やはり・・・
先月末辺りから北村(昌士)さんが亡くなったという噂話がちらほら流れていましたが、ここへ来て確実な筋からの情報が上がるようになり、どうやら確定の様相ですね。
とはいえここで北村さんの話をしてもわかるのはおそらくゴン太さんぐらいでしょうが(笑)、5.6年程前に病気になって以降ほとんど表だった活動をしていなかったので、心の中では近い将来こうなるのかなぁ・・・とは思っていました。
まぁ公私ともにいろいろとあった人なので(笑)いろいろ云われるのはしょうがないところだけど、少なくとも非常に優れた音楽の聞き手として、そして数々の才能を発掘したプロデューサーとしての仕事ぶりはやはりリスペクトされてしかるべきだし、多感な時期にフールズメイト(現在のビジュアル系誌とは全く違いました・ボクが読み出した頃は編集長はすでに羽積さんだったけど)を読み、ライブハウスへ通い、レコードや本を買いまくった・・・ボクにとってこの人から受けた影響は良くも悪くも本当に大きく、特別の感慨を禁じ得ません。
結局1998年の吉祥寺でのDIFFERANCEのライブがボクにとって彼の最後の姿になってしまいました。そおいやこの日はさかな(もしかするとその別ユニットのカメラかも)が対バンで確かポコペンさんが北村さんにエールを送っていたんだよなぁ。。。
しかし、この訃報に接したお陰でいろいろな方の消息がわかったのが収穫でした。ジュネ(AUTO-MOD)や川喜多姉さん(D-Day・しかもなにげに過去の音源がリリースされているし)がブログやってるなんてのも時代かな~?やっぱり。とにかく故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。詳しいのはここになるのだろうな。
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コメント
はいぼーるさん、こんばんわ。ようこそいらっしゃいました。
そして私のブログを見てくれている方達の中でで北村さんのことを知っている方がまだいらっしゃったことに驚きました。
>うぁああ、山に登りながら、こんななつかしい音楽を
>聴きつづけている人いるんだぁ、てのが、
(笑)(^^)
いちおう新しいのもそれなりには聞いているのですが、花のひかりを始めるに当たって歩いている山が山なのだから、音楽も埋もれかけていたその手の音楽のオマージュが一番あっているのでは?と思って山とは全く関係ないけど、ごくたまにこうやって載せるようにしたのです。だから題もPower playという手あかの付いた言葉をわざと使ってみました。
あとインターネット普及のおかげでで当時の情報がゾクゾク見つかるようになったのもPower playを始めたもう一つの理由でしょうか。今後もPower playはこの手のばかりを紹介していくつもりなので、更新毎にはどうぞ笑ってやってください(笑)。
こちらこそどうぞ宜しくお願いいたします。今後も本当に気の向いたときで結構ですので、山の情報などお話しを聞かせてもらえたら嬉しいです。
投稿: komado | 2006.07.17 22:30
komadoさん、こんにちは、はじめまして。
komadoさんのサイトはしばらく前から
ずっとROMらせていただいておりました。
山行ルート選択のセンスとその記録の表現のみずみずしさと共に
驚いたのが POWER PLAY で取り上げられるアルバムの数々。
うぁああ、山に登りながら、こんななつかしい音楽を
聴きつづけている人いるんだぁ、てのが、
私の勝手な第一印象でした。(失礼!)
今回の北村さんのこと、こちらで知ることが出来てよかったです。
ありがとうございました。
北村さんのアルバムレビュー、自分の精神的形成に
何らかの影響をまちがいなく与えられていたと思っています。
北村さん時代ののFOOLS MATE‥‥(遠い目)。
あ、今は私は奥多摩・中央線沿線に出没するただのハイカーです。
はじめてだのに、長々と書いてすみません、
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
komadoさんのこれからの記録、楽しみにしています。それでは!
投稿: はいぼーる | 2006.07.17 20:29
いや~、まさかゴン太さんがFMの熱心な読者だったとはあの時は本当にビックリしましたよ。でもとうとうその時が来てしまいました。まだ50前だったのか。
ボクはFMを読み始めたときは北村さんはすでにミュージシャン・レーベル運営者としての姿がメインでしたが、それこそゴン太さんは若き才気溢れる頃の北村さんをリアルタイムで見られているからボクなんかよりもある意味濃厚に影響を受けてらっしゃるのかも知れませんね。
>聴覚に訴えたミュージシャンの魂の叫びと云ったら大袈裟でしょうか、
>そういったものを無駄なく十全に言語化することにおいて天才といってよかったと思います。
そうですね・・・そうですね!そしてかなり大仰だけど怖ろしく明晰な文章は大変魅惑的でもありました。あとお気づきかどうかわかりませんが↑の画像をクリックすると亡きSSEのサイトの一部がまだ残っていて、晩年の?文章を見ることができます。
投稿: komado | 2006.07.17 00:26
そうでしたか。
奇しくも、ちょうど一年前でしたね。富士急の車内で偶然バッティングしたあと、わたしのところのブログで、お互いへんな音楽の趣味で盛り上がっちゃって...
あのとき、キタムラさんが病気で表に長いこと出ていないと聞いて、相当悪いのかな、と少し気がかりではあったのですが。。。
私もkomadoさん同様、若いときに出会ったので、影響はものすごく濃くうけてしまい、当時培われた感受性のようなものがその後の人生にいろいろな形で(いい意味でも悪い意味でも:笑)反映されているように思います。
聴覚に訴えたミュージシャンの魂の叫びと云ったら大袈裟でしょうか、そういったものを無駄なく十全に言語化することにおいて天才といってよかったと思います。
残念なお知らせではありますが、お知らせくださってありがとうございました。 m(_ _)m
投稿: ゴン太 | 2006.07.16 21:18