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2006.03.29

03/25 三ツ森オフ~ (^^)

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(鋸尾根中部にて)

えっと・・・なぜか三ツ森山頂での写真が一枚もありませんでした~。(^^;;;

さてさて・・・みなさまのおかげさまをもちまして当サイトも50000アクセス(ユニークでね!)を超えまして、それを記念して??土曜(03/25)は三ツ森(北峰)でオフミを行いました。

当日はいちおう三ツ森の山頂に集合!と云う事にしていたので、私はba_sobuさんご夫妻とkuroさんとでパーティを組み、今回はヒネらずに鋸尾根を登路にとるつもりで猿橋駅に降りたら、そこにはすでにhillwalkerさんとかずさんがいました(笑)。

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(鋸尾根上部にて)

結局みんな上和田行きのバスに乗り込み、やっぱりみんなこのバスだね~などと話ながら、西原峠廻りで行くというhillwalkerさん・かずさんと別れて杉平入口でバスを降ります。

登路の鋸尾根は少なくとも4.5年は歩いておらず、本当に久しぶり・・・というか取付辺りの記憶がほとんど残っていないのでちょっと心配していましたが、降りたバス停には大月市の道標があり、そんな心配は無用でした。

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(鋸尾根中部にて)

春の日差しが燦々と注ぎ込む明るい小姓集落の中を行き、尾根に取り付いて植林の中をしばらく登ると、あっけなく雑木林に変わって、あとはダンコウバイにキブシの黄色にうっすらうっすらと染まる林を愛でながらの尾根歩き。

標高が上がるとそんな許ない黄色い花々も見かけなくなりますが、尾根が緩くなった所からがこの尾根のハイライト。アカマツ混じりから、スラッと揃った木々の連なる素敵な林に変わって、あーやっぱりここは佳い所だな~、と思いながらゆるゆる歩ける幸せな道のりです。(^^)

そしてそんな緩い広尾根から尾根が痩せると、ヒカゲさんをチェックしながら鋸の岩コブをいくつか越えて、三ツ森にはお昼チョイ過ぎに到着。

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(尾名手峠からのトラバース道)

山頂にはすでにhillwalkerさん・かずさん、そして坪山から回ってきたHgさんがおり、挨拶もそこそこにノベルティであるヱビスを渡したり、いろいろお話をしながらランチ。普段山ではお酒を飲まない私も今回は珍しく飲んでしまいました。(^^ゞ

山頂に着いた当初は、予定の13時半まで居るのは長すぎてヒマをもてあますだろうと思っていたのですが、やはりというか山やお花の話で盛り上がり、一足先に下られたhillwalkerさん、奈良倉山へ向かうというHgさんを見送って、かずさんを加えて動き出したのはやっぱり予定の時間。

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(長尾根下部にて)

下りの長尾根も行きの鋸尾根と同様 雑木林の美しい尾根で、落ち葉の積もったふかふかの道のりにみんな歓声を上げたり、もぐったり(ってそれはか○さんだけか・笑)と笑い声が絶えません。

そして再び花が出てくると撮影に同定にいそいそ動くようになり、会話も自然とお花の事になったのですが、ダンコウバイの雄株と雌株の話を熱心に語るかずさんの姿がとりわけ印象的でした。

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(今日歩いた山・尾根を振り返る・浅川入口BSより)

今回は長尾根を駒宮砦まで足を延ばしてから浅川沿いの落合橋に降り、国道へ登り返して山歩きはおしまい。バス待ちの間に残っていたヱビスで乾杯して、帰路につきました。そしてその帰路もたいへん楽しく、別れるのが名残惜しかったです。

当日は天気もまぁまぁ良かったし、参加者のみなさまのお陰でオフミも大成功!楽しい一日を過ごす事ができました。

呼びかけに応じてくれたHgさん、hillwalkerさん、おつきあい頂いたba_sobuさん、そしてそして・・・グズグズしていた私の肩をポンと押してくれたkuroさん、かずさん、ほんとうほんとうにありがとうございました。また機会がありましたら、その時はよろしくお願いいたします。<(_ _)>
 

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2006.03.23

黍殻山と袖平山をぐるりと

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(姫次から袖平山への道すがら)

3月に入ってから春を探してお花目当ての山行きが続いていましたが、春分の日(03/21)は毛色をチト変えて(実は秩父方面と天秤にかけていた)約ひと月ぶりの丹沢へ。

ということで、今回は久しぶりに青根から黍殻山北西尾根を登路にとり、稜線を姫次・袖平山と辿ったあとは去年歩きそびれた袖平山北尾根を下降してまた青根に戻る、という珍しく2週連続の周回コースで歩いてきました。

登路にとった黍殻山北西尾根は中腹の920m圏で尾根を二手に分けているので、当初はどちらを歩こうかとかなり迷ったのですが、今回は地形図に神社マークのある558m峰を通る枝尾根をとっています。

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(立派な神社あり・黍殻山北西尾根558m峰にて)

東野バス停からほど近い取付も難なく見つかり、のっけから灌木・笹の被る尾根の様子に少々面食らいましたが、あがりきった558m峰は大きい祠と小さい祠が五つ並んだ立派な神社になっていました。

実はここには立派な階段のつけられた参道が西から来ており、下の方に赤い鳥居も小さく見えていたのですが下るのが面倒だったので割愛してしまいました(笑)。面倒がらずに降りれば神社の名前もおそらくわかっただろうに。。。

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(黍殻山北西尾根・中部までは藪が被る)

尾根の林も最初は植林でしたが、じきに雑木林に変わります。しかし切れ間はあるものの下から笹藪が続いており、結構手間がかかるかも・・・と思い始めたら、尾根左側がカラマツ植林に変わり、笹藪も消滅。

そこから先は藪のない痩せた尾根を行き、920m圏で850m峰を通る枝尾根と合流して少し上がると、なんと左手から唐沢からと思われる明瞭な道が来ており、これにはビックリというかガッカリ。

あとはその道を辿るような形で、道には階段までついていたりと至れり尽くせり。が、黍殻山に近づくと道は尾根を捲いたり、尾根の両側から新たな道がいくつも来たりと、どれがどの道なのがよくわからない状況になってきたので、尾根上を忠実にたどって山頂へ上がりました。

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(黍殻山避難小屋前の園地)

雨量計が建つだけの山頂は少し休んだだけでさっさと出発して、とりあえず避難小屋の様子が見たかったので主脈縦走路を姫次方面へ行くと、着いた小屋分岐の道標には「園地避難小屋」との表示。

何で黍殻山じゃなくて園地なの??と思って道標に従い下ってみると疑問はすぐに氷解。あそこは本当に広々としているんですね。あそこまで広いとは思いませんでした。なんか学校の遠足なんかで昼食の場所になりそうなぐらい。(^^ゞ

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(姫次より)

展望の楽しい姫次も今の時期では晴れてても↑こんな感じ。今回はのんびりWBCの決勝戦をラジオで聞きながらのランチ。ちょうど試合が始まったばかりの日本がいきなり4点とった時で、ひとり歓声を上げて周囲から変な顔をされましたがもう構いませ~ん(笑)。

んで、ランチをとり終え野球の方も落ち着いたら、腰を上げてお隣の袖平山へ向かい、「東野」と書かれた道標に従って北尾根の下降開始します。

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(袖平山北尾根上部にて)

袖平山北尾根は道標もあるぐらいなので、マーキングは豊富。尾根も急ですがそんなに歩きづらくもなくスイスイ降りられます。

そして944m峰で右折して北東へ延びる尾根に入り(道標あり)、マーキングを追って暗い植林の中をグングン下り、尾根が緩むとまもなく堰堤のある林道終点に出て山道はおしまい。ということで実際のルートは地形図やエアリアの破線路とはちょっと違いました。

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(黍殻山北西尾根の姿・帰りしな青根より)

でもこのまま林道を降りてしまうと時間が余ってしまうので、尾根末端部の594m峰にも寄ってから林道に降りました。

林道に降りたら再びラジオをつけて、野球の続きを聞きながら東野へ向かったのですが、東野へ着いたらまもなく試合が決着して日本が優勝!!今回は酒屋さんが開いていて無事祝杯をあげることができました。(^^)

しかしよく考えてみると、前にここに来た時(去年のシロヤシオお花見)は安田記念で藤田の伸ちゃんが3年ぶりのGI勝利でひとり絶叫していたのですが、今回も試合を聞きながら絶叫していました(笑)。なんか私にとって青根とは勝負事の良い縁がある土地のようです。

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

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2006.03.21

04/01 三ヶ木~月夜野線ダイヤ改正

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4月1日からの東野BS時刻表)

初っぱなからもう一度云いますが、4月1日からの時刻ですので、みなさまお間違いのなきようヨロシクお願いいたします。<(_ _)>

・・・ということでこの時刻表を見て一発でその違いをわかった人は丹沢通??かもしれません。要は土休日午後の三ヶ木行きの便が一時間繰り下がりっています。

健脚な方なら青根からの蛭ヶ岳日帰りも可能でしょうし、個人的にも丹沢道志の山行きの幅が広がる大変嬉しいダイヤ改正です。(^^) ちなみにやまなみ温泉~東野間を担当する藤野町営バスの方も4月1日に改正するようですが、土休日に関して云えば変化なしのようです。

便は少ないながらも青根方面へ行くには一時よりも便利になっているので、とにかく路線がなくならないよう、みなさんできる限りバスに乗ってあげましょ~!(`0´)ノ!
 

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2006.03.18

またまた春の前道志

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(塩瀬沢・・・二俣手前のナメ滝)

ここ数日気温の高い日が続いて一気に春めいてきましたね。今週ももちろん?ここのところ続いている中央線沿線・・・前道志の山々。ということで土曜(03/18)は先月こちらを歩いた時に矢平山西側の雑木に覆われた山肌を見てから、近いうちに歩こうと決めていた矢平山北西尾根を歩いてきました。

今回はその北西尾根を登路にとって前道志の稜線にあがり、稜線を西へ倉岳山まで行き、懸案ともなっていた北東尾根747m峰の北支稜を下降するコース。実は最後の最後にちょっとした余禄??もあったのです。(^^)

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(矢平山はもうすぐ・矢平山北西尾根上部にて)

筆まかせさんが本で紹介されている矢平山北西尾根本来のルートは瑞淵寺まで歩いてから塩瀬沢沿いに遡るのですが、ちょっとした目的もあり今回は塩中橋のたもとから沢へ下っている道に入ってさっそく入渓。

沢に降りてまず驚いたのがその水量の豊富さと意外とも云える渓相の良さで、前道志の山の浅さを考えれば深山幽谷も決してオーバーな表現ではないですね。さすがに新しい林道の通る一ノ瀬橋まではボサっぽかったですが、そこから先はスッキリします。

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(舟山からの下りしなより、倉岳山までの稜線)

なおも沢をつめて、目的だったハナメコノメにも無事に逢えたしそろそろ径路へあがろうかな、と思いながらなおも行くと、沢が右へ直角に曲がる手前辺りで右岸に本来のルートを見つかり、ここで径路に這い上がりました。

径路を辿るとほどなく良い休憩ポイントにもなりそうな二俣に出て、ここで北西尾根に取り付きます。

急な尾根をせっせと登り周囲の様子が見えてきた所でまた驚いたのが、塩瀬沢流域の山肌の大半が雑木林に覆われており、植林がかなり少なったこと。あの流域の規模であの水量があった理由はここにあるのかも、と思いました。

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(鳥屋山の辺りだったと思う)

もちろんそんな北西尾根も露岩混じりの雑木林が続く尾根で、あがってから間もなく南アが見え出したのが嬉しかったし、ダンコウバイやキブシも咲き始めて楽しい道のり。

矢平山にあがったらすっかり春模様になった稜線を西へ行き、はからずも稜線から外れた751.3m峰で先月同様にランチ。ランチ中に曇ってきた事もあり早めに切り上げて倉岳山に向かいましたが、今回は曇っていたにもかかわらず富士が見えていたのは幸運でした。

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(北支稜にも道標が・倉岳山北東尾根747m峰附近にて)

下りの倉岳山北東尾根を歩くのも丸三年ぶり。747m峰までは雑木と植林に分けられた、急ながらもふかふかの道のりは変わり無し、ですが747m峰のすぐ先の分岐には「梁川」と記された私製の道標がありました。

そしてその分岐で右に曲がらず、なおも直進するのが北支稜で、通せんぼを越えて先を行くとこちらにも「下畑」の同じ道標があってビックリ。最初はアカマツ立ち枯れ・倒木の夥しい荒れた雰囲気が続きます。

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(この先みつやぶ・桂川右岸の径路にて)

そんな様子もまもなくスッキリすると、尾根上には明瞭が道筋が現れてまたビックリ。道筋は藪っぽい箇所があるものの、その下にある急斜面を大きく捲いたりしながらも尾根に沿ってしっかりついており、これはこのまま行けるかも、と思っていたら尾根末端部に近づくと道は尾根から西へ外れてしまいました。おそらくこの西へ外れる方が下畑への道なのでしょうね。

ここでそのまま道筋を追う事を考えたのですが、尾根筋はまだまだ明瞭だったのでなおも尾根の方を追うと、桂川の流れが見える尾根末端で尾根を東西に乗り越す明瞭な道に飛び出してまたまたビックリ。

道は藪が被るものの明瞭で西へ行けばすぐに下畑へ出られるのだろうけど、もしかしてこれは立野(梁川)へ繋がっている桂川右岸の古道なのでは?と思いつき、ここで時間もある事だしダメもとで東へ辿ってみる事にしました。

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(右岸径路も後半はしっかりした道)

実際に径路を辿ってみると不明瞭な箇所が多く、沢を渡る所で捜索したり、思いもかけず大藪漕ぎな場面もありましたが、きちんと繋がっており、後半は林道状の明瞭な道になって無事梁川駅にたどり着きました。

今回は春の低山をのんびりと楽しむつもりだったのに、思いもかけない径路探索がプラスされて、楽しく充実感のある山行きでした。それに今回歩いた桂川右岸の径路もあの附近の地図を見るたびに、おそらくあるのでは?と思っていたので、それが確認できたのも嬉しかったです。

こうなるとあとは下畑と繋げてみたい所だけど、実行はいつになる事やら。。。(笑)

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

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2006.03.12

春めく道志の山山

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(細茅ノ頭北尾根中部の雑木林)

もうこちらのブログやBBSの方では何度か云っていますが、まだ早春とも云えるこの時期になると行きたくなるのが道志の山山。

ということで土曜(03/11)はba_sobuさんに車を出してもらって一年ぶりの道志シリーズ。今回は大平戸沢左岸尾根・・・細茅ノ頭北尾根を登路にとり、道志主稜を赤鞍ヶ岳・朝日山と辿ってから棚ノ入山東尾根を下降するという、王ノ入川をめぐるミニ周回コースを歩いてきました。

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(細茅ノ頭北尾根中部にて)

当初はコソッペ沢・大平戸沢の中間尾根である細茅ノ頭北東尾根を末端から歩くつもりだったのですが、いざ車で王ノ入川ぞいの林道に入るとよい駐車スペースがなかなか見つからず、奥へ奥へといってしまい、ようやく停められた場所は下に堰堤の見える秋葉さまの祀られた所。

移動中は駐車スペースを探すのに必死だったために現在地が完全に確定できないまま(笑)、とりあえず王ノ入川に降りて対岸へ渡り、そこから川下へ少し下ると堰堤の手前で沢が来ていたので、これでこの沢が大平戸沢である事がわかってようやく現在地も確定。

ここから右岸の尾根、北東尾根(の支稜)へ行っても中途半端なので、左岸の北尾根を行く事にしました。

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(道志主稜・細茅ノ頭からの下りしな)

その北尾根ですが、先ずは集落跡??とも云いたくなるような台地をいくつか越えると、手入れされた明るい植林帯の急登が続きます。

急登をこなして尾根が緩むと和やかな雑木林に変わり、ゆるゆる詰めていくと再び植林に変わって、また急登というか急斜面にしか見えないような本当に急な登りになるという、地形図通り緩急のメリハリがクッキリハッキリした尾根でした。

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(道志主稜・1193m峰附近だったと思う)

そしてその急登をこなすと北東尾根と合流。植林と雑木に分けられた中をしばらく行くと、主稜上の一ピークといったおもむきの細茅ノ頭に出ます。

でも、ここからの道志主稜線が今回は一番楽しかった所。
前日の雪が残る伐採跡に植林帯、そして明るい雑木林に、ブナの大木が目立つ自然林など見所も多く、一部笹藪の被る場所もありましたが、みどり輝く小笹に縁取られた道のりもあって・・・って丹沢と同じような言い方かも知れないけど、でも実際はやはり違う、道志の雰囲気。

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(ウバガ岩より・奥が朝日山)

ランチ場も当初予定していた赤鞍ヶ岳がかなりイマイチで先を行ったのですが、秋山峠手前辺りの雑木林で今回は無事に見つかり、先月の反省もあって?のんびりゆったり。先週同様、日差しも暖かくぽかぽかでフリースも要らないぐらいの陽気は本格的な春の到来を感じさせるものでした。

ランチ後は朝日山に上がってから北のサンショ平(南斜面が皆伐されていた)へ向かい、すぐお隣にある棚ノ入山東尾根の下降にさっそく移ります。

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(サンショ平手前のピークにて)

東尾根は尾根そのものが短いし、地形図で破線もついているので簡単に降りられるのだろうと思っていたら、これが大間違い。植林と雑木に分けられた尾根は日差しが入るせいか、のっけから灌木・バラ藪混じりのスズタケ帯が続いて簡単には降りさせてくれません。

こんな状態なので二十六夜山の尾根の方からトラバって来るはずの地形図の破線路も当然確認できなかったし、尾根の下道自体も薄く、完全に廃道状態といえるでしょう。

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(棚ノ入山東尾根上中部はスズタケ&灌木混じりの藪が続く)

そんな藪尾根も下の林道が見え出すと雑木林に変わってくれてほっと一息。ここでba_sobuさんがマンサクの花がようやく見つけてくれて一本だけなのに大喜び。下の林道に降りてからはダンコウバイも見つかって、これも一本だけなのに大喜び(笑)。

マンサクもダンコウバイもありふれた花で、これからしばらく経てば一瞥するだけのお花になってしまうのに、初物は、というか特に早春に咲く花の初物を見つけたときの嬉しさというのは、他の花の時にはない感慨というかスペシャルなものがあるような気がします。

今回は花だけでなくその行程自体がそんな嬉しさにあふれた、佳き一日でした。ba_sobuさんご夫妻には本当に感謝です。ありがとうございました。<(_ _)>

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>

・・・・・☆・・・・・☆

03/15 21:09・・・追記です。

あと実は月曜(03/13)にもお山へ行ってました。(^^ゞ
久しぶりの平日山行。かの扇山も独り占めでという楽しい一日。
REPは何故かあがっていますが(笑)、ブログの方は更新できるかわかりませ~ん。

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)> 
 

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2006.03.06

秩父の重鎮 大平山

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(大平山から大ドッケへの下りしなの自然林)

南関東の山々に於いては歩かれていない山を探す方がむつかしい位だと思うのですが、今回久しぶりに訪れた大平山はその数少ない一つに挙げられる山でしょう。

ということで日曜(03/05)はそんな大平山を東日原から一杯水、七跳山経由で訪れ、下りは尾根伝いに大ドッケ、峠ノ尾根と辿って浦山の川俣へ降りるというコースで歩いてきました。

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(ヨコスズ尾根登山道の様子)

3月に入って気温が緩んだせいか日原行きの2番バスは席が埋まるぐらいのハイカーがいましたが、ヨコスズ尾根に入ったのはほんの数人。帰りのバスの事もあり、のんびりと歩いて七跳山へ向かいます。ちなみに積雪は一杯水までは10cm以下。

一杯水から縦走路を西へ行くと積雪も20cmほどに増えてようやくスノーハイクらしくなりました。ハナド岩では快晴なのに展望は霞んでいて、富士もやっとこ確認できるくらい。花も葉もまだだけど、そんな光景はもうすでに春って感じですね。

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(七跳山直下にて)

縦走路をなおも西へ行き、東鞍部から七跳山に這い上がればあとは大平山の大クビレへ下るだけ。ここもスズタケが枯れてなくなり怖ろしいぐらいに歩きやすくなっています。天目山林道の乗越す大クビレまではなぜかマーキングが煩いぐらいについていました。

あと言い忘れていましたが七跳山はいちおう干支の山です(犬剥簾ノ峰・犬麦スダレノ峰)。私自身干支の山を必ず訪れる訳ではありませんが、手軽に行ける所ならやはり行ってしまいます。(^^ゞ

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(大平山の大クビレにて)

陽当たりのよい大クビレでランチをとったら、大平山へ登り返して下山開始。とはいえ実はここからが本番だと思っていたのですが、営林局で測量でもされたのか??下道は比較的明瞭だし、境界見出標やらペンキマークやらも続いて拍子抜け。

が、そんな楽な道のりも1469m峰の先の尾根を分ける所までで、あとは当たり前ながらスズタケが被るようになり、雪がついている事もあってすぐに全身びしょ濡れ。でもここから1315m峰までの自然林が素晴らしく、尾根が広い事もあり藪を漕ぎつつ周囲をウロウロ。ここはこの尾根筋で一番の見所だと思います。

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(大ドッケへの下りしなの自然林)

そして古い道標が健在だった1315m峰からひと下りして登り返した小さな突起が大ドッケで、ここでなおも北へ延びる主尾根と別れて北東へ延びる峠ノ尾根に入ります。

峠ノ尾根もしばらくはズスタケの被る藪道が続きますが、それも1050m圏の東端で出る伐採跡まで。ここで最後の展望を楽しんで再び下り始めると、尾根は和やかな雑木林に植林帯を交える快適な道のりに変わりました。

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(峠ノ尾根中部の伐採跡より・仙元尾根の奥に有間山)

やがて送電塔(720m圏・新秩父線61号)に出れば、あとは明瞭な巡視路が麓まで導いてくれる段取りで、地蔵峠で道中の無事を感謝すれば、のんびり降りても川俣までは15分ほど。

この日が渓流釣りの解禁日だったので淡い期待を持ちつつ大日そばへ寄ってみたのですが、まだ3月なので店は当然お休み。でも地元の方やバスの運ちゃんなどなぜか話し相手に恵まれて、暖かくなったこともありバスの待ち時間も楽しく過ごせました。

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(地蔵峠の山ノ神とお地蔵さま)

大平山はマイナーだし、バックに長沢背稜/都県界尾根が聳えているせいでイマイチ目立たないし、林道から山頂へ簡単に行けてしまったりすることもあり、疎外されている上に軽んじられてもいる存在なのではないでしょうか。

でも向かいの大持山から見える大平山のその立派な姿を知っている人もそれなりにいるだろうし。なにより地形図を見てもその巨きさがわかるように、秩父の重鎮としての貫禄は十二分にあると私は感じています。

大平山・・・今後も大日そばと組み合わせて、何度でも訪れたい山ですね。(^^)

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

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