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2007.03.19

雪降る春の今倉山

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(今倉山北尾根上部の造林小屋)

道志の山は交通の便があまり良くないこともあって私自身そんなに入っている訳ではないけど、その中でも今倉山北尾根はその尾根の規模から本当に長らく気になっていた尾根でした。

そんな今倉山北尾根を今回(03/17)ようやくの訪問。曽雌から猿焼山に上がり北尾根を辿って今倉山に出たら、丸四年ぶりに長スラ尾根(市ノ沢 中ノ沢中間尾根)下降して曽雌に戻るという周回コースを組んで歩いてきました。

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(猿焼山西峰にて)

今倉山北尾根はその尾根の規模や交通の便のことを考えると、おそらく大半の人が下りにとって歩かれると思います。でもこれは「花のひかり」開設直後の記事でも書いたんですけど、尾根の雰囲気を楽しむならここは面倒でもやはり「登り」に限るわけで、このことも今までこの尾根を歩かなかった理由だったと思います。

ということで今回は曽雌から大旅沢に入り、道志口の神社まで車を乗り付けてからのスタート。雪の降る中のスタートだったのは想定外で、少々まごついた一件があったものの猿焼山の東の尾根に取り付けばあとはその尾根を辿ればよいだけ。灌木茂る尾根から伐採跡に出ると行く先の猿焼山に今倉山北尾根も見えましたがまだまだ遠く、しかも上の方はガスって見えません。

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(エビラ沢ノ頭へののぼりしな)

でも雪の中を歩くもの久しぶりのことでなかなか良いものですね。それにもう真冬の寒さはなく、暖かさすら感じたのもそう思えた理由かも。棚沢ノ頭(798m)東鞍部で曽雌からの道が合わさると尾根上もスッキリ歩きやすくなり、登りだしの見え方からすると意外に早く猿焼山東峰に着きました。

東峰山頂にはなんと北尾根の方向に「登山道」とだけ記された公のもの?と思しき??道標がついてビックリ。松浦本(静かなる尾根歩き)で三角点のある西峰まで5分と書かれていたので、西峰へ往復してから北尾根に入ります。

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東峰にあった道標はもしかすると南鞍部のトヤノ峠から戸沢の温泉の方へ出る登山道でも出来たのではないか?と思ったのですが、トヤノ峠に降りても西へ下る道はなくこの予想はハズレ。しかし北尾根は「藪道」の類で考えればかなりスッキリしているけど、道筋はもとなく、不明瞭な箇所もあって「登山道」というにはちょっとキツいんでないのん?という感じ。

でもうっすらと雪化粧の施された雑木林の尾根は単純に美しく、エビラ沢ノ頭やパラジマノ頭への登りには展望の開けた露岩の尾根もあり、歩きの良いアクセント。結局かの道標はエビラ沢ノ頭とパラジマノ頭の山頂にもつけられていました。

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(西ヶ原ノ台直下にて)

パラジマノ頭からしばらく行くと尾根左(東)側の植林帯から明瞭な道筋が合流し、ここから道も明瞭になりました。道は一度西ヶ原ノ台の北西尾根へトラバースして西ヶ原ノ台を捲くので、ここで道を外れて西ヶ原ノ台に寄ってから尾根上を辿ると、まもなく雑木林の大きな広がりに出ます。

そこは二重山稜状の、そしておそらく伐採以前からあったと思われる自然林も残された素敵な場所で、ゆるゆる先を行くと噂の造林小屋がなんとか残っていました。ちょうど頃合いも良く、北尾根随一のランチ場と思われるこの場所でランチ。休憩中は晴れ間も覗いてそろそろ回復かと思われましたが、歩き出す頃にはまた雲って雪も少しちらついていました。

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(道志主稜より今倉山を振り返る)

そんな素敵な所もひと登りでスッキリ間伐されたカラマツ林に変わると今倉山まではあと少し。登り切って今倉山西峰に上がるとその間伐されたカラマツ林のお陰で北側がスッキリと明るくなっていたのにはこれまたビックリ。

すぐ西にある展望の良い露岩に寄ってから三角点のある東峰へ向かい、少し休憩をしたらようやく下山のはじまり。主稜を少し東へ下ってから北東へ延びる長スラ尾根を捉えて下りはじめます。長スラ尾根の下り始めは以前歩いた時と変わりなく、放置された枝木が歩きづらいカラマツ林。

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(長スラ尾根中部は伐採されていた)

何度かコケそうになりながらそんな中を下っていき、1040m圏のピークに出たらそこは一面伐採されており、晴れてきたこともあって大旅沢をめぐる山山の中腹を横切る林道が丸見え。ゆくゆくは二十六夜山の林道と繋がっちゃうのかな~と思いながら下っていくと再び藪っぽい樹林帯に入り、やがてと大旅沢沿いの林道(盛里林道)に降り立ちました。

あとは林道を歩いて神社に戻るだけなのででお花を捜しながらのんびり下っていきます。キブシはまだ蕾だったえどネコヤナギは咲き始め、そしてフサザクラやヤマハンノキは満開・・・といっても早春の木本の花って地味であまり目立ちません。以前だったら「何もない中を」淡々と下るだけだったんだろうけど、いろいろと教えてくれる皆さんのおかげで今はそれがわかる。でもそれってほんとうに素晴らしいことなんですよね。そんなことを話しながら歩く道のりはこの一日の山歩きを象徴しているようでもありました。(^^)(^^)

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

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コメント

北尾根、思いの外自然林は少なかったけど楽しかったですよ。今は歩きやすくなったようですし、かずさんなら登りでも楽勝でしょう。

でもあの林道・・・かなりヤだよね。かずさんが前に云ってたけど二十六夜の林道とつながっちゃうんだろうね。(;-_-) =3 フゥ

投稿: komado | 2007.03.22 20:58

おおおおお!
行ってしまわれたのね~!
あ~憧れの北尾根~。
僕も近々行く予定なのですよ~。先越されちった~(笑)
僕もあそこは登りで考えてますよ。
季節を変えて何度か行きたいね。

うぎゃあ!
林道痛そ~~~!
ブドウ岩ノ頭北西尾根まで伸びてたらやだなあ…。

読んでたらますます行きたくなってきたよ~。
はう~~~!

投稿: かず | 2007.03.20 01:40

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