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2007.08.23

北アの「北アの展望台」へ 4

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(今回の目的は赤牛岳。2818m峰附近より)

四日目(08/16)は今回の山行きのメインでもある赤牛越えの日。当初の予定では少しでも距離を短くしたかったので三俣小屋から黒部源流~岩苔乗越のルート行くつもりだったのですが、前日に鷲羽岳に登れなかったのでまずは鷲羽岳に寄らなければいけません。

一日の行程が長くなるのはやっぱりイヤだけど、どうせ寄らなければいけないんなら鷲羽の山頂で日の出を迎えるものいいかも、と思ってこの日は3時に起きて45分には出発。小屋から外に出ると妙に暖かくて気持ちが悪い・・・おそらく15、6度はゆうにあったと思います。

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(鷲羽岳からのご来光)

さっそくヘッデンをつけて歩き出すと、行く先の鷲羽にはまだガスがかかっていて心配になってしまいましたが、急な斜面をせっせと登っているといつしか晴れてきて、同時に周囲も明るくなってきます。そして周囲の山々が見えるようになると右手に鷲羽池を見て間もなく山頂に到着。当然ながら一番乗りで、ここで朝のオベントをたべつつ日の出を待ちました。

こうやって実際に夜明けから日の出の光景を目にするのはやっぱり・・・いいですね。これは泊まりじゃないとお目にかかれないものの一つでしょう。とはいえ、今回は先が長いので早々のんびりとはしてられません。後ろ髪引かれつつお次の水晶岳を目指します。

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(鷲羽越えればお次は水晶だ!)

この日の行程ではお花はあまり期待していなかったんですけど意外や意外、昨日までに見かけたお花にプラスしてチチマギキョウやイワツメクサ、タカネシオガマにシコタンソウ(はじめて見ました!)などなど岩場や風衝地の花も咲いていて、花の種類が一番多かったのは皮肉でしょうか。

でも朝早いし、お盆のピークを過ぎたせいか稜線の登山道は本当に静かで、天気はいいし、ただただ歩いているだけなのにこの気持ちよさはいったい。。。

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(今までとは違い、道中は岩・風衝地の花が多かった)

ワリモ北分岐を過ぎると間もなく水晶小屋泊まりの人がやって来たのでちょっと立ち話したら、前の晩の泊まりは何と25人とのこと(ちなみに水晶の定員は30人)。これなら水晶泊まりでもよかったじゃ~ん、とも思ったけどなんせ今までの行程が非常に気持ちよかったので、話を聞いても「まっいいか」って感じでした。

ごく普通のペースで歩いているのに鷲羽岳から一時間ちょいで水晶小屋に到着。小屋は例の一件(合掌)の影響か??なんと建て替えられており本当に綺麗です。そして背の低い建物ながらも二階が寝所になっており、定員以内ならけっこう快適にすごせるのでは?と思います。

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(水晶小屋・建て替わってキレイでした)

ここで念のためペットボトルの飲み物を買ってから水晶岳へ。緩やかな尾根道から山頂直下の岩峰群をまきまきして40分ほどで山頂に着きました。

着いた山頂はなんと独り占め。いいですねぇ。水晶岳の位置が位置なだけにぐるりと360度・北アの名だたる山々を欲しいままです。(^^)(^^)(^^)

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(槍穂に鷲羽岳方面・水晶岳より)

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(同じく穂高に鷲羽、焼岳乗鞍御嶽と笠ヶ岳方面)

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(同じく雲ノ平と黒部五郎、中央奥には白山も見える)

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(同じく赤牛岳方面、中央奥に劔立山、右奥は白馬岳)

しばらく展望を楽しんだら人がやってきたのでおいとまして、お隣の三角点峰の三角点をカメラに収めて赤牛岳を目指します。もうこれより先(北)には人の姿は見えません。

この先も温泉沢ノ頭までは雪田があったり稜線東沢側の斜面・・・ここもすごく惹かれるものがありました・・・にお花畑があったりと見所もそれなりあって飽きさせないし

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(稜線の東沢側はカール状になっていて花も多い)

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(水晶岳を振り返る・温泉沢ノ頭附近より)

ふと振り返って見えた↑水晶岳の姿もなかなかのもの。遠くから見える水晶の姿は今ひとつパッとしないなぁという印象だっただけにこれは意外でした。

そして黒部側の遙か下に高天原山荘の赤い屋根が見えるようになるとじきに温泉谷ノ頭に着きます。ここで高天原から二人上がってきましたけど、この高天原に下る尾根はかなり急ですね。このルートは登りはもちろんしんどいけど個人的には下りがちょっとイヤかもです。

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(赤牛と後立山の山々・温泉沢ノ頭より)

温泉谷ノ頭を過ぎると人っ子一人いないことには変わりありませんが、なお一層静かになったような感じもしたけど単に雰囲気に浸っていただけかも。足下の地面が白っぽい色から赤っぽい色(って云い方が稚拙だなぁ。。。)に変わるとを赤牛岳はもう目前です。
 
 
・・・つづく。(^^)
 
 
・・・・・☆

◆ 2007.08.16 (Thu)  (快晴に近い)晴
三俣山荘 03:45- 鷲羽岳 04:45/05:15- ワリモ北分岐 05:55- 水晶小屋 06:25- 水晶岳 07:05/07:20- 温泉沢ノ頭 07:55/08:15- 赤牛岳 09:55/10:30-・・・・・
 

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コメント

yamyamさん、こんばんわ。
本当は起きたらもう晴れているだろうと思っていたので、最初はガスっていたので愕然としました。でも晴れるだろうと信じて登ったらきちんと晴れてくれてホッとした気持ちも少しあったのです。

この時分に歩いたのは久しぶりのことでしたが、こういうのも良いですね(^^)。

投稿: komado | 2007.08.27 18:45

こんばんわ。
黒部川源頭である鷲羽岳からのご来光、羨ましすぎですよ。
天気もほとんど良かったようですね(^_^)v

投稿: yamyam | 2007.08.24 21:48

ケムンパスさん、タカさん、こんばんわ。

とにかく天気が良かったのが一番だったんですけど、それにこの日は静かだったことが大きいと思います。二日目の双六への道は人が多くてそれはそれで夏山らしい華やかさでまた良いものなのですが、どうも落ち着かないところもある。その点この日はホントに心おきなく歩けました。

それに黒部の小屋はドコモお風呂があるので、思いっきし汗もかけたし(笑)。そおいや水晶岳は水晶があるから水晶岳なのですか。しりませんでした~(^^;;;。

投稿: komado | 2007.08.24 19:31

水晶まだ落ちてました? 拾ったかな----?

赤牛越えですか、タカも歩いてみたい候補の一つ。

投稿: タカ | 2007.08.24 06:35

4日目拝見しました。

どの写真を見ても綺麗でいいですね。やはり山に登るということは、寝ることでなければならない、水を飲むことでなければならない、+天気に恵まれなければならない、とつくづく感じます(笑)。

>ただただ歩いているだけなのにこの気持ちよさはいったい

それはまさに天国ということなのでしょう。一人でニヤニヤ笑いながら歩いていたんじゃないですか?想像できます(笑)。
私もアルプスの稜線歩きをしているときにそう感じることが多いです。実際天に近いからかも。

私の予想より丸一日早いみたいですね。
黒部湖に着いた後のおまけの一日が予想できずに楽しみです。

投稿: ケムンパス | 2007.08.23 20:01

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