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2006.03.23

黍殻山と袖平山をぐるりと

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(姫次から袖平山への道すがら)

3月に入ってから春を探してお花目当ての山行きが続いていましたが、春分の日(03/21)は毛色をチト変えて(実は秩父方面と天秤にかけていた)約ひと月ぶりの丹沢へ。

ということで、今回は久しぶりに青根から黍殻山北西尾根を登路にとり、稜線を姫次・袖平山と辿ったあとは去年歩きそびれた袖平山北尾根を下降してまた青根に戻る、という珍しく2週連続の周回コースで歩いてきました。

登路にとった黍殻山北西尾根は中腹の920m圏で尾根を二手に分けているので、当初はどちらを歩こうかとかなり迷ったのですが、今回は地形図に神社マークのある558m峰を通る枝尾根をとっています。

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(立派な神社あり・黍殻山北西尾根558m峰にて)

東野バス停からほど近い取付も難なく見つかり、のっけから灌木・笹の被る尾根の様子に少々面食らいましたが、あがりきった558m峰は大きい祠と小さい祠が五つ並んだ立派な神社になっていました。

実はここには立派な階段のつけられた参道が西から来ており、下の方に赤い鳥居も小さく見えていたのですが下るのが面倒だったので割愛してしまいました(笑)。面倒がらずに降りれば神社の名前もおそらくわかっただろうに。。。

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(黍殻山北西尾根・中部までは藪が被る)

尾根の林も最初は植林でしたが、じきに雑木林に変わります。しかし切れ間はあるものの下から笹藪が続いており、結構手間がかかるかも・・・と思い始めたら、尾根左側がカラマツ植林に変わり、笹藪も消滅。

そこから先は藪のない痩せた尾根を行き、920m圏で850m峰を通る枝尾根と合流して少し上がると、なんと左手から唐沢からと思われる明瞭な道が来ており、これにはビックリというかガッカリ。

あとはその道を辿るような形で、道には階段までついていたりと至れり尽くせり。が、黍殻山に近づくと道は尾根を捲いたり、尾根の両側から新たな道がいくつも来たりと、どれがどの道なのがよくわからない状況になってきたので、尾根上を忠実にたどって山頂へ上がりました。

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(黍殻山避難小屋前の園地)

雨量計が建つだけの山頂は少し休んだだけでさっさと出発して、とりあえず避難小屋の様子が見たかったので主脈縦走路を姫次方面へ行くと、着いた小屋分岐の道標には「園地避難小屋」との表示。

何で黍殻山じゃなくて園地なの??と思って道標に従い下ってみると疑問はすぐに氷解。あそこは本当に広々としているんですね。あそこまで広いとは思いませんでした。なんか学校の遠足なんかで昼食の場所になりそうなぐらい。(^^ゞ

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(姫次より)

展望の楽しい姫次も今の時期では晴れてても↑こんな感じ。今回はのんびりWBCの決勝戦をラジオで聞きながらのランチ。ちょうど試合が始まったばかりの日本がいきなり4点とった時で、ひとり歓声を上げて周囲から変な顔をされましたがもう構いませ~ん(笑)。

んで、ランチをとり終え野球の方も落ち着いたら、腰を上げてお隣の袖平山へ向かい、「東野」と書かれた道標に従って北尾根の下降開始します。

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(袖平山北尾根上部にて)

袖平山北尾根は道標もあるぐらいなので、マーキングは豊富。尾根も急ですがそんなに歩きづらくもなくスイスイ降りられます。

そして944m峰で右折して北東へ延びる尾根に入り(道標あり)、マーキングを追って暗い植林の中をグングン下り、尾根が緩むとまもなく堰堤のある林道終点に出て山道はおしまい。ということで実際のルートは地形図やエアリアの破線路とはちょっと違いました。

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(黍殻山北西尾根の姿・帰りしな青根より)

でもこのまま林道を降りてしまうと時間が余ってしまうので、尾根末端部の594m峰にも寄ってから林道に降りました。

林道に降りたら再びラジオをつけて、野球の続きを聞きながら東野へ向かったのですが、東野へ着いたらまもなく試合が決着して日本が優勝!!今回は酒屋さんが開いていて無事祝杯をあげることができました。(^^)

しかしよく考えてみると、前にここに来た時(去年のシロヤシオお花見)は安田記念で藤田の伸ちゃんが3年ぶりのGI勝利でひとり絶叫していたのですが、今回も試合を聞きながら絶叫していました(笑)。なんか私にとって青根とは勝負事の良い縁がある土地のようです。

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

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【前道志・道志・丹沢 2006】」カテゴリの記事

コメント

いや~、ホントに不思議。姫次でお昼をとっていたときも実は天気予報を聞こうと思っていたら野球をやっていて、あ”~っそうだった!って思い出したのです。

林道に降りて歩き出したときは8回のピンチで間もなく一点差になったホームランが出て愕然。でもラジオのアナウンサーがみんなで祈れば太平洋を越えて声援が伝わる、みたいな事を言っていたので一緒に祈っていました(笑)。あの日はホントに興奮したなぁ。

避難小屋前の園地。ホントに気持ちいい所で確実にテンバの適所なんだけどやはり丹沢。「テントは禁止」とかいてありました。でもテーブルベンチの上で雑魚寝はどうなるのだろうか??

投稿: komado | 2006.03.26 20:19

姫次は好きな場所ですよ~。
避難小屋のとこあんなに広々してるとは知りませんでした。
泊まりで出かけないと~。

投稿: かず | 2006.03.24 22:20

丹沢は春の光感じますね・・
ラジオ片手に、祝杯はきっと美味しかったね★

投稿: kuro | 2006.03.24 08:04

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