朝日連峰まったり縦走 その3

(奥の以東岳が・・・一瞬にして消える)
さて、前の晩は寝不足だった上にお酒もけっこう飲んじゃったものだから、この夜はきちんと熟睡できたみたいで・・・とはいえ外は大荒れだった音がなんとなく聞こえたような覚えがあるけど・・・翌朝は4時に管理人さんが起きだしてみんな起床。外はガスっているけど雨はどうやら止んでいるみたい。
昨日、酒盛りをしたため用意をしながら食べなかった夕食がそのまま朝食で(笑)、朝から多めのカレーはけっこうヘビーでしたがしっかりお腹に収めます。そして余裕があるのを良いことにのろのろ準備をしていたらいつの間やらみんな出発しており、管理人さんに見送られながら5時半に出発。安達さん、皆様本当にお世話になりました~<(_ _)><(_ _)>。

(以東岳山頂)
狐穴庭園の分岐から以東方向へ向かうとすぐに雪渓が現れ、横切ると間もなく稜線上に出ます。うぅ・・・まだ風が強い、しかも時折雨もぱらつき・・・とはいえ風は昨日のような強さではないので合羽着ている身では却って涼しいかも。
でもここから以東への登りは緩い稜線をゆるゆる歩けて本当に気持ちのよいところなのに、ガスって先もほとんど見えない状況では下を見ながら淡々と歩くだけ。晴れていればまったく問題のない尾根も三方境から北は砂礫の箇所が多く、ガスっていると下り(南下)はちょっと気を遣うでしょうね。

(オツボ峰へのくだりしな)
ゆるい中先峰を越えてしばらく行くとここで初めて以東からのパーティと遭遇。話を聞くと昨晩の以東小屋は30人とのことで、昨日狐穴で打ち止めにしたのはやはり正解だったよう、というか今回の山行きはこの辺りの判断がスゲー当たっていて気持ちいいです(笑)。
先の見えない中いつになったら以東へ着くのだろうと思いながら歩いていると、やがてガスの中ボーっと現れた松虫岩で以東が近いことがようやくわかって、そこから20分程で以東岳に到着。とはいえ山頂もガスに風では休めないので、とりあえずすぐ下にある以東小屋へ向かいました。

(オツボ峰附近はオオバギボウシが盛り)
小屋では管理人さんが掃除&下山の準備中でしたが休憩したいと言ったら快く入れてくれ、中で管理人さんとお話ししながらちょっとコーヒータイム。おおむね立派に建て替わってしまった朝日の小屋にあって、トイレこそ新しくなっていたけど、以前と変わらぬこぢんまりさが却って心地よかったりします。でもここで30人は・・・かなりしんどいわ。
小屋から再び以東岳に登り返し、オツボ峰へ向かうとあれれ・・・ガスが突然切れたのでふと振り返ると、なんと以東岳と以東沢の雪渓が姿を現しているのでビックリ。というかあまりに突然のことでカメラを取り出すのがワンテンポ遅れてしまい、レンズが出た頃には以東はもうガスの中。。。結局これがこの日最初で最後の以東の姿でした。

(大鳥小屋から大鳥池を望む)
とはいえ、それからしばらくはガスが切れたりして行く先の尾根が時々姿を見せてくるのはいいアクセント。オツボ峰の辺りはオオバギボウシが盛りで、咲き始めたタカネマツムシソウのマクロ撮りに挑戦するもやっぱり風が。。。あとヒメサユリの咲いている箇所がまだいくつかあったのは嬉しい誤算。
そんなお花畑も矯木帯にはいるととうとうおしまいで、道はまもなく立派なブナ林に変わり、じきに大鳥小屋に到着。まだ10時半前なので表のベンチでランチにしようとしたら雨が降り出したので慌てて小屋のお世話になりました。

(ブナが美しい泡滝ダムへの道すがら)
ランチをとってのんびり休憩しても泡滝のバスの時間(14:25)にはまだ余裕があったのですが、雨も止んで明るくなったので小屋をおいとまして再び歩き出します。
泡滝までは今までとはうって変わってブナにサワグルミ、トチなどの木々が美しい沢沿いの緩い道。道端にはエゾアジサイの青い花が咲いて目を楽しませてくれます。そうそうこの花もボクにとっては「北の花」。そしてここで今までの思い通りに写せなかった鬱憤を晴らすようにブナなどの大木の木々を撮りまくりながら下りました(笑)。

(最初の吊橋・七ツ滝沢橋)
のんびり歩きのペースが良かったみたいで14時ちょい前に林道の終点でもある泡滝ダムに出ると、なんとと道がキレイに舗装されていてビックリ!と思ったら舗装されていたのは林道終点の駐車スペースだけで先を行けばやはりダートでした。
泡滝のバス停はそこから5分ほど下ったあり、ここで今回の山歩きはおしまい。一息ついて着替えをしたらちょうどバスの発車時間で、結局乗客は私ひとり。運ちゃんと話しながらバスは東大鳥川を下っていき、大鳥の朝日屋さんでバス代を払う為(車内で料金を払うのでない)一度下車、宿のおかみさんに料金を払ったら再びバスに乗り込み上田沢へ向かいます。

(泡滝ダムのバス停はこんな感じ)
上田沢に着く頃には空もすっかり晴れ上がりちょっと複雑な気分。ここで鶴岡行きの路線バスに乗り換えるのですが、そのまま鶴岡に出ても16時の「いなほ」には間に合わないので途中のかたくり温泉ぼんぼで一浴してからあとのバスで鶴岡へでました。
そのバスの車窓からはこの山行きで一度も見ることのできなかった鳥海山がその姿をやっと見せてくれ、それはあっという間に終わってしまったこの山行きがフィナーレであることを心の底から諒解した一瞬でもあったのでした。
また歩きたいな朝日連峰。でもその前に飯豊へいかなきゃネ。。。
・・・・・☆
◆ 2007.07.29 (Mon) 曇 時々 雨 のち 晴
狐穴小屋 05:30- 以東岳(以東小屋)07:30/08:15- オツボ峰 09:05- 大鳥小屋 10:25/11:35- 七ツ滝沢橋 12:45- 冷水沢 13:10- 泡滝ダムBS 14:05
大鳥小屋 休憩料 ¥200
泡滝ダム~上田沢(会員バス) ¥2000
上田沢~ぼんぼ(あさひ交通) ¥720
かたくり温泉ぼんぼ 入浴料 ¥350
ビール(ロング缶) ¥350
ぼんぼ~鶴岡駅(あさひ交通) ¥650
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