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2006.01.23

気分爽快!滝子山 (^^)

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(朝の滝子山・・・右が滝子山南尾根・左が浜立山南尾根)

いや~先週の記事でそろそろ雪があったりするのかもとか云っちゃったら、本当に降りやがりましたね~(笑)。とりあえず週末は御坂方面のつもりだったんですけど、降雪明けでチト遠いのはリスキーなので電車で行ける山ということで選んだのはやはり??滝子山。

今回は南面の柏木沢(三ノ沢)とズミガ沢(四ノ沢)に挟まれた尾根・・・浜立山南尾根を登路にとり、下りは南東尾根を穴沢山(△954.4m)まで行き、送電線巡視路を降りて立河原出るコースを歩いてみました。

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(浜立山南尾根下部にて)

浜立山南尾根は滝子山をめぐる主立った尾根の中で私が歩いていない、いわば最後の尾根。もちろん「とって置いてあった」というのもあるのですが、尾根上部の急峻さに腰が引けていたと云うもの実はあったりします。とはいえ、そんな尾根を降雪直後に訪れたとあってはあまり信用してもらえないかな~??

とにかく降雪明けの雪化粧された周囲の様子には行きがけの車中から興奮しっぱなしで、朝の滝子山も↑ご覧の通り。普段は退屈な林道歩きも今回は非常に楽しいものでした。

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(ここから難場のはじまり・・・浜立山南尾根上部にて)

登路の浜立山南尾根ですが、尾根にはズミ沢登山口へ向かう林道から大鹿林道に入ってすぐの送電塔から難なく取り付け、1164m峰まではすっきりとしたアカマツ林に雑木林が混ざる中、急ながらも平穏な登りが続きます。心配していた積雪は深くても15cmほど。

そして1164m峰を過ぎると尾根が痩せ、岩が出てきて滝子山南尾根(いわゆる南稜・寂しょう尾根)の上部と同じような雰囲気になり、振り返ると見慣れた周囲の山山の白さに目を見張り、富士に南アのスカイラインもクッキリ。やがて正面を立ち塞ぐ3mほどの大岩が現れてからがこの尾根の核心でした。

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(頂稜から西側の展望・・・お坊山、御坂の山山に南アも)

大岩は右に捲けそうでしたが雪がついていて怖かったのでここは直登。それをこなすと今度は手がかりの少ない岩の斜面に変わって、灌木を手がかりに這い上がるも今度はその灌木に行き場を阻まれたりと、雪がついている事もありここはちょっとしんどい所でした。

その難場をこなすとまもなく空が明るくなり、ポンと滝子山の頂稜飛び出します。滝子山の南尾根を上がる時もそうなんですけど、山頂に着く時よりもこの頂稜に上がる瞬間の方がクライマックスというか、あ~、上がりきった~ という気持ちになるのです。不思議なことに。

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(山頂直下はこんな感じ)

まずはすぐ西にある浜立山に寄り、それから滝子山へ向うと甲斐駒から笊ヶ岳までの南アの稜線に、八ヶ岳、奥秩父、そして八ツとにせ八ツ(笑)の間には北ア(穂高らしい)ともうもう見え見えの展望に思わず歩みも緩くなりがちで、山頂直下で南稜を上がってきたであろうハイカーに抜かされそうになる始末。頂稜の積雪も吹きだまり以外は15cm以下といった具合でした。

それでもなんとか山頂一番乗りは確保して(笑)、山頂でのんびりランチ。しばらくはそのハイカー氏と二人きりだったので今回も静かなままかな~?と思ったけどそこはさすがの滝子山。あとから単独さんやらパーティがやって来て、正午近くになると狭い山頂はいつもの賑やかさになっていました。

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(穴沢山南西尾根の露岩帯より・・・高川山、初狩を見下ろす)

賑やかになった所で山頂を抜け出して下山開始。穴沢山は3度目だし、今回は送電線の巡視路を辿る事に決めていたので急な下りに気を使うだけでRFの要は皆無。でも穴沢山を過ぎて、道が尾根を右に外れる所のすぐ先にある小ピークは↑上の画像のように展望がひらけているのでここは是非にでも寄って欲しい所です。

あとの巡視路も道はしっかりしており、小ピークから立河原まで30分ほどでした。

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(今日もアリガト (^^) 初狩駅より )

降雪直後の好天に恵まれた事もありましたが、やはり今回も滝子山に遊んでもらったのでした。(^^) とにかく何度訪れてもその度に新たな魅力を見せてくれる・・・滝子山はほんとうに佳い山ですね。

今回で滝子山をめぐる主立った尾根・ルートは一通り歩かせて貰った事になりましたが、今後も折を見てというか困った時には(笑)何度でも再訪するつもりでいます。

・・・・・☆

ということでこの日のREPはこちらをご覧くださいませ。<(_ _)>
 

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【大菩薩・権現山稜 2006】」カテゴリの記事

コメント

時ノ坊さん、トラックバック有り難うございました。鎮西八郎為朝の話も少しは知っていましたが、いろいろあるのですね。恵能野も久しく訪れていないので、ちょっと寄りたくなってきました。(^^)

投稿: komado | 2006.03.11 23:43

トラックバックさせて戴きました。どうぞよろしくお願いします。

投稿: 時ノ坊 | 2006.03.08 21:19

一雲さん、kuroさん、こんばんわ。

滝子山は多くの尾根を四方へ侍らせているので、一雲さんのおっしゃるとおり考え次第で尾根に沢にと一つの山で多彩なルートを組めるある意味??珍しい山かもしれません。

>一雲さん
確かに楽しかった・素晴らしかった事よりもしんどかった事の方が不思議と記憶にも残りますね。ボクの場合夢の中でそういう時の感覚がよみがえってハッとする時があります。

あー素敵だったなぁ・・・でハッと目覚める事はあまりないですよね(笑)。


>kuroさん
滝子山はヒネらなくても楽しめる山ですよ。個人的には南稜(寂しょう尾根)を登るのが一押し。そして下りはズミ沢でも檜平~藤沢、どちらでもどうぞ~です。(^^)

実は空気の澄んだ今の時期も好きなんですけど、イワカガミ、そしてそのあとにツツジが咲き出す5月の後半も一つの好機だと思いますよ。

投稿: komado | 2006.01.29 21:28

レポ読んできたのだっ!
電車でビューだね、こういうのうちの相棒すきなんよ・・なぜかと言うと帰りにビールのめるから、ここは何時の季節お奨め?

今年のリストに入れておこうと・・

投稿: kuro | 2006.01.28 17:12

komadoさん、こんにちは。
滝子山は、いい山ですよね。
komadoさんの記事を読んで改めてそう思いました。
私が最後に滝子山に登ったのはもう7、8年も前になります。
滝子沢をつめて山頂に至り、下りは尾根づたいに初狩にぬけました。
コースによって、いろいろな楽しみ方ができる山です。
その時も頂上直下の急登では灌木に悩まされたのですが、そのように多少しんどい思いをした山行の方が、後々までなつかしく振りかえることができますね。

投稿: 一雲 | 2006.01.26 05:57

トップの写真はうまく撮れました。見た感じの雰囲気に広がり。とはいえこんなにうまく行くのは滅多になく、いつも違うなぁ・・・とガックリしている方が圧倒的ですから。。。

そのわりに光画のお勉強は全くしていないのでまぁしょうがないですよね。というかもう全くの別物と割り切っていたりします(苦笑)。

笹子周辺では滝子山と本社ヶ丸はもう永遠のスタンダードだと思っているのですが、山姿だけみれば滝子が圧倒していますね~。よそから見るだけでなく今度は行けるといいですね。(^_-)

投稿: komado | 2006.01.25 23:19

うわぁ!
トップの写真すごく、きれいですね

いいですねぇ 滝子山に行けて・・・
先々週の高川山(屏風岩)からの 滝子山のお姿 すごく良かったんです、

でも、いった気分になれた気分?
に 少しなれたかも

投稿: ba_sobu | 2006.01.25 00:17

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» ・8日投稿 山の伝説「中央線・滝子山と為朝」 [山のふみあと日記]
某月某日の山行記 「山の豆知識」をご笑覧ください。 大菩薩峠から南に延びる小金沢連嶺の最南端・滝子山。三つのピークをもち、三峰が連立しているので三ツ丸の名もあるそうです。この山は鎮西八郎為朝が住んだ所という。北側直下には、鎮西ヶ池もあります。鎮西とは鎮西八郎為朝のことだといいます。 保元の乱で破れ、伊豆大島に流罪になったその為朝が伊豆に上陸、ひそかにここまでやってきたというのです... [続きを読む]

受信: 2006.03.08 21:26

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