ごくごく普通に?鷹ノ巣山
(鷹ノ巣山山頂にて)
鷹ノ巣に限らずそうなんですけど、北斜面から石尾根に上がった時の・・・その上がった瞬間の開放感がたまらなく好きです。通い慣れた道でも稜線が近くなると未だにドキドキしてしまい、自然と早足になってしまいます。
ということで日曜(02/05)はそんな鷹ノ巣山。今回は稲村岩尾根を上がって鷹ノ巣に上がったあとは、捲き道経由で六ツ石山へ行き、最後は当然ながら?チトひねって山ノ神尾根を下降してきました。
(稲村岩尾根中部にて)
普段は早朝でも必ず誰かは入っている稲村岩尾根も今の時期となるとやはり私ひとりだけ。登りだしは寒いながらも雪はなく滑り出しは快調。
好天の許、快調に稲村岩のコルに上がって稲村岩尾根を辿り始めるとここはやはり人通りのある登山道。1200m附近から断続的にアイスバーンが現れて歩きづらくなったので、ここでチェーンを装着。しばらくは快調でしたが、30分ほど経つとまた滑るようになったのでおかしいなー、と思って足許を確認したらなんと両足ともにチェーンが切れていて使い物にならなくなっていました。
要は前に使ったのが2年前で(しかも洗いもせずにそのまま放置)点検もせずに持っていったのが仇となったのです。
(石尾根縦走路・捲道の様子)
これはヤバいなーと思いつつ尾根を詰めていくと、ヒルメシクイノタワが近づく頃にはとうとうアイスバーンが続くようになりもう大変大変。木に枝に岩にそしてスズタケに捕まりながらなんとか足場を確保して登っていく感じになってしまい、鷹ノ巣山までがこの日一番大変な行程でした。
鷹ノ巣山に上がるとさすがにポツポツ人がいましたが普段に比べれば少なすぎるぐらいで、目の前の大きな展望を楽しみつつのんびり休憩。とにかく鷹ノ巣からの展望は本当に素晴らしい!個人的には雲取よりも好きです。(^^)
(六ツ石山にて)
のんびり休憩してもまだお昼前だったので、今回は3年ぶりに捲道経由で六ツ石山へ向かいました。もちろん展望には恵まれませんが、ここも自然林が美しく、とても素敵な道のりです。
尾根道と合わさり六ツ石山西鞍部に下ると道は北側を捲き出すのですが、ここがまたアイスバーンになっており、こりゃ たまら~んとばかりに登山道と離れて直に六ツ石へ詰めてしまいました。(^^ゞ
(山ノ神尾根上部の雑木林)
いつの間にか立派な標識の立っている山頂で一息ついたら、となりの狩倉山へ向かいさっそく山ノ神尾根の下降開始。
尾根上部は美しい雑木林のもと、のんびりしたくなるような広尾根もあったりしてなかなかの雰囲気。心配していた1250m圏の露岩帯は凍結もなく東側を慎重に捲いて下ります。そして1200m圏を過ぎると東側が植林になりますが、西側は雑木が続いてなおも好ましい雰囲気。こんな事ならもっと早く歩いておけばよかったです。
小菅山(989m)を過ぎると暗い植林帯に入りますが、尾根が広いせいか踏跡が皆無で、そんなものなのかなーと思いながら降りていたら、実は一つ北の尾根へ外れていました(笑)。
(山ノ神尾根、1250m圏露岩記号の場所)
慌ててトラバースして尾根に戻るとそこには明瞭な道筋がついていて、無事 小菅の伽藍神社に到着。でも今回はここからがしんどかった。
小菅から大沢へ下るのも結構かかったし、大沢に着いたら運の悪い事にバスは10分前に通過したばかり。結局奥多摩駅まで40分弱の歩きが加わって、バスの事でガックリした事もあり駅までの道のりは本当に長かったです。
帰りはちょっとしんどかったけど、好天の時の石尾根はやっぱり楽しいですね。でも今シーズンは果たしてスノーシューの出番があるだろうか。。。
・・・・・☆
ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
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コメント
いや~、最近は職場も比較的近いし田舎もんだから都心へ出る機会が極端に少ないの(笑)。本当は都心へ出てお買い物したいんだけどね。二月に一度とかそんな感じ。でも出た時は池袋のコージツも寄ってますよ~。
モンベルのアイゼン、増産したみたい。
https://www2.montbell.com/japanese/asp/products/Spg_shosai.asp?cat=2904&hinban=3721002
軽登山靴をつごう三足使っているので靴を問わずにつけられそうなのに惹かれています。4000円と安価だしもしかしたら買うかも。でもCD買っちゃうだろうな。
投稿: komado | 2006.02.16 21:53
モンベルの新しい6本?
かかとに装着するやつ?
池袋のコージツは種類が豊富でしたよ。
4本爪だけでも5種類以上ありました。
投稿: かず | 2006.02.14 21:50
スノーシューは・・・もう諦めモードです。普段より雪の豊富な北や西の方へ行かないとダメなんでしょうね。
今シーズンは雪もそうだけど、楽しみにしていた川苔谷や三ツ峠北口登山道の氷瀑ツアーも一月半ばの高温で諦めてしまいました。そういう意味ではちょっと不完全燃焼かもしれません。
アイゼンとかのああいう滑り止めは基本的に人通りのある登山道を歩くから必要なのかも知れません(笑)。アイゼンはいちおうもっているんだけど、こちらではもう7,8年は使っていないと思う。チェーンだって今回みたいに二年に一度とかそんな感じです。
でももう売り切れちゃったんだけど、モンベルの新しい6本は安価で靴を問わずつけられそうなので来シーズンは試しに買ってみるかも。(^^)
投稿: komado | 2006.02.13 19:50
僕もチェーン持ってるけど、あんまし使ったことないんだよね。
やっぱし4本爪が重宝するかな。
最近はいろんな種類のが売ってるよね。
1,800円の紐のやつ買いました。
ゴムのって大きい登山靴だと装着意外と大変なのよ。
スノーシュー出番あるの?
。・°°・(>_<)・°°・。 ウエーン
今年は一回も使わずに終わりそうです。
谷川岳とか北の山に行かないとダメかなあ?
投稿: かず | 2006.02.11 22:17
はい、用具の点検はマメにしましょうね!(笑)
小菅山からの下りは一つ北の尾根がちょっと明るくなっていたんで引きこまれてしまいました。でも突然急斜面になったのでそこで間違えに気づきました。
川乗橋や大沢だともう歩ける距離なので日原のようにバスの時間を頭に入れて行動しなかったのが今回は仇となりました。おそらく歩きだろうなとはわかってはいたんだけど、通過が10分前となるとさすがに口惜しくて。。。
投稿: komado | 2006.02.08 19:46
滑り止めが壊れてご愁傷さま、受験生には聞かせられない話ですね(^^;
小菅山はつい北側に誘われそうになります、前回は途中で気が付き登り返した記憶があります
車道歩きはお疲れでした
ぼくは大沢でバスに乗ったことが有りません、いつもタイミングが合わないのです
最近は川乗橋から何度も歩かされています、早めに降りてきて三時から四時半までの空白時間にはまるとどうにもなりません
投稿: 火星人 | 2006.02.07 08:47