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2006.04.02

春まだ浅き日原

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(長沢谷ナギ谷出合にて・正面がナギ谷オキ尾根)

ようやく4月になって日原の長~~い猟期が明けましたね。ハイ昨日(04/01)はもちろん日原でしたヨ。(^^)

今回はこれまた懸案となっていたナギ谷ノ頭(1671m)の南西尾根たるナギ谷オキ尾根登路にとり、ナギ谷ノ頭に上がった後は天祖山には寄らず、梯子坂ノクビレから孫惣谷を下降。そして孫惣谷左岸(タワ尾根の西側)につけられている水源林巡視路を東へ辿り、焼小屋窪右岸尾根(焼小屋尾根)からタワ尾根へ再び登り返して,篶坂ノ丸から材木小屋尾根を下降。下段歩道に出て日原へ戻るという、かなりややこしい、そして私にしては長目のルートを歩いてきました。

久しぶりの日原奥地という事もあり今回は一番バスで日原入り。東日原から日原林道の終点を目指してえっちらおっちら歩き始めます。下流部ではフサザクラにダンコウバイ、キブシが見頃でしたが、それも八丁橋を過ぎるまで。咲いていた花々は徐々に蕾に変わり、林道終点近くではダンコウバイ?もまだまだ蕾。

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(オキ尾根唯一の生き証人?・ナギ谷オキ尾根中部にて)

林道終点手前から大ダワ林道入って長沢谷に降り、ナギ谷オキ尾根の末端部が延びているナギ谷出合までは長沢谷の河床歩きです。長沢谷はさしたる難場はないものの水量が意外に多く、これ以上水量が増えると靴を濡らさずに行くのは少々むつかしくなるかも知れません。

左岸側にツブレと云うより転がり小屋(昔の林道終点近く。小屋は新しいけどこれが真鍋本「日原を繞る山と谷」でいうオンマワシ小屋)を見て沢が左へ屈曲するとナギ谷出合なのですが、その手前の両岸が迫った石門状の辺りが真鍋本で云うオンマワシになるのでしょうか。ちなみにこの辺り宮内本「奥多摩」の記述は若干間違えているようです。

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(ナギ谷ノ頭直下にて)

ナギ谷出合は↑トップの写真のような感じなので尾根にどう取り付こうか一瞬考えかけたけど、滝の連なるナギ谷を少し上がると難なく取り付けました。

尾根は最初こそ気持ちのよい雑木林でしたがすぐに尾根右側が植林に変わり、雑木と植林に分けられた地形図通りの鉄砲登りが続く感じ。長沢谷周辺の他の尾根と同様、林相的な妙味は少ないと思います。それにこちらでは鹿のフンも以前ほどではないにしろかなり見かけて、途中にあった立派な掛小屋はシカさんの冬季トイレといった状態。

それでもナギ谷の頭に近づけば立派な自然林はあるし、山頂直下は明るい緩斜面になっていて、コースの設定上どうしようかと思っていたランチ場も労せずに良い場所が確保できました。(^^)

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(孫惣谷梯子坂窪・板小屋窪出合にて)

ナギ谷ノ頭に上がればしばらくはお気楽な登山道に径路歩きが続くのだろうと思っていたら、梯子坂ノクビレへの急な下りが凍結してつるつるになっており、ここの通過が登山道なのに今回一番大変だったのは皮肉でしょうか。

それでも何とかクビレに降りたてば、あとは明るい自然林の巡視路歩き。孫惣谷沿いの巡視路は徐々に天祖山の採掘現場が見えてくるのが玉にきずだけど、この道はいつ歩いても楽しいです。ただ巡視路自体去年より崩落が増えており、若干荒れている感じでした。

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(焼小屋窪右岸尾根中部にて)

孫惣谷の巡視路は下部に来ると水松山中尾根を乗り越して水松谷に降り、そこから左岸の斜面を再び登り返してというか大高捲きして御供所へ降りるのですが、焼小屋窪右岸尾根を下から行くのはちょっとしんどかったので、今回は高捲きの途中で孫惣谷左岸の巡視路に入り、その巡視路をしばらく行ってから焼小屋窪右岸尾根に取り付きました。

そんな感じなので焼小屋窪右岸尾根の登りはおそらく実質200mちょいぐらい。この尾根も一部カラマツ植林が絡みますが、自然林の明るい尾根でした。この尾根の下部は巡視路から見ると尾根が広く、なかなか良さげな感じなので一度通しで歩かないといけないですね。

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(篶坂ノ丸にて)

そしてタワ尾根に上がれば、かの自然林を愛でながらののんびり尾根歩き。篶坂ノ丸で少々休憩した後は久しぶりに材木小屋尾根を降りました。

今回は時間もあったので尾根を忠実の降りるのではなく、尾根周辺の緩斜面を、林を愛でつつウロウロしながら降りてみました。篶坂ノ丸の山頂周辺はそれなりには歩いていたのですが、今回は新たな発見もあってかなり楽しかったです。

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(材木小屋尾根上部附近の緩斜面)

途中植林帯に入るとお猿とも遭遇。去年の秋にも四軒小屋尾根で会ったけど、どうやらここいらに住み着いているようです。そんなサル達をからかいながら降りて小川谷の音が聞こえてくると下段歩道にポンと出ます。

下段歩道に出ればあとは日原へ向かうだけ。下段歩道は噂通り改修されており、石組みも路肩もしっかりしています。そして何より下段歩道の難所の一つであった、鈴坂窪先の崩落地に桟道が掛けられており、その姿を見たときは思わずひとり歓声を上げてしまいました。

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(材木小屋尾根中部の緩斜面)

もちろん改修されたとはいえ、そこは高捲き道ですからすでに新たな(小さな)崩落がいくつかあり、完全には気を抜けません。でも一頃に比べればその通過は非常に楽でした。<(_ _)>

今回は5ヶ月ぶりの日原ということで未踏の尾根の踏査と長く歩く事を主眼に置きましたが、次からはかの自然林や数少ない?お花を愛でる余裕を持った歩きをして行こうかと思っています。これから木々が徐々に芽吹き、新緑が山肌を染める頃が日原の一番良い季節。今シーズンもたくさん歩くぞ~!(`0´)ノ!!

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(下段歩道の難所も修繕されている)

あっ言い忘れていましたが、日原林道は八丁橋のすぐ先で崩落があったためお車は八丁橋までです。崩落の状況から見て復旧までかなりかかるものと思われます。GWの通行も絶望的でしょう。

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

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【奥多摩 2006】」カテゴリの記事

コメント

うんにゃ、土地勘さえつけばシマダさんなら余裕の距離でしょう~。godH氏はいわずもがなで、それに和菓子の似合うH氏とシマダさんはtakigoyamaさんの言葉を借りれば鬼足3兄弟??

今年はいつもの山行きと少し毛色を変えているんですけど、新緑の時期はやっぱりこちらになっちゃうかな~??(^ー^* )フフ♪


> 同感(^^)

でしょ?でしょ?(^^)(^^)

投稿: komado | 2006.04.05 19:55

・・・・・・・・・・・・・・・「ハイ歩きました」じゃ本当にもったいない所だし、

同感(^^)

投稿: ba_sobu@弱足なり | 2006.04.04 19:33

いつもながら感心させられるすばらしいコース取りですね
小生も少しずつこの辺りを歩く予定です、こんなに一気には無理ですよ~
もうすぐ若葉が萌えてきますね!誰かを誘おうか?

投稿: シマダ | 2006.04.04 18:37

みなさまこんばんわ。長沢谷から天祖山タワ尾根を越えて日原に戻るというのは実は一度やってみたかったのでした。

>なるしまさん
ようやく歩けましたよ。(^^)土曜は山歩きというより山旅と云った感じでしょうか。登り返すのが若干面倒でしたが、期間があいた分いろいろ見ておきたかったという気持ちが強くなっていたのです。

でも次からは記事でも言ったとおりもう少し余裕のあるものになると思います。ささっと通り過ぎて「ハイ歩きました」じゃ本当にもったいない所だし、そう言う報告をみると少し悲しくなりますね。

>かずさん
おっと、いきなり購入されていましたか~。詳しくはかずさんの掲示板で云うつもりですが、ここいらはボクより識者T氏が詳しいでしょう。本の相場とかもね。

ちなみに真鍋さんの本は入手がかなりむつかしい??みたいです。でも眞鍋本と宮内本は日原を歩いている人間にはバイブルみたいなものかも。とにかく歩けば歩くほどその本の深みがわかってきます。

>ba_sobuさん
はい、焼小屋窪右岸尾根=オリツキ窪左岸尾根でございます。オリツキ窪じゃわかりづらいので、わかりやすい表記に私がかえました。もちろんこの名称は私の今までの方針と同様あくまで仮称です。

でもこの尾根の下部は水曜隊や筆まかせさんのお話しを聞いているので私もあのコースで歩いてみようかな、とも思っています。孫惣谷は天祖山の採石のお陰で山歩き沢歩きの対象から疎外されてしまったけど、実は見所は沢山あるんですよね。(^^)

投稿: komado | 2006.04.03 23:07

今回はKomadoさんらしい歩き、
わたしもワクワクしながら 久しぶり、地図上でハイキングさせていただきました。ふー、わたしは途中で道に迷ってしまったよ。というのは、たわ尾根に上がるところで尾根がわからなくなってしまいました。うとう沢とおろせ尾根の間らしいけど、焼小屋窪右岸尾根って、どこだろうか?あっ、もしかしたら! オリツキ窪左岸尾根と同じ??・・・だとしたら、ん年前、森林館の人に案内してもらって下った尾根で、すごい、いいものたくさん見られた尾根なんだ。同じ尾根ならKomadoさんの今回のやまたびの景色の一部を思い浮かべることができるから、すこしは「やったぁ」という気分。そんなうまい話はなくて、違う尾根だろうね、でも、オリツキ窪左岸尾根と近いことは間違いないでしょうね。地図上ハイクのご案内くださって、ありがとうございました。

REP楽しみです(^^)

投稿: ba_sobu | 2006.04.03 18:07

ナギ谷とオキ尾根はエアリアに載ってないよね?
ナギ谷ノ頭があったから、この尾根?
と想像しました。
正解だったら嬉しい!

こういう尾根の名が載っている本て真鍋さんの本がいいのかなあ?
できれば、正確な著者名とタイトル教えてくだしゃ~い。
静かなる山とその続編2,400円、大菩薩連嶺4,200円は購入しましたよ~。
奥多摩の田島本ってなかなか無いんだね。
まだ購入できてません。

投稿: かず | 2006.04.03 00:47

KOMADOさんの歩かれたコースを地図で辿って草臥れました。
よくもこんなに歩けるものですねーーーー。

実にほんとに羨ましい限り^^^^。
もう4月、春の風を貰いに 我々
ジジ、ババもがんばりますぞ!!!

投稿: なるしま | 2006.04.02 20:50

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