でとてもじゃないけどそのまま行く気になれません。

ということでここはもう歩くことはないだろうと思っていた御堂指尾根の大高捲きルートで中尾根に取付くしかなく、それでもこのまま御堂指尾根を上がるのはちょっと長いので、周遊道をもう少し歩いて次の沢で1272m峰の北東尾根に取り付いてから1272m峰に上がり、南鞍部に降りてボウメキ沢の枝沢を辿ってボウメキ沢に降りました。ちなみに北東尾根取付けからボウメキ沢まで一時間ちょい。御堂指尾根をそのまま辿るのとどれだけ時間が違うのかはナゾです(笑)。

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(ボウメキ沢も水量が多くて徒渉に手間取った)

降り立ったボウメキ沢も倒木の助けを得てなんとか靴を脱がずに徒渉できたぐらいな水量で、やっとこ対岸へ渡ればあとは危険な箇所もなく純粋な尾根歩きのみでホッとはしますけど、急登続きの尾根に汗が滴り落ちます。

尾根上には枝葉が散乱して倒木もちらほら。そのおかげか尾根上は妙にスッキリしており台風が藪を刈り払ってくれたのでした。でも図らずも上も下もみどりに覆われた尾根は決して惨憺たる状況ではなく、その草いきれのように立ちこめる枝葉の匂いと相俟って、悪くない雰囲気でもあったと思ったのはボクだけでしょうか??

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(三頭山山頂・貸し切り ^^)

とはいえ暑い中の登りはやはり堪えます。ヌカザス尾根の登山道と合流する頃にはすっかり汗みどろで、やっとのことで三頭山の山頂に着いたら・・・あれれ、誰もいない。まぁ行きがけの周遊道が通行止めでしたから静かなのはうすうす予想していましたが、まさか誰もいないとは。。。

おかげで気兼ねなくTシャツを干して上半身裸でずっと過ごせたのはラッキーでした。ランチをとり終えてそろそろおいとまかな?と思い始めた頃、鶴峠からご夫婦がやってきてそれだけ。しかしこんな三頭山も本当に珍しい!

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(鞘口峠へのくだりしな)

ということで鞘口峠への道も人っ子一人おらず、なんか全く別の山を歩いているような錯覚にすらとらわれます。この頃から雲がぽつぽつ出てきて涼しくなり、快適に歩けるようになったのが一番嬉しかったかも。

鞘口峠から月夜見山までは10年以上ぶりに歩く道で植林の多いイメージがあったのですが、途中で周遊道が絡むのはしょうがないけど実際は雑木の多い悪くない道のりですね。

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(風張峠にて)

広々とした月夜見山からは稜線を離れて月夜見山北西尾根たる大仁田尾根・大ムゾ尾根の下降に移ります。月夜見第一駐車場までは雑木の美しい広々としたプロムナードでなかなか気持ちのよいところ。

大仁田尾根と大ムソ尾根の境は大ムソ山とも言われる1102m峰になるのでしょうか。それはともかく途中で大パーティと遭遇して呆気にとられつつも下って周遊道に降り立つとそこが第一駐車場。

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(快い雑木のプロムナード・大仁田尾根にて)

しかしここで事件発生。
石尾根が一望の駐車場で休憩がてら行く先を確認しようとしたら、なんと・・・
 
 

エアリアがない・・・ orz
 
 

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(月夜野第一駐車場にて)

鞘口峠以降地図を広げてないのでおそらくその間に落としたのだろうけど、実は浅草岳の時もエアリアを失くしており、短い期間で二度も失くすとは何という体たらく。もう手持ちの「武蔵日原」で降りるしかありません(笑)、というか尾根の概要をなんとなく覚えていたのでそのまま降りてしまいました。

結局地形図の道筋は確認できなかったけどうまいこと降りられて、611m峰手前の鞍部にあった浅間さまに手を合わせてから611m峰に上がり、そのまま降りるとちょうど南岸歩道(いこいの道)9kmポストの所に着地しました。

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(南岸歩道、さなぎ沢にて)

あとは山のふるさと村へ向かってスタート地点でもある小河内神社へ戻るだけ。対岸には小河内神社の尾根が間近に見えるのに大回りしなければいけない焦れったさ。南岸歩道はさほど荒れていませんでしたが、沢の水量が多く、なかなか良い景観を作っています。長い道中、「渡しでもできないかな~」と至極勝手なことをつぶやきながら歩いていたのはヒミツです(笑)。

・・・・・☆

冒頭にも触れましたが、山のふるさと村へ向かう道はふるさと村直前の岫沢(サイグチ沢)の橋が流されており通行できません。その上、ふるさと村の手前にある車道の橋(岫沢橋)が工事中で歩行者用に仮設の橋が架けられていたのですがそれも流されて通行不能。結局キャンプ場のある太子橋まで足を延ばさなければ行けません。

なのでごく少ないとは思いますけど、山のふるさと村へ行かれるハイカーの皆様におかれましては下の山道ではなく最初から周遊道を歩かれた方がいいと思います。とはいえ岫沢が普段の水量に戻れば徒渉にさほど問題はないと思われますけど。。。

・・・・・☆・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

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【奥多摩 2007】」カテゴリの記事

コメント

そう、なかったですか。。。

一緒だったり近かったりしたら花期は結構面白そうなんですけど、それはかなり贅沢というものですねっ(笑)。

投稿: komado | 2007.11.16 19:53

おはようございます。
カガミさんもいるかと思い、よく見ながら登りましたがいなかったです。いや!いなかったと思います(笑)。

あそこにはビッシリでしたけど・・・

投稿: yamyam | 2007.11.13 06:34

yamyamさん、こんばんわ。
やっぱり鞍部の先はイワウチワがかなりいるんですね。ボクが歩いた時は雪の薄いところにあの見分けのつかない葉っぱ(笑)が顔を出していたのでまだ埋まっているのかな~と思っていました。ちなみにイワカガミはいませんでしたか。

五月に南岸歩道を歩いた時にHgさんに近くで教えてもらったので混ざってるのかなぁ、と。


> やはり三頭山は北面の登山道がいいです(^_^)v

やっぱり林相を見ればあそこが最高でしょう。

投稿: komado | 2007.11.13 00:16

こんばんわ。
日曜日に御堂指尾根を登ってきました。
前の晩に地図を見ていて、ここ登ろ!って決めて、
もちろん、いつもの通り下調べなんて何もなし。
地形図はしっかり持っての山行です。

取付きについてエアリアを広げて目に飛び込んできた沢の名前がヨシスキ沢。聞いた名前だと思ったら、そういえばkomadoさんがこの辺り秋に歩いていたなと!そんな感じでした。

2004/1の記録読みましたが、この尾根の印象、同感ですね。ただ、鞍部から先、イワウチワの葉はズイブンありましたよ。イワウチワ目当てならそれなりに楽しめるかもしれません。再訪はない!と思っていますが、シロヤシオ?な感じの木があったんですよね・・・
チョットだけ気になります(-_-;)

中尾根も気になってはいますが、
やはり三頭山は北面の登山道がいいです(^_^)v

投稿: yamyam | 2007.11.12 22:04

yamyamさん、takigoyamaさん、こんばんわ。

いや、南岸の尾根を今まで歩かなかったのはやはり南岸歩道が表向き通行止めだったからなんです。そう言う意味でも南岸歩道の再開通はボクにとって嬉しいものだったのですが、もう少し涼しくなってから歩くつもりだったのは確かです(笑)。

でもこちらもなかなか楽しいですね。歩いていないところばかりなので、楽しみをとって置きつつボチボチ歩こうと思っております。

takigoyamaさん、あの大パーティは新ハイご一行でしたか?○田さんのお顔はもちろん存じ上げないので、大パーティを横目にとまどいながら挨拶をしただけですけど、できる状況であればどうぞ宜しくお伝えくださいませ(^^)。

投稿: komado | 2007.09.21 23:00

ヾ(;´▽`A``アセアセ 大パ-ティの御一行様は
大ムゾ北東尾根~大ムゾ山~月夜見山~風張峠~御林山
数馬と歩いたBOX組かもしれない

投稿: takigoyama | 2007.09.17 12:49

こんばんわ。
いくら日原に振られたとは言え、komadoさんが風張峠から月夜見山の間を歩くとは・・・・です。
私も先月、月夜見山の周辺を何百mか歩きました。バイクの音とかウルサイですが雑木が多いのに驚かされました(^_^)v
擁壁の上にあるイヌブナも頑張ってるし、折り返すところにあったリョウブの大木、ナツツバキじゃないの?と思って葉を見たら間違いなくリョウブ。山頂にはダンコウバイもあったでしょ。。
月夜見山から奥多摩湖への道、私も歩いてみようかな?冬になるでしょうけど。。

しかし、ここで大パーティと遭遇ですか・・・・(-_-;)

投稿: yamyam | 2007.09.12 22:41

>名前書いてあるの?(笑)

いや、書いてない(笑)。まぁボロくなったのばかりだけど奥多摩のエアリアは複数あるので被害は少ないけど、実際買うとなると結構高いから痛いんですよね。

ホント、どこで落としたんだろう。とにかくこんな事やるなんて気が抜けている証拠。気を引き締めないと。。。

投稿: komado | 2007.09.11 23:03

エアリア無くしちゃったの~w(☆o◎)w
山の中で失くすとショックだよね。
これを読んだ方は、ご一報ください!
な~んてね。(笑)誰かが届けてくれると嬉しいね。
名前書いてあるの?(笑)

台風後って一味違った景色だね。
茶色い湖面に、青々とした葉っぱの道…。
葉っぱの散乱する写真は状況がわかりやすいね~。
勉強になりますた~。

投稿: かず | 2007.09.10 04:10

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